先日たまたま買って読み始めた川崎修という学者の『ハンナ・アレント』という文庫本に、「『人類はみな生まれながらに平等』という観念は、ユダヤ・キリスト教から生まれた」とアレントは書いているとありましたが、このことをアレント以前に自覚的に言い出したのは誰なのだろうと、素朴な疑問を抱きました。
西洋哲学・思想史の素養がある方なら答えて下さるかとも思い、どなたかお答えいただければ幸いです。
（以前読んだ大澤真幸と橋爪大三郎の対談形式でのキリスト教入門では、キリスト教が近代科学の生みの親といった所説に、納得しつつ読んだ覚えがあります）
（また、西郷隆盛の座右の銘「敬天愛人」は、中村正直経由での聖書の影響とのこと）
新トピックを立てたのは、既存のトピにアレントをテーマにしたものが見つからなかったためです。また、ハンナ・アレントという思想家個人に限らず、政治、思想、哲学、歴史等々に話はおのずと広がるのではないかとも思います。
気軽に書き込み、コメントお願いいたします。
西洋哲学・思想史の素養がある方なら答えて下さるかとも思い、どなたかお答えいただければ幸いです。
（以前読んだ大澤真幸と橋爪大三郎の対談形式でのキリスト教入門では、キリスト教が近代科学の生みの親といった所説に、納得しつつ読んだ覚えがあります）
（また、西郷隆盛の座右の銘「敬天愛人」は、中村正直経由での聖書の影響とのこと）
新トピックを立てたのは、既存のトピにアレントをテーマにしたものが見つからなかったためです。また、ハンナ・アレントという思想家個人に限らず、政治、思想、哲学、歴史等々に話はおのずと広がるのではないかとも思います。
気軽に書き込み、コメントお願いいたします。
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コメント(34)
>>[5]
童貞宣言の仲正さんですか！ KY先生はこの本あんまり評価していませんでしたな。何を評価していなかったかというと、私もいまちょっと思い出せません。いまコミュで、一番アレントにくわしいのがKY先生なのですが、さいきんちょっとご無沙汰のようで、残念です。
なんかこう、オルテガを連想させる一連の引用ですな。オルテガもアレントとちょっと似てますね。例の「モッブ」観などは、同じように見えますが、原著が手許にないのでこれ以上はいえず。
あと、上記問題を考えるための補助線として役立つのは、カール・マンハイム『イデオロギーとユートピア」という好著です。これは何度もコミュでもふれているのですが、いわゆる「知識社会学」と言う分野の論文です。
「知識社会」、要はインテリと市民社会の相克というか相関関係を縦軸に、歴史的関係を横軸にすえた、鋭い文章です。
「存在の歴史的被拘束性」というのがキーワードです。
邦訳が出ていますが、訳が生硬で固いという難点があります。橋川さんが飜訳すれば善かったのにと思います。
童貞宣言の仲正さんですか！ KY先生はこの本あんまり評価していませんでしたな。何を評価していなかったかというと、私もいまちょっと思い出せません。いまコミュで、一番アレントにくわしいのがKY先生なのですが、さいきんちょっとご無沙汰のようで、残念です。
なんかこう、オルテガを連想させる一連の引用ですな。オルテガもアレントとちょっと似てますね。例の「モッブ」観などは、同じように見えますが、原著が手許にないのでこれ以上はいえず。
あと、上記問題を考えるための補助線として役立つのは、カール・マンハイム『イデオロギーとユートピア」という好著です。これは何度もコミュでもふれているのですが、いわゆる「知識社会学」と言う分野の論文です。
「知識社会」、要はインテリと市民社会の相克というか相関関係を縦軸に、歴史的関係を横軸にすえた、鋭い文章です。
「存在の歴史的被拘束性」というのがキーワードです。
邦訳が出ていますが、訳が生硬で固いという難点があります。橋川さんが飜訳すれば善かったのにと思います。
>>[10]以外とはほとんどお話もしないままになっていました。
私は、ずっと大阪に近い兵庫県民です。
先日のアレントには誰か行かれたのでしょうか、私は行ったけど疲れていて帰ってダウンしちゃった。
＞＞ご紹介の『モデルネの葛藤』をいまAmazonで調べてみましたら、すこぶる面白そうでした。
がんばって読まなくちゃですが、その前に野暮用というか（私には頭脳労働）があって次に進めず、今の処ほってあります。図書館を上手に延滞しつつ読まないと・・・
＞＞仲正さんは、いわゆる変人の部類かな？と思われるのですけど、哲学者や科学者の変人はあまり気にならないほうでして、むしろ穏健なほうが大丈夫か？世間に迎合してないか？と心配になり、
おっしゃるとおり、ですね。
左翼嫌い…＞ある種のステロタイプ化した「左翼嫌い」はなんとかしろと思いますが、仲正さんはそれよりはマシな印象（全然読んでないので失言です）。
