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2015年06月07日09:04

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チャッピー(Chappie)


 

 「第9地区」「エリジウム」のニール・ブロムカンプ監督が、「第9地区」同様に南アフリカ・ヨハネスブルグを舞台に設定し、成長する人工知能を搭載したロボットをめぐる物語を描いたオリジナルのSF作品。2016年、南アフリカのヨハネスブルグでは、テトラバール社の開発した警察ロボットが配備されて注目を集めていた。ロボット開発者のディオンは、自ら考え、感じる人工知能(AI)を独自開発し、スクラップ寸前の1台のロボットに密かにAIをインストールしようとする。しかし、その矢先にストリートギャングに誘拐されてしまい、AIをインストールして起動したロボットは、ギャングの下でチャッピーと名付けられ、ギャングとしての生き方を学び、成長していく。そして、ディオンのライバルでもある科学者ヴィンセントにチャッピーのことが知られ、その存在を危険視するヴィンセントによって、チャッピーは追い詰められていく。ブロムカンプ監督の盟友シャルト・コプリーが、モーションキャプチャーによってチャッピーを演じた。デブ・パテル、シガニー・ウィーバー、ヒュー・ジャックマンが共演。(映画.comより)







ニール・ブロムカンプ監督のまたまた南アフリカが舞台の映画。でも、主だった俳優さんたちはみなハリウッド映画で見たような顔ばかりです。まぁ微妙な違いはあるのかもしれませんが。

今回は、シガニー・ウィバーがCEOを務める軍事企業のお話です。近未来のヨハネスブルグでは犯罪が多発し、もはや人間の手に負えなくなっています。そこで、銃で撃たれても死なない兵器ロボットを開発し、主だったところは人が押さえるにしても、現場に突入するなど、危険な任務はロボットが負うようになっています。

ロボットの開発部門では、学者肌のデヴ・パテルと元軍人のヒュー・ジャックマンがいて、デヴは、いつか人間の感情をも理解する「進化する人工知能」が可能だと信じて日々研究を重ねています。かたやヒューは、「ロボットになにが理解できる。人が操るしかない」と信じて、より強いロボットを作って自分がすべてをコントロールしようとしています。

描き方としては、腕っ節は強くても研究者としての才能が劣るヒューが、デヴに嫉妬しているような感じです。しかし、デヴも理想を求めるあまり、利潤を追求する会社にその考えを認めてもらえず、こっそり廃棄処分のロボットに人工知能を搭載する、という暴走をやってのけてしまいます。

しかし、治安の悪い街にはギャングが溢れ、そのロボットは彼らの盗みに遭ってしまいます。デヴのようなか細い研究者はギャングたちに殴られたらおしまい。抵抗するも何も、彼らには「一つづつ覚えさせるんだ」などという理想論は通じません。いきなり、街でも生きてゆけるよう、言葉から行動まで叩き込まれてしまいます。

彼らはどうしようもないクズなんですが、それでもチャッピーは「マミー」「ダディー」といってなつき、期せずして犯罪に加担してしまうことになります。

「それみたことか」とばかりに自分のロボットをひけらかそうとするヒュー、感情を持ち始めたチャッピーを助けようとするデヴ、それなりにチャッピーをかわいがるギャングたち、彼らが入り乱れてのクライマックスとなります。

そして、ラストは驚愕の展開へ。ちょっと予想外でしたね。安易といえば安易なんですが、う〜ん・・・。でも、個人的にはちょっと肩透かしかな。

最終的には悲しかったですね・・・。なんでこうなるのか。ヒトって本当に罪深い。別に宗教をやっているわけではありませんが、なんでもっと仲良く、理性的に暮らしてゆけないのかな・・・とは思います。もちろん、そんな理想郷あるはずないのですが。悲しい。



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