松本俊夫コミュの実行委員会メンバーの募集

久々に来てみると、トピックやイベントのお知らせの間隔が開きすぎて、閑散としているので驚きました。
実験映画が盛んになる３要素は、１．廉価な撮影上映機材の登場。２．好景気。３、革命思想の存在、なので、現在は２つも欠けているために一番苦しい逆境ときだと思います。

ところで、松本俊夫先生と牧野守先生の授業を聞くために構想した「ロータス文化学院」からのお知らせです。

この企画は様々な原因で停滞しています。
一つは構想を提案していた私が大病に罹り、またその他の事情で積極的に動けなくなったこと。
もう一つは、私が世直し運動の一環としてカルト宗教批判も平行して行っていたために、賛同したメンバーの中にはその被害からの救済を期待した人も混じり、既に心のバランスが取れなくなった人や、さらに私利私欲を企む者、私怨のために妨害を重ねる人物も現れ、内紛や情報の混乱が重なったためです。
さらに、受講希望者が現れても連絡不能になるなど、不思議な動きがありました。当然、カルト宗教や既成の大学などはこの企画を快く思わないでしょう。

そこで、私がこの企画の係わる限りこの構想は実現できないと知り、私はアドバイスをする程度にして表に出ないことに決め、改めて実行委員会を作ることにしました。映画を愛する若い人々が主体になって、この企画のコンセプトを理解して頂き、連携して動いてもらうのがベストだと思います。
　なかなかハードルの高い作業なので、要点を以下に箇条書きにします。

①両先生とも足が不自由ですので、お住まいの地域にある公共施設（生涯学習センターのような上映施設が揃っている場所）を確保します。
②無料で全ての講義を聴ける代わりに、先生たちの移動、講義の撮影などを手伝って頂く人材が必要です。
③私自身が動いて分かったのですが、公共施設では人が集まりやすい時間帯は予約で埋まっているために「毎週何時から」という形で確保するのが難しかったのですが、私の地元八王子では縛りがゆるくなっており、交渉次第で安定した講義可能な傾向が生まれています。
④その代わり、公共施設を使った場合には高額な授業料は設定できません。当初月３０万のギャランティーを予定していたのですが（このために多数の講師を募集して、収入の一部を両先生に補填する必要がありました）、ここは両先生に納得して頂き、赤字が出ないならゴーサインを出すことにしたいと思います。
⑤八王子市の場合は、受講者希望の一定期間を設けて、締め切りが終われば少人数でも講義を始めるシステムになっています。ですから最初はオリエンテーションをして、という当初のアイデアは難しいかもしれませんし、その上である程度は常識に沿った授業料を先生方に支払うためのアイデアが必要になります。
⑥これは、元々授業料ばかり高くて内容が空虚な「大学産業」を、本来の教育の場に戻す、という信念から生まれた構想です。この要点は充分に理解して頂き、賛同者の募集、アイデアの募集をする次第です。「私がリーダーシップを執る」という勇ましい人の出現を待っています。

皆様のメッセージをお待ちしています。