もともとTPPはチリ・ニュージーランド・ブルネイ・シンガポールの4国が「アメリカなどの大国に経済で負けないように連携しよう」と始めたもの。つまり、「大国に情報が漏れると経済連携協定締結より先に大国が動いてしまうので、交渉内容は秘密にし、かつ、成立した内容の再討議は行わない」ということでスタートしたものだ。
が、日本では政治・外交空白の3年間があって、その隙にアメリカがTPP交渉に参加してしまった。日本はTPP交渉にオブザーバー参加したいな〜とか寝ぼけたことを抜かしていたために、参加国からNOと言われ、アメリカに先を越され、TPPの初期理念は骨抜きにされた。
で、その空白の3年間の終わりごろに野田首相がTPP交渉参加を決定し、ついでに消費税増税も決めて国会を解散、自民党・安倍首相が後片付けを引き継ぐことになったわけだ。
が、初期のTPP交渉の条件であった交渉内容の秘密保持などは今も変化していない。変化したのはアメリカという大国が参加したことで初期参加国などの目的が怪しくなった。
ぶっちゃけ、私が異様だと思うのは「アメリカもTPPの初期理念は知っていたはずなのに、無理やり参入して日本も巻き込んだ」ということのほうだ。
そして、安倍政権は特定秘密保護法を通したわけだが、残念ながらこの法律、国会議員に適用されるかどうか、よくわからない(官僚などには適用される)。外交上の秘密であるTPP交渉内容が勝手にどこかへ漏れることがあればそれこそ国際的な大問題になる。それどころか、アメリカやカナダなど以外のTPP交渉参加国(経済規模の小さな国)にとって大打撃になりかねない。
西村副大臣がアメリカの例を見て日本でもできないか検討したい、というのは性善説に基づいたものだと思うし、本来ならそうしてほしい。
が、日本の国会議員に秘密を守れない連中がいる、という事態も事実のようだ。(これも大変異様な話だ)
私が見るかぎり、異様なのはTPPではないね。
アメリカのような国の貪欲さと、日本の国会議員が信用できない、という事実のほうだ。
■国会議員すら中身知らない TPPの異様さ
(dot. - 05月26日 16:11)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=173&from=diary&id=3435168
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