「ヘーゲルの歴史哲学によって確立された合理主義的な「近代」には回収されない、「もう一つの近代」がある。ドイツ初期ロマン派の「超越論的ポエジー」の理論は、フィヒテの知識学の脱構築を通して、デカルト的なコギトの原理が突き当たった「近代」の袋小路からの“もう一つの”脱出口」！なのか。まあ期待したい。
・・・・・・
フラグメンテという言葉がある。英語の辞書を引くと、fragment かけら、断片、断章 とある。ついでに言うと、fragile こわれやすい と fragrance 香り の間にある。フラグメンテというのは普通の文芸用語だと思っていたのだが、そうではないようだ。googleではわずか735ヒットでそれも過半がパソコン用語のフラグメンテーションである。それでもgoogleはたいしたもので、フラグメンテは文芸用語だがむしろ戦前のものらしいと分かってきた。「ノヴァーリスは二百年も昔のドイツの詩人だが、戦前の若者にとってノヴァーリスの「青い花」と「フラグメンテ」（断片集）は青春の象徴でさえあった。」
えーとここで、ベンヤミン『ドイツ・ロマン主義における芸術批評の概念』を引きながら、ドイツロマン派の人間創生論が（ハイネを経由して）松下昇においていかに大きく再生してきたのかを論じたいところですが、次の機会にしますｗ （ところで、松下がドイツロマン派にシンパシーを持っていたとは聞いていません。） http://666999.info/noha/hamon.html ・・・・・・
以上自己引用。私はまあ松下昇という人の影響を受けたのですがそれも消化できていません。
フラグメンテ（断章）といえばノヴァーリス、「ちくま文庫ノヴァーリス作品集・１」と、そこまでは良いが、上記はったり書いていますが、それ以上のことは一切分かっていないのです。
すこしづつ、よろしくお願いします。 野原燐
私は、ずっと大阪に近い兵庫県民です。
先日のアレントには誰か行かれたのでしょうか、私は行ったけど疲れていて帰ってダウンしちゃった。
＞＞ご紹介の『モデルネの葛藤』をいまAmazonで調べてみましたら、すこぶる面白そうでした。
がんばって読まなくちゃですが、その前に野暮用というか（私には頭脳労働）があって次に進めず、今の処ほってあります。図書館を上手に延滞しつつ読まないと・・・
＞＞仲正さんは、いわゆる変人の部類かな？と思われるのですけど、哲学者や科学者の変人はあまり気にならないほうでして、むしろ穏健なほうが大丈夫か？世間に迎合してないか？と心配になり、
おっしゃるとおり、ですね。
左翼嫌い…＞ある種のステロタイプ化した「左翼嫌い」はなんとかしろと思いますが、仲正さんはそれよりはマシな印象（全然読んでないので失言です）。
「ヘーゲルの歴史哲学によって確立された合理主義的な「近代」には回収されない、「もう一つの近代」がある。ドイツ初期ロマン派の「超越論的ポエジー」の理論は、フィヒテの知識学の脱構築を通して、デカルト的なコギトの原理が突き当たった「近代」の袋小路からの“もう一つの”脱出口」！なのか。まあ期待したい。
・・・・・・
フラグメンテという言葉がある。英語の辞書を引くと、fragment かけら、断片、断章 とある。ついでに言うと、fragile こわれやすい と fragrance 香り の間にある。フラグメンテというのは普通の文芸用語だと思っていたのだが、そうではないようだ。googleではわずか735ヒットでそれも過半がパソコン用語のフラグメンテーションである。それでもgoogleはたいしたもので、フラグメンテは文芸用語だがむしろ戦前のものらしいと分かってきた。「ノヴァーリスは二百年も昔のドイツの詩人だが、戦前の若者にとってノヴァーリスの「青い花」と「フラグメンテ」（断片集）は青春の象徴でさえあった。」
えーとここで、ベンヤミン『ドイツ・ロマン主義における芸術批評の概念』を引きながら、ドイツロマン派の人間創生論が（ハイネを経由して）松下昇においていかに大きく再生してきたのかを論じたいところですが、次の機会にしますｗ （ところで、松下がドイツロマン派にシンパシーを持っていたとは聞いていません。） http://666999.info/noha/hamon.html ・・・・・・
以上自己引用。私はまあ松下昇という人の影響を受けたのですがそれも消化できていません。
フラグメンテ（断章）といえばノヴァーリス、「ちくま文庫ノヴァーリス作品集・１」と、そこまでは良いが、上記はったり書いていますが、それ以上のことは一切分かっていないのです。
すこしづつ、よろしくお願いします。 野原燐
政治学にも法学にも素養がないが、今さら付け焼刃では無理なので、このままコメントします。
先日、宮嶋さんに二度目にお会いする前夜、何の用意もなく行くのは失礼に思われ、橋川さんの「テロリズム信仰の精神史」を読みました。読み始めた時点ですでに酒が回っていたので、読み終えたときには酩酊状態でしたが、「凄い論文だ」ということだけは感得しました（この論文が収められた『歴史と体験 日本精神史覚書 増補版』は昔持っていましたが、中身はろくに覚えていませんでした）。
