ゴッドファーザー Part?
テーマ：ギャング
今回紹介する作品は、ゴッドファーザーは3作見なきゃ終わりじゃない！ってことで前回にひき続き ゴッドファーザーPart?(１９７４年) です！！
【解説】
傑作「ゴッドファーザー」の第２作。 前作から５年後。ドン・マイケル・コルレオーネは、根拠地をニューヨークからネバダ州タホー畔に移していた。 ドンの椅子に座るマイケルの頭の中には、やがて父ビトーの事が巡ってくる−−若き日のヴィトーの物語は、マフィアの親分ドン・チッチオに殺されたヴィトーの父の葬列の場面から始まる。悲しみに暮れる葬列の中、突然一発の銃声が轟いた。復讐を誓ったヴィトーの兄が逆にチッチオの手下に撃たれたのだ。そして母もまた、チッチオのもとに幼いヴィトーの命乞いに行き、殺されてしまう。
天涯孤独となったヴィトーは、チッチオの手下に命を狙われる中、アメリカに逃げ延びた。リトル・イタリアで成長したビトーは、若き日のクレメンツァ、テッシオ、ジェンコらと知り合い、次第に頭角をあらわす。
そんな中、彼の前にリトル・イタリアを牛耳るファヌッチが立ちはだかった。ヴィトーは、街がキリスト教の祭りで賑わう中ついにファヌッチを拳銃で仕とめる。この銃声が、やがて築かれるドン・コルレオーネ・ファミリーの始まりであった……。
【感想】
Part2もやはり３時間半という時間を感じさせず、史上 最強 のギャング映画です！！
この映画は、唯一シリーズ２作品がアカデミー賞を獲得するという快挙を成し遂げています。 俳優・音楽・画調などそのすべてが美しく、まさに伝説的名作です！！ 映画全編が、どこを切り取ってもポストカードになるような名場面の連続ですが中でも、自由の女神を背景に幼いビトーが故郷の唄を口ずさむシーンは映画史上に残る名シーンです。
幼いヴィトーが青年となり、やがてファミリーを築くまでの物語と、父のあとを継ぎドンとなったマイケルの、ドンとしての苦悩と復讐の物語が、実に巧みに交差しながら展開していきます。 とくに、青年時代のヴィトーを演じる ロバート・デ・ニーロ は、その若さにもかかわらずマーロン・ブランドを彷彿させる渋さと独特な雰囲気をかもし出しかっこよすぎです！！
またマイケル・コルレオーネを演じるアル・パチーノの風貌も前作とは一味違うドンとしての威厳を備え、見るものを威嚇します！ アル・パチーノ とデ・ニーロの共演は、96年に公開された ｢ヒート｣ よりも効果大です。 ｢ヒート｣ もかっこよかったけど、この二人の共演ならもっと男くさい映画ができたと思うんだけどなぁ・・・・・・
Part2の見所は、何といってもマイケルの”ファミリー”を守ることによって、愛する”家族”を守ろうとすることが逆に自らを孤独にしていくという、苦悩と悲しみ。 ”家族”と”ファミリー”を両立させていた父との対比の中で、そうありたい自分、変わりたいと思う自分の葛藤がマイケルの表情によく表れています。
たとえ家族であろうとも裏切りには制裁を与える。 男なら誰もが持つ父親を超えたいという気持ちが、マイケルをますます非情にさせているのかもしれません。
Part1ラストのマイケルの非情な選択が、犯した罪には報いがあることを表すかのように、”家族”を引き裂き、変わろうとしてももぅ戻れない迷路に迷わせていく。
果たしてマイケルは罪を償うことができるのだろうか?
