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救命救急コミュの妊婦の心肺蘇生及びAEDについて

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はじめまして。
私は医療従事者ではありませんが、このコミュニティをよく拝見しながら、勉強させていただいています。
現在子供の小学校のPTAで保健委員会に所属し、先日も消防署より講師を招き応急手当講習を開催しました。
数日後に参加者の方から、質問があり、自分でも色々調べてみたのですが、あやふやなまま返答するわけにもいかないので、こちらに質問させていただきます。

類似トピがありましたら申し訳ありません。

質問は、妊婦に対して胸部圧迫やAEDを通常通りに行ってもいいのか?ということです。

私が調べた限りでは、ハイムリック法は妊婦に対して行ってはいけない、という所はあったのですが、胸部圧迫やAEDについては禁止とはあげられていませんでした。

あと、調べるうちに出た疑問なのですが、妊娠後期であれば、一見してわかると思いますが、初期の場合は外見から判断できないと思うのですが、その場合窒息でハイムリック法をしてしまったら、流産などの危険を伴うのでしょうか?
女性に対しては妊娠の可能性を考慮し、背部叩打法を行った方がよいのでしょうか?

救急の現場で働かれている皆様にご教授いただけたら幸いです。

長文失礼しました。

コメント(14)

救急救命士しています。
妊娠初期のCPRは通常通り行っています。

異物除去に関しても同じです。

ILCORの報告では背部叩打の有効性はあまり認められてはいません。

完全窒息にはやはりハイムリックが有効と考えられています。

外見からわかるような妊婦の場合も同様ですが、上腹部を圧迫するのではなく胸部を圧迫する方法がとられています。




妊娠初期の場合は腹圧、胸腔内圧がそんには影響しないので、CPRもハイムリックも通常の方法でいいと考えられています。
それよりも母体の低酸素の方が胎児に大きな影響を及ぼすしますので、速やかな気道開通とCPRが有効なのではないでしょうか。
助産師学生&ICLSインストラクターです。

私も助産学校に入る頃に救急医に質問しました。

「救命するのは母体優先!」
「母体が助からない場合、胎児の方が弱いので助かる可能性は低いです。特に出血性ショック等の心停止を来たす病態では。
例外として例えば母親が脳死状態(頭部外傷)でバイタルサインが安定していれば帝王切開で胎児を救えるでしょう。植物状態での出産の報告はありますから。」
 と教えていただきました。

分娩室にはAEDも設置してある施設が多いです。
CPR&AED行ないます。


一般市民と蘇生の訓練を受けた専門家では同じことをしてはいけないと考えます。

上腹部を圧迫するハイムリック法は妊婦には施してはいけません。
一般市民では背部叩打法のみです。
専門家は、仰向けの状態で、両手を側胸の下方に置き、内上方に向けて強く圧迫する上胸突上法を取りますが、これは手馴れていないと力の入れ具合が分からず難しいです。

CPRに関してですが、妊婦は大きくなった子宮により下大静脈(下半身から心臓へ血液を送る静脈)が圧迫されており、元気な妊婦さんでも仰向けで寝ると血圧が下がる事があるため、できれば左向きに寝かせます(下大静脈は右側にある)。
ただ、この姿勢をCPRを単独で行うことは無理で、複数居る場合にはトライしても良い(一人が背部から倒れないように押す)でしょう。
ただ複数居る場合でも、左向きに寝かせた状態での胸骨圧迫は難しいので、
子宮を左へ避けて通常のCPRを行うことが賢明かと考えます。
一人の時には、何もしないよりの原則で、普通にCPRをするしかないでしょう。

AEDは通常通り使用しても胎児への影響はあまりないと思います(影響があるという報告もあるかもしれませんが?)。妊婦を守るのが第一原則です。妊婦が亡くなったら、胎児も助かりませんから。

あと付け加えると、CPRを行う場合、胸骨の圧迫が小さい、押す場所が不適切、確実な気道の確保ができていない、鼻を押さえずに行う方がみえますが、あわてず確実にです。


妊娠へのAEDの使用ですが救急蘇生の指針に書いてありますが問題ないとのことです!
みなさんの意見のとおり蘇生優先ですね!
そのとおり
話をまとめると、CPRもAEDも行うことは出来ます。要するに、心臓は胸の中にあるから、胸骨を圧迫すること。そして、AEDは最短距離で電気が流れる。だから心臓を挟み込む様にパッドを張る訳ですから。

異物除去方法の1つのハイムリック方法に関しては、禁止です。
赤十字では、以前は側胸下部圧迫法というのを教えていましたが。

しかし、AEDというよりも、まずは、倒れている人に声をかける勇気!そして素早い手当が優先です。

そのためには、多くの人がCPRを知ってもらう必要がありますよね。
>>4
子宮がvena cavaを圧迫するのはそんなにあることではありません。
妊婦の手術も基本的に仰臥位(下半身は載石位のことが多いですが)です。
血圧低下が見られた場合も、わずかに体位を変えるだけで解消します。

