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コメント(53)

『ボビー』

見てきました☆
個人的に黒人コック長の演技に言葉に…
感動しました。
監督も出演していて、実際事件が起きたとき
父に連れられホテルに行ったとか…
だから出演してるんですね。
音楽がとてもマッチしてて良かったです♪
ria>
確かに黒人コック長と野球に行きたい青年とのやりとりは
良かったですね。あそこは泣きそうになりました。
音楽に関してはビートルズの凄さを改めて感じました。
何年たっても凄くいいし、雰囲気にぴったりで。
『幸せのちから』

ウィル・スミスが実の息子と共演で話題になった
全財産21ドルから億万長者へとのし上がった
クリス・ガードナーの実話。

かなりのスピードで展開していく…。
全財産21ドル?!からスタート…もっと厳しい現実に当たって
いくと思いましたが、アメリカの方は家のない人々への支援が
日本よりある。でもその人数もはるかに多いのだと思いました。
この映画で感じたのは
《99%の努力と1%の運》

息子☆可愛かったです。
本当に自然な演技で我が儘になる所も父を気遣う所も。
『善き人のためのソナタ』
ベルリンの壁が崩壊する五年前の東ドイツ。全国民を監視する国家保安省(シュタージ)という組織があった。そして反体制の疑いをかけられた劇作家と舞台女優の監視を命じられたヴィスラーは、彼等の部屋を盗聴することになった。しかし壁を隔てて聞こえてくる、彼には無縁の世界にいつしか惹かれはじめるのでした・・・

人間らしい生き方を知ってしまった男の静かな抵抗、自由な思想を貫こうとする男、恋と権力に翻弄される女の悲劇。盗聴、監視が国家ぐるみで行われていた恐怖がスリリングに描かれています。劇場に小さく「祝、アカデミー賞外国語映画賞受賞」と紹介されていました。おススメです!!


『華麗なる恋の舞台で』
1938年のロンドン、仕事に疲れ気味の大物舞台女優ジュリア(アネット・ベニング)が、親子ほど歳の違う恋人や、嫉妬を活力に、再び女優としての輝きを取り戻すさまを描いた、軽妙なドラマティック・コメディー。
洒落た会話、衣装の豪華さにウキウキ、爽快な結末のお見事さに拍手!そして、女って怖い!!(笑)と思いました。
オススメのアカデミー外国語映画賞見ました☆

『善き人のためのソナタ』

若干33歳の初監督作品とは思えなかった…。
この映画のタイトル
監視される劇作家が誕生日にプレゼントされた曲の
タイトルなんですね♪

シュタージという…国が個人を監視する恐ろしさに徹底さ…
人間不信へ陥る恐怖…

敏腕局員のヴィースラーの今までを考えると…
今回だけなぜ心に変化が現れたのか…?!
盗聴器から聞こえてくる素敵な音楽に自由と愛溢れる会話…
盗聴器を通して知る人物達…
不正をする上司…
ベルリンの壁崩壊後はじめて映画の題材になったとか

機会あれば見て欲しい作品です☆.。.:*・°


この映画を買い付けたのは…
『アメリ』や『エビボクサー』を買い付けた会社なんですね?!
riaさん>
『善き人のためのソナタ』、ご覧になられたんですか〜♪この映画を観る前は、タイトルからして音楽家が盗聴されているんだとばかり思っていました。違ったのね・・・(苦笑)

ヴィスラーがソナタを聴いて涙するシーンはほんの一瞬でしたが、彼は感情を露にしないし、寡黙な人間なので心の変化も淡々と描かれていたのだと思います。ヴィスラーの階級は大尉ですからエリート、多分数え切れないぐらいの人たちを監視してきたんでしょうね。彼の孤独な生活は、誰も信用できないのを自分が一番よく知っているからだと思います。しかし、彼は劇場でクリスタを見て、彼女に好意を持った、ヴィスラーに人間らしさが芽生え始めたのはこの時からだと思います。そして、ブレヒトの詩集を読んで何か共感するものがあったんでしょうね〜。