この論文の冒頭近くに、もともと日本には「基本的人権」という概念がないが、これはあまねく、アニミズムの精神世界では共通だろうとあり、納得。
人権思想は、神＞人間＞（動植物・鉱物など）自然界という階層が当然視されるユダヤ・キリスト教的世界観からしか生まれなかったと、アレント（恐らくその前にも他の思想家・学者）が言っていることとも重なる。
人間とそれ以外との階層関係ということで言うと、（法学に無知なまま言うと）少なくとも日本の法律では、人間以外の動物などはすべて物としか見なされず、動物を殺したり怪我させたりしても「器物損壊罪」が適用される（「動物の権利」は認められない）。――ゴキブリやハエやカを殺しても逮捕されたり、罰されたりしない。犬公方綱吉は、動物の権利を擁護した先駆的事例でしょうか。
中沢新一は「カイエソバージュ」（だったか）シリーズの１冊を充てた神話論で、世界で最も有名なおとぎ話の１つ「シンデレラ」を取り上げていました。
シンデレラの語源のcinderは古英語で石炭などの燃え殻のことで、シンデレラは「灰かぶり」といった意味。寝泊りも含めかまどのそばに張り付いていないといけない下層の召使（労働者・人間）のこと。火に接するという仕事は、生では食べられない獣肉を食べられるようにする、自然と最前面で対峙する仕事だが、人間界の身分秩序では最下層に位置づけられた。
シンデレラは、妖精の力を借りて、カボチャやネズミ（だったか）を馬車や馬に変えてもらって、王宮の舞踏会へ行けたが、カボチャやネズミは、神＞人間＞自然界の階層秩序の最下層にある、人間界の最下層にあるシンデレラに隣接しているもの。
（ここで妖精が現れることは、ヨーロッパにキリスト教が普及する以前の多神教的世界の痕跡だろう）
シンデレラが王子に求婚され、プリンセスになることは、不平等な現世の身分秩序に対する民衆の逆転願望の形象化と考えられるという。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
フランス人が北米大陸に植民したとき、先住民と互いの神話・民話を語り合ったという。フランス人がシンデレラの話をすると、先住民から馬鹿にされたという。女性が相手からの求婚を待つ受身の存在でしかないこと、女性に容姿の美しさしか求めない社会の価値観が先住民には「あまりにも遅れている」と見えたからだという。
先日、宮嶋さんに二度目にお会いする前夜、何の用意もなく行くのは失礼に思われ、橋川さんの「テロリズム信仰の精神史」を読みました。読み始めた時点ですでに酒が回っていたので、読み終えたときには酩酊状態でしたが、「凄い論文だ」ということだけは感得しました（この論文が収められた『歴史と体験 日本精神史覚書 増補版』は昔持っていましたが、中身はろくに覚えていませんでした）。
この論文の冒頭近くに、もともと日本には「基本的人権」という概念がないが、これはあまねく、アニミズムの精神世界では共通だろうとあり、納得。
人権思想は、神＞人間＞（動植物・鉱物など）自然界という階層が当然視されるユダヤ・キリスト教的世界観からしか生まれなかったと、アレント（恐らくその前にも他の思想家・学者）が言っていることとも重なる。
人間とそれ以外との階層関係ということで言うと、（法学に無知なまま言うと）少なくとも日本の法律では、人間以外の動物などはすべて物としか見なされず、動物を殺したり怪我させたりしても「器物損壊罪」が適用される（「動物の権利」は認められない）。――ゴキブリやハエやカを殺しても逮捕されたり、罰されたりしない。犬公方綱吉は、動物の権利を擁護した先駆的事例でしょうか。
中沢新一は「カイエソバージュ」（だったか）シリーズの１冊を充てた神話論で、世界で最も有名なおとぎ話の１つ「シンデレラ」を取り上げていました。
シンデレラの語源のcinderは古英語で石炭などの燃え殻のことで、シンデレラは「灰かぶり」といった意味。寝泊りも含めかまどのそばに張り付いていないといけない下層の召使（労働者・人間）のこと。火に接するという仕事は、生では食べられない獣肉を食べられるようにする、自然と最前面で対峙する仕事だが、人間界の身分秩序では最下層に位置づけられた。
シンデレラは、妖精の力を借りて、カボチャやネズミ（だったか）を馬車や馬に変えてもらって、王宮の舞踏会へ行けたが、カボチャやネズミは、神＞人間＞自然界の階層秩序の最下層にある、人間界の最下層にあるシンデレラに隣接しているもの。
（ここで妖精が現れることは、ヨーロッパにキリスト教が普及する以前の多神教的世界の痕跡だろう）
シンデレラが王子に求婚され、プリンセスになることは、不平等な現世の身分秩序に対する民衆の逆転願望の形象化と考えられるという。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
フランス人が北米大陸に植民したとき、先住民と互いの神話・民話を語り合ったという。フランス人がシンデレラの話をすると、先住民から馬鹿にされたという。女性が相手からの求婚を待つ受身の存在でしかないこと、女性に容姿の美しさしか求めない社会の価値観が先住民には「あまりにも遅れている」と見えたからだという。
