古典的なキリスト教神秘主義をメイン・テーマにしたコミュニティです. パウロ(パウロス)からアヴィラの聖テレジア,十字架のヨハネやマルティン・ルターくらいまでを主に視野においています.
(ただし,それ以降の神秘家――パルケラススやメスメルはもちろんのこと,たとえばリジュのテレーズとかパウル・ティリッヒのような,もトピックを別立てしていただければ,かまいません. ここで古典というのはシュタイナーやブラバツキーの様な他宗教との混交の色彩の強い近代神秘家たちを,一応,除外するためです. 従がって,中世までの他宗教とのはざかいにいる神秘家たち( たとえば偽ディオニシオスとかキリスト教グノーシスとか )や,キリスト教周辺の『エティオピア語エノク黙示録』や『スラヴ語エノク黙示録』,『イザヤの殉教と昇天』などの黙示文学も扱っていただいて結構です. )
* このコミュテニィ立ち上げのきっかけは,ヤーコブ・ベーメ・コミュニティが立ち消えになったことで,個別の神秘家ではコミュテニティの維持・存続が難しそうだからです.