ご存知の通り、Bangrak地区はホテル街で有名です。オリエンタルホテル、シャングリラホテルといった超高級ホテルが存在するエリアに、中級ホテルも集まっている。今日はそのなかのひとつ、surawongse通りにあるNew Trocadero Hotelについて触れてみよう〜
私の実家はCharoenkrung通りにあって、学校や遊びからの帰り道は96％くらい、New Trocadero Hotelを通ったルートになる。この辺りはインド人が多く住み、インド料理屋さんもいくつかある（余談：インデイアン･ハットというインド料理店もこの辺り。いつも客（farangが多いな）が結構入っていて、繁盛している様子。おいしいのかな〜） 中学、高校、大学を通る16番のバス停もNew Trocadero Hotelの少し上ったところにあって、毎日のようずいぶん通り過ぎたもんだ。時々気になってホテルの窓ガラス越しになかの様子をちらりとみるんだが、よく見えなく“通る”印象だけ残っていた。なんだか不気味で、インド人の匂いがぷんぷんして、湿気った空気がその辺に漂っていた。夕方の大渋滞にもかかわらず、ホテルの前で車が勝手に止まったりして皆に怒られ大変迷惑だったもんなー（笑）
この間久々実家に戻って、ある日ホテルの前を通りすぎたとき、“このホテルも潰れないもんだね〜”って母が言って、確かにそうだなーって思った。
そして今日は、新たな発見に遭遇。
1950年刊行バンコクのガイドブックにはこう書いてあった。「Trocadero Hotel, Suriwongse Road, telephone 30462 - This hotel is situated near the corner of Suriwongse Road and New Road, in the business section of Bangkok, and one of the largest hotels in town.
All rooms are fully screened and equipped with ceiling fans. Bath-rooms with running water are attached.
Excellent cuisine and restaurant catering for private parties.The location of the hotel is particularly fortunate since it lies in the business centre of the town. Taxis are available at any time of the day and night.」
陰気くさいと感じたホテルの“過去”の姿をみて、愛着がわいた。かつての輝きが目に浮んで、100年近く（少なくとも86年）の時を経て、このホテルにどんなことがあって、どんなふうに生きてきたのかと。「Today the Trocadero Hotel is Bangkok equivalent of Hong Kong's Chungking Mansion with utilitarian shops jammed into every nook of the ground floor and rooms in the upper floors. Still, the hotel promotes its long history with free postcards that features a photo of the hotel from the 1920s」 今は、誰の目にも映らない、留まらない場所に変貌したとはいえ、またいつか輝く時がやってくるのかもしれないなーって写真を見て強く感じた、ホテルの“姿”が変らずそこにいてくれる限りは。
（英文＆写真は→ http://
私の実家はCharoenkrung通りにあって、学校や遊びからの帰り道は96％くらい、New Trocadero Hotelを通ったルートになる。この辺りはインド人が多く住み、インド料理屋さんもいくつかある（余談：インデイアン･ハットというインド料理店もこの辺り。いつも客（farangが多いな）が結構入っていて、繁盛している様子。おいしいのかな〜） 中学、高校、大学を通る16番のバス停もNew Trocadero Hotelの少し上ったところにあって、毎日のようずいぶん通り過ぎたもんだ。時々気になってホテルの窓ガラス越しになかの様子をちらりとみるんだが、よく見えなく“通る”印象だけ残っていた。なんだか不気味で、インド人の匂いがぷんぷんして、湿気った空気がその辺に漂っていた。夕方の大渋滞にもかかわらず、ホテルの前で車が勝手に止まったりして皆に怒られ大変迷惑だったもんなー（笑）
この間久々実家に戻って、ある日ホテルの前を通りすぎたとき、“このホテルも潰れないもんだね〜”って母が言って、確かにそうだなーって思った。
そして今日は、新たな発見に遭遇。
1950年刊行バンコクのガイドブックにはこう書いてあった。「Trocadero Hotel, Suriwongse Road, telephone 30462 - This hotel is situated near the corner of Suriwongse Road and New Road, in the business section of Bangkok, and one of the largest hotels in town.
All rooms are fully screened and equipped with ceiling fans. Bath-rooms with running water are attached.
Excellent cuisine and restaurant catering for private parties.The location of the hotel is particularly fortunate since it lies in the business centre of the town. Taxis are available at any time of the day and night.」
陰気くさいと感じたホテルの“過去”の姿をみて、愛着がわいた。かつての輝きが目に浮んで、100年近く（少なくとも86年）の時を経て、このホテルにどんなことがあって、どんなふうに生きてきたのかと。「Today the Trocadero Hotel is Bangkok equivalent of Hong Kong's Chungking Mansion with utilitarian shops jammed into every nook of the ground floor and rooms in the upper floors. Still, the hotel promotes its long history with free postcards that features a photo of the hotel from the 1920s」 今は、誰の目にも映らない、留まらない場所に変貌したとはいえ、またいつか輝く時がやってくるのかもしれないなーって写真を見て強く感じた、ホテルの“姿”が変らずそこにいてくれる限りは。
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