■三毛猫「たま駅長」死ぬ 和歌山電鉄、28日に社葬
(朝日新聞デジタル - 06月24日 18:07)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=3483174
和歌山電鐵貴志駅の三毛猫駅長「たま」が、一昨日夜に死んだ、ですか。16歳と言うことで、人間に例えると80歳ぐらいの歳になっていたとのことですが、和歌山電鐵の「社長代理」とされるまでの存在になったこの猫の16年強の一生こそ、南海電気鉄道貴志川線から和歌山電鐵に引き継がれたこの路線の‘’栄枯盛衰‘’の歩みの象徴のように感じましたね。
記事によれば、たま駅長は旧南海貴志川線貴志駅に住み着いたトラ猫が平成11年に産んだメスで、貴志駅隣の小屋で飼われていましたが、4歳だった平成15年に南海電気鉄道が貴志川線の経営から撤退する意向であることが発表されて、その住み処である貴志駅が無くなる危機に直目ということに。貴志川線、そして貴志駅の存続の是非をめぐって地元中心に存続運動が起こり、翌年に南海が正式に事業廃止計画書を提出したのを機に地元自治体が事業の引き継ぎ先の公募を行い、岡山市で路面電車などを経営する岡山電気軌道が名乗りを挙げ、選考の結果、岡山電気軌道が選ばれて100%子会社として和歌山電鐵を設立、平成18年に移管となった次第。
廃線とならずに良かったと思いきや、移管の際ちに南海電気鉄道から線路や駅舎の用地を買い取った地元自治体から小屋の撤去を求められたことで、飼い主が「猫が駅に住めるようにしてほしい」と和歌山電鐵の社長に直訴…と、記事のストーリーになっていくわけで、翌年の1月に貴志駅の駅長に‘’就任‘’、以降は全国的な話題を集める存在となりますが、8年半もやっていたとは、随分長い‘’お勤め‘’だったと思いますね。
駅長就任からの1年間で、和歌山県への観光客増加などによる経済波及効果が11億円に達したとする研究結果を発表した学者もいるそうですが、たま駅長のおかげで和歌山電鐵の業績も随分上がったようで、「いちご電車」、更には「たまちゃん電車」の登場にもつながるほどになりましたね。
しかし、たまも高齢となり健康問題も顕在化し、「出勤日」も限られ、先月からは「休職」となっていたとのことですが、80歳相当ということで、まさに‘’大往生‘’となったと思いますね。和歌山電鐵としては「社葬」が執り行われるようですが、会社も路線も、この猫に‘’助けられた‘’ところが大変に大きかったと思います。その存在同様、世界的なニュースになりそうな感じがしますね。
合掌。
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