東西ベルリン統一から17年後の今、人々はやっと重い口を開き始め、映画の製作に至ったそうですが、監督の年齢の若いことには驚きました。シュタージという組織はゲシュタポのようで怖かったですね〜。密告者の数の多さにもびっくりしました。ヴィスラー役のウルリッヒ・ミューエも、かつて監視をつけられ、なんと妻に密告されたことがあるという、笑えないコメントが劇場用パンフに載っていました。私、ラストは感極まって泣いてしまいました。。。(笑)
なんなんさん>
はい☆ヴィスラーの人間らしさが芽生えていく姿、
共感していく心…彼女への好意からですね。
仕事が仕事だけに…どんなに身近な人であろうと
信じれない辛さと孤独さがとても冷たく
そこに見えてくる一筋の光の温かさ…
とても伝わってきました。

タイトルが曲名だったのには、驚きましたw

『東西ベルリンの壁が崩壊です!』の裏側に
こんな厳しい事があったこと
単なる壁じゃなかったんだと歴史の裏の恐ろしさを
痛感しました。

ヴィスラーさんプライベートで奥さんに密告されてる過去が
あるんですか?!
確かに笑えないコメントですね(^^;)
私も感動しましたw
オススメありがとうございました☆
『善き人のためのソナタ』
ヴィースラーがソナタを聞いて涙する表情やラストの
澄んだ笑みが印象的でした。最後の最後で涙が出ました。
無表情のまま僅かな動作や視線などで雄弁に表現していた
俳優さん素晴らしかったですね。

さて、遅ればせながら『ボビー』見てきました。
途中までホテルに集まった人たちの各々のドラマが
繰り広げられていてちょっと長く感じたのですが、
実はそういう部分を含めて一気にラストへいく重要な
設定だったんですね。
人種の違いや職場の上下関係などの対立。
黒人シェフの台詞も重みがありましたね。
エンディングが流れてもずっとボビーの生前のフィルムが
映し出されていて泣きながら席を立つことができませんで
した。何故この人が、、、大切な人ほど暴力によって
命を失ってしまうなんて。ラストの彼の演説の言葉が
胸に沁みてきます。

それとは別に『グアンタナモ、僕達が見た真実』
観てきました。
ボビーの理想とするアメリカと遠くかけ離れた酷い話
でした。ところどころブッシュのトークシーンが挿入
されていましたが何の根拠もない空虚で勝手な言い分で
腹立たしくなるほどです。
故郷パキスタンへ帰郷した英国在住の若者たちがアフガン
へ足を延ばしただけでタリバンやアメリカ空爆など戦争
に巻き込まれ助けられるどころか米軍に拘束されテロリスト
扱いの酷い尋問を2年も受けたんです。
取調も尋問も暴力まがいの非人道的な行いでした。
結局米軍はまったく非を認めなかったとか。
これが民主主義の先頭に立つといわれるアメリカのやる事
?!と怒りがこみ上げてきました<`ヘ´>
『13/ザメッティ』
※試写会に行ってきました。4/7ロードショウです。

1人の青年が仕事先で偶然お金儲けの話をきいてしまう。
そして向かったその先で待っていたのは、13人のプレイヤー
が大金を賭け“集団ロシアン・ルーレット”でその生死を
競わせる、悪夢の世界だった。

まずは音楽!これからおきる青年の悲劇を物語るかのような
絶望を感じる曲がでだしすぐに流れ、いきなり釘付けに!
全体を通しても暗い感じの曲ですが雰囲気が出まくり!!
そして圧巻なのがロシアン・ルーレットのシーン!!
緊迫感が凄い!!自分もそこにいるのかと錯覚させられる。
リボルバーの弾をまわす時の音、トリガーに指をかけたとき
に乱れる呼吸、死への恐怖に壊れていくプレイヤー、
すべてがリアルで何度も息をのみました。
しかも、今時めずらし白黒映画。けど、その演出が恐ろしさを
より一層引き立ててました。

