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赤ヘル軍団コミュの黒田メジャー情報

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ドジャーズの黒田も応援しよう
描いた夢とここにある今
来年は戻る予定

コメント(48)

広島の黒田、FA宣言へ=米挑戦か残留の方向−プロ野球
10月18日16時1分配信 時事通信
 昨季フリーエージェント(FA)の権利を取得した広島の黒田博樹投手(32)は18日、広島市内の球団事務所で来季の契約について球団と今オフ最初の話し合いを持ち、FA宣言する意向を伝えた。米大リーグ挑戦か広島残留を選択する方向で、国内の他球団へ移籍する考えはないという。
 黒田は昨オフ、FA権を行使せず、総額12億円の4年契約で広島に残留。その際、黒田が米大リーグ挑戦の意思を固めた場合は球団が支援するとの条件が付けられたことから、今オフの去就が注目されていた。
 黒田は鈴木清明球団本部長と約1時間会談した後、「FA権を行使する方向で考えている。(広島に)残るにしても、行使した上で残る。中途半端に来季を迎えるより、権利を行使して方向を決めたいという気持ちがあった」と語った。
 国内の他球団との交渉については「100パーセントない」と否定し、結論を米大リーグ挑戦か広島残留かに絞っていることを明らかにした。
 黒田は右ひじの検査のため21日に渡米。今月末に帰国した後、再び広島と会談する予定という。 

新球場いらんので、もっと上手なお金の使い方してほしいな!
広島・黒田がFA宣言=大リーグ挑戦か残留か決断へ−プロ野球
11月5日15時31分配信 時事通信
 広島の黒田博樹投手(32)は5日、フリーエージェント(FA)の書類を球団に提出した。同投手は広島市の球団事務所で書類を提出後、「(FAの)申請をした。一つステップしたという感じ」と語った。今オフのFA権行使は既に明言しており、米大リーグへの挑戦か広島残留のいずれかに絞っている。
 黒田は今後について「近いうちに代理人を発表させてもらう」と説明。FA宣言後の残留も認める方針の広島球団に対しては、「ある程度の段階で早めに返事をしたい」としている。黒田は昨季、FA権を取得したが、権利を行使せずに総額12億円の4年契約で広島に残留。その際、米大リーグ挑戦の意志を固めた場合は球団が支援するという条件が付けられた。
 黒田は専大から1997年に広島入りし、2005年に最多勝、06年に最優秀防御率のタイトルを獲得。今季終了時の通算成績は103勝89敗1セーブ、防御率3.69。 
黒田ありがとう。緒方が新井の件で残留してから愛着を言えみたいなことを言ってみたいだが黒田は最初から国内他球団の移籍は言わなかったどころか涙ながらにまたメジャーから戻ったらカーブしか考えてないなんて感謝しかないね。残った選手も頑張って長谷川にも自覚が現れたし、二年目の前田健や寛もやってくれるさ。あとは打線だね。
黒田ホッ!球場使用OKで市民球場での始動が実現
 広島からドジャースに移籍した黒田の広島市民球場での始動が実現する。1月5日に同球場を使用する申請を23日に広島市に出しており、27日までに許可が下りた。1、2月は芝や土を整備する補修期間で一般の方への貸し出しはしておらず、基本的に使用はできない。だがカープの練習は認められており、黒田の使用もOKとなった。市民球場管理事務所・竹本久男所長は「支障のない範囲なら。法的にも問題はない。昼休みの合間でお願いしたいです」と話した。
ドジャース黒田、児童養護施設から千羽鶴
児童養護施設の子供たちから千羽鶴を手渡されるドジャース黒田(共同) ドジャース黒田博樹投手(32)が24日、自主トレを行っている広島市民球場で、広島市の児童養護施設「似島学園」の生徒らの訪問を受けた。広島時代に使用していた野球用具をチャリティーオークションにかけ、その収益金で野球用具を購入。オリジナルTシャツとともに同施設に寄付することになり、生徒から感謝状と千羽鶴を受け取った。黒田は「球場には去年から席を設けさせてもらって招待していたが、今度は目に見える形で力になれればと思った」と話した。

ロスにきて約1週間2008年02月04日

ロスにきて約1週間がたちました。暖かい気候なので非常に体の仕上がりもはやいです。この1週間の間にアストロズ松井稼頭夫とも食事に行きましたし、昨日は阪神の金本さん、そして、今シーズンからチームメイトになる斉藤隆さんと食事を一緒にしました。日本食屋さんで日本語を使って話をしながら食事をしていると、なにかアメリカにいないような不思議な感じがしました。キャンプインまであと10日あまりなのでしっかり調整をしキャンプに備えたいとおもいます。

黒田博樹
33歳になりました。2008年02月10日2月10日に誕生日を迎えて33歳になりました。今回の誕生日は今までと違いロスで迎えることになりました。いつもは沖縄でたくさんの報道陣の方に囲まれての誕生日だったので、今年は少し寂しい感じがしました。今年は自分の中でも非常に環境の変化がある大きな一年になると思います。ぜひ、いい一年にしたいと思います。あと皆さんの応援メッセージを読ませてもらいました。なかでも僕の入場テーマを考えてくれている方が何人もおられましたが参考にさせてもらいます。また、おすすめの曲があればメールして下さい。
