『彼は、私が審査員席から拍手を贈ったただひとりの人です』
―マルタ・アルゲリッチ
エフゲニ・ボジャノフ(Evgeni Bozhanov)は1984年3月10日、ブルガリア、ルセ生まれ。6歳でブルガリアのラウス音楽学校でピアノを始め、12歳でラウス・シンフォニーと共演しデビュー。2005年からはロバート・シューマン音楽大学でゲオルク・フリードリヒ・シェンクに師事し、また伝説的ピアニスト、ドミトリー・バシキーロフより薫陶を受けている。2002年エッセン・コンクール、2006年ベヒシュタイン・コンクール、2008年カサグランデ国際ピアノコンクールにて相次いで優勝。同年ロシアで開催されたリヒテル国際ピアノコンクールでも最高位を受賞。2009年ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールファイナリスト(室内楽賞受賞)。2010年エリザベート王妃国際音楽コンクール第2位。第16回ショパン国際ピアノコンクール第4位。
『私にとっては、ひとりのピアニストがずばぬけていました。ボジャノフです。』
―ケヴィン・ケナー
(ショパンコンクールにて)
『エフゲニ・ボジャノフは素晴らしいテクニックと深い音楽性を兼ね備えたピアニストだ』
―アンドレ・ワッツ
『絶対的コントロールと聴衆を催眠にかけてしまうかのような魅力を持ち、音楽家が一生かけても表現しきれないニュアンスをたった1小節の中に表現する』
―ダラス・モーニング・ニュース紙
『胸が張り裂けそうなほど優しく、情熱的で息を呑むほどの演奏』
―スター・テレグラム紙