麻生財務大臣のADB総会での演説内容はこちら>
http://www.mof.go.jp/international_policy/mdbs/adb/2015st.htm
そのどこにも「日中韓の金融協力」は出てこない。共同声明にあるのかもしれんが・・・
日本の国際支援は金を出すだけではない。建造物をつくるだけでもない。
途上国にとって橋や道路が必要なのはわかるが、その前に「借りた金を返せるか」「どの程度の効果があるのか」「安全性は」「継続性は」といった問題にすべて答えなければならない。
日本(ADB)は簿記や工業の基礎などを教えるところから始める。そして環境への負荷の見積り、経済発展の可能性などを見極め、実現可能となってから融資を開始することになる。
日本の東海道新幹線建設のために、世界銀行から借金したときも同じような審査を受けている。
そして国鉄は見事借金を返し、利潤を生む「東海道新幹線」は今も進歩しながら安全に快適に乗客を運び続けている。
もし、東海道新幹線が失敗におわっていたらどうなっただろう。借金は返せず、自然は破壊される。夫妻を背負わされるのは日本国民ということになっていただろう。
これが貧乏な途上国でおきたらどんなことになるか・・・交通、農業・漁業・林業・鉱業・工業をはじめとする経済がさらに崩壊し、ヘタをすれば内戦状態に陥る。(ウクライナなどでおきている内戦も金がなくなって発生したものであり、解決は遠い)
そこに平和維持と称して人○□放軍が入ってきたら目も当てられない。
中国の支援で建設される場合、中国人が大挙してやってきて建設をし、儲けは現地に落ちずに建物や橋、道路だけができて、のちのメインテナンスができない、という話も聞く。
日本の場合、技術者が派遣されるのは同じでも、現地のひとびとを雇い、必要な教育を行い、一緒に仕事をし、できあがったもののメインテナンス技術まで教える。もちろん、そうなると手抜きもできない。地元もそれなりに潤い、しっかりしたものができ、あとの補修技術も残る。
日本が信頼される理由がこれだ。かつてアメリカなどから教えられた方法をさらに改善している。
もちろん、これは現地だけにメリットがあるわけではない。請け負った日本の企業が税金を収めることで日本の税収が増え、国債発行額が減る。トリクルダウンがなくても、国民にとって少しプラスになるわけだ。もちろん、経常収支にとってもメリットがある。(ODAでも同じ、貸しているのは外貨準備からなので国民の税金ではない)
さて、AIIBとADB、どちらが信頼を受けるだろうか。
なにより演説冒頭でネパール支援を表明している。ひとの不幸を利用するようではあるが、日本が本当の意味で世界の平和に積極的に貢献する方法のひとつとして、優れた方法であり、政策だと考える。
■アジア向け投資拡充=麻生財務相が新構想表明―日中韓、金融協力で一致
(時事通信社 - 05月04日 01:01)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=3401550
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