コーチ、ライバルも絶賛! 黒田魅せた“40億右腕”
ブルペンで新女房相手に30球
ブルペン投球した黒田。投球コーチらに絶賛された(撮影・原田史郎)
 【ベロビーチ=米沢秀明】今オフ米移籍投手の目玉、ドジャースの黒田博樹投手が15日、当地のドジャータウンでキャンプインし、大リーグ生活をスタートした。ブルペンでは安定感のある30球の投球練習を披露し、トーリ新監督以下球団首脳、先輩の斎藤隆投手を安心させる滑り出しだった。
 赤ヘルとは対照的な真新しいドジャーブルーのユニホームを身につけた黒田は早朝6時半に球場入り。「朝が早くて驚いた」と、日本では考えられないスケジュールに戸惑いながら、分刻みで進められる大リーグ式の初キャンプをこなした。
 「思ったよりはスムーズに動けたと思う。あっという間に終わってしまった。まずは米国のやり方に合わせて、話し合いながら練習を進めていきたい」と黒田。先発ローテーションを任されるだけに、練習後は多くのファンにも囲まれた。
 黒田はこの日、正捕手マーチンを座らせて、エース右腕ペニーと並んでブルペン練習。「新しい発見ばかり。ボールも滑らなかった」といいながら、変化球を交えながら新女房役を相手に総額3530万ドル(約40億円)の片鱗をみせた。ペニーに勝るとも劣らない直球だった。
 ハニーカット投手コーチは「黒田はトゥルー・プロフェッショナルだ。試合を重ねながら、自分で調整してくれるだろう」と絶賛。マーチンも「身体も肩も素晴らしい。すぐにでも試合ができる準備ができている。うれしかったのはコミュニケーションがうまくとれたこと。野球が俺たちの言葉だ」と手応えを感じていた。
 トーリ監督は黒田の投球練習が終わろうとする頃、ようやくブルペンへ。結局3球ほどしか見ることができなかったが、「変化球も交えていた。すばらしい調整をしてきているし、落ち着いている。大リーグへの適応を手助けしたい」と名将らしい眼力で期待を語った。
黒田に先輩・斎藤がアドバイス「同僚との時間大切に」
 38歳の誕生日(14日)前日に3年目となるドジャースと契約した斎藤。日本人大リーガー最速の99マイルを記録したクローザーは黒田にとって公私ともに心強い存在。ロッカーも隣で、キャッチボールの相手から朝晩の食事まで頼りにされている。
 「力のある投手だから、野球に関しては言うことはない。彼なりの考え方をアシストできればいい。今朝も一緒に他の同僚たちと食事をしたが、そういう時間を作ったりすることが大事。米国式に馴染もうとする姿勢がいい」と先輩として感想を語った。
黒田 メジャーのボールに好感触
 ドジャースの黒田博樹投手が19日、3度目の投球練習で52球を投げた。変化球を重点的に練習して「アメリカのボールの方がよく動いてくれる。特にカットボール、シュートはスピードも変化もあっていい感じじゃないかな」。20日は野手組が合流、連係プレーなどが始まる。黒田は2日間投球練習を行わない予定で「次は打撃投手かもしれない」と話した。 (共同)
2/17
キャンプイン2008年02月17日ドジャースのキャンプインして、今日で二日がたちました。メンバーはまだバッテリーだけですが、とてもみんな良い人ばかりですごく楽しく過ごせています。
やはり一番大変なのが言葉の問題です。もっといろんなコミニケーションをとる為にも英語を少しずつでも覚えたいと思います。
アメリカでのキャンプは日本のキャンプと違い非常に全体練習が短く、練習後の自分の時間がたくさんあります。だいたいの選手が全体練習の始まる前にグランドに来て個人練習をしています。ぼくも朝7時半には家(キャンプ地の)を出て、球場に入ってトレーニングをして、全体練習に参加しています。朝が早いのは少しつらいですが、そのぶん午後から自分の時間をゆっくり作れるのが非常にいいと感じました。
ドジャース・黒田の初登板を全米中継 米大リーグ、ドジャースは21日、黒田博樹投手のオープン戦初登板が29日(日本時間3月1日)にフロリダ州キシミーで行われるブレーブス戦に決まったと発表した。

 試合開始は29日午後1時5分(日本時間3月1日午前3時5分)の予定。チームのオープン戦2試合目で全米中継される。
黒田6回途中降板…初黒星◆ダイヤモンドバックス4―3ドジャース(9日・フェニックス) ドジャースの黒田博樹投手(33)はDバックス戦に先発し、5回2/3を4失点で初黒星を喫した。
 唇をかんで、黒田はマウンドを降りた。トーレ監督から「Good Job(よくやった)」とねぎらわれても、何も言い返せなかった。最後の1球、108球目への後悔だけが頭に残った。
 1点リードで迎えた6回。1死から連打と四球で満塁とした時点で、球数は101球を数えたが、首脳陣は続投させた。「勝たせてやりたかった」とハニカット投手コーチ。その思いに応えるように、ヤングを遊飛に仕留めて2死としたが、続くバーンズの初球、抜けたフォークを左前へ逆転2点適時打され、無念の降板となった。
 「最後の1球で、チームの勝敗が決まった。ボールから入っても良かった。1球の大事さを感じた」と黒田は敗北の責任を1人で負った。5回2/3を9安打4四死球の4失点(自責2)で初黒星。チームも今季初の同一カード3連敗となった。
 この日は昨オフに右ひじ手術を受けて当地でリハビリ中の、前レンジャーズ・大塚がこっそりと観戦。「やっぱりレベルが違う。速球のキレと制球力はメジャーでもトップ級」と敗戦の中でも6回に最速96マイル(約155キロ)をマークした速球と全体の71%がストライクだった制球力をたたえた。
