アリーナホラー部コミュの第12回対外試合「REC」

第12回対外試合「REC」
・2008.06.23(mon)
・試合「REC」
・シアターN渋谷

☆書くの忘れてました。ので、自分の日記から貼り付けておきます。試合数も前後してしまいました。申し訳ない。

・試合内容
　地方TVの女性アナウンサーとTVカメラマンが、夜勤の消防署をレポートする。しかし、期待していたような事件は起きずに、ただ時間が過ぎていく。
　そんな深夜、アナウンサーの願っていた出動がかかる。アパートに老女が閉じこめられた、という事件だった。
　現場に着くと、すでに2名の警官が、住人を1階のロビーに集めていた。住人は「スゴイ物音がした。」「人殺しっ！って叫び声を聞いたわ。」と口々にわめき立てる。警官、消防士に続き、カメラを回しながら階段を駆け上がる。ついてこようとする住人を警官が押し止める。吹き抜けからその様子を録画し、3階の現場に向かう。
　部屋の中は暗く、電気はついていない。警官と消防士が突入し、部屋の中を確認する。そこには住人の老女が立っていた。ところどころ血をにじませ、うつろな表情をしている。警官が声をかけ近寄ると、老女は警官に襲いかかり、喉を食いちぎってしまう。老女を引きはがし、負傷した警官を1階まで運ぶ。手当をしていると、老女の部屋に残った消防士が、吹き抜けから落下し、頭と顔を砕いてしまう。
　もう1人の警官と消防士は再び3階に向かう。老女の部屋を確認すると、若い女を発見する。そして、再び襲いかかる太った老女。警官は構えていた拳銃で老女を射殺してしまう。正当防衛だった、とうなだれる警官をなだめ、下に向かう。
　1階では、アパートに住む研修医が、はやく病院に運ぶよう指示を出すが、アパートは警察によって封鎖されていた。外からは「外に出たりしないで、中の警官に指示に従ってください。」という拡声器の声が聞こえる。そして、建物はビニールシートによって隔離されてしまった。
　時間と共に衰弱する負傷者、精神的に追いつめらて喚き出す住人。そして、外からの声が聞こえる。「建物の中の人間は検疫の必要がある。」
　いったい、自分たちはどうなってしまうのか、なにが原因なのか、「なにが起こっているのか、最後まで撮り続けるのよ。」アナウンサーはカメラマンに言うのだが……。

　限定空間でのパニック物。流行のカメラを使った「主人公視点」の映画です。低予算でB級ホラーなのに、心はがっちり捕まれましたよ。気を抜くとすぐびっくりさせられます。<低予算なので演出の基本はビックリ系。
　しかし、まあ、ホラー慣れしてる人を驚かせようという、いろいろ試されているところが素晴らしい。久しぶりに映画館で「おぁー！」とか言ってしまいました。絶対あのシーンでは女の人が出てくるはずなのに、男の子とか！驚くわ！
　でも、DVD買っても1人で見るのはつらいな……。