それよりもCPRの適切な実施を優先すべきで、側臥位でのCPRは非現実的です。
体位変換が容易なオペ室ですら、妊婦がCPAになっても
わざわざ側臥位にすることはありません。
載石位の解除すらしないですね、普通。

>>5
はい、まずは蘇生が絶対優先です。
逆に言うと、「例え他の部分に悪影響があるとしても、まずはこれをしなければ絶対に助からない」という手順を集めたのが蘇生プロトコルです。
なお、AEDは心原性不整脈が強く疑われる場合に使うべきものです。
どんな場合もまずは呼吸と脈を確認して、CPRを実施出来て、そのあとにはじめて考慮されるものです。
某事件ではまともな気道確保すらなしにAEDを試みるものが医療関係者にもいたのは非常に残念でした。
zoroさま

もしかして情報が古くありませんか?

> 専門家は、仰向けの状態で、両手を側胸の下方に置き、内上方に向けて強く圧迫する上胸突上法を取りますが、これは手馴れていないと力の入れ具合が分からず難しいです。

手慣れるもなにも、医療現場で医療者が圧迫による用手的な気道異物解除を行なうことは
まずないのでは??

ガイドライン2005になっても、気道異物除去のエビデンスとなっている論文はほとんど
変わっていません。

なにしろ医療現場ではない場所で起きるもので、再現性もないものですから
研究がちっとも進まないというのが現状と思います。

心肺蘇生はそれなりのエビデンスに基づいていますが、気道異物除去はただの
コンセンサスにすぎないと私は理解しています。
>Vfキラーさん

早々のコメありがとうございます。
やはり、妊婦でも通常通りにCPRを行うのですね。
詳しく説明していただき、納得できました。ありがとうございました。

>しいのさん

学生さんでご自分の勉強も大変でしょうに、ありがとうございます。
確かに母体が危険な状態になると、胎児も助からないですものね。心にしっかり留めておきます。


>ずぐろんさん
下の子供を出産する際、助産師学生さんに随分お世話になりました。
つい最近のことですが、分娩室にAEDがあるかどうか確認する余裕はなく…あせあせ(飛び散る汗)

やはり、母体優先なんですね。
ありがとうございました。


>ZOROさん

本当に知識も経験もない私達一般市民が出来ることは限られていますね。
でも、傷病者に最初に出会うのは、私達一般市民なので、私達が出来ることを精一杯するしかないですね。
慌てず……実際に遭遇したら、一番の難題かもしれませんが、心がけます。
ありがとうございました。


>あーちゃんさん

色々な立場で皆さんそれぞれのご意見があるのですねほっとした顔
CPRとAEDは大丈夫とのことなので、勉強になりました。
ありがとうございました。


>たけやんさん

救急蘇生の指針で調べていただいてありがとうございます。
返答の際に根拠をお伝えでき、納得していただきやすいと思います。

ありがとうございました。


>じゅんくさん

講習会終了後のアンケートでも、声をかける勇気が持てたとの意見が多数ありました。

一人でも多くの方がCPRの知識をもつことで、その勇気がでるのですね。

私も繰り返し講習を受けようと思います。

ありがとうございました。


>あうさん

状況の確認がとても大切なのですね。
私達に出来ることは限られていますが、可能な限り適切な処置ができるよう、頑張ってみます。

ありがとうございました。


>Metzenbaumさま

前回数年前に救急救命講習を受けましたが、今回受けてあまりの変わりように驚きました。
医療現場はどんどん変化しているので、期間をあけずに受講する必要性を感じました。

最初に倒れている人を発見するのは、専門的な知識のない私達ですが、講習を受けることで声をかける勇気がでるかもしれない、命を救えるかもしれない…
『自分にできることをする』ということが大切なのだと再認識しました。

ありがとうございました。


皆様、お忙しいなか丁寧に教えていただきありがとうございました。
寒い季節に向かいますが、お体ご自愛下さい。
私ERに席を置いていたのは10年ぐらい前ですので、
情報としては古いかもしれませんね。
一次救命を念頭に置いて書いたんですよ、医療設備のある場ではなくて。
確かに側臥位CPRは現実的ではないとは思いますが、
過去私が行ったものは、最初に少し左側に姿勢を傾け、その後仰臥位でCPRです。
あうさんが指摘されているように、AEDは万能ではないと考えます。
AEDがブームのごとくCPAの場合の第一選択、そう考えられているようですが、
私はAEDを行うにしても、心静止、徐脈を念頭に併用します。
数分間は血中に十分な酸素があるため、
心停止、呼吸停止状態の確認後、まずは気道の確保後、
人工呼吸より先に心マッサージを2〜3分間を行います。
一次救命で、適切にCPRが行われれば、もう少し日本でも救命率は上がると思います。
簡単に言うと
BLSでのABCDが一番大切ってことで
そそ
基本通り

FBAOも腹が大きい人は脇の下に手を通して
胸を圧迫って私も著者になっている教科書に書いて有るとおりです

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