余談ですが、この映画グロイかとおもいきや血は一切出てません。
それなのにこの迫力はまさに映像の神秘です!
あべっちさん>
試写会羨ましいw
『13/ザメッティ』見たんですか?!
主演のギオルギ・バブルアニは、監督の実の弟で
封筒を受取る男?の妻オルガ・ルグランは、実の姉
なんですよね?!ゲラ監督自身もギオルギの兄役で出演
してるとか?!本当の兄弟で兄弟役なんてリアリティー
がありますねw
初の長編監督作品で弟も姉も映画初出演とか…
さすが実力派監督を父に持つ兄弟達ですね。
脚本が独特ではじめ映画会社から資金が下りずに自己資金で
創り始めたと聞きました!
ロシアンルーレットのシーンがその自己資金の場面とか…
それがハリウッドにリメイクが決まったり、
ブラピやマグワイアが出るとか?ハリウッド版もゲラ監督が
やるみたいですね。
それだけ完成された作品ってことですよね?
見ごたえありそうですね☆
『13』の裏側には、キリストが関係してるとか?
あべっちさん>

裸電球の下で輪になって・・・ですね(笑)
予告編で観たけど、怖かったわ!
『パフューム ある人殺しの物語』
主人公ジャン=バティスト・グルヌイユ は、超人的な嗅覚を授かった代わりに、人間の一番大事なものが欠落していた。
彼が知らず、知らず“生きた香り”に惹かれる意味が分かった時は驚愕し、彼が哀れでしたね〜。匂いと香り、映像から何となく感じられました。私は面白い作品だと思ったんですが、一緒に観た友人は、面白くなかった。・・・意見が二つに分かれました(笑)
『ラストキング・オブ・スコットランド』
ウガンダのアミン大統領の側近、スコットランド医師ギャリガンの目で見たアミンの恐怖政治と、ギャリガン自身の身勝手さ、先進諸国の影もちらちらし、何を言いたいのか、少し焦点がボケた感じがしました。かなりスリリングな作品で、最後まで息がぬけません。面白いです。残虐な映像もあるので、苦手な方は止めといたほうがイイかも(笑)アミン役のフォレスト・ウィティカーの怖いこと、怖いこと!(笑)オスカー貰ったのも分かるような気がします。私的に嬉しかったのは『バンド・オブ・ブラザース』でミラー隊員をやっていた、ジェイムズ・マカヴォイが、今回ギャリガンの大役を演じていた事で〜す(笑)
『今宵、フィッツジェラルド劇場で』
ロバート・アルトマン監督の遺作だそうですが、メリル・ストリープ出演ということでチェックしてました。
地元ラジオ局の最後の公開録音(生中継)が行われる劇場が舞台の群像劇。カントリーや聖歌、スタンダードナンバーなど幅広いたくさんの歌が、時にユーモアたっぷりに時に切なくプロに混じって俳優たちが歌いあげているのが素晴らしい!ストリープがあんなにキレイな歌声だなんて。以前も映画などで美声を披露したことはあったようですが聴き惚れました。
とにかくそのライヴに自分も聴衆として参加しているような気にさせる高揚感♪また聴きたくなるほどです。
ストリープ演じる歌手の「閉まるドアもあれば開くドアもある。人生にムダはないのよ」の台詞と、全体のテーマである
“別れと再出発”が心に沁みる楽しくて優しい作品でした。
『ブラックブック』
ナチス占領下のオランダで、家族を皆殺しにされたユダヤ人女性ラヘルの過酷な生き方を描いた愛と復讐のサスペンス。
裏切り者は誰か?が主軸ですが、彼女が身を投じたレジスタンスを善、家族を殺したナチスを悪、とは決定的に描いておらず、ナチス内部での権力争い、ドイツに友好的だったものを売国奴として裁くオランダ人の醜さ、連合軍の無責任さなど、かなりドロドロに人間臭く描いているのも核心。最後まで気が抜けませんが、肝心の“ブラックブック”はあまり重要ではなかったような・・・(笑)
主演のラヘル(カリス・ファン・ハウテン )肌が透けるように白い美人です。
『esエス』のクリスチャン・ベルケル、『善き人のためのソナタ』のセバスチャン・コッホが出演していて嬉しくなってしまった(笑)
なんなんさん>
『ラストキング・オブ・スコットランド』
ようやく見てきました。
ギャリガンからの視点で描かれているので、最初は彼の
自身を開放し過ぎな行動と若さとあふれる自信故の鈍感さ
から、元気でパワー漲るウガンダの良い部分しか映りませ
んでした。
裏の部分は途中から少しずつ現われてきますが、あまり
前面には出されていなかったですね。
アミンの豪快でやる気に満ちた演説シーンや豪胆な振舞い
に恐れを感じるほどフォレスト・ウィティカーの演技は不気味でした。そして次第に狂気に目を曇らせていく様子は正に
恐怖!時に表れる笑顔でさえもコワいっ
パンフレットを見ると中々の出演作で今まで気づかずに色んな
作品で見ていた俳優さんだったんですね。
監督もされているとか。
残虐なあのシーンはほんとに痛々しく目を背けたくなるくらい
でした。ギャリガンの自業自得とはいえ悲惨極まりない、、、
けれど結局彼のやったことって実に身勝手で何の落し前も
つけていませんね。異国に来てまで何やってるんだか。
ギャリガン役の俳優さん、あのもう一つな『ナルニア物語』
にも出ていたんですね。
こぱんださん>
ご覧になりましたか!
フォレスト・ウィティカーって、結構いろんな映画に顔を出していますが、何時も穏やかで人のいい印象を受けますよね。でも今回は化けましたね〜(笑)あの片方の重そうなマブタの目が効いていましたね!屈託の無い笑顔と、疑心暗鬼な顔が、ラストのアミン大統領本人の映像にピッタリと重なりました。
人望厚く、理想に燃えた陽気なガキ大将が、一旦、人間不信に陥ったら、もう誰も手を付けられない、そんな怖ろしさを感じました。
あの残虐なシーンは目をしっかりと開けて見ていましたが、幸いにも脳が拒否したせいか、よく分かりませんでした(笑)

