10月23日より新しくこのコミュニティーの管理人になりました、
「やまさん」です。
牛さんともども二人三脚でこのコミュニティーを盛り立てていきたいと考えています。
よろしくお願いいたします。
ここしばらくは、「介護」をめぐる話題は暗くて見通しのないことばかりでした。
「コムスン」をめぐる一連の報道の中で、介護業界の「影」の部分が炙り出され、世間一般に
「介護保険制度の欠陥」=「低報酬」=「低賃金」=「持続不可能な現行制度」が認識してもらえ、「改善」は急務だとの機運が高まりつつあるのは、「怪我の功名」とでも言いましょうか。
私たち「介護職」も、「誇りを持って働き続ける制度」の実現を目指し、微力ながら積極的な発言を行っていきたいものです。
このコミュニティーでは引き続き前任者の意向に従い、「介護職のこれからを考える」そして「行動する」コミュニティーを運営を目指して行きたいと考えております。
コミュニティーの紹介および趣旨の説明は、”牛”さんのコメントを引き続き掲載させていただきます。
改めてどうかよろしくお願いいたします。
介護業界に入って7年目、簡単な仕事ではないと分かっていたけど正直きつい。
将来のことを考えると不安になる。
理由としては
・収入が低い
・体力的にいつまで持つか不安
・職場の人間関係が難しい
・良い人材がどんどん辞めてしまう
・サービス残業は当たり前
・有給なんてあってないようなもの
・体調が悪くても休めない
・その割りに高い専門性を求められる
・何かトラブルがあると全て介護職の責任
見返りを期待しているわけじゃないけど、たまに仕事をしていて虚しくなる瞬間がある。
介護の仕事は好きだけど、この労働条件じゃ正直言って生活していけない。
忙しさや精神的な余裕のなさで良いサービスが提供できないと悩んでいる。
多くのストレスに潰されそうになり、様々な矛盾を感じながら、いかにして利用者の方々に良い生活、老後を送って頂くか真剣に考えている。
要介護者は増えていく一方なのに、介護者は辞めていく一方。
国は一体どこまで真剣に介護の問題を考えているのか分からない。
利用者から契約以外の仕事を頼まれたり、性的な嫌がらせを受けているが、お客様なので断れない。
などなど、職場での悩み・不満、制度に対する疑問、こうなったらもっと働きやすい、介護業界のここが嫌で転職した、逆に仕事をしていて嬉しかったこと、楽しかったこと、介護への熱意など意見交換の場にしたく、コミュニティーを作りました。
非常にネガティブな説明文になっていますが、これを如何にしてポジティブに転向して行くかが、このコミュニティーの目的です。
切っても切れない、介護とこれからの日本。
このコミュニティーが介護業界の労働条件を変えるきっかけになれたらと思います。
トピ立て、アンケート等ご自由にどうぞ。
初めましてトピの乱立を防ぎたいので、はじめましてはこちらからお願い致します↓
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参考までに↓
介護労働者21%離職
2003年12月から1年、肉体的負担大
介護労働者の年間離職率が21%に上り、全産業の平均(16%)に比べて高いことが、厚生労働省の関連団体「介護労働安定センター」の調査で、9日わかった。同省は、入浴の介助や夜間勤務など、肉体的負担が大きいことが主な理由と見ている。
調査は、2003年12月から1年間、介護労働者約1万5000人について、事業所を対象に実施。施設などで正社員として働く介護労働者の16・8%、非正社員だと23%が離職したことが分かった。離職率は、他業種と比べると、飲食店・宿泊業(33・3%)よりは低いが、たとえ正社員でも、非正社員を含む建設業全体(13・9%)などに比べて高かった。
調査結果を受け、厚労省は来年度、介護労働者の雇用管理改善に乗り出す方針を決めた。具体的には、医師による健康相談や、雇用管理改善費用の助成などを行う予定。
(2006年3月10日 読売新聞)
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