 首脳陣は「中4日のローテーションを守る」と、黒田の次回登板を14日の本拠でのパイレーツ戦に決めた。反省を力に変え、黒田はまた新たな敵に立ち向かう。
ラミレス黒田を絶賛「ヤツは戦っていた」
【ドジャース7−2フィリーズ】
マウンドで戦う姿勢を見せた黒田を「グレート」と称えたのがドジャース主砲のラミレスだ。「われわれは仲間を守らなければならない。だからこそチームなんだ。そのメッセージを送りたかった」。3回のあわや乱闘のシーンでは左翼から一目散に駆けつけ、チームメートに抑えられながらも血相を変えて敵軍に向かっていった。
 「誰かと戦おうというのではない。何かが起きたときのために、チームメートを守りたかっただけだ」。もともとこの騒動は、自身が狙われたことに端を発していた。第2戦の初回の打席で相手投手が速球を背後に投げ威嚇。その後3ランでお返ししたが「あんな投手がウチにも欲しい。ヤツは戦っていた」と逆に弱腰だった自軍投手に不満を漏らしていた。
 バットでも黒田を援護した。初回に先制の左前打を放ち、レッドソックス時代と合わせて、リーグ優勝決定シリーズ新記録となる7試合連続打点もマーク。ポストシーズン打率・450と絶好調だが「まだ相手が2勝でウチは1勝。プレッシャーはこちらにある。あしたの試合が本当に重要だ」と気を引き締めていた。
黒田、見事に大役果たす!六回途中1失点の好投で開幕戦勝利投手
4月7日11時3分配信 サンケイスポーツ
開幕投手としてパドレス戦に先発したドジャースの黒田(写真:サンケイスポーツ)
 米大リーグ、ドジャースの黒田博樹投手(34)が6日(日本時間7日)、サンディエゴでのパドレスとの開幕戦に先発し、5回2/3を4安打2三振1失点だった。チームも4−1で勝ち、先発投手として2003年の野茂英雄以来の開幕戦勝利投手となった。
【写真で見る】 抜群の安定感を見せた黒田
 初回にいきなり2点をプレゼントされた黒田だったが、先頭のゲルートにいきなり二塁打を浴びると、送りバントで一死三塁とされ、内野ゴロの間に1点を失った。二回以降、本来の安定感を取り戻し、5回まで1失点の好投するも、迎えた六回、2死から連打と、この試合始めての四球を与え、満塁とピンチを広げ降板した。その後、救援陣が踏ん張りパドレスの反撃を許さなかった。
 黒田は日本選手が大リーグで開幕投手を務めたのは2000、03、04年の3度経験した野茂英雄(当時タイガース、ドジャース=引退)と08年の松坂大輔(レッドソックス)の2人以来で3人目。先発投手として開幕戦勝利は03年の野茂以来2人目の快挙。
トーリ監督、黒田を絶賛!プレーオフにも期待
2009.9.17 09:44
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 ドジャース−パイレーツ(16日・ロサンゼルス)ドジャースの黒田は頭部打球直撃から復帰2、3試合目と連勝。ハニーカット投手コーチは「五回(のピンチ)も好打者のジョーンズに堅実な投球をした。本当にうれしい」と喜んだ。

 トーリ監督は中4日のデーゲームで「94球も投げたのは素晴らしい。こんなに早く普通に投げるなんて少し驚いている」。昨季プレーオフで活躍した右腕に「この時期に彼がいるのは重要」と期待していた。(共同)

大リーグ・黒田、粘投で7勝目
 大リーグ・黒田、粘投で7勝目【AFP=時事】
ドジャースの黒田がパイレーツ戦に先発、6安打7奪三振無四球の1失点で7勝目を挙げた。「ヒットを打たれながらも粘り強く投げられた」と、安堵の表情を浮かべた。写真は力投する黒田(16日、ロサンゼルス)
[ 2009年9月17日11時7分 ]
ド軍・黒田、再来年国内復帰も「選択肢ある」
11月18日7時51分配信 サンケイスポーツ
 えっ、2011年は日本!? 米大リーグ、ドジャースの黒田博樹投手(34)が17日、マツダスタジアムを訪れ、松田元オーナー(58)ら古巣の広島関係者にあいさつした。来季がド軍と3年契約の最終年となる右腕は、再来年以降の日本球界復帰の可能性もにおわせた。
 帰ってきた“故郷”で、初めて足を踏み入れた新球場。黒田は「メジャーにも引けを取らない。素晴らしいですね」と笑顔。野球人生の岐路となる米大リーグ3年目へ、強い決意を語った。
 「契約最終年で、逆に何も考えずにできる。完全燃焼して考えたい。思いっきりやって、それで壊れて野球人生が終わってもいいという気持ち」
 広島のトレーニング施設利用を松田オーナーに願い出て、快諾も得た。ド軍から球数など練習への制限はあるが、投球も行う自主トレプラン。さっそく室内でウエートトレを行った。
 2010年限りで3年契約が終わり、次の2011年以降、日本球界復帰にも含みをもたせた。「選択肢としてはある。向こう(米国)で野球人生を終わらせるかもしれないし、それは全くわからない」と話した。
 もし日本球界復帰となれば、古巣広島は第1候補ではある。ただ、阪神も2006年オフ、黒田の獲得に乗り出した経緯もある。生まれは大阪で、上宮高出身。今後、黒田の動向は阪神も見逃せないはずだ。
 「オーナーには『若い選手にも教えてやってくれ』と言われました。僕の分かる範囲で伝えられたらと思います」。このオフはまず、古巣に恩返し。今後を占う勝負の1年へ磨きをかける。
黒田、“お宝”高級腕時計かけマエケンと勝負!