血縁的宗教と一神教
このトピックは見逃していました。
中正氏を論評する前にトピックへの見解です。
「人類はみな生まれながらに平等』という観念は、ユダヤ・キリスト教から生まれた」ということは、宗教の性格から生じると大学の教養で随分聞かされ、科学史の講義では一神教では太陽や地球を含む自然は神の被造物に過ぎないから崇拝してはならないと、アニミズムから脱却し、自然を客観視できることから自然科学が発達する環境が整った。多神教では自然の見かけを事物の起源として神話とし、後に人間社会の構成を自然の見方に投影しあるいは、血縁的な社会道徳の思い入れを自然観に反映させていた、このような説明だった。後に多神教の祭祀は自作自演、みせかけを基本とする。
アイヌ･イヌイット･アボリジニ･ヤマミノ、これらは人間という意味で古代以前では他種族を禽獣とみる。アニミズムから自然現象を機能神とした神は必然的に多神教となるが、その中の最高神は守護神か祖先神となり、さらに首長権力が強い社会では王が神に成りすますので「人類はみな生まれながらに平等』という観念は生じえない。神話は元事物の起源(成り立ち)を説明するものだが、祖先神の神話は単なる起源(由来)譚ではなく、善悪･超越的前提の価値を込めた由緒神話に転化する。
ユダヤ教は一神教だが民俗宗教で世界宗教ではない。ユダヤ人のみが神に選ばれた選民だから他民族は賎民といえる。一神教としてのユダヤ教自然との分化はあったが、最高神と自民族を重ね合わせる民俗宗教であった。ユダヤ教の宗教改革からキリスト教から生まれたキリスト教、その影響下に生まれたイスラム教では、森元首相のように、日本だけが神の国、他の国より優れた神を持つ日本の国の意味を込めた「神の国」発言は異端と見られる。エホヴァ･アッラーはあまねく世界に恩恵を与える存在であり、宗教のドグマ正統からは、血縁的差別を正当化できない。
関連でバラモン教･ヒンズー教･ギリシャの神々及び仏教について。
インドの神々にはインドネシアなど東南アジア果ては中国・日本にまで進出したものがある。インドの神々の多くは、機能神で部族全体及び排他的な祖神・守護神に成長するものが少なかった。中央集権的広域国家が長く保たれることがなかったからで、このような神々は恩恵をもたらすものとして周辺地域へ浸透することが出来た。ギリシャもポリスが独立していたために特定ポリスの守護神か他のポリスに対して超越的な存在とならずオリンポス12神など家族的な血縁擬制関係か形成されるが、日本のように天照を中心にした血縁序列関係に転化されることはなかった。大国主の北陸地方との数多くの婚姻譚は地域的ネットワークの存在の反映でタカミムスビ･ニギハヤヒを中心とする物部天神神話は部族国家を繁栄した血縁擬制関係を表現したものだが、記紀で天照とイザナギを祖先神とする神話改変により血縁擬制序列関係が確立した。
仏教は世界宗教だが、一神教とはいいがたい。特に大乗においては菩薩やバラモンの神を包摂し、多神教的存在としている。ヒンズー教も神々のひな壇に釈迦を添えて包摂した。
一神教が近代を生むに当たって非常な役割を果たしたことを強調するのはマックス・ウェーバーである。彼は当然ながら大乗仏教を布教地の現地宗教とのアニミズム的習合として近代化を疎外するものとする。ウェーバーは呪術の園という表現でそれが近代化の癌であったことを強調するが、アジアにおいては、呪術よりもむしろ祭祀の園が近代化を疎外したのではないかと考えている。
このトピックは見逃していました。
中正氏を論評する前にトピックへの見解です。
「人類はみな生まれながらに平等』という観念は、ユダヤ・キリスト教から生まれた」ということは、宗教の性格から生じると大学の教養で随分聞かされ、科学史の講義では一神教では太陽や地球を含む自然は神の被造物に過ぎないから崇拝してはならないと、アニミズムから脱却し、自然を客観視できることから自然科学が発達する環境が整った。多神教では自然の見かけを事物の起源として神話とし、後に人間社会の構成を自然の見方に投影しあるいは、血縁的な社会道徳の思い入れを自然観に反映させていた、このような説明だった。後に多神教の祭祀は自作自演、みせかけを基本とする。
アイヌ･イヌイット･アボリジニ･ヤマミノ、これらは人間という意味で古代以前では他種族を禽獣とみる。アニミズムから自然現象を機能神とした神は必然的に多神教となるが、その中の最高神は守護神か祖先神となり、さらに首長権力が強い社会では王が神に成りすますので「人類はみな生まれながらに平等』という観念は生じえない。神話は元事物の起源(成り立ち)を説明するものだが、祖先神の神話は単なる起源(由来)譚ではなく、善悪･超越的前提の価値を込めた由緒神話に転化する。
