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鏡と映画コミュの鏡と映画

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鏡:『上海から来た女』、『イブの総て』、『何がジェーンに起こったか?』、『燃えよドラゴン』、『暗い鏡』、『女相続人』、『ベニスに死す』、『顔のない目』、『徳川いれずみ師 責め地獄』、『太陽がいっぱい』、『山猫』、『めまい』、吉田喜重の映画、

鏡台:『たそがれの女心』、『アンナ・カレニナ』、『細雪』

ガラスの反射:『カバーガール』、『雪国』、『プレイタイム』、『女の勲章』、

ガラス:『ラスト・タンゴ・イン・パリ』、『ローラ殺人事件』

コメント(27)

鏡台:『ボッカチオ'70』より「前金」
鏡:『アラベスク』
ジャン・コクトーの『サイコロ城の秘密』では、鏡に人体が入りこむシーンがあったと思います。
にゅるんと、没入。
初めましてです。
吉田喜重の「鏡の女たち」は映画史に残る傑作だと思います。
あと、小津安二郎の映画でも(「晩春」などで)鏡を介した視線のやりとりなどがあって面白いです。
書き込みありがとうございます。ジャン・コクトーの『オルフェ』、『オルフェの遺言』にも鏡というのが重要な役割を果たしてましたね。『サイコロ城の秘密』は未見ですが、コクトーが監督でしたか?
小津についても『秋刀魚の味』は最後鏡台が出てきましたね。鏡を介した視線のよりとりには気付きませんでした、もう一度見てます。吉田監督の『鏡の女たち』は本当にすばらしかった!岡田茉莉子さんは本当にすごい!
マン・レイでしたね、『サイコロ城の秘密』の監督。
となると、コクトーが鏡に没入する映画のタイトルが分からなくなってしまいました(笑)。
あれは、何て映画だったんだろう・・
『オルフェの遺言』ではないでしょうか?ゴム手袋をはめて鏡に入るんですよね、かなりエロティック。
この前、ブライアン・デ・パルマの「キャリー」を見てて思い出したのですが、ヒッチコック作品にも鏡はひとつのきっかけやアクセントとして多用されていたと思うのですがいかがでしょう?とりあえず「キャリー」では、重要なところではないのかもしれないのですが、ひとつの舞台装置として十分に作用していました。
>ノリ さん
『オルフェの遺言』だったような気がしてきました。はっきりとは思い出せないですが。手袋のことは、よくわからないんですが、ゆっくりと、ゆっくりと入っていくのを覚えてます。
 ヒッチコックだと『見知らぬ乗客』の眼鏡のレンズとか『裏窓』の双眼鏡のレンズが鏡の役割をしていましたね。あと『サイコ』でジャネット・リーがお金を盗んで、トイレに行くシーンに鏡があったような気がするんですが?どうでしたっけ?あとは『めまい』でジェームズ・スチュアートがマデリン(キム・ノヴァク)を追跡して、レストランに入ったときの姿見とかが印象的でしたね。あのシーンは不思議で本当にカメラのアングルと編集の妙であんな官能的なシーンになるんですね。『めまい』には鏡が何回も出てきますよよね。あと『フレンジー』でも鏡が、それから『引き裂かれたカーテン』では死んだかどうか確かめるのに鏡が使われていたようね気がしますが、結構記憶があやふやですが、他にもいろいろあるに違いありあませんね。
えっ!すごいです。撮影に参加されたのですか?吉田監督は今DVDが発売されたりとますます目が離せない監督です。もっともっと作って欲しいです。青山ブックセンターでの蓮実先生との鼎談も私行ってきました。吉田監督って絵コンテとか作るんですか?
なおきさん
貴重な情報ありがとございました。吉田監督の作品には、今回の作品ですと鏡、ガラス、障子の影とかすごく絵画的(妥当な言い方でないかもしれませんが)イメージがあるのでどうやって撮ったのかと思いました。もちろんそういうイメージは別に撮っている場合もあるのでしょうが、人物がいてそういうイメージのあるシーンもあったので疑問に思っていました。やはり芝居が先にありきなんですね、ですから吉田監督の作品は、よくありがちな紙芝居みたいな映画にならないんでしょう。ところで衣裳なんかはどういう基準で選ばれるのでしょうか?昔の作品ですと森英恵さんお作品が多かったのですが、まあ時代というものもあったのでしょうが、どうなんでしょうかね?オペラの「蝶々夫人」の時は山本耀司さんの衣裳が使われていました。
いえいえそんな。素晴らしい方々とお仕事されて本当に本当に羨ましいです。吉田監督は、美的な映像作家でありながら、紙芝居にならず、映画として完璧になりたたせられる稀有な監督だと思います。