12月25日11時2分配信 サンケイスポーツ
 米大リーグ、ドジャースの黒田博樹投手(34)が24日、広島・前田健太投手(21)と来季の勝利数を競うプランを明かした。
 「今年はマエケンとやるんでね。運、不運もあるけど、勝ち星が上回った方の勝ち。ハンデはなし」。黒田は過去2年、大竹と勝負。昨年は引き分けたが今季は敗れ、所有する腕時計を譲った。今オフ、3人で食事をした際に前田健から勝負を持ちかけられ、受けて立つことを決めた。背番号「18」がデザインされた高級腕時計をかける。ドジャース入団が決まってオーダーし、「僕が大事にしている」という推定100万円を超えるお宝だ。
 ちなみに今季は2人とも8勝。「だからいま、一生懸命練習してるんですよ」と黒田。この日はマツダスタジアムでウエートトレとランニング。ド軍と鯉の18番対決が楽しみだ。
黒田、4回無失点 松井との対戦はなし
エンゼルス戦の5回から登板し、4回を投げ1安打無失点と好投したドジャース・黒田(共同) ◆オープン戦 ドジャース4―6エンゼルス(3日・ロサンゼルス) ドジャースの黒田博樹投手は5回から4番手で4回を投げ、1安打5奪三振で無失点。エンゼルスの松井秀喜外野手との対戦はなく、勝敗は付かなかった。
 黒田はマウンドに上がった5回の最初の打者に二塁打されたものの、その後の打者12人を一人も出塁させない力投。4回を投げて5三振を奪うなど、完ぺきな投球でオープン戦最終戦を締めくくった。
 「すべての球が平均して良かった。シーズンに入る前にこういう投球ができて良かった」。オープン戦で登板を重ねるごとに調子を上げ、この日は制球力を増し、切れのある球を投げ込んだ。そんな黒田に対し、トーレ監督は「準備万全」と太鼓判を押した。
黒田好投も日米で揺れる心 FA市場は高く評価2010.09.11
 今季ドジャースとの3年契約が満了となる黒田博樹投手(35)が、大リーグ残留と日本復帰の間で揺れている。10日はアストロズ戦に先発、3回まで無安打無失点の好投を続けている。プレーオフ進出が難しくなり、6連敗中というチーム状況にもかかわらず、この日も集中した表情。1回に四球を与えたが、序盤は完璧な立ち上がりだった。
 今季開幕から先発ローテを守り、自己最多の10勝。今オフの大リーグFA市場では黒田の実力を高く評価。ドジャースが残留交渉の準備に入り、各球団も獲得を検討中。
 一方、帰国も選択肢。2007年オフに大リーグ移籍した際、広島球団関係者に「3年間だけ夢を追わせてください」と約束した経緯がある。米国で夢の続きはあるか。
広島が黒田争奪戦に参戦!単年3億も
 広島はドジャースに移籍した元エース・黒田の争奪戦に参戦を表明 広島は7日、ドジャースをFAになった黒田博樹投手(35)が、ド軍との独占交渉期間が終了したのを受け、獲得へ正式に参戦することになった。球団の予算の範囲内で精いっぱいの金銭提示をするもよう。2007年オフに広島からFAでドジャースに移籍した黒田。メジャー、国内球団など関心を示している球団は多く争奪戦は必至だが、鈴木清明球団本部長は「球団としてできることは最大限する」と誠意で古巣復帰実現を目指す。
  ◇  ◇
 広島は投手再建の切り札として、かつての大黒柱・黒田獲得に全力を尽くす構えだ。この日までに、ドジャースとの独占交渉期間が終了。全球団との交渉が可能になり、鈴木球団本部長は熱烈ラブコールを送った。「可能性があればすぐに動きます。球団としてできることは最大限する」と話した。
 今季の広島は投手防御率に苦しみ、投手陣の立て直しが急務。黒田は是が非でも欲しい存在だ。来季は野村監督も2年目を迎え、勝負の年と位置づける。球団予算のできる範囲で、補強費の捻出(ねんしゅつ)も惜しまない覚悟だ。鈴木球団本部長は条件について「すべてはっきりしてから」と話し、今後、精査していくが、複数の球界関係者によると、単年で破格の3億円(推定)を提示する可能性もありそうだ。
 鯉投で大黒柱として君臨してきた黒田はメジャー移籍後も安定感のある働きで勝ち星を積み重ねてきた。わずか3年でメジャー通算28勝を挙げた。調査のため9月に渡米し、先発登板試合を視察した鈴木球団本部長は「日本にいた時よりもメジャーでさらに上の投球をしていた」と進化していることを明かした。
 真っ先に獲得へ名乗りを上げたカープ。黒田も広島への愛着は人一倍強いが、古巣復帰は決して楽観視できない状況だ。07年オフに広島への愛着とメジャーへのあこがれに悩みながら、最終的にはメジャー移籍を選んだ黒田。日本球界復帰の場合、広島を第一選択肢にしているとも言われるが、メジャー球団を含め、国内ではソフトバンクなど数球団が関心を示しているとされる。
 破格の条件を提示する球団との争奪戦となっても、同本部長は「うちはマネーゲームには参戦しない」。また黒田自身もメジャーでプレーを続ける意欲が衰えたわけではなく、交渉が長期化する可能性もある。そんな中、FA市場に参戦する広島の武器は誠意。日米球界の宝を口説き落とす。
(2010年11月7日)
 広島前田健太投手(22)が、ドジャースからFAとなった黒田博樹投手(35)にラブコールを送った。8日、日南キャンプを打ち上げ「一緒にやれるなら光栄」と話した。今季は沢村賞に輝きながらチームは5位と、不完全燃焼。黒田と共闘すれば、上位進出は間違いない!
 今季、5位に低迷し、13年連続Bクラスの広島に来季への希望が膨らんできた。かつてカープの大黒柱として活躍し、メジャー3年間で28勝を挙げた黒田がFAとなった。メジャー残留の可能性もあるが、国内復帰するかもしれない。前田健は慎重に言葉を選びながら、先輩への思いを口にした。
 「1年しか一緒にやったことはないですが(戻ってくれば)心強い存在ですからね。一緒にやれるなら光栄です」
 前田健は今季、最優秀防御率(2・21)、最多勝(15勝)、最多奪三振(174個)と投手3冠に輝いた。黒田は広島では6度、2ケタ勝利をマーク。前田健がルーキーだった07年に12勝して海を渡っている。2人が先発ローテーションに入れば、大きな戦力になる。
 鈴木清明球団本部長も、黒田加入効果を口にする。前田健との2本柱が実現すれば、大竹ら実績派も控えており、一気に先発陣が分厚くなる。