私もギャリガンの無分別な行動には腹が立ちました。アミンと出会い、そのカリスマ性に惹かれ、権力の心地よさに惹かれ、また、暴力に対しても、次第に無神経になっていきます。
どうも、ギャリガンという人は最初から大志を持ってウガンダに来たようには感じられず、では何の為に?という疑問が、空港でのアミンの言葉で分かったような気がしました。後進国、あるいは、黒人に対する白人の“差別”とか“驕り”、アミンはギャリガンの全てを見透かしていたんですね。
ギャリガンの存在は、引っ掻き回しておいて、都合が悪くなったらスゴスゴと逃げ出す、先進諸国に重なりました。

そうそう、ジェィムズ・マカボイはナルニアのタムナスさんですよ〜〜(笑)それと、『Xファイル』のスカリー捜査官が出ていてビックリしちゃった(笑)
なんなんさん>
段々人間不信になっていくアミンの表情ほんとに不気味
でした〜そうそうあのマブタもある意味表現豊かにピク
ピク動いたりしていて余計に、、、
残虐シーンでアミンが辛そうな哀しげな顔をするところが
印象的でした。その部分が僅かに人間らしさが残っていた
のか、心からの友になるかもしれなかった男が目の前で
拷問されて感情が揺さぶられたのか。

もともとギャリガンは窮屈な父親と家から解放されたかった
だけなんですよね。
恵まれた環境で育っているし医師としての自信も強くて
年相応の野心は持っていたんでしょう。
なので最初からボランティアには向いてなかったんですよ。
若さゆえの奔放といってしまうにはかなり酷いことを
しているところが全く傲慢というか許せないです。
そうですね、結局“驕り”だったんでしょうね。
散々なことをしておいて彼は故国に帰れて、それだけで
済んで。現地に、その国に住む人間のことを真から考えちゃ
いない、ご都合主義。

全然共感できないけれど、ある意味人間くさい若者を
“らしく”演じられていたジェィムズ・マカボイ。
特徴ある外見なので今後チェックしていこうかと(笑)
もちろんフォレスト・ウィティカーさんも♪

今度は『ブラックブック』『13/ザメッティ』を見に
行きたいと思っています。

『パフューム』は見逃してしまいました。
ラストが衝撃的だとかで、爆笑された人もいたとか。
こぱんださん>
>残虐シーンでアミンが辛そうな哀しげな顔をするところが
印象的でした。その部分が僅かに人間らしさが残っていた
のか、心からの友になるかもしれなかった男が目の前で
拷問されて感情が揺さぶられたのか。


ここ、ウィティカーの演技に、ををっと思ったシーンです。
ギャリガンを失う辛さ、追い詰めてしまった自分の哀しさなどが入り混じった、何ともいえない顔は印象的でした!

