カティア・ブニアティシヴィリ
Khatia Buniatishvili
1987年グルジアのトビリシ生まれ。母親からピアノの手ほどきを受け、わずか6歳でオーケストラとの共演を行った。トビリシ中央音楽学校を卒業後、トビリシ国立音楽院に入学。12歳から本格的に演奏活動を行っており、すでに多くの音楽祭に招かれている。スイスのヴェルビエ音楽祭やメニューイン音楽祭、ルガーノ音楽祭における「マルタ・アルゲリッチ・プロジェクト」、ギドン・クレーメルの「ロッケンハウス音楽祭」フランスの「ラ・ロックダンテロン国際ピアノ・フェスティバル」、ニューヨークの「サラトガ音楽祭」等に参加。2003年ホロヴィッツ国際コンクールでは、特別賞受賞。 同年エリザベート・レオンスカヤ奨学金を付与され、同じ年、パリのフランソワ=ルネ・デュシャーブルのマスター・クラスに招待された。また、オレグ・マイセンベルクからウィーンに来て学ぶよう説得され、彼が教授を務めるウィーン音楽院に入学し、現在も彼の下で学んでいる。2008年にはショパン、ピアノ協奏曲第2番でカーネギーホールにデビュー。同年アルチュール・ルービンシュタイン国際ピアノコンクール3位並びに最優秀ショパン演奏賞、オーディエンス・フェイヴァリット賞受賞。また、フィラデルフィア管弦楽団やイスラエル・フィルハーモニーを始めとしてサンクトペテルブルク・フィルハーモニー交響楽団、北ドイツ放送交響楽団、ドイツ・カンマーフィルハーモニー・ブレーメン、クレメラータ・バルティカ等と共演している。パーヴォ・ヤルヴィとの信頼が厚く、今後ロッテルダム・フィルハーモニー、パリ管弦楽団にも彼と共に登場する予定である。ウィーン楽友協会およびウィーン・コンツェルトハウスによって2011/2012のシーズンの「ライジング・スター」にノミネートされた。2010年よりソニークラシカルの専属アーティストとなった。
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