 「本人の力は当然プラスだし、チームにとっても投手の柱ができる。前田健も成長しているが精神面を含めて彼の持つ力は大きい」
 野村謙二郎監督(44)も慎重な口ぶりながら、かつての同僚への思いを隠さない。
 「(黒田の動向が)まだ分からないな。もし、日本に帰ってくるなら、他の球団も黙っていないだろうし、うちの球団も乗り出さないといけない」
 広島でつけていた背番号15は一時的に欠番になっている。黒田自身もオフには自主トレ先としてマツダスタジアムを用い、今年1月には今井にアドバイスをおくるなど、後輩も気にかけてきた。チーム浮上のカギを握る“助っ人右腕獲得”の成否に注目が集まる。【酒井俊作】
黒田、4年目へ手応え!フォーク「思い出した」
 ロサンゼルス近郊で自主トレ中のドジャース・黒田が、ブルペンで40球の投球練習を行った。
 新球として取り組んでいるカーブに手応えを感じつつ「(オープン戦で)打者相手に投げてみないと分からない。今いい感じでも、あまり信用しすぎないようにしないと」と気を引き締めた。また、メジャー球ではこれまで変化が安定しなかった広島時代の決め球フォークについても「よかったころのイメージを思い出した」。4年目のシーズンへ視界は良好だ
黒田、大活躍で移籍の噂…5球団が狙う?チーム事情も
夕刊フジ5月19日(木)17時0分 17日のブルワーズ戦で7回2/3を無失点に抑え、リーグトップに並ぶ5勝目を挙げたドジャースの黒田博樹投手(36)。防御率も2・80でナ・リーグ投手陣のトップ10に入った。このまま勝ち星を積み重ねれば、先発投手としては1995年の野茂英雄以来となるオールスター出場も夢ではなくなってきた。
 そんななか、地元紙ロサンゼルス・タイムズは「黒田が7月31日のトレード期限までに他球団に移る可能性」について言及。5球団が候補だと伝えた。
 ドジャースは今季も貧打が続いているが、先発投手陣は余り気味。黒田を出すことで、強打者を獲得できるのが第一の理由。またマコート・オーナー夫妻の離婚裁判をきっかけに判明した負債が重くのしかかっており、仮に7月末の時点でプレーオフ進出が絶望となれば、黒田の1100万ドル(8億8000万円)という年俸の負担を少しでも軽くしたくなるのではないか、としている。
 候補に挙がっているのはレッズ、レンジャーズ、ブルワーズ、カブス、ヤンキースの5球団。昨年15年ぶりにプレーオフ進出を果たしたレッズは得点力はナ・リーグ2位だが、先発投手陣が手薄でチーム防御率は下から4番目。昨年ワールドシリーズ進出を果たしたレンジャーズも主砲ハミルトンなしで得点を重ねているが、やはり足りないのが先発。ブルワーズやカブスも先発投手陣に疑問符がつく。特にメジャー全体で最も防御率が悪いカブスは、黒田が入ればナ・リーグ中地区優勝に手が届くかもしれない。
 ヤンキースもここ数年、安定した先発投手陣を組めていない。CCサバシア、AJバーネットはいいとしても3番手以降がガルシア、コロンでは、ポストシーズンを見据えるとなると心許ないのが実情だ。
 全米のファンの間で黒田に対する認知度は決して高くないが、ストライクを投げる能力と打者との駆け引きにたけ、「ここぞ」というところで結果を出す。2008年には地区シリーズで1勝しており、大舞台での度胸も証明済み。
 メジャーは今季限りと噂される黒田。有終の美をどのチームで飾るのか? 目が離せない。
黒田が欲しい!7〜8球団で争奪戦か
7回を3安打無失点だった黒田(AP) <ドジャース1−0アストロズ>◇19日(日本時間20日)◇ドジャースタジアム
 【ロサンゼルス(米カリフォルニア州)=四竈衛】ドジャース黒田博樹投手(36)が、またしても無援護に泣いた。アストロズ戦に先発し、7回3安打無失点と力投しながらも、0−0と両軍無得点のまま交代。ド軍は黒田の降板直後に決勝点を入れて連敗を脱出したものの、黒田に5月17日以来の白星は付かなかった。もっとも、他球団の黒田評は高く、7月末日のトレード期限まで「争奪戦」は必至の状況となってきた。
 自らの役割を全うした黒田は、7回裏の自軍の攻撃が「0」に終わった瞬間、ベンチから立ち上がった。リーグ3位のチーム打率を誇るア軍打線を7回無得点に封じながら、またしても白星とは無縁だった。「勝ちが付かないのは投手として気分的にもスッキリしませんが、0点に抑えて、試合を作れて、チームが勝ちましたから…」。降板直後の8回に勝ち越し、ド軍の連敗が5でストップしたことが、唯一の慰めだった。
 細心の注意を払い続けた110球だった。前回登板まで自己ワーストの5連敗。痛打された試合もあったが、無援護、拙守で落とす試合ばかりだった。「簡単に点をやれないし守りに入ってしまう部分もありました」。走者を出しても勝負を急がず、頻繁にけん制を入れ、打者との呼吸を外し慎重な投球で失投を防いだ。
 それでも、6試合連続で白星は付かなかった。その間、35回2/3を投げて、味方打線の援護はわずか5点。マッティングリー監督も「黒田はすばらしかった。(勝てたのは)彼のおかげだよ」と、ねぎらうしかなかった。
 その一方で、好投続きの黒田に対し、プレーオフ進出を争う上位球団の注目度は日増しに高まってきた。過去数試合は東地区首位レッドソックス、同2位ヤンキース、中地区2位タイガースのア・リーグ球団をはじめ、同じ西地区のジャイアンツ、ダイヤモンドバックスなども視察。7月末のトレード期限まで水面下での調査は本格化し始めた。1年契約ながら全球団に「トレード拒否権」があるうえに、ド軍への愛着も深いため、黒田の了承がない限り、移籍話は成立しない。
 ただ、この日でド軍は借金9の地区4位。オーナー夫妻の離婚問題で経営難が深刻化しており、低迷が続けば、年俸1176万ドル(約9億4000万円)の黒田放出に踏み切る可能性は十分にある。
 かつて「見てくれている人は見ている」と話したように、必要とされれば意気に感じるのが黒田の性分。「こういう投球を続けていれば、いつか(勝てる)その時が来ると思います」。現時点で争奪戦への参戦候補は7〜8球団。白星と無縁でも、新たなチームとの縁が芽生える可能性を感じさせる力投だった。
