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アンチ(反)・デマコギー(嘘)コミュの神名龍子さんの日記転載

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僕がその意見を大参考している神名龍子さん(http://mixi.jp/show_friend.pl?id=1999901)から日記転載の許可を頂いたので以下に。

【日記】「軽武装」とは何か?
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=52757&media_id=2

このアンケート結果も、左翼紙・毎日新聞の面目躍如というところか。

>戦後日本の「軽武装・経済重視」路線は83%が評価した。

>「軽武装・経済重視」路線を評価している人に「今後、どうすべきか」を尋ねたところ、「維持すべきだ」が66%、「変えるべきだ」が27%。自民党では変更派が35%にのぼった。


日本の左翼は長年にわたって「非武装」を唱えてきたわけだが、今度は「軽武装」をキーワードにすることを試みているのかもしれない。しかし彼らはこれまで、日本の軍備について「世界第2位」を喧伝してきたのではなかったか。

その伝でいえば、このアンケートでいう、軽武装維持の66%は、「世界第2位」の軍事力を維持することに3分の2が賛成しているということになる(笑)。それがわかっているから、「世界第2位」と言い続けてきた軍事力を「軽武装」と言い換えたのだろう。


もちろん、この「世界第2位」にしても、まともな根拠が存在しないまま主張され続けてきた。彼らがいう「世界第2位」の根拠は軍事費の国際比較である。その比較の上で、日本がアメリカに継いで第2位だったことを根拠にしている。しかしこのような比較は、軍事力の比較とはまったくの別問題である。

まず第一に人件費や装備・消耗品の違いがある。物価の安い国でなおかつ徴兵制を持つ国が日本と同じ規模の軍事費を示したと仮定する。人件費や装備・消耗品の単価が日本よりも安いのだから、費用が同じなら日本よりも多くの人員・装備を持つことができる。

ちなみに同じ規格の小銃弾の単価は、日米では10倍ほどの開きがある。もちろん高価なのは日本のほうだ。といっても、いわゆる防衛産業が暴利をむさぼっているわけではなく、売れないからコスト高になるのである。

また軍事費の国際比較は、ドル換算で行なわれる。仮に現在のレートを1ドル120円とする。日本の防衛費が何十年間も据え置きだったとしても(ということは事実上の軍事力は弱体化するわけだが)、国際比較の表の上では1ドル360円の時代に比べて防衛費が3倍に増えた計算になる。

この2点を指摘しておくだけでも、軍事費の国際比較が、軍事力の比較に直結しないことが理解できるはずだ。

そもそも軍事力というのは、様々な要素が複雑に絡み合うものであり、またその要素の中には数値化できないものがあるから、そう簡単に比較できるようなものではない。

さらにいえば「軍事力」というのは抽象概念である。たとえば海上自衛隊を例に挙げると、対潜能力と掃海(機雷除去)能力では世界のトップレベルに位置するが、空母も原潜もない。「海軍力」全般に渡って高いポテンシャルを示すのではなく、得手不得手があるということだ。

このような具体的能力を各個に評価し、またそれをいかに単独で、または組み合わせて有効に運用し得るかということが問題なのであり、議論に値する問題なのである。そういう議論を飛ばして、確定の仕様もない「軍事力」を語ろうというのは、悪い意味での観念論に過ぎない。

このアンケートも、抽象概念をもてあそぶことによって、自分たちに有利なイメージ操作を図ろうとする意図が、露骨に見えている。

コメント(1)

統計は何をするにしても有用ですが、情報操作の都合の良い材料でもあります。

僕なんかは実体験に勝る統計無しと思っているので、メディアを常に疑っています。
メディアは金が絡む以上、スポンサー寄りの発言をするしかないのですから。
スポンサーとは、視聴率を稼げる話題性を持った人も含まれます。

ですから、間接ではなく直接の様々な人との出会い、会話、書物との触れ合いこそを判断の動機にしています。
コール&レスポンスですね。

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