Tatjana Vassiljeva
1994年ミュンヘン国際コンクール第2位入賞。2001年第7回ロストロポーヴィチ国際チェロ・コンクール(パリ)でロシア人初の第1位、2005年フランス音楽大賞“海外の新人”賞を受賞し、国際的評価を確固たるものとした。
これまでにサンクトペテルブルク・フィル、モスクワ・ソロイスツ、パリ管、チューリッヒ・トーンハレ管、ベルリン・ドイツ響等と、ロストロポーヴィチ、テミルカーノフ、スピヴァコフ、エッシェンバッハ、キタエンコ、ユロフスキ、オラモ等の指揮で共演。近年の主な活動として作曲家自身の指揮によるペンデレツキ「ラルゴ」改訂版の世界初演、ゲルギエフ指揮ロンドン響とのエジンバラ音楽祭デビュー、レヴィ指揮イル・ド・フランス管とのツアーなどが挙げられる。またゲルギエフ自身の招請でサンクトペテルブルクのロストロポーヴィッチ・メモリアル・コンサートに出演、マリンスキー劇場管と共演した。
ロッケンハウス、コルマール、シュレスヴィヒ=ホルシュタイン、ヴェルビエ等の音楽祭に出演、バシュメット、クレーメル、ヴェンゲーロフらと共演している。
CDは最新盤J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲(Mirare)までこれまでに5枚のCDをリリースしている。
2014年秋より、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の首席チェロ奏者に就任。