 [2011年6月21日9時4分 日刊紙面から]
黒田株が急騰!チームへの忠誠心にロス市民絶賛
夕刊フジ8月4日(木)17時0分 ドジャースの黒田博樹投手(36)が2日、敵地でのパドレス戦で7回を4安打無失点、8奪三振と快投。1−0で勝ち7勝目(13敗)をあげた。防御率も2・96。エリート投手の証しといえる2点台に戻した。
 地元紙は「黒田が試合を支配」「チームに対する忠誠心が報われた」などと絶賛したが、フィールディングも含め、ここまで完成した先発投手を戦力補強で獲得できなかった他チームから再び「惜しい」との歯ぎしりが聞こえてきた。
 7月31日のトレード期限ぎりぎりで残留を宣言した黒田の説明はこうだった。
 「プレーオフ進出をねらうチームに行けるという話は確かに魅力があった。しかし、今年春、このチームと1年契約を結んだときにいったいどういう気持ちだったかを思い出し、シーズンを一緒にスタートした同僚と最後まで戦う決断をした」
 黒田には最終的にヤンキースとレッドソックスが猛烈にアタックをかけていたが、土壇場で自ら封印。これには地元ロサンゼルスのファンが驚いた。
 「ついに250ドルをつぎ込んでもユニホームを買いたい選手が見つかった」「勝利よりチームへの忠誠心を大切にした行為。オーナーもチームとは何かを彼から学べるはずだ」。オーナー夫妻の離婚劇の醜さと対極にある決断だったからこそ、ロスの市民には爽やかに映ったようだ。
「15」空けて待ってます…広島 黒田獲りへ4日にも名乗り
 広島は3日、ドジャースからフリーエージェント(FA)となった黒田博樹投手(36)に対し、獲得オファーを出すことを持ち越した。正確な交渉解禁日が確認できなかったためで、球団首脳は「すべては明日(4日)以降」と話し、昨年同様に名乗りを上げることには含みを持たせた。
 黒田に対するドジャースの独占交渉期間は2日までに終了。契約には至らず、3日から全球団との交渉が可能になった。だが、解禁日は4日とする情報が一部にあり、祝日のため日本野球機構での確認もできずじまい。「(3日が)間違っていたら大変なこと(タンパリング)になる」(球団首脳)として、即日の獲得名乗りを控えた。
 ちなみに、昨年は鈴木球団本部長が9月下旬に渡米し、タンパリングに配慮しながら黒田の登板をスタンドから観戦。右腕がFAとなった当日には即連絡を入れ、獲得に名乗りを上げている。
 古巣の広島は黒田の復帰を常時歓迎するスタンスを貫いており、当時つけていた背番号「15」も空き番号のまま。右腕の意思を尊重し、決断を待つ方針も変えていない。
[ 2011年11月4日 11:27 ]
ドジャースGM、黒田残留の希望「決断を待ちたい」
 ドジャースのコレッティGMは15日、同球団からFAとなった黒田博樹投手について「こちらは再契約を希望しているが、本人は日本復帰も真剣に考えている。楽観視はしていない」と説明した。
 黒田は今季、自己最高の13勝(16敗)、防御率3・07をマークし、メジャー4年目で初の200投球回を達成した。今オフのFA市場で注目選手に挙げられているが、黒田は、古巣の広島復帰も視野に入れている。
 昨年はGM会議前日に残留が決まったが「彼には時間が必要だ。決断を待ちたい」と話した。
野村監督「コネクションづくり」強調も一番気になるのは黒田
 広島の野村監督がウインターミーティングに参加し、ドジャースの黒田の動向に注目している。「今後の選手獲得にコネクションづくりなど何か役に立てば」と、大リーグ各球団の関係者や代理人と積極的にコミュニケーションを取っている。しかし、一番気になるのは黒田に目を付ける球団がいるかどうかということ。メジャー各球団は36歳で200イニング以上投げる貴重な先発右腕を高く評価。広島復帰も選択肢としてあることから、野村監督は「クロ(黒田)は最高の決断をすると思う。彼の野球人生だけど、広島の監督の立場から言えば、帰ってきてほしい」と、Bクラス続きの現状を打破するために復帰を切望した。
黒田「年内に決めたい」オファーは米国6球団+カープ
 ドジャースをFAとなった黒田博樹投手(36)が20日、来季去就に関して「長引かせるつもりはない。どこかで区切らないと。年内には決めたいと思う」と明言した。
 現段階でのオファーは「(米国)6球団+カープ」と明かした。さらにこの日、ダルビッシュの落札球団がレンジャーズと発表されたことで「また(情勢は)動く」と、ダルを逃した何球団かが黒田獲得へ名乗りを上げることも視野に入れた。
 すでにダイヤモンドバックス、ヤンキースなどから年俸10億円前後の提示を受けた。今後は「自分の評価を聞きたい」と、年内にオファーがあったチームはすべて検討するつもりだ。一方で古巣への愛着は強く、年俸3億円とメジャーの三分の一以下の条件であるカープも選択肢にある。
 「1日、1時間で考えは変わる。(決める)直前までどうなるか分からない」。年内ギリギリまで熟考は続く。
黒田、Wシリーズへ憧れ!広島に電話で「今年は難しい」
 米大リーグ、ドジャースからFAになっている黒田博樹投手(36)が、古巣の広島に「断り」の連絡を入れたことが9日、分かった。昨年11月3日の争奪戦開始から2か月以上。昨季はメジャー自己最多となる13勝を挙げた日米通算144勝右腕は、日本復帰ではなく、米国に残留することを決断した。
 黒田が広島サイドに連絡を入れたのは、この日の昼過ぎだった。ド軍との独占交渉権が切れ、FAとなった直後に2年連続でオファーを受けたが「このまま待ってもらっても、今年は日本でプレーすることは難しいと思います」と、メジャー生活5年目を迎える選択を球団幹部に電話で伝えた。最終決断までは明らかにしなかったという。
 広島は球団最高の年俸3億円と4年間空けている背番号15を用意。最大の誠意を示して待つ間、「連絡も取っていたし、直接会って話もした」(同幹部)と極秘交渉も行っていたが、ワールドシリーズへの憧れには及ばなかった。黒田は「タイトル争いできるぐらいの状態で広島に戻りたい」とも発言しており、今季終了後に三たび獲得を目指すことになる。