>もともとギャリガンは窮屈な父親と家から解放されたかった
だけなんですよね。
恵まれた環境で育っているし医師としての自信も強くて
年相応の野心は持っていたんでしょう。
なので最初からボランティアには向いてなかったんですよ。

おっしゃるとうりですね。自信家ですが、実際には中身が無い!(人生での経験不足)そんな青年が大役を掴んでしまったんですから、ある意味酷だったのかもしれませんね〜。

マカヴォイさんは、イケメン揃いの『ウィンブルドン』に出演。ウィティカーさんは『クライング・ゲーム』に出ています。この作品の後に『プルートで朝食を』を観ると、ニール・ジョーダン監督のじょうだん・・・(寒っ!・笑)にやられます(爆)機会があったらご覧になってくださいませ。

『パフューム』のラストは、観る人それぞれだと思います。私は半分衝撃、半分笑い、というか、微笑ましかっです。あの映画では、無くてはならないシーンかも。
結局『ブラックブック』も『13/ザメッティ』も
見逃してしまいそうです。
関西はほんと上映期間が短いので悲しいです。

その代わりというか『ツォツィ』を見てきました。
アパルトヘイトの終焉後、まだまだ貧しい暮らしを
強いられる黒人のスラム街が舞台です。
過去も本名も捨てて怒りと憎しみだけで日々を暮らす
主人公の少年。何かを押し殺したような無表情で平気で
暴力をふるい強盗のためなら人をも殺める。
しかし仲間の一人から向けられた言葉、“お前には品位
がない。名前もない捨て犬か!”には過剰に反応し激怒
します。
そんなある日黒人女性に発砲し強奪した車の中に生後
まもない赤ん坊がいて戸惑いつつも自分のバラック小屋
に連れて帰り次第に感情や自身を取り戻していく話なの
ですが。
何故彼らがそういう暮らしをせざるを得なくなったのか。
時折現れる少年の過去に触れ少年の寂しげなまなざしに
直面する度に抑えきれない衝動が起こり涙が止まらなく
なりました。
『ドレスデン、運命の日』
第二次世界大戦末期、ドイツのドレスデンで父の経営する病院で看護士として働くアンナ。医師であり婚約者のアレキサンダーと共に激務に追われている。そんな時、イギリスからやってきた爆撃機が攻撃され墜落し、パイロットであるロバートは重症を追って、アンナの病院に逃げ込む。そして二人は運命を感じて恋に落ちるのですが、標的を定めた、おびただしい数の英軍爆撃機がドレスデン上空に迫りました。
「エルベのフィレンツェ」と讃えられた美しい街、ドレスデンが一夜にして瓦礫の山となった「ドレスデン大空襲」の実話を元に、戦争の愚かさ、反戦を訴える作品ですが、敵同士のアンナとロバート(架空の人物)の恋に重きを置いてある為に、真実味に欠けるのが残念でした。平素なら、まじめで面白みの無い婚約者より、魅力的なロバートに惹かれるのは分かりますが、アンナは充分な医療品もない状況で、毎日負傷兵を看護しているのですから、敵を憎む気持ちも人並み以上だと思います。二人の恋を「和解」としているようですが、こじつけの感が否めませんでした。ですが、建物を破壊し、逃げ惑う人々の命を奪った、ラストの大爆撃の映像は凄まじく、こんな愚かな事が、二度と起こってはならない!と強く思いました。アンナの友人のドイツ人女性とユダヤ人男性の強い結びつきには感動させられ、当時の貴重なフィルムも織り交ぜられた、戦争人間ドラマです。



