ちとアレ

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詳細 2007年3月28日 21:08更新: 沖田英史というオッサンがいる。
職場では常に”解職”という脅威にさいなまれつつ、
上司の目に怯え、同僚にうとまれ、
ただひたすらに小動物のごとく自分の出来ることを
模索する男・沖ちゃん。

ただ一滴のアルコールだけが、彼の内面に存在する
＜ほとばしる激情＞を明示する。
小説・詩・映画・音楽・漫画・バレエ・舞踏・絵画・彫刻・・・・・
堰を切って溢れ出した
芸術全般に捧げる盲目的な愛の賛歌は
とどまることを知らない。

言語で表現しきれない想いは、もどかしさとなり、
聞いたことのない擬音や狂気的なジェスチャーを誘発する。

彼の脳内に溜め込まれた膨大な知識は
ただただ秩序のない感性の海に飲み込まれ、
何一つとして論理性を確立できないままに
オッサン特有の＜物忘れ＞によって
年々、忘却のかなたに葬り去られている

沖「オレ、仕事も何もかもダメなんだよー
　　コレ、しょうがないんですよ」

しょうがなくないのである。
知識を有効活用することを忘れ、
吸収作業の無限地獄に自分の人生を捧げる男・沖ちゃん。
齢４０・独身である。

彼の存在そのものが
効率至上主義社会に対するアンチテーゼなのだ。

★コミュニティーのねらい★
みなさんがこれまでの人生で目にした、または出会った
愛すべき狂気的な人物や異常な体験談を提出しあい
狂気の本質とその役割を顕にし、
それぞれの人生の糧にしよう。というものです。

■テーマ■
狂気・異常・気違い・気狂い・ちとアレ・日常・闇・
真理・教祖・カリスマ・笑　　　　　　　　　　　　など