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文化人類学コミュのお気に入りの人類学本

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 お気に入りの人類学本や必読本を挙げていきましょう。
 とりあえず私は下記の二冊で人類学の道に進むことを決めましたね。
 お気に入りかつ、必読です。

グレゴリー・ ベイトソン 2001 『精神と自然: 生きた世界の認識論』(改訂版) 新思策社
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4783511764/


ピエール・クラストル 1989 『国家に抗する社会: 政治人類学研究』 書肆風の薔薇
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4891762063/

コメント(54)

3年前に亡くなられた伊谷純一郎先生の本は
どれも好きだしお勧めです。

吉本隆明の「喚起する琉球弧」
まだ今ほど沖縄ブームではない時代に出た本です。
タイトル間違ってました

誤り 吉本隆明の「喚起する琉球弧」

正しくは「琉球弧の喚起力と南島論」

部屋のどっかにあるはずなんだけどな・・・
日本語ででてるか分かりませんがPhilippe BourgoisのIn Search of Respectはかなりのおすすめです。Ethnographyのやり方、アンソロの意味を考えさせられます。
はじめまして、今日ここに登録しました。

わたしもかすがさん同様、G.ベイトソンに衝撃を受けて人類学専攻に進んだ、文学部2年生です。わたしは「精神の生態学」から入りました。娘との対話編、すごく面白かった。以来、文化人類学の古典から最新の学術論集も読みましたが、やはりベイトソンは好きです。

みなさんのお勧め本もぜひ読みたいと思います!!
ここのトピックで挙げられてる本を見ると、
人類学の最近の流行が分かる気がします。
そんな中、あえて挙げるとすれば

やっぱりエヴァンズ=プリチャ−ドの『アザンデ人の世界』かな。
異様に高い本ですが、それだけの価値はあるはず。
お金の無い人は英語で読むのもお勧めです。
人類学史に燦然と輝く永遠の名著です。
エヴァンズ・プリチャードでいえば、NUERが好きです。
特に、政治関連の章に行く前に時間の話の章。
なるほろ。ヌアーの時間ですね。
確かに、ヌアーの中でも
興味深い部分ですよね〜。
僕も、あれは好きですよ。
最近よく引用されてますしね。

空間論にせよオカルト論にせよ
いまだに引用され続けるE-Pはやっぱすごい。
こんなに息の長い論文とかは
きっと、一生かかっても書けないんだろうな〜。
マルセル・グリオールの「水の神 ドゴン族の神話的世界」。

本筋(?)であるドゴンの世界観も面白かったけど、グリオールとドゴン族の語り部の会話や、あとがきに語られた後日談がよかったです。
これを翻訳した坂井先生がうちの大学に来られたのがきっかけで読みました。当時はドゴン族なんて「どこの民族?」って感じでしたが、テレビ番組にまで登場してしまうほどポピュラーな存在になろうとは……
初めまして。

自分はDorinne Kondo “Crafting Selves"かな。

授業で読んだのですが、日本についてのエスノグラフィーにしてはかなり良いんじゃないかと。

たまーに、オリエンタリズム丸出しなのありますけど、これは別。批判されるべき点はいろいろあるだろうけど、読む価値はあります。
どうも、はじめまして。はじめての書き込みます。

宗教人類学の名作Number Our Daysという本の大ファンです。Barbara Myerhoffというアメリカ系ユダヤ人の人類学者が、自分の親の世代のアメリカに移住してきた一世のユダヤ系の人たちを描いた名作です。はじめから、最後までなきました。(学校のアサインメントで読んだんですけど)

あと、Karen McCarthy Brown のMama Lola: A Vodou Priestess in Brooklynも大好きです。
先日図書館で課題図書になっていたシャーマニズムの本を取り出したら表紙の裏に

「進呈 エヴァンズ・プリチャード 1950」

と直筆で書いてあったので、恐れ多くなってそのまま本棚に返しました。
関係ない話ですいませんでした。
>唯ねーねーさん
坂井先生とはめがねを書けてっらしゃる、あの坂井先生のことでしょうか?そうだとしたら・・・なんだか懐かしくなって食いついてしまいました。突然ゴメンナサイ!
ソニア リャン『コリアン ディアスポラ』

彼女は関東大震災の朝鮮人虐殺を人類学的視点(具体的には「ホモサケル」という概念を駆使して)から分析しているし、強制連行言説の言説の見直しもおこなっています。「強制連行はなかった」式のイデオロギーを持ち出すのでは全くなく、強制連行言説がはらむナショナリスト的言説からいかに女性の声が消されているか、それを見事に論じています。

彼女は人類学の博士号をイギリスのケンブリッジ大学(だったかな?)で取り、現在アメリカのジョンズ ホプキンス大学で教えています。
僕の人類学の研究の方向性に少なからぬ影響を与えた本です。
すみません、はなしがそれますが、ソニア リャン ってこいう本も出してると思うんですが、誰か読んだひといますか?なんか気になりつつ、他のアサインメントにおわれて、まったくチェックする暇ないのですが。

Japan and National Anthropology: A Critique (2004, London: Routledge).

