フラクタル　プランツコミュの超多次元世界

世界が多岐に分布している。

我々が生存を許されているこの小宇宙の局地的な一部である地球は、それほど活動圏を大きく許されている世界では無い。

しかし、次元回折という手段によると、極々短い時間[例えばフェムト(10の-15乗)秒]以下の空間では、時空の揺らぎから多次元への扉が常に、開いたり閉じたりして変動している。

我々が、現在生存を許されている、この閉空間では現在の科学力では厳しい時空移動と言うものが出来ない。

しかし、多次元とは時空の摂理を次第にしまい込む事による統一的理論からなる基礎概念と、それらを広い拡張された視野から物事を捉えようとするときに出来る、必然的物質規則である。

時空展開によると様々な、障壁が出てきて生半可な論理数学では回答へ導けない。

しかし、神の言語である数学では、全てを捕らえることの可能な方程式が存在している。

基本を捕らえ、多くの基礎を構築することで出来てくる超多次元方程式では、全てを捕らえる非確立理論が展開される。

多次元の多くは、時空連続体と呼ばれる概念から形成される等比級数的理論に基き、その不規則性を羅網するカオスさえも手に取るように包括される。

故、未来、過去における事象が全てにおいて切れ目なく繋がる要因から出来ていて、その要因の全てが取り出し可能なときに未来予測をも可能とさせる。

現在開発されている量子コンピューターは超並列回路を基に、超並列計算をこなし、よって多くの事象を、その記憶計算媒体[陽子、電子、中性子、光子]によって様々な不思議を解き明かす道具の一つになる。

人間の理解の及ぶ範囲が、今１５０億光年[1424850000000000km＝46.2pc(パーセク)＝9525000AU(天文単位)]であるこの知性では、そのレベルの端をかろうじて見れる知識量に達したところである。

しかし、知生体は我々が思う以上の速さや、生活範囲を獲得し様々な領域に潜んでいる。

高知生体による、主領域範囲は次元を行き交う事の出来る道具により、その閉区間の範囲を拡大している。

我々は、あと数十年もしないうちにそのレベルに到達可能な知性領域に来ている。

多次元展開は超高度な科学的技術における数学論理であり、使う人がその知識を応用できなければ基本を知らないのと同じ様に、感覚的に支配され依存するようになってしまう。

超多岐展開を余儀なくされる場合において、人が進化することの真の意味づけをしない限り、我々がそのレベルを凌駕しない限り本当の自我を目覚めさせることは不可能で、各レベルへ収束される。

超多岐展開では必然性に基き多くの技能、広範囲知識、凌駕能力を重ね合わせの原理によって、同時進行型能力開発に移行出来得る可能性があり、必然によってその能力は自ずと高められる。

植物の枝の分布は、一見不規則に見える多岐展開が続いているが、その時々の時空連続体での各時間レベルの因子が形成の必然に寄って、成り立つ展開である。

基本的な遺伝レベルにおける形成要因を踏まえ、その時々の環境因子によって自己を複製し、多くの物質を捕らえ包含する内容物に変遷させ、自己確立を目指している。

様々な生命は、この記憶基礎と言う概念を基に、自己形成に努め、その時々の環境因子を捉え、自己集約型の吸収を試しみ、細胞レベル、意識レベル、原子レベル、素粒子レベルでの調和と変化を平衡に保とうとするホメオスタシスにより安定変化を求め、エントロピー拡大に反するエネルギー逆行型を取っている。

このように、多次元感覚を捕らえることは、フラクタルで一見カオスのように見られる世界でも、様々な要素、要因を基に平衡形成変化をしていく物質と意識の理論展開なのである。