フラクタル　プランツコミュの生と死

生きると言うことの本当の意味は、きっと、その生が尽きるときに知るだろう。

この物質世界で、生きるために必要な活動において、私たちは目に見える物質を吸収することで、再生を繰り返している。

遺伝子に植えつけられた記憶は、ある決められた数だけ再生する能力を発揮して、その遺伝子によって幾度となく細胞の再生を試みる。

しかし、私達人間や、私達以外の生き物において、再生とは生→死→生と言う輪廻を繰り返すもの。

それは、極ミクロの世界において、普通に繰り返される生理現象に他ならない。

私達、マクロの世界においては、その輪廻は、意思あるものの肉体の死を意味し、その肉体は、この地球によって輪廻される。

肉体は、物質体であり、その器に入っている魂はエネルギー体である。

エネルギーとは、その真髄が、ありとあらゆる森羅万象におけるリズムのある波であるという、事実を多くの人は受け入れていない。

この世界の真裏に存在する虚の世界と、有の世界を往来する波こそが、この世界に存在するエネルギー体である。

光は、そのエネルギーが、波長的に我々が感じ取れる力を持った存在である。

闇は、そのエネルギーが、波長的に我々が感じ取れない力を持った存在である。

すなわち、我々が感じ取れる赤外線、可視光線、紫外線、Ｘ線、γ線が全て光の持つエネルギーであって、赤外線以下のエネルギーを全て闇と称する。

我々が、存在するこの世界は全て、重力によって調和しあった物質体が、より集まることで形成されている宇宙の泡の一つに過ぎない。

その空間を満たす多くのエネルギー体が、ブラックホールによって集積され、流動され、活動をし続けているのである。

我々が、見ているそれは、全て目と言う感覚細胞による電磁気的な信号に過ぎず、その周囲にあるエネルギー体を、捉えようとはしてこなかった。

潜在能力は、そのエネルギー体を捉えることのできる極限の能力であり、通常の世界に慣れきってしまった人間と言う動物には、まだ、難しい力かもしれない。

しかし、そのエネルギー体が、確実に存在していることは、現代の科学力によって実証されている。

あなたがいつも放出している赤外線は、赤外線カメラによって捉えられ、この地球が放出しているマイクロ波は、地球上空を周回する人工衛星のマイクロカメラによって捉えられている。

そして、何よりもダークマターと呼ばれていた闇のエネルギー体はＸ線カメラによってブラックホール周辺からのガス放出から捉えられている。

我々が、ただ単に目で捉えられている物質世界が、全てではないという事実を、早く、多くの人に受け止めてもらいたいと願っている。

われわれに宿るいにしえの記憶。

その記憶は、朽ちることなく、先祖から受け継がれ、その器の中にある魂によってのみ、磨き上げられる。

生半可な気持ちで、火遊びすることは、大きな火傷をすることになる。

そのサイコセンスを、もっと、磨くための精神トレーニングに励んで欲しい。

生きる、その、本来の意味を見出すべく、我々は今まで死んでいった多くの生によって支えられていると言うことを心に刻み込むべきである。

http://www.aritearu.com/Life/Sky/Hubble/M87JET.htm