マニア的ボクシング談話室コミュの亀田、西岡、リナレス、内藤など

亀田大毅とのデンカオセーンとの一戦。
亀田は必要以上にローブローの反則を恐れ、クリンチ際でパンチが出なかった。
そして、万人が指摘するように、それを崩すテクニックもなかった。

しかし、減量出来ないのではと噂されていたような状況で
あのスタミナとボディの打たれ強さは、いかに節制とハードなトレーニングを積んできたかがわかる。

このふたつはごまかしが効かない。それだけにトレーナーさえ・・・と思わずにはいられない。

採点は・・・日本でやっていることを考えると、亀田には厳しい判定だっと思うが、
それはこれまでのツケだろう。タイで亀田がタイ人挑戦者なら絶対勝ちの試合。
だが世間の逆風を考えると今回は負けで良かったのではないか。

今日の、リナレス、西岡。明暗を分けた。
日記にも書いたが、リナレスの今後が心配だ。単なる過信のポカで済むかは
次戦にかかっている。

西岡、全体の動きは若い頃の方がキレているが、安定感は今だろう。
３３歳という年齢から、ぜひビッグマッチを決めてあげてほしい。

で１１月の内藤、亀田興毅戦。
予想は難しい。実力差は無いのではないか。しかしキャリアは圧倒的に内藤。

内藤の変則とフェイントを無視して、
亀田がランダエタ２のようなアウトボックスで裁けるかというのが大勢の見方
に思うが
僕は、敢えて亀田は１ラウンド、捨て身の攻勢をかけるべきと思っている。

１ラウンドで倒しきるくらい捨て身で攻勢をかけたら主導権が取れると思う。
そしてヒット＆ウェイに変更。
それが僕のプラン。

まともには亀田が不利だと思うから。

アズマー・ネルソンが疑惑の判定でジェフ・フェネックの４階級制覇をドローで
阻んだ試合のリマッチを思い出した。

フェネックはダイレクトの再戦を地元で開催し今度こそ４階級制覇出来るだろうというムードの中
１ラウンドから老雄ネルソンが攻勢をかけてダウンを奪う。
出鼻をくじかれたフェネックはそのままジリ貧になってＫＯ負けをくらった。

亀田は打たれ弱いとの風評の中で勝機はランダ２方式と思われている中なら
敢えて１ラウンド攻勢をかける勇気があるか？
世間が思っているほど亀田は弱くないと思うがランダ１しか修羅場をくぐっていない。
しかし、ランダ１では意外にもダウンからの粘りを見せたのも事実。

この試合、みんな非常に展開を予測しにくいのではないか。

名城もカサレスとの試合泥臭く頑張った。カサレスは上の階級では
これまでのようは馬力で押しきれなかった。

今日本のボクシングは良い選手がそろっている。

ぜひ内藤亀田戦は良い試合になってほしい。

コメント(3)

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[1] mixiユーザー 10月11日 02:55

初めまして、亀田戦でいくつかの疑問がありました。

まず、ファールカップの位置です。
おへその見える位置まで下げていて、あれではボディーを打ってくれといっているとしか思えませんでした。又、レフリー＆解説での指摘がなかったのも疑問でした。

デンカオも大きなモーションの左ボディーを単発で打つのみで、顔面への強打＆コンビネーションがなく強打はガードの上からも見受けられませんでした。

技術的に打てない選手でもないし、亀田に打たせない技術があるとはとうてい思えません。又、フルラウンド戦ってお互いがあんなに綺麗な顔をしている世界戦を浅い観戦暦ではありますが私は見たことがありません。

他の方々は疑問には思わなかったのでしょうか？

私は正直、TBS判定で亀田の勝ちになってしまうと思いましたが妥当な王者防衛でした。

今回の王者防衛は、内藤戦で貶めた亀田のイメージを回復するためor惜敗で世論の同情を買って再戦して王座奪取を目論んでいるのかと邪推してしまいました。

そう考えると、ファールカップの位置や顔面のダメージ＆カットもなくボディーのみの攻撃に対する疑問も払拭されるのです。

西岡選手や名城選手の世界戦とは別次元のレベルで行われていました。

来月の内藤VS亀田兄の試合も、年齢による衰えは否めませんが真っ当にやれば内藤選手の防衛は揺るがないと思います。

しかし、TBSの亀田興行はリングの外で様々な思惑が入り混じって歪んだ結末を迎えるのではないかと心配です。

西岡選手が放つ戦慄の左ストレート、リナレスまさかの1R KO負け、細野VS榎の激しい打撃戦（ダイジェストしか見ていませんが･･･）、これがボクシングではないでしょうか。

10/10の世界戦を観て強く思いました。

偏った意見かもしれませんが、ボクシングを愛するが故ですのでご了承ください。

長文失礼致しました。

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