先月に購入し放置していた漫画『空母いぶき』3冊をやっと読んだ。
『沈黙の艦隊』『ジパング』に続く、かわぐちかいじの話題作だ。
20XX年、尖閣諸島周辺で海上自衛隊と中国海軍が衝突!
それは中国軍が突如、尖閣と先島に上陸した事から、日本国内全体が混乱し緊迫する。
海に陸に空に・・圧倒的な中国軍の兵力の前に自衛隊は苦闘する。
こんな歯がゆい場面がある。
陸では・・すでに敵が上陸し、島は占領され基地が包囲された状況でも、敵が撃ってくるまで自衛隊は先に手を出せない。
目の前の敵に対して陸自は・・「撃ち合うだけが戦闘ではない」と言ってあっさり投降する。
空では・・領空侵犯した敵機に威嚇射撃されても先に手が出せない。
ただ逃げ回ったあげく案の定、撃墜されてしまう。
海では・・敵潜水艦の魚雷発射管に注水、発射口開口!
探知出来ても先制攻撃出来ない。
案の定、魚雷を先に発射される。
すべては戦争を回避するため、中国に戦争の口実を与えないため。
これが現実の専守防衛なのだ。
これらは決して笑い話では済まされない。
政治の場面も同じだ。
島で拘束された島民や陸自隊員が人質にされる。
「戦争を望まないという中国政府の言葉を信じたい」と・・外交ルートを通じてねばり強く交渉する事で解決策を模索する。
しかし、島民の引渡しには尖閣(釣魚島)を中国領土と認めよと言われる。
さて、この架空ストーリーは決してあり得ない話ではない。
事実、今の中国は南シナ海の島を不当に占拠している。
ここは我が国固有の領土と言ってしまえば、平然と実力行使するのが中国の中華思想だ。
そして、今も変わらない日本人の平和ボケと憲法解釈の制約が自衛隊の作戦行動を大きく阻害してしまう。
しかし、これも目の前に迫る現実の問題だ。
ちょうど今この時期、安倍首相が憲法9条改正を唱えている。
自衛権による軍備保有を認める新しい憲法を・・日本国民が本気で憲法の在り方を考える時期がきている。
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ビッグコミック『空母いぶき』第1巻〜第3巻
発行日:第1巻、第2巻/2015年10月5日
第3巻/2016年2月3日
発行所:小学館
B6判カバー紙単行本/200頁
価格:552円(税別)
ところで、主役の新型護衛艦「いぶき」・・これは「いずも」改良型と言う。
本編に主要データが無いので何とも言えないが、「いずも」のキットを使ってスキージャンプ甲板に改造するだけで簡単に再現できるのだろうか?
それとも新キットの動きがあるだろうか?
こうご期待です。
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