■北の湖親方 デーモン閣下の国技館“出禁”解いていた
(dot. - 12月13日 07:11)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=173&from=diary&id=3757455
「世を忍ぶ仮の姿」での場所入りしか認められなかったデーモン閣下が、大相撲の本場所の国技館へ「デーモン閣下」として入り、館内FM放送「どすこいFM」でのゲスト解説に出演したのが10年前、NHKの大相撲中継への出演も果たし、名実ともに協会が認める大相撲アナリストとしての地歩を固めたことになった出来事だと思います。
当時の大相撲といえば一人横綱の続いた第68代横綱朝青龍の全盛期であり、10年前の平成17年には史上初の7連覇、年間6場所完全制覇、年間勝利84勝(当時の年間最多勝利記録更新)と、前の年に続き朝青龍に始まり朝青龍に終わったような一年で、その土俵上の所作などで当時横綱審議委員会のメンバーの一人だった内館牧子などが朝青龍への非難を繰り返し続けていた時期でもありました。一方では協会の理事を務めていた二子山親方(元大関貴ノ花)が亡くなり、協会葬を行ったことがニュースの一つでした。
私は、朝青龍の天才的で頭脳的な相撲センスと速い攻めに魅力を感じていて、当時最も好きな力士でした。所作だの「品格」だので内館牧子を中心に横審が朝青龍に行き過ぎるくらいに攻撃的でワンパターンな非難を重ね、それに追随する論調をやくみつるや解説者となっていた舞の海などが繰り広げていた中、その流れからは遠くはないところにいながら、独自の見解を示していたデーモン閣下の言うことには案外説得力があるなと感じていました。
デーモン閣下の発言でなるほどと感じたのは、賭博スキャンダルで平成22年の七月場所(名古屋場所)の開催が危ぶまれていた際、当時のNHKのニュースでの電話取材に「絶対に開催すべき。中止すればこつこつと努力している多数の力士がかわいそう。努力している力士で大相撲を守りきるのがファンへの罪滅ぼし」と語ったことで、大相撲を真摯に守るこの発言が七月場所決行に導いた一つであったと言っても過言ではなかろうと思いましたね。
昨年、30回目の優勝を果たした横綱白鵬にテレビ出演で見せた、立ち合い変化した豊真将(現・立田川親方)に対するダメ押しについての「双葉山ならばそのようなことはしなかった」という一言に代表されるように、良いことは良い、悪いことは悪いと分かりやすく語る発言に、協会も“一目置く”存在と認識するようになったデーモン閣下。悪魔として国技館に入れたのも、あまり上手くはなかったとは言え相撲解説を好んで行い、ファンを大切にしていた北の湖親方が認めていたからでしょうね。
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