京都で『13/ザメッティ』見ることができました。
音楽と白黒画面がやたら不気味でした。
主人公の恐怖の表情に迫力がありこっちまで怖く
なってしまいました。
全然大げさな演出をしていないのに手に汗握り心臓が
縮こまるコワさが凄いです。
ロシアンルーレットの場面は自分もその場にいるような
臨場感で全く他人事で眺めていられないくらい見入って
ました。
何となく予想していたラストシーンにもゾゾっときました。
こういう作品をハリウッドがリメイクしてもなぁ、、、
『ブラックブック』
今までのナチを扱った映画とは一味違うエンターテイメント
性を持っていてサスペンス風でスリルに満ちていて目が離せ
ませんでした。
レジスタンスに密告者という裏切り者がいるとわかってから
の更に緊迫したシーンも息が詰まるほど。
ラストの意外な展開にはびっくり。
善悪をはっきり分けていない人間というものを描いている
ので、なんなんさんのおっしゃる通りドロドロしたもの
でした。
そして肝心のブックの意外な場面登場と扱いが(笑)
これまで正義とされていたレジスタンスの暗部を表に出した
意欲作ですね。
ラストシーン、まだ終わりそうにないヒロインの受難の暗示。過去の戦争だけでなく現代の民族間の紛争へ延々つながっている人間同士の争い。
ようやく幸せを手に入れたヒロインの今後を想像すると重苦しい気分になりました…

『13/ザメッティ』面白そうですね〜。見逃してしまったので、私はDVD観賞となりそうです(泣)雰囲気が命って作品は、リメイクすること自体無理があるような。。。まったく別モノになっていまうのが目に見えてますね〜。

『ブラックブック』 ラヘルが安住の地としたのはイスラエル。こぱんださんがおっしゃるようにヒロインの受難は果てしなく続くようなラストでした。同じ国民に辱めを受け、恋人も亡くして、青ざめて打ち震えるラヘルは、精神の糸が切れそうでした。しかし逞しく、時にはしたたかに生き抜く術を知っているラヘルをヒロインにしたことで、わずかながらも希望の光が感じられました。




『ハンニバル・ライジング』
レクターものはショッキングな映像があるので、もっぱらDVD観賞なのですが、ギャスパー・ウリエルが若きハンニバルを演じるとなったら、大画面で見ない訳にはいきません(爆)思ったとおり美しい〜〜、ほほえみの殺人鬼とでも申しましょうか。監督の意図が分かるような気がしました。アンソニー・ポプキンスのレクター博士のように、知的で優雅さも身につけていましたよ。ですがこの作品、一連のレクターシリーズには繋がって行かないので別物、と考えたほうがいいかもしれません。しかし、カニバリズム(人食い)の原点はここにあったと言っていい。
1944年戦時下のリトアニア、独軍の脱走兵達に妹を虐殺された、幼いハンニバルが、青年になり復讐を果たすというストーリー。妹が殺される悪夢にうなされ、涙するハンニバルですが、いざ復讐の機会を得ると、人間的な心で恨みを晴らすと言う感じではなく、嬉々として殺人を犯します。まるで持って生まれた異常性が目覚めたかのように。
そして、以前から疑問だった、ハンニバルが人の肉を食らう理由。ハッキリ描いてなので良く分かりませんが、妹に対する贖罪から、呪われた運命を受け入た、唯一残された人間的な哀しさでしょう。そう思いたい。
ハンニバルの日本人の伯母(コン・リー)が、寂しげで、しかし凛として美しかったです。ハンニバルの不気味なマスク(?)はどうやら日本の鎧からきているようですが、残念なことに、この作品でも日本文化が誤った捉え方をされていました。



「明日、君がいない」みました。
若干19歳で第一稿を書き上げ、政府の支援を受けず低予算で作った作品。かなりクオリティー高いですよ。
そして構成もすごく良かった。
結末は言っちゃいけないような感じなので言いませんが、自分にも当てはまるような考えさせられる内容でした。

『バベル』
かなり話題になったのに、公開から約一ヶ月も経っているのと、娯楽映画ではないので、劇場はガラガラでした。
一発の銃弾が発せられた事件により、アメリカ人夫婦、メイドのメキシコ人女性、モロッコ人家族が苦境にたつ。そして、日本を舞台にした聾唖の女子高生のドラマを絡めた、『アモーレス・ペロス』『21グラム』同様、時間軸をずらした群像ドラマです。まず、事件によって広がった波紋から、国民性の違いが垣間見られます。富める国の人の傲慢さ、貧しき国の人の優しさ。情などでは動かない国対国の問題。メキシコからの不法入国者の問題、意志の通じないもどかしさ等々。そして、東京での逸話。聾唖者チエコの苦悩と、高層マンションを、バベルの塔に見立てたような、製作者のメッセージ性が一番強く感じられました。それが何か・・・今だ考え中ですが、観た方のご想像にお任せします、という感じではなく、それが製作者から観た人に投げかけられたメッセージにも思えます。全編を通して感じたのは、言葉が通じない、通じても意志が伝わらない、人と人が繋がれるのは、言葉ではなく、心ではないか・・・。絶望ではなく、再生の物語だと思いました。

>なんなんさん

私もハンニバル、バベルを見ましたよ!

