オランダの女流ヴァイオリニスト エミー・ヴェルヘイ(Emmy Verhey)のコミュニティです。 ぜひご参加を!!
エミー・ヴェルヘイ(Emmy Verhey, 1949年3月13日 - )はオランダのアムステルダム出身のヴァイオリニスト。
7歳でヴァイオリンの手ほどきを受け、やがて神童と認められ、8歳でオスカー・バックに入門。その後はロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団のコンサートマスターのヘルマン・クレバースや、ヴォルフガング・シュナイダーハン、ベラ・デカニーに師事した。オスカー・バック・コンクール[1]で優勝した後、奨学金を得て1年間モスクワでダヴィッド・オイストラフの薫陶を受ける。
ベルナルト・ハイティンクやリッカルド・シャイーのほか、マリス・ヤンソンス、レナード・バーンスタイン、デイヴィッド・ジンマン、ジャン・フルネらの指揮者と共演。ヴァイオリニスト仲間では、オイストラフ父子のほか、ユーディ・メニューインとも共演した。ほかにマリア・ジョアオ・ピリスやユーリ・エゴロフ、ヤーノシュ・シュタルケルらとも共演している[2]。これまでに欧米やイスラエル、日本で演奏活動を行なってきた。堅固な演奏技巧と温かく豊かな音色に定評がある。レパートリーは古典的な名曲から現代音楽までと幅広い。
1983年から2002年までユトレヒト音楽院で教鞭を執り、1991年には、バロック音楽から現代音楽までを取り上げる弦楽アンサンブル「カメラータ・アントニオ・ルチオ」の結成者に名を連ねた。
1990年代に1678年製のグァルネリを入手するまでの間、1970年代後半に購入した、1723年製のストラディヴァリウス「アール・スペンサー」を愛用していた。
バッハやモーツァルトのヴァイオリン協奏曲全集のほか、ベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ全集、メンデルスゾーンとドヴォルジャーク、チャイコフスキーの協奏曲、ブラームスの二重協奏曲などの録音がある[3]。
1966年にチャイコフスキー・コンクールの最終選考に残り、資料によっては優勝したと述べている例も見られるものの、同年ヴァイオリン部門の実際の覇者はヴィクトル・トレチャコフであった。いずれにせよそのおかげでレコード制作の最初の契約を結ぶことができたのである。もっとも、1967年にはアムステルダムのオスカー・バック・ヴァイオリン・コンクールに、1971年にはアイントホーフェンのトロンプ国際音楽コンクール[1]において優勝している。
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