 今後はメジャー球団による争奪戦が激化。地元メディアが「黒田は東海岸の球団に移籍することを問題視していない」と報じており、Rソックス、ロッキーズに加え、ヤンキースが獲得に本腰を入れるという情報もある。刻一刻と近づくベテラン右腕の最終決断から、いよいよ目が離せなくなってきた。
 ◆黒田博樹(くろだ・ひろき)1975年2月10日、大阪市生まれ。36歳。上宮高から専大を経て96年ドラフト逆指名で広島入団。01〜03年、05〜07年にそれぞれ3年連続2ケタ勝利。04年アテネ五輪で2勝し、日本代表の銅メダル獲得に貢献。05年に最多勝、06年は最優秀防御率を獲得。07年オフにドジャースへFA移籍。広島で103勝89敗1セーブ、ドジャースで41勝46敗。185センチ、86キロ。右投右打。
ヤンキース黒田誕生 FA投手最高12億円く
 ドジャースからFAとなった黒田博樹投手(36)がヤンキースと合意したことが13日(日本時間14日)、明らかになった。古巣・広島復帰とメジャー残留で迷い続けてきたが、最低でもあと1年は米国でプレーすることを決意した。条件は1年契約で、年俸1600万ドル(約12億円)は、このオフ契約したFA投手でも最高額となる。期待の大きさだけ結果が求められる。常勝が義務付けられる厳しい環境で、ワールドチャンピオンを目指す。
 メジャー残留を決めた黒田にとって、最終的な条件は世界一に届く可能性の高い球団だった。今月8日(同9日)、獲得意思を示していた古巣広島に断りの連絡を入れた時点で、ヤ軍入りの意思を固めた。ヤ軍の提示条件は1600万ドル(約12億円)の1年契約。米メディアでは1000万ドル(約7億5000万円)程度と報じられているが、実際には大きく上回っている。
 ただ、黒田の心を動かしたのは、金額による評価だけでなく、左腕サバシアに続く先発ローテの一角としての期待度の高さだった。このオフも広島復帰という選択肢を持っていた。また慣れ親しんだドジャース残留にも大きな魅力を感じていた。だが、二者択一に固執したわけではなく、メジャー他球団の動向にも含みを持っていた。実際、代理人のスティーブ・ヒラード氏は「広島を含め、メジャー各球団と同じように考えていく」と、あらゆる可能性を探る方針を示していた。
 このオフ、米球界での「黒田人気」は突出していた。ウィルソン、バーリーの両左腕と一線を画した右腕市場で、黒田は1番人気。オズワルト、ジャクソンら他の先発FA右腕が動けないほど、黒田の動向は注目されていた。
 そんな黒田に、破格の条件を提示したのが、ヤ軍だった。当初は、ダルビッシュ入札の最有力候補だったが、落札期限直前に首脳陣間の話し合いで、ダルビッシュではなく実績と安定感のある黒田の獲得へ方針を転換。ダルビッシュへの入札金を2000万ドル以下に控え、黒田獲得資金を算出していた。
 ESPNバスター・オルニー記者はツイッターで、ヤ軍はジャクソンとの交渉決裂後に「ハル・スタインブレナー・オーナーから特別予算で黒田を獲得していいという許可が出た」などと報じた。昨季、ド軍で202回を投げ、13勝16敗ながら防御率3・07と抜群の安定感を残した黒田は、豊富な戦力を誇るヤ軍にとっても最高の条件を提示するに足る投手だった。
 1年契約にこだわった黒田にとって、盟主ヤ軍でチャンピオンリングを狙うことが、今季の唯一にして最大の目標となった。
 [2012年1月15日8時17分 紙面から]
黒田7回完封で9勝目!メジャー50勝
ブルージェイズ戦に先発したヤンキース・黒田=ヤンキースタジアム(撮影・リョウ薮下)(写真:サンケイスポーツ)
 ヤンキース6−0ブルージェイズ=七回表終了降雨コールド(18日、ニューヨーク)ヤンキースの黒田博樹投手は7回を投げ4安打、5奪三振、1死球、無失点。今季9勝目(7敗)を挙げ、メジャー通算50勝(53敗)を達成した。
 雷の影響で試合開始が51分遅れたが、黒田は初回、先頭のゴーズを空振り三振。ところが続くローリーの何でもないゴロを三塁・ロドリゲスが悪送球。一死二塁となるが、3番・ラスマスを二ゴロ、4番・エンカーナシオンを左飛に打ち取り、ピンチをしのいだ。
 すると打線は初回から爆発。ジーターの右越え二塁打、スウィッシャーの右前適時打であっという間に1点を先制。さらにテシェイラの2ラン、アンドリュー・ジョーンズの右前適時打でブルージェイズ先発左腕のロメロから4点を奪い、黒田を援護した。
 二回以降は危なげない投球。五回先頭・アレンシビアの打球を中堅のワイズが、突っ込もうか自重しようか迷った挙句、打球をグラブで弾き不運な二塁打に。しかし下位打線をきっちり抑え、得点を与えない。
 七回には安打と、死球で一死一、二塁も、8番・デービスを三ゴロ、9番・ビスケルを二飛で切り抜けた。ここで雨が強くなり、試合は約1時間中断しコールドに。黒田はメジャー1年目の2008年7月7日、ブレーブス戦以来3度目の完封勝利を記録した。
 メジャー50勝は野茂英雄(ドジャースなど)の123勝、大家友和(エクスポズなど)の51勝に次ぎ、日本人3人目。今季の黒田はデーゲーム4戦全勝と、抜群の強さを見せている。
10月04日黒田博樹〜
栄光への第一歩
ヤンキースが地区優勝を飾りました。優勝をかけた試合の先発は黒田。
初回に先制を許すも、その後は粘りのピッチングで7回2失点。味方打線の爆発もあり、自己最多の16勝目を区切りの試合で達成することができました。
思えば昨シーズンのオフ。
広島に帰るかMLBに残るか、本当に悩んだ末に「やり残した事がある」ということで、ワールドチャンピオンを目指して臨んだ今シーズンでした。とにかく大きな波もなく、負けが込んだ時期もありましたが、終わってみれば200イニングを大きく超える投球回数をこなし、防御率も3点台半ば。ヤンキース先発投手陣で最も安定した成績を残しました。しかしジーターも言っていたように「戦いはこれから」です。
10月を制するものがワールドチャンピオンなんです。恐らく、ポストシーズンも黒田は先発投手の中心として投げ続けることでしょう。そして、最後の最後まで野球を続けること、それが黒田の希望だと思います。頑張れ、黒田博樹!
同じく赤い魂を持つ者として。
逆に松坂はどうしちゃったのでしょう?やはり手術の影響なんでしょうか?