ユダヤ教は一神教だが民俗宗教で世界宗教ではない。ユダヤ人のみが神に選ばれた選民だから他民族は賎民といえる。一神教としてのユダヤ教自然との分化はあったが、最高神と自民族を重ね合わせる民俗宗教であった。ユダヤ教の宗教改革からキリスト教から生まれたキリスト教、その影響下に生まれたイスラム教では、森元首相のように、日本だけが神の国、他の国より優れた神を持つ日本の国の意味を込めた「神の国」発言は異端と見られる。エホヴァ･アッラーはあまねく世界に恩恵を与える存在であり、宗教のドグマ正統からは、血縁的差別を正当化できない。
関連でバラモン教･ヒンズー教･ギリシャの神々及び仏教について。
インドの神々にはインドネシアなど東南アジア果ては中国・日本にまで進出したものがある。インドの神々の多くは、機能神で部族全体及び排他的な祖神・守護神に成長するものが少なかった。中央集権的広域国家が長く保たれることがなかったからで、このような神々は恩恵をもたらすものとして周辺地域へ浸透することが出来た。ギリシャもポリスが独立していたために特定ポリスの守護神か他のポリスに対して超越的な存在とならずオリンポス12神など家族的な血縁擬制関係か形成されるが、日本のように天照を中心にした血縁序列関係に転化されることはなかった。大国主の北陸地方との数多くの婚姻譚は地域的ネットワークの存在の反映でタカミムスビ･ニギハヤヒを中心とする物部天神神話は部族国家を繁栄した血縁擬制関係を表現したものだが、記紀で天照とイザナギを祖先神とする神話改変により血縁擬制序列関係が確立した。
仏教は世界宗教だが、一神教とはいいがたい。特に大乗においては菩薩やバラモンの神を包摂し、多神教的存在としている。ヒンズー教も神々のひな壇に釈迦を添えて包摂した。
一神教が近代を生むに当たって非常な役割を果たしたことを強調するのはマックス・ウェーバーである。彼は当然ながら大乗仏教を布教地の現地宗教とのアニミズム的習合として近代化を疎外するものとする。ウェーバーは呪術の園という表現でそれが近代化の癌であったことを強調するが、アジアにおいては、呪術よりもむしろ祭祀の園が近代化を疎外したのではないかと考えている。
回答その他
�機…樵阿力静世�ぼやけ論議が拡散するということについてはその可能性を認めるので、このトピックに関して直前の論議がある程度進行するまで今後、直前の論議に関係しないコメントは差し控えます。
その他についての弁明と反論
�供，海離肇團奪�に関して私がコメントをしたのは、トピック作成者に続く議論等において、「『人類はみな生まれながらに平等』という観念は、ユダヤ・キリスト教から生まれた」という命題について明確な整理が行われていないと考えたからです。私は自然・集団･個の三者連関において、血縁序列性･地域性が強すぎる多神教の神では他部族は征服又は植民地化されないと信服できない事情からキリスト教とイスラム教の一神教かつ世界宗教だからそのような性格を持つのであり、特定王統と結びついた血縁的多神教は異民族差別が当然と整理しました。血縁的差別を内包する神々からは平等観念は生まれないことを説いたのであり、このトピックについて的外れの取るに足らない視点だというなら、別途反論してくだされば良いと思います。また私のコメントの続きとして予定していたのは
間接的には直前の論議に関わることで明治の藩閥政府側は、士族反政府勢力などを自分達の利害第一で藩閥政府こそ薩長の利害を超越した日本国全体を視野に入れた施策を行えると考えていたこと。また、マックスウェーバーは経済人は毎日のストレスが大きく視野狭窄なので政治家になるべきではない、時間の余裕のある視野の広い人物が政治家になるべきだとの論議をしていて、上記はポリスの政治家適正論議と接点があります。その論議を経て政治における公共性と戦略性を妨げる要素は何かなどの論議をしてみようかと考えていました。
�掘〃豈鐡�な視角ならば、丸山真男で語れということですが、これには反論せざるを得ません。
（1） このトピックの前提において、橋川文三がハンナアーレントを下敷きにしているとか橋川文三の主旋律と共通するものがあるというのでしょうか。おそらくそうではない。媒介項･中間項を挿入しないと関連づけできない論議と考えています。そうでないと主張されるのであればトピックを変えてでもゆっくり反論してください。
（2） 私がこのサイトに参加した動機は血縁的視角の論議をするためではない（これも一つの媒介項です）。私は橋川文三にはおもしろい独自の視角を持つが足らない処があると考える。橋川の論議は時代的に幕末以後。丸山や守本順一郎はもっと古い記紀分析など少なくとも論議範囲としては射程が広い。（丸山が血縁思想を論じているといわれるがこれは、記紀分析の（生むと成る）、あるいは執拗低音の中身を血縁性と考えることで成立する議論です。丸山が正面切って血縁概念を使用しているとは思えません）橋川は文化人類学と民俗学に似た一国政治思想史的性格がある。時代性より、状況変化に対する特定人物の行動と心理的反応（応戦と挑戦）を伝記的に素描するが、状況変化までの各層の共同主観分析と個における変容･再編などの関連があまり描かれていないと考える。要するに橋川の優れた処と足らざる処を議論したくてここに入りました。