すみません、日本のヨン様のコメントに乗じて話しそらしちゃいました。
リャンの違う英語の本なら読んだことあります。
Critique of Anthropologyっていう雑誌の論文も読みました。
North Koreans in Japanっていう題でしたが、アルチュセールの国家のイデオロギー装置に対して疑問を呈しつつ、それを発展させる議論だったと思います。
いまはリャン編集のKoreans in Japanを時間がないながら、ゆっくり読んでいます。
語学の勉強と一緒に本を読むのは難しいですねー。
英語の本はなおさらです。
日本のヨン様、さっそくお返事ありがとうございます。ソニア・リャンは日本を研究している中でもちょっとほかの人とは違ったアプローチをしていそうなので、ずっと気になってます。いつか時間を見つけてどれか読もうと思ってます。英語だと読むのに時間がかかるって本当ですよねー。
はじめまして。よろしくお願いします。

マーヴィン・ハリスの「ヒトはなぜヒトを食べたか」が好きです。

これって、文化人類学でしょうか?
それとも、アカデミック・エンターテイメントでしょうか?
学術的な評価をご存知の方がいらっしゃれば、教えて下さい。
はじめまして!
私は、長島信弘さんの『テソ民族誌』が好きです。
お世話になっている先生に薦められて読んだのですが、すごく面白かったです♪
私は来年アメリカに留学するのですが、そのとき文化人類学を専攻しようと思っています。私は現在英文学科所属なので人類学に興味はあるのですが、専門的な知識はありません。留学するまでに概論程度の知識は身に付けて向こうでは発展的な授業を取りたいので、今のうちにできるだけ人類学についての本を読んでおきたいと思っています。そこで質問なんですが、文化人類学の入門書としていいものがあったら教えていただきたいです。よろしくお願いします。
最近でた、やわらかアカデミズムシリーズの綾部恒雄・桑山敬己編『よくわかる文化人類学』が入門としてはおすすめです。
人類学の超基礎概念から民族誌批判まで網羅しており、各項目が見開きで完結している点からも読みやすいと思います。
その後で、山下晋司編『文化人類学入門 〜古典と現代を結ぶ20のモデル〜』なんかを読むと、人類学の概説的な知識は網羅できると思います!
みふっくすさん、ありがとうございます!
早速読んでみたいと思います。
>S a ø r iさん
文化人類学って訳じゃないですが「人類進化の700万年」
(三井誠/ISBN 4061498053)は『人類学』の入門書としては
よく出来てると思います。 それに、記者の方が書いてるので
読みやすいです。

僕の指導教官(UCLA出身)から聞いた話だと欧米では”文化人
類学”がやりたいからと言って、それ”だけ”を勉強する訳
じゃないみたいなんで、一応人類学の基礎に関する本も読んで
おいた方が良いかもしれませんよー。
oceanさん
人類学の本など広く読んでみたいと思います。UCのどこかのキャンパスに行く予定なので参考になりました。ありがとうございます。
> S a ø r iさん
書き忘れましたがUCLAは大学院ですので。
大学はトロント大だったはず。
もちろん今から約20年前の話です。

どちらにせよ、文化人類学者に骨の話してもちゃんと会話が
成立するし、その逆もあるとの事です。
oceanさん
文化人類学は本当に範囲が広いですね。向こうの授業のシラバスを見ていたら骨だのなんだのと、私にとっては理系のような言葉が出てきたので驚きました。文化だけではないのですね。
>S a ø r iさん
私の大学でも、文化人類学専攻の生徒はBiologicalAnthropologyが必修でした。DNAの勉強したり、骨の勉強もしました。
人類学だけでなく、海外だと文系とか理系とかいう区別はあんまりありません。
興味の幅をひろげてがんばってくださいねー
ちゅーたさん
はい!がんばります。ちょっとでも理系のような言葉が出てくると脳の活動が停止してしまうので(笑)、何でも対応できるように行くまでに理系のトレーニングもしてみようと思います。
>Saoriさん
アメリカの人類学の父である、ボアズの本をお勧めします。
そのお弟子さんに「菊と刀」を書いた人も。