ハンニバルシリーズは全部見ているので、レクター誕生の理由を知りたいと思いました。そういう事だったのかと納得はできましたが、複雑な思いで見終えました。本当はあそこで彼も死ぬべきだったんでしょうね。
若き日のレクターを演じたギャスパー・グリエルは怪しさと美しさが絶妙に入り混じっていて良かったです。『ロング・エンゲージメント』に出ていたということですが、全然覚えてません^_^;でも今回は強烈に印象に残りました。コン・リーも妖艶で凛としていて貫禄がありました。ただどうしても山口百恵に見えちゃって、一度そう思うとそのことが頭を離れず大変でした。

バベルは久々に見終わった後に色々な事を考えさせられる映画でした。内容にあまり興味の無い方でも、映画として観客への見せ方のテクニックもすごいと思うので私はオススメです。(↓未見の方は読まないで下さい!!)
終始描かれていた”伝わらない言葉”というテーマについて、すごく考えさせられました。凛子さんの演じる底知れない孤独と疎外感に苦しんでいる言葉を話せない少女を登場させることによって、聞くことも話すこともちゃんとできるのにしようとしない人間の愚かさが助長されているように見えました。想いが伝わらないことの悲劇ばかりでなく、伝わった時の描き方もすごく印象的だったんですが、伝わらなかった悲劇の描き方もやはり見事でした。そして何と言ってもラストは圧巻で、凛子さんは本当に重要な役だったんだなあと思いました。このバベルの世界に生きている人間の届かない声全てを象徴しているように感じました。最後はこの映画を締めくくるのに本当にふさわしい終り方だと思いました。一瞬神の目になったような錯覚をしてしまいました。

テディさん、はじめまして。
『ハンニバル・ライジング』
「ハンニバル、お主も人の子よの〜」とミョ〜に納得したのですが、カニバリズムを美としているようなレクター博士には、結びついて行かないですね。後編があるのでは?などと考えもしました。この映画で、少年のハンニバルはあそこで死んだほうが幸せだったかもしれませんが、宿命のように、どっこい、彼は生きているのです。いや、生きて、生き抜いて彼の美学を貫いて欲しいと願います。コン・リーの百恵たん・・・フムフム言われてみればわーい(嬉しい顔)
テディさん、ギャスパー・ウリエルは『ロング〜』よりも、彼のキャラが生きている『かげろう』が絶対おススメですよ〜指でOK

『バベル』ある一つの事件から、こんなにも考えることが引き出されるとは、やっぱり凄い脚本家と監督ですよね。3人の女性と、係わる人々を丁寧に描き、登場人物全てから、重要なメッセージが伝わってくるようです。「伝わらない言葉」から引き起こされる、偏見、無関心、蔑み、差別等々。そしてテディさんがおっしゃるように、「伝えようとしなかった」これは、いつしか人間が容認してきたことで、今、その代償を3人の女性が受けているように感じます。何だか混沌とした現代を象徴しているようですね。しかし、救いのように、無償の優しさを示す人、人の痛みが分かる人も描かれています。私はこの人たちのようになりたい、少しでも近づきたい、とも思いました。


そうですね、なんなんさんのその気持ちわかる気がします。こういうところの描き方もうまいなあとすごく感心したんですが、私も村のお婆さんやマンションの管理人さんの非常に優しくてきちんと相手と対話するスマートな姿を見て尊敬しました。
この映画を見た方の感想を聞くのは面白いですね。自分では気付かなかった面もなるほどなあと強く納得できました!