このサイトは蛸壺のように橋川神学を論ずる所でしょうか。ワンクッションあるいは中間項を入れ、又は特定の事項について他の政治思想史家との論点を比較することが議論に深みを増やすことだと思います。
�機…樵阿力静世�ぼやけ論議が拡散するということについてはその可能性を認めるので、このトピックに関して直前の論議がある程度進行するまで今後、直前の論議に関係しないコメントは差し控えます。
その他についての弁明と反論
�供，海離肇團奪�に関して私がコメントをしたのは、トピック作成者に続く議論等において、「『人類はみな生まれながらに平等』という観念は、ユダヤ・キリスト教から生まれた」という命題について明確な整理が行われていないと考えたからです。私は自然・集団･個の三者連関において、血縁序列性･地域性が強すぎる多神教の神では他部族は征服又は植民地化されないと信服できない事情からキリスト教とイスラム教の一神教かつ世界宗教だからそのような性格を持つのであり、特定王統と結びついた血縁的多神教は異民族差別が当然と整理しました。血縁的差別を内包する神々からは平等観念は生まれないことを説いたのであり、このトピックについて的外れの取るに足らない視点だというなら、別途反論してくだされば良いと思います。また私のコメントの続きとして予定していたのは
間接的には直前の論議に関わることで明治の藩閥政府側は、士族反政府勢力などを自分達の利害第一で藩閥政府こそ薩長の利害を超越した日本国全体を視野に入れた施策を行えると考えていたこと。また、マックスウェーバーは経済人は毎日のストレスが大きく視野狭窄なので政治家になるべきではない、時間の余裕のある視野の広い人物が政治家になるべきだとの論議をしていて、上記はポリスの政治家適正論議と接点があります。その論議を経て政治における公共性と戦略性を妨げる要素は何かなどの論議をしてみようかと考えていました。
�掘〃豈鐡�な視角ならば、丸山真男で語れということですが、これには反論せざるを得ません。
（1） このトピックの前提において、橋川文三がハンナアーレントを下敷きにしているとか橋川文三の主旋律と共通するものがあるというのでしょうか。おそらくそうではない。媒介項･中間項を挿入しないと関連づけできない論議と考えています。そうでないと主張されるのであればトピックを変えてでもゆっくり反論してください。
（2） 私がこのサイトに参加した動機は血縁的視角の論議をするためではない（これも一つの媒介項です）。私は橋川文三にはおもしろい独自の視角を持つが足らない処があると考える。橋川の論議は時代的に幕末以後。丸山や守本順一郎はもっと古い記紀分析など少なくとも論議範囲としては射程が広い。（丸山が血縁思想を論じているといわれるがこれは、記紀分析の（生むと成る）、あるいは執拗低音の中身を血縁性と考えることで成立する議論です。丸山が正面切って血縁概念を使用しているとは思えません）橋川は文化人類学と民俗学に似た一国政治思想史的性格がある。時代性より、状況変化に対する特定人物の行動と心理的反応（応戦と挑戦）を伝記的に素描するが、状況変化までの各層の共同主観分析と個における変容･再編などの関連があまり描かれていないと考える。要するに橋川の優れた処と足らざる処を議論したくてここに入りました。
このサイトは蛸壺のように橋川神学を論ずる所でしょうか。ワンクッションあるいは中間項を入れ、又は特定の事項について他の政治思想史家との論点を比較することが議論に深みを増やすことだと思います。
［７］の件についての弁明
「童貞」うんぬん。
ディスっていません。文章のさわりの冗談で、ボクのよくやる書き方です。
例の「宣言」を知ったのがこの直前でしたので、脊髄反射的に書いてしまいました。あまりにも荒唐無稽な「宣言」でしたので…。もちろん仲正氏の業績、力量・才能とは全く関係ありません。立派な思想史研究者だと思います。
ただひとつ失礼したなあという思う点は、入力するのにも時間がかかったであろう仲正氏の言説を引用された方のご苦労に対して、ひとつのねぎらいの言葉をかけていなかったなあということです。
これは管理人としてまことに無礼であり、ここで謹んでお詫び申し上げます。
ＫＹ氏の仲正氏評価について。
これは本当に覚えていなくて、例の映画「ハンナ・アーレント」を一緒に観た後、居酒屋でかわされた会話であったかと思います。
詳細を思い出せないのが残念ですが、彼と一致したことは多分こうだったと思います。これはいつもボクが思っていることなのでほぼ同じことを語ったに間違いないのです。
「構造主義」も「アレント」も「フーコー」も、巷には入門書・概説書があふれています。しかしこれらは書き手の主観が当然反映されている訳です。だからこういう入門書はやっぱり補助線だよなあと思うのです。
KY氏はもちろん、私も若い頃は、政治学を結構真面目に勉強した人間です。