あと、アメリカでは人類学専攻は考古学も授業が概論のクラスが1つは必修になるはずですよ。
(私もアメリカの大学で人類学専攻で卒業しましたから)
考古学の単語も少し知っておいたらいいですよ。
文人とは違う単語も結構でてきますので。
まるさん、
私もアメリカで人類学専攻でした! Physical Anthro, Archaeology, Cultural Anthro, Linguisticsは、それぞれ、100番台、200番台、300番台、400番台、一部大学院の500番台のクラスが必須でした。Physical Anthroでは、人間の骨の名前を全部暗記させられました。自分腕や手の上にボールペンで名前を書き込んで覚えましたよ! ほとんどがギリシャ語とラテン語だったので苦労しました! まるさんもやりました? 単語は覚えない限り、考えても出てこないので辛いですよね! surfixやprefixでなんとなく「これかぁなぁ・・・」とわかるものもありましたけど。

人類学のお勧めの本は、
(ちょっと古いですが、人類学のすべての項目をカバーしているという点で)「人類の百万年」アシュレー・モンテギュー(Ashley Montagu) ですね。考古学や人類の祖先を説明するところでは、最近の発掘や発見で随分と変わってしまったものもあるので、あくまで「入門書」として読んで、関連するところは最新のものを参照することをお勧めしますが・・・。

私も人類学を志し、渡米する際に、この本を買って行きました。私が行った大学の教授ではなかったのですが、一度特別講義を受けたことがあります。「本当にわかっている人は、とてもわかり易く教えてくれるなぁ・・・」と感じたことを覚えています。
>Joseさん
もしかしたら、同じ大学だったかもしれませんね。
足跡たどってみたら、懐かしい文字が。
猫と悪魔どっちですか?私は、猫のほうでした。

ちなみに、骨の名前は全部覚えるような授業とってないです。
Physical Anthはほんと概論の授業しかとってないんですよ。
それでも、人類の系譜の名前が苦労しました。
名前、似過ぎだよって。
ちなみに、私は、オハイオでルーシーのレプリカ(展示だから)を見ました。
やはり、ルーシーは押さえないと(笑)
おもわず、ルーシーに感動してPostCard買いました。
そのころ、文人に興味があって、そちらの授業をよくとってました。
人類学の先生たちは、やさしかったですよ。
ビジネス専攻の友達の話聞くと良く思ってましたね。
まるさん、

私は、Arizona“唯一の人間”木こりでした! 

Lucyですね。Lucyといえば、Leakey一家ですね! Lucyは、小さくて愛らしかったですか?

人類の系譜の名前も確かに苦労しまたね。そうそう、骨が5体並んでいて、どの時代のものかの推定をするテストがありませんでしたか? 大雑把に、Australopithecus Africus、Homo Habilis、Homo Electus、Homo Sapiensで、もう1体あって、Neanderthalかと思ったら、Gorillaでした!「これは熊だ!」と思った友人もいたしね。

試験前にプラスティックで出来た骨を貸してくれて、頭蓋骨の寸法を測ったり、残っている歯の種類や磨耗状況を測定する練習しませんでした? 

ぼくもどちらかというとCultural Anthroが好きでした。生物的は人間というより、人が生み出した技術やモノ、生活様式、思想(モノの見方や感じ方)に興味がありました。私の担当教授だったDr.Reed RinerがFuturologyを教え始めた頃で、最後の年は、この先生のオフィスやラボ、自宅に入り浸っていました。

「お気に入りの本」というテーマから少し脱線したので、この辺で止めときます。でも、人類学は、カバーする範囲も広いし、自分の興味の視点でいろんなことが学べるので、今でも、人類学を専攻してよかったと思っています。
>Joseさん
木こりってことは・・・ほうほう。
ルーシーはLoveになりそうでした(笑)
可愛くって♪

頭蓋骨の寸法測ったりしたんですか?
そこまでしてないですよーーー。
いいなあ。うらやましい。
レプリカは見せてもらったりしたくらいですねえ。
今、骨にも興味がやっとでてきたので、悔しいですねえ。

Futurologyってなんですか?
なんか面白そうな気配がします(笑)

テーマから脱線してますので、これ以上はここではやめておきましょう。
人類学って確かにテーマが広くて、すごく自由な学問だと思うんですよね。
今も、人類学関係の勉強してますけど、面白くて抜けれなくて
底なし沼状態です(笑)
>MASA-san, Maru-san
hon no advice arigatougozaimashita. takusan hon wo yonde syuppatsu surmade dekirudakeno junbiwo shiyouto omoimasu.
yominikukute suimasen. kono computer de nihongoga utenaimonode.
前の投稿から4年も空いてますが、、、、

竹沢尚一郎の『人類学的思考の歴史』は、FW中に何度も読み返しましたがとてもいい本でした。
アムハラ語やオロモ語に疲れ、日本語がどうしても読みたくなったときに心の支えになってくれました。

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