外交というのは「相手に花を持たせて自分が実をしっかりいただく」ぐらいの腹芸が求められる。
2013年末の靖国神社参拝、先日のバンドン会議での演説、アメリカ議会での演説は世界各国の「反応」を見るために行われた「偵察」であったと見ることもできる。
非難したのは結局のところ3つの国だけであり、他は静観、または好意的に解釈してくれたようだ。中には声のでかい国の言い分をコピーした報道も多数あるようで、これはこれで問題がある。
ただし、戦争について日本が謝罪する必要はないし、賠償責任もない。そんなものを要求するほうが非常識なのだが、現状において「花をもたせて実をいただく」(謝罪して実利をとる)ことは日本にとって不可能であり、無意味であり、さらにたかられる結果を招くだけなので絶対に行ってはならない。(中国は絶対に謝罪しない、って話もあるしな〜)
ということで、ふたつの要素を談話に入れてみてはどうかと考えている。
1.
・太平洋戦争末期、民間人を乗せた疎開船が米軍の航空機の攻撃をうけ破損、海流に流されてある島にたどりついた。
・島は嵐の際など、避難場所としても利用されてきた。
・生存者には台湾人、朝鮮人を含む。
・もともと、付近の島の住民がかつおぶし工場を運営したりしていたので水はあるが食料はほとんどない。
・船・機関を直して脱出しようと試みるも失敗
・小船を作ることだけはできたので(たまたま船大工がいた)連絡がつき、一部ではあるが生還できたひとびとがいた。
・現在もほそぼそと慰霊祭が行われているが、その島に上陸することはできず、慰霊のための社なども破壊されたままになっている。
・現在、その島は日本国が領有・保有しているが、豊かな漁場である周辺海域には付近の漁民が近づくこともできないでいる。
・紛争・論争・諍いの場ではなく、戦時の記憶をとどめ、平和への礎として、周辺の漁民の生活の糧として、その島、海域を後世に残さなければならない。その島こそ、尖閣諸島である。
2.
・戦争で被害をうけるのは軍人・軍属だけではない。もっとも多くの被害を受けるのは弱者であり、子供たちであり、女性でもある。
・戦争当時、勇敢に戦ったのは軍人・軍属だけではなく、それをささえたすべての国民であり、なにも恥じることはない。
・日本は軍事拠点ではなく、都市への無差別爆撃を受けた国のひとつではあるが、その責任を戦争当時の相手国などに求めたりはしていない。戦争が終結し、講和が成立した以上、日本国がその被害への責任を負うのがあたりまえのことであり、これまで日本は原爆の被害も含め、そうしてきた。
・日本にも戦後の暗い歴史があり、その最大のものが国家による売春施設の運営であろう。そうするしか生きる術のなかった女性がいたことを忘れてはいけない。
・日本だけではなく、世界中に教育も受けられず、生きる術を失い、身を落としていく女性が数多くいる。
・日本は過去を痛切に反省し、不幸な弱者をひとりでも減らすために力を尽くしていく。性別だけでなく、宗教、国籍、障害など、あらゆることで人は差別されてはならない。
・貧困は大きな脅威であり、暴力に、テロにもつながる平和の敵である。日本は世界に向けて、貧困を撲滅し、より平和な社会をつくるため、積極的に行動する。
・日本はかつて、アジアの女性のために「アジア女性基金」を運営していた。これは2007年でその役割を終えている。いまこそ、もっと包括的で、より実態に即した体制作りが行われるべきだ。
・日本が主張しつづけている「女性が輝く世界」を実現するためにも、有効であると信じる。
・日本だけでなく、この体制に参加してくれる国はどこであれ歓迎する。
・・・実現したらえらいことになるとは思うが・・・
<安倍首相演説>中韓が批判的反応…70年談話をにらみ
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=3397739
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