こんにちは!イーディスヘッドのコミュから飛んできました。
あまりにもポイントを突いたコミュだったもので。
「鏡と映画」で印象深いのはタルコフスキー監督の映画でしょうか。とくに「惑星ソラリス」の、ポーンと放り出されたような
何もない宇宙ステーションで主人公が鏡を見るシーンが印象的でした。あと「ベニスに死す」でも鏡が主人公の老いと少年の若さを対照的に表現するのにうまく使われてましたね。
こんにちはkenさん。そうです「大奥丸秘物語」でね〜、岸田今日子が襟足を剃る時に、鏡越しに小川知子の顔を見るんですよね。そして「旦那様」、「しののい」、「旦那様」、「しののい」というセリフのやりとりがあって禁断の世界へ。鏡というのは、鏡を媒介して二人の人間の情交を表現したり、「La Traviata」やオペラの「薔薇の騎士」、そして怪奇映画、今上映中の「オペラ座の怪人」などのように自己反省的な意味で使われたりしますね。中島貞夫監督はテレビ版の「大奥」でも鏡を上手く使っていました。その時も最期鏡の裏の水銀で人を殺そうとしてましたよ。
映画ではありませんが恩地孝四郎の木版です。装丁や抽象版画で有名ですがこういう作品もあります。襖、鏡、女性の腕、鏡に写る僅かな目、襖の引き手、個々のモチーフが緻密に計算されたギリギリの位置に配置されています。ポツンと描かれた乳首が色っぽいです。
この丸鏡に入った構図!!最高です。歌麿って言いたくなります。
私もこの映画についてあまり覚えていないのですが、おっしゃるように映画では鏡がそんな重要な役割はしていなかったような気がするのですが、どうでしたでしょうか?原題の「鏡は横にひび割れて」はテニスンの詩の一節ですよね。何事にも無関心なシャーロット姫が復讐の鬼と化すときに鏡がバリバリって割れるという詩。クリスティの原作では主人公の女優があることをきっかけに凍りつく表情になったときに「シャーロット姫のように」という形容がされていました。人間の証明で西条八十の詩が使われた時も八十も彼の詩を知らなくても、とりあえず共感できるように、イギリス人にとってテニスンの詩もまあそんなものなのでしょうか。実際映画でもシャーロット姫のような顔というのが一つの見せ場になるわけで、私が敬愛するリズ様も迫真の演技を致しましたが、シャーロット姫というよりは、2、3キロ太ったつもりで体重計にのったら、20キロも計りが動いてしまい顔が強張ったようにしか見えませんでした。ただこの映画で特筆すべきはキム・ノバクの妖艶さ。リズとは犬猿の仲という役回り。画像のようなギュウギュウのコルセットにジーパンというボンデージ好きにはたまらない扮装をしたり、あ!ありました鏡が、四方を電球でかこまれたいかにも女優よと言わんばかりのノバクのドレスルームにあった鏡(画像みつからず) 。こうして思い出せばなかなかの作品ですね。女優二人に加えロック・ハドソン、トニー・カーティス、ジュラルディン・チャップリ(花粉症の役で思い出してもくしゃみがでそう)、アンジェラ・ラズベリーといった豪華スターの共演。劇中(太目というより太い)リズが「アレクサンドルを呼んで!」と何度もヒステリックに叫びますが、これはヘアードレッサーのアレクサンドル・ドゥ・パリのこと。そして実際の映画でのリズのヘアースタイルも確かアレクサンドル。しかしながら衣装がかなりおそまつ。写真ではそうでもありませんが映画でみると、まるで渋谷にある生地卸問屋のマルナンで買ってきた布をただ切っただけみたいな感じでした。原作の話に戻りますが、イギリスで出版された本の表紙絵ではイラストレーターのトム・アダムズが鏡の割れ目にシャーロット姫を描いた洒落たものでした。
 割れた鏡に映る姿って恐いですよね、映像としての効果も抜群。上記の「大奥(秘)物語」の岸田今日子のこのシーンはいいですね〜。
 
 鏡を上手く使う撮影監督ミルトン・クラスナー(Milton Krasner)によるオリヴィア・デ・ハビランド主演の「暗い鏡(The Dark Mirror)」にも割れた鏡が効果的に使われていました。この映画の内容は双子の姉妹の憎しみの話。クラスナーはそれ以外にも「飾窓の女」、そして「イブの総て」と鏡を効果的に使ってます。

 割れた鏡で印象的なのはオーソン・ウェルズの「上海から来た女」。適当なのがありませんでしたが一枚。本編ではリタ・ヘイワースが映った鏡に銃弾が撃たれるシーンがあります。

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