ラストのフレドの祈りが、まるでマイケルにささげているかのようで悲しくさせられます。
書きたいことがまだまだあるけど言葉にできません。もしまだ見てない人がいたら絶対損です！！
Part3乞うご期待！！
【K−TA】
監督： フランシス・フォード・コッポラ Francis Ford Coppola
製作： フランシス・フォード・コッポラ Francis Ford Coppola
フレッド・ルース Fred Roos
原作： マリオ・プーゾ Mario Puzo
脚本： フランシス・フォード・コッポラ Francis Ford Coppola
マリオ・プーゾ Mario Puzo
撮影： ゴードン・ウィリス Gordon Willis
音楽： カーマイン・コッポラ Carmine Coppola
ニーノ・ロータ Nino Rota
出演： アル・パチーノ Al Pacino ドン・マイケル・コルレオーネ
ロバート・デュヴァル Robert Duvall トム・ヘイゲン
ダイアン・キートン Diane Keaton ケイ・アダムス・コルレオーネ
<ロバート・デ・ニーロ Robert De Niro ドン・ヴィトー・コルレオーネ
ジョン・カザール John Cazale フレデリコ・フレド・コルレオーネ
タリア・シャイア Talia Shire コニー・コルレオーネ・リッジ
テーマ：ギャング
今回紹介する作品は、ゴッドファーザーは3作見なきゃ終わりじゃない！ってことで前回にひき続き ゴッドファーザーPart?(１９７４年) です！！
【解説】
傑作「ゴッドファーザー」の第２作。 前作から５年後。ドン・マイケル・コルレオーネは、根拠地をニューヨークからネバダ州タホー畔に移していた。 ドンの椅子に座るマイケルの頭の中には、やがて父ビトーの事が巡ってくる−−若き日のヴィトーの物語は、マフィアの親分ドン・チッチオに殺されたヴィトーの父の葬列の場面から始まる。悲しみに暮れる葬列の中、突然一発の銃声が轟いた。復讐を誓ったヴィトーの兄が逆にチッチオの手下に撃たれたのだ。そして母もまた、チッチオのもとに幼いヴィトーの命乞いに行き、殺されてしまう。
天涯孤独となったヴィトーは、チッチオの手下に命を狙われる中、アメリカに逃げ延びた。リトル・イタリアで成長したビトーは、若き日のクレメンツァ、テッシオ、ジェンコらと知り合い、次第に頭角をあらわす。
そんな中、彼の前にリトル・イタリアを牛耳るファヌッチが立ちはだかった。ヴィトーは、街がキリスト教の祭りで賑わう中ついにファヌッチを拳銃で仕とめる。この銃声が、やがて築かれるドン・コルレオーネ・ファミリーの始まりであった……。
【感想】
Part2もやはり３時間半という時間を感じさせず、史上 最強 のギャング映画です！！
この映画は、唯一シリーズ２作品がアカデミー賞を獲得するという快挙を成し遂げています。 俳優・音楽・画調などそのすべてが美しく、まさに伝説的名作です！！ 映画全編が、どこを切り取ってもポストカードになるような名場面の連続ですが中でも、自由の女神を背景に幼いビトーが故郷の唄を口ずさむシーンは映画史上に残る名シーンです。
幼いヴィトーが青年となり、やがてファミリーを築くまでの物語と、父のあとを継ぎドンとなったマイケルの、ドンとしての苦悩と復讐の物語が、実に巧みに交差しながら展開していきます。 とくに、青年時代のヴィトーを演じる ロバート・デ・ニーロ は、その若さにもかかわらずマーロン・ブランドを彷彿させる渋さと独特な雰囲気をかもし出しかっこよすぎです！！
またマイケル・コルレオーネを演じるアル・パチーノの風貌も前作とは一味違うドンとしての威厳を備え、見るものを威嚇します！ アル・パチーノ とデ・ニーロの共演は、96年に公開された ｢ヒート｣ よりも効果大です。 ｢ヒート｣ もかっこよかったけど、この二人の共演ならもっと男くさい映画ができたと思うんだけどなぁ・・・・・・
Part2の見所は、何といってもマイケルの”ファミリー”を守ることによって、愛する”家族”を守ろうとすることが逆に自らを孤独にしていくという、苦悩と悲しみ。 ”家族”と”ファミリー”を両立させていた父との対比の中で、そうありたい自分、変わりたいと思う自分の葛藤がマイケルの表情によく表れています。
たとえ家族であろうとも裏切りには制裁を与える。 男なら誰もが持つ父親を超えたいという気持ちが、マイケルをますます非情にさせているのかもしれません。
Part1ラストのマイケルの非情な選択が、犯した罪には報いがあることを表すかのように、”家族”を引き裂き、変わろうとしてももぅ戻れない迷路に迷わせていく。
果たしてマイケルは罪を償うことができるのだろうか?
ラストのフレドの祈りが、まるでマイケルにささげているかのようで悲しくさせられます。
書きたいことがまだまだあるけど言葉にできません。もしまだ見てない人がいたら絶対損です！！
Part3乞うご期待！！
【K−TA】
監督： フランシス・フォード・コッポラ Francis Ford Coppola
製作： フランシス