いつもどおり、大きな数字を並べて煽動したい記事だと思うので、冷静に乗ってみる。
福島県の面積は1万4千平方キロ程度。年間降水量は1100ミリ程度。
掛け算すると雨水(雪なども含む)の総量は1年あたり15400000000000リットル。これに最大値の5万2千ベクレルを掛けると約800000000000000000ベクレル(ゼロの数17個)というとても大きな数字になる。
これが全部ストロンチウム90だと仮定(ほとんどはトリチウムなどのはず)する。
とすると半減期は30年。その秒数を2倍したものが1ベクレルの原子核の数になる。
原子核の数は1500000000000000000000000000個(ゼロの数26個)。
1モルに含まれる分子(原子)の数はアボガドロ数で、6×10の23乗なので、これで割るとモルという単位になる。これで、2500モルぐらい、ということになる。質量に変換すると、230グラム。密度が2.6ぐらいなので、おおざっぱにコップ半分の量といっていいだろう。
雨水に溶けている、とすれば雨水の量が15400000000000リットルなので、1リットル中に15ピコグラム。0.000000000015%(W/V)と、水溶液としては超低濃度になる。濃度の数字は当然、今回検出された5万2千ベクレル毎リットルという「高濃度」でも同じになるはずだ。
この数字はあくまでも、私が「福島県に1年間に降る全部に、今回検出された最大濃度のストロンチウム90汚染があったと仮定して、計算してみた」だけのものであって、実際の数字からは大幅にかけ離れた値だ。
これがどの程度危険なのかは自分で考え、自分で判断してほしい。
できれば広島・長崎などの原爆、黒い雨(その後まともな除染はされていない)、ビキニ環礁・ムルロア環礁などの実験の結果なども合わせて考えてみていただきたい。
私個人の意見としては「こうやって危険を煽動するだけのマスコミ」がいちばん危ないと思うんだがね。
■2号機屋上の水から高濃度放射性物質 外洋流出も
(朝日新聞デジタル - 02月24日 21:37)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=3289771
ログインしてコメントを確認・投稿する