私はウリエルさんの名前、間違ってしまいましたね^^,かげろうも今度チェックしますね。このライジングではその後のレクター博士とクラリスとの関係を思い起こさせる部分や彼の殺人の哲学みたいなものも出てきていてそれも良かったなあと思いました。確かに、その美学を貫いて欲しいと思う魅力が彼にはありますね!

『あるスキャンダルの覚え書き』
初老のベテラン教師バーバラ(ジュデイ・デンチ)が勤める中学に「掃き溜めに鶴」のような美術教師シーバ(ケイト・ブランシェット)が赴任してきた。性格的に周囲から孤立し、女学校の乙女がそのまま年老いてしまったような孤独なバーバラにとって、シーバは憧れであり、何としても友人になりたかった・・・・。
あるスキャンダラスな出来事をきっかけに、二人の力関係がスリリングに変化してく様を、淡々と、しかし誇張とちょっぴりのウソ、皮肉っぽくてどこか可笑しさがあるバーバラの日記で綴られます。バーバラの、孤独に年老いていく寂しさと、支配欲、友情を超えたストーカーちっくな愛情が哀しく怖い。また、シーバの幸せな家庭を持ちながらも、埋めることの出来ない孤独と脆さ。
二人の女性の中に、自分にもあるかもしれない部分をチラッと見た感じですあせあせ(飛び散る汗)

芸達者な女優二人が、がっぷり四つに組んだ、ブラックな可笑しさも漂う、心理的なサスペンスです指でOK

300 <スリー ハンドレッド>
ストーリーは単純明快、服従を迫るペルシャに、スパルタの誇りを懸けて、たった300人で大軍に立ち向かう、レオニダス王と精鋭部隊の物語です。
ありえないようなキャラクターもぞろぞろ登場しますが、そこはコミックや〜〜(苦笑)そう、劇画を一ページ、一ページめくっているような感覚です。以前観て感激した『シン・シティ』のように、実写の部分に所々劇画を合成した映像を想像していたのですが、こちらは全編そうだったのでちょっと面食らいました。それと人物とか背景の描き方が薄いような・・・・。しかし、これはこれで映像が流れるようであり、静止画のようであり、斬新でカッコイイ!いつしか逞しい筋肉に萌え〜〜(笑)です。

『ボルベール<帰郷>』
ライムンダ(ペネロペ・クルス)と彼女を取り巻く陽気なラテンの女たちを描きつつ、母と娘の秘密がミステリアス、かつサスペンスフルに解き明かされていく。アルモドバル監督お得意の女性賛歌で、母と娘の絆、陽気で逞しい女たちを涙と笑いで綴りながら、罪の重さ、過去の記憶から逃れる事はできないという、重いテーマが込められた作品。
ペネロペ・クルスは圧巻!!劇中ライムンダが強い瞳に涙をたたえ、思い入れを込めて歌う「ボルベール」は、こみ上げてくるものがあり、感涙で画面がぼやけました。

賛否両論の作品『ドラゴンボール』見てきましたウッシッシ

漫画のドラゴンボールを映画にしたって考えないほうがいいね。
と、いうよりも漫画を忠実に実写にしたほうがB級映画になってたかも。
(前にストリートファイターのゲームを忠実に実写にして失敗したように・・)

アクションはカンフーで、空飛んだりはなく移動は走り(笑)
かめはめ波とかはド派手な演出ではなくリアルな‘気’を表現。

完全に現代版で、しかもリアルに『ありえる』ドラゴンボールを描いている。(でもここが賛否両論分かれてしまったとこなんだろうけど・・)

キャスティングも意外と癖になる感じ。
悟空が時間が経つにつれて違和感無く、ピッタリに感じてくる始末。
ピッコロはハゲなだけかーー!!って思ってよ〜く見ると・・あっ!?
触角発見!?(笑)ヤムチャは・・・まったく似てねーー!!

映像は言うことなく、最新の技術を思う存分使ってるし見応え十分指でOK

只、1つ残念な点が・・。
現代版にこだわってここまでオリジナルで攻めてくるなら
何故、戦う時の道着は亀の文字が入ったオレンジ色のやつなんだ!?
そこだけ忠実にまもっても・・・。ちょい違和感たらーっ(汗)

でも全体を通して面白かったわーい(嬉しい顔)
迷ってる人は見てみるべし!!

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