被害者さまに衷心より哀悼の意を表したいと思います。
全く、とんでもない事件です。
おそらくは、加害者が一方的に悪い事件です。
ナイフを数本持って背後から人を刺すような悪逆非道の者には、いくら予備校生だと言っても、微塵も同情できません。
被害者さまのご冥福をお祈りするばかりです。
この事件は、報道による断片的な情報しかしりません。
ですから、憶測交じりになることをお許しください。
「バカにされたと思ったから刺した。」
と少年が供述したと聞きます。
背景には、少年の一方的な恋心など男女関係が絡んでいるかもしれません。
しかし、「バカにされた」という言葉を文字通り受け取ると、少年は少女に認められたかったのだと思います。つまり、人と自分の優劣の感覚から事件が起きたと想像できます。
※ もちろん、コイツは、特異なとんでもないヤツです。
※ 以下にいろいろと述べますが、「心得違い」の人が、少年のように事件を起こすわけではありません。ここは、くれぐれも、ご注意ください。あくまでも、彼の曲がっていった心理のごく一端についての記述です。
成績が悪い人も、その原因理由は様々です。のんびりしているだけの人もいれば、欲がない人や気がいい怠け者の人もいます。しかし、
どの世界でも同じですが、中には心得違いのせいでできない人もいます。
コイツは悪い意味で勉強ができない人(ただし、一流大学に受かった人にもこのパターンの要素を持つ人はいます)ではなかったのではないでしょうか。
どうしようもない男が女にバカにされたような被害妄想を抱く…非常に良くあることです。
それが殺人事件に発展するとは、
勉強の仕方 が絡んでいるような気がしてなりません。
勉強の仕方がよければ、どんなにできなくても、人のことには関心を抱かないでしょう。
たとえば、昨日、実際に経験したことですが、
路を歩いていて、見ず知らずの酔っ払いの男に、「バカ、死ね」など喚かれても、気になりません。その酔っ払いに関心がないからです。「バカ」と言われてショックなのは、相手が好きな人、親しくなりたい人だからです。
もちろん、勉強は一人でやるもの。他人に関心を持つことが間違いです。
以下、
勉強をする際、持ってはいけない発想をあげます。もしかしたら少年はこのパターンにはまったからこそ、曲がっていったのではないでしょうか。
1 自分と他人が同じだと思いたがる。
自分と他人が違うと思いしらせることは、教育の重要な成果です。
そこから、もろもろの人権感覚や思いやりが生まれます。「オレは、病気でもないし金もあるから関係ネエ」だったら、福祉も人権も何も成立しません。
なぜ、そう考えるか。(家庭教育も含めた)教育のせいですね。
「やればできる」「Aができることをお前ができないはずはない」「努力がすべて」「誰でも無限の可能性を持つ」…
これらは、真っ赤なウソです。
もちろん、「お前は見込みがない」などという必要は、ありません。しかし、だからと言って、真っ赤なウソをつく必要はないでしょう。
2 学歴を勝ち負けでしか考えない。
イ 大学に入ってからの勉強が非常に大きいです。
私が絶対に支持しないものに、「学歴ロンダリング批判」があります。東大卒で大学院落ちた人と、他大学卒で東大の大学院に入った人を比べると、後者が勉強の成果を挙げているはずです。
ロ 他人と自分を比較すること自体がおかしい。
東大(便利だからこの大学を例にします。京大でも早稲田でも構いません)が偉いと思っている人は、東京工業大や東京外語大などには少ないです。「ヘエ、すごいね」で終わり。やるべき勉強があって、それどころではないからです。
ハ 大学とその人とは何の関係もない。
東大生は存在します。また東大の教授も存在します。しかし、「東大」という人間はいません。自分を持っていないと、「東大」のような出身大学や、「藤原氏末裔」「日本人」のような出自に自分を同化させます。
ニ 大学と人生はある程度の関係しかない。
ノーベル賞の大村さんのように、学界の権威ですら、二番手三番手の大学を出た人も多いです。まして、社長になる、商売で成功する…は、一流大学に比較的多いとは言えますが、本人次第です。精一杯やって志望校に届かないとしても、それは、それで仕方がないし、挽回のチャンスもあると思いますが。
このうち、
イロハは、自分がないからこそ起きてくる問題です。
つまり、点をとることしか考えていないからこうなったといえます。
3 点取り虫になる。
なりふり構わず点を取る人は、出来る人には少ないです。
東大の問題は、本文に線を引こうが、接続詞に印をつけようが、本文を読めなければ、問題はとけません。
世間は、高学歴の人に、「卑怯な点取り虫」というイメージを抱きますが、全く逆です。
予備校で必殺技を習えばみんなできるようになる…」ちょっと考えれば、これほど間違った考えもないと思いますが。
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=3877423
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