その基本的態度は「原著を読む」、これにつきます。これは原典を読むのが最良ですが、語学力のない者は「訳書」でも可という、勉強態度です。原著を読んでも当然わからないところは（特に西欧の政治思想書は）でてきます。そこで、わかりやすく解説した本を参照するのが順序だよなあ、ということを語ったのだと思います。
KY氏は正式なアカデミシャン（専門は政治思想ではありませんが）ですから、そういう方法論は血肉となっています。だから一致をみたのだと思います。
そうしてKY氏は多分、仲正氏本は、突っ込みが甘いと思われたのだと想像します。
会話を録音しておけばよかったと思うのですが、あとの祭りですね。
KY氏の権威を笠に着て仲正氏をおとしめようとした件
これは完全に誤解です。そうとられても仕方のない表現をしたことは反省しています。
KY氏は年若い畏友というだけで、mixiで出会えた珠玉のような方々の一人です。それ以上でもそれ以下でもありません。彼には尊敬の念こそ抱きこそすれ、「権威」などはみじんも感じておりません。畏友がちょっと仲正本に違和感を感じていたよという程度の話です。
ボクがリアルでお会いした方々が、当コミュでは大変多いので、どうしても「なれ合い」みたいになってしまうのは、私の悪癖です。
ボクのアレント理解について
アレントは、もちろん名前を知ってはいましたが、本格的に意識し始めたのは、当コミュを始めてからです。それは脱会された「にひ」さんに大部分を負っています。で、かれの助けを借りながら、
『起源』と『アイヒマン』を読んだのです。これは本当にありがたいことでした。
左翼と相性が悪いと言われていますが、そうでしょうか？ もしそうであるならば、アレントはもう一つの全体主義である「スターリン主義」を分析・批判していないという点であるかなと思います。あと、「モッブ」に代表される「大衆社会分析」。左翼に苦手の分野です。しかしこういう分析を咀嚼もできない左翼はもうどうしようもないというか、未来は全くないよと思います。
あと、「凡庸な悪」という有名な言葉。これはオウム事件にもつながるきわめて衝撃的な言葉で、アレントでなければ表現できなった言葉だと思います。しかし、ボクはさらに突き詰めて、「悪って何なの？」と考えてしまったこともあります。仏教に「造悪（ぞうあく）論」という言葉があるのですが、「悪」については東洋思想の方が深いよとも思います。
まだまだ不十分ですが、いちおう現時点でお答えできることを書いてみました。
「今こそ…」はもう一度読み直そうと思います。
私的には多事多難なの情況なのでいつになるかお約束できませんが読みます。そうすれば私の抱いた違和感も明らかになるかと思います。
答えていないこと、的外れなこと、間違っていること等々ありましたら、ご指摘ください。
最後に、関係ないことをひと言。
和田さん。議論の流れを読んでのコメントをお願いします。それからトピックを乱立することはおやめください。「雑談コーナー」というトピックがありますのでそこでご自分の見解を述べてください。「擬制血縁幻想」を述べるだけのひと、そこに森羅万象を牽強付会するひと、という当コミュでの評判が確定してしまいますよ。よろしくお願い申し上げます。どこの思想コミュでも無視されると思いますよ。
「童貞」うんぬん。
ディスっていません。文章のさわりの冗談で、ボクのよくやる書き方です。
例の「宣言」を知ったのがこの直前でしたので、脊髄反射的に書いてしまいました。あまりにも荒唐無稽な「宣言」でしたので…。もちろん仲正氏の業績、力量・才能とは全く関係ありません。立派な思想史研究者だと思います。
ただひとつ失礼したなあという思う点は、入力するのにも時間がかかったであろう仲正氏の言説を引用された方のご苦労に対して、ひとつのねぎらいの言葉をかけていなかったなあということです。
これは管理人としてまことに無礼であり、ここで謹んでお詫び申し上げます。
ＫＹ氏の仲正氏評価について。
これは本当に覚えていなくて、例の映画「ハンナ・アーレント」を一緒に観た後、居酒屋でかわされた会話であったかと思います。
詳細を思い出せないのが残念ですが、彼と一致したことは多分こうだったと思います。これはいつもボクが思っていることなのでほぼ同じことを語ったに間違いないのです。
「構造主義」も「アレント」も「フーコー」も、巷には入門書・概説書があふれています。しかしこれらは書き手の主観が当然反映されている訳です。だからこういう入門書はやっぱり補助線だよなあと思うのです。
KY氏はもちろん、私も若い頃は、政治学を結構真面目に勉強した人間です。
その基本的態度は「原著を読む」、これにつきます。これは原典を読むのが最良ですが、語学力のない者は「訳書」でも可という、勉強態度です。原著を読んでも当然わからないところは（特に西欧の政治思想書は）でてきます。そこで、わかりやすく解説した本を参照するのが順序だよなあ、ということを語ったのだと思います。
KY氏は正式なアカデミシャン（専門は政治思想ではありませんが）ですから、そういう方法論は血肉となっています。だから一致をみたのだと思います。
