心電図を読むのが好き！コミュのこれ、PAT？

またまた、これ何ホルター心電図です
全体をちらっと見、Afかなと思いましたがそうではなかったようです
CH1:CM5、CH2:NASA、CH3:CC5左半分で、同一被検者の異なる時間帯での記録です
以下のように解釈してみましたが、ご意見　如何でしょうか？？

1枚目心電図はPACの連続ですが、一種のPAT（Paroxysmal Atrial Tachy）でしょうか
PACの後に2発P波が出てますがどちらもBloked PACで、P''は逆行性P波でリターンサイクルを有してるようです

2枚目の心電図は、2種の異所性ATでないだろうか？と思います
Sinus調律の後に4連発の異所性P’のPATでR波はBlockされたりされなかったりですね
また、図中（）の様にP’波と思しき波形もあるので6連発のATとも見れませんか？
この後に6連発のp’’による異所性PATでしょうかね
最後のP''は何故かR波がBlockされて、直後にP’が出てきてます
P''はCH3誘導で陰性P波になってるので左房起源と思います

3枚目の心電図は、PACにVPCのような左脚ブロックのような異常波形が混じってます
休止期の間隔を見てもPVCのようではありません
P波を探してみると4連発のP’波(②)があります
1，2発目はQRSの変更伝導で、3発目はBlock、4発目はQRSが出て、その後のPP間隔(③P’と次のＰ)はリターンサイクルになってるので、この4連発はPATだと推測できませんか？

結果、PACとBlock性のPATを繰り返してる心電図ではないでしょうか

コメント(2)

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[1] mixiユーザー 03月22日 16:51

こんにちは。
1枚目はPafに見えます。
２枚目はPafがATに見えます。
３枚目はPafかATの変行伝道に見えます。

直観的推測です。
ホルターの解析コメントには僕だったら来い書いちゃいます。
ずるいコメントです。
いずれにしても何らかの心房負荷により起きたのか心房筋のいじょうにより起きてるのでしょうが
僕の意見としてはこんなものです。ご検討お祈りします。

[2] mixiユーザー 03月27日 22:56

ご意見有難うございます
これらの波形をPafと見ないのは以下の理由があります
f波（心房細動波）は心房の不規則な興奮と言われてるので、P波状波形の大きさとリズムが不規則で波形が基線に戻らないこと（P波が存在しない）とRR間隔が不整であることが条件と思います
図の波形は、P波（と思われる）が同じ程度の大きさで規則的に連続してるし、PP間に基線が存在してるのでf波ではなかろうと・・・・
なので、P波は心房の規則的な頻脈と考えます
RR間隔については、不整と言うよりはP波の頻発に対しR波がブロックされて欠落するという状態かなと思います
確かに、このようなPAT頻発の後に間欠的なPafからAfへの移行というのがあるようなので、Pafの観点でも見ておく必要はあると思います

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