ボストンとの契約も切れる今シーズンオフ。果たして松坂がどこに行くのか…
レンジャーズがV逸!
あり得ない大逆転でアスレチックスに敗れました。
途中までは圧倒的だったんですけどね。ルイスの離脱が効いたのかな…でも、10月5日の大勝負が待っています。先発はダルビッシュ!頑張れ!
野村監督、マツダ最終戦で“公開ざんげ”…「いいかげんにしろ」厳しいヤジも
 試合終了後のセレモニーで、スタンドのファンに向かって頭を下げる野村監督(撮影・市尻達拡)
 「広島0-4ヤクルト」(4日、マツダ)
 広島の野村謙二郎監督(46)が、マツダスタジアムに集まったファンに来季の雪辱を誓った。本拠地最終戦となったこの日もあと1本が出ず完封負け。2年半ぶりにグラウンドであいさつに立った指揮官は、チャンスに強いチームづくりをすることを約束。CSにあと一歩まで迫りながらも届かなかった悔しさをバネに、就任4年目の来季こそ悲願を成就させる。
 今季を象徴する本拠地最終戦となってしまった。8安打を放ち、毎回のように得点圏に走者を進めながらも、チャンスであと1本が出ない鯉打線。今年1年を通し、何度も繰り返してきた失態だが、これが現在のチーム力だと受け入れなければならない。
 その悔しさを誰よりも感じていたのは野村監督だった。試合終了後、グラウンドに全選手、首脳陣が整列。その真ん中に立った野村監督がマイクを通し、あいさつを行った。「今日をもちましてマツダスタジアムでのホームゲーム最終戦となりました…」。すると観客席からは厳しいヤジが飛んだ。
 「いいかげんにしろ」
 「責任は取るものや、感じるものじゃない」
 CS進出に手を掛けながらも9月に大失速。CS進出を夢に見ていた鯉党もまた、悔しさでいっぱいだった。頭上を飛び交うヤジの中、指揮官は言葉を続けた。「この悔しさをバネに、また精進し、チャンスに強い、そしてしびれた場面でも力を発揮できるチーム、そこを目指して頑張りたいと思います」。就任4年目となる来季への決意を表明すると、観客席から拍手が送られた。
 グラウンドで野村監督がファンの前で話すのは、就任1年目の開幕前、本拠地最後のオープン戦(対阪神)となった10年3月21日以来だった。約2年半ぶりのあいさつ後も、あと1本が出ない打線に厳しい表情。「模索しながら打席に入っている。しびれる場面でマイナス思考になっている」と唇をかみしめた。
 厳しいヤジが飛んでいたが、これも来季への糧にするしかない。「ヤジられることは気分はよくないが、ヤジるというのは勝つ野球が見たいということ。こちらもそのつもりで行かないといけないし、選手にもそういうのに負けるなと伝えてある。とにかく結果を出すしかない」。来季こそ、ファンに温かい声を送ってもらうためにも優勝を目指し、CS進出を決める。
黒田に追い風の新制度 価値ありと認めたヤンキース
ヤンキースが残留オファーを用意する黒田
Photo By スポニチ
 ヤンキースが、FAとなった黒田博樹投手(37)の引き留めへ、日本投手最高額のオファーを用意していることが31日(日本時間11月1日)分かった。
 今季16勝を挙げた黒田にとって追い風となっているのが、新労使協定により、今オフから導入されたFA選手への補償制度だ。
 球団は、自軍のFA選手に対し「クオリファイング・オファー」と呼ばれる最低額が設定された残留オファーを出せば、仮に他球団に移籍した場合でも、見返りとしてドラフト指名権を得ることができる。今季の最低額は1330万ドル(約10億6400万円)と設定されたが、ヤ軍は黒田について同額以上の価値があると判断。同オファーを出す方針を固めた。
 年俸の基準となるのは、30日にホワイトソックスと契約を延長したピービの2年2900万ドル(約23億2000万円)。同投手は今季11勝、防御率3・37、219投球回だったが、黒田は3部門全てで上回っており、ヤ軍の提示は1500万ドル前後とみられる。
 ▽クオリファイング・オファー(Qualifying offer) FA移籍に関する球団への補償制度。毎年の年俸上位125選手の平均額を最低額に設定(今季は1330万ドル)し、球団は同オファーを提示することで、選手が他球団へ移籍した場合、見返りとしてドラフト指名権を得る。昨年までは、過去2年間の成績を基にデータ専門会社が算出した「A、B、なし」の格付けに応じて、ドラフト指名権が譲渡されていた。元来は、FA選手の引き留めが難しい資金力に乏しい球団を救済するための制度だったが、近年は同指名権欲しさに、優勝争いから脱落したチームがシーズン中に主力選手を大量放出するケースが続出していた。また、補償対象となる選手が少なくなり、FA市場の活性化にもつながる。 11月2日
黒田、8回2安打無失点で6勝目、イチは絶妙バント安打
ブルージェイズ戦に先発したヤンキース・黒田
Photo By 共同
 米大リーグ、ヤンキースの黒田は17日(日本時間18日)、ニューヨークでのブルージェイズ戦に先発登板、8回を2安打無失点と好投し、今季6勝目(2敗)をマークした。チームは5―0で快勝し、連敗を2でストップ。ブルージェイズは連勝が4で止まった。
 黒田は初回、先頭のカブレラに二塁打を許し、いきなり無死二塁のピンチを招いたが、バティスタ、エンカーナシオンを連続三振。さらにアレンシビアの痛烈なライナーを好捕し、無失点で切り抜けると、その後は安定した投球。3回には1死から四球で出塁を許した川崎をけん制で刺してピンチの芽をつんだ。結局、許した四球もこの一つだけで、5三振を奪った。防御率は1・99となった。
 イチローは「8番・右翼」で出場し、3打数1安打。2回の第1打席は遊ゴロ、5回の第2打席は左飛に倒れたが、2―0の7回の第3打席は無死二塁から絶妙なバント安打で一挙3点を奪う足掛かりを築いた。
 ブルージェイズの川崎は「9番・遊撃」で出場し、2打数無安打1四球。3回の第1打席は四球、6回の第2打席は右飛、9回の第3打席は三振だった。 【試合結果】
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