そうしてKY氏は多分、仲正氏本は、突っ込みが甘いと思われたのだと想像します。
会話を録音しておけばよかったと思うのですが、あとの祭りですね。
KY氏の権威を笠に着て仲正氏をおとしめようとした件
これは完全に誤解です。そうとられても仕方のない表現をしたことは反省しています。
KY氏は年若い畏友というだけで、mixiで出会えた珠玉のような方々の一人です。それ以上でもそれ以下でもありません。彼には尊敬の念こそ抱きこそすれ、「権威」などはみじんも感じておりません。畏友がちょっと仲正本に違和感を感じていたよという程度の話です。
ボクがリアルでお会いした方々が、当コミュでは大変多いので、どうしても「なれ合い」みたいになってしまうのは、私の悪癖です。
ボクのアレント理解について
アレントは、もちろん名前を知ってはいましたが、本格的に意識し始めたのは、当コミュを始めてからです。それは脱会された「にひ」さんに大部分を負っています。で、かれの助けを借りながら、
『起源』と『アイヒマン』を読んだのです。これは本当にありがたいことでした。
左翼と相性が悪いと言われていますが、そうでしょうか？ もしそうであるならば、アレントはもう一つの全体主義である「スターリン主義」を分析・批判していないという点であるかなと思います。あと、「モッブ」に代表される「大衆社会分析」。左翼に苦手の分野です。しかしこういう分析を咀嚼もできない左翼はもうどうしようもないというか、未来は全くないよと思います。
あと、「凡庸な悪」という有名な言葉。これはオウム事件にもつながるきわめて衝撃的な言葉で、アレントでなければ表現できなった言葉だと思います。しかし、ボクはさらに突き詰めて、「悪って何なの？」と考えてしまったこともあります。仏教に「造悪（ぞうあく）論」という言葉があるのですが、「悪」については東洋思想の方が深いよとも思います。
まだまだ不十分ですが、いちおう現時点でお答えできることを書いてみました。
「今こそ…」はもう一度読み直そうと思います。
私的には多事多難なの情況なのでいつになるかお約束できませんが読みます。そうすれば私の抱いた違和感も明らかになるかと思います。
答えていないこと、的外れなこと、間違っていること等々ありましたら、ご指摘ください。
最後に、関係ないことをひと言。
和田さん。議論の流れを読んでのコメントをお願いします。それからトピックを乱立することはおやめください。「雑談コーナー」というトピックがありますのでそこでご自分の見解を述べてください。「擬制血縁幻想」を述べるだけのひと、そこに森羅万象を牽強付会するひと、という当コミュでの評判が確定してしまいますよ。よろしくお願い申し上げます。どこの思想コミュでも無視されると思いますよ。
>>[29]
ご返事ありがとうございました。
管理人のなれ合い、リアルで会った人優先のコメント。長年続いてきた悪弊を指摘されて、身が縮む思いです。
管理人はそういう与太を避け、＜交通整理＞に徹するべきなのですが、ボクだって言いたいことはあるのですよ。
だから、何度も管理人をおりたいと言ってきたわけですが、だれにもやめさせてもらえない。
ボクの心中をお察しください。
ボクは、「文献」、「史料・資料」を重視する、「カタログ派」なんでしょうね。また、「たこつぼ化」を望んでいるようにみえるようですね。
そうではないんだよ、と言いたいのですが、かつてそれを言ってしまった以上、「覆水盆にかえらず」ですね。
ご指摘された過去トピ、とても一晩では読み切れません。本当に大変な分量のコメントが保存されています。mixiの思想コミュでは異例のことではないでしょうか？ 「荒らし」もほぼないし…。
それは他のコミュが、「カタログ」に陥っているからだと思います。
そのことへの共感を共有できるなら、皆様との対話もまだまだ大丈夫だよと申し上げたいのです。
ご返事ありがとうございました。
管理人のなれ合い、リアルで会った人優先のコメント。長年続いてきた悪弊を指摘されて、身が縮む思いです。
管理人はそういう与太を避け、＜交通整理＞に徹するべきなのですが、ボクだって言いたいことはあるのですよ。
だから、何度も管理人をおりたいと言ってきたわけですが、だれにもやめさせてもらえない。
ボクの心中をお察しください。
ボクは、「文献」、「史料・資料」を重視する、「カタログ派」なんでしょうね。また、「たこつぼ化」を望んでいるようにみえるようですね。
そうではないんだよ、と言いたいのですが、かつてそれを言ってしまった以上、「覆水盆にかえらず」ですね。
ご指摘された過去トピ、とても一晩では読み切れません。本当に大変な分量のコメントが保存されています。mixiの思想コミュでは異例のことではないでしょうか？ 「荒らし」もほぼないし…。
それは他のコミュが、「カタログ」に陥っているからだと思います。
そのことへの共感を共有できるなら、皆様との対話もまだまだ大丈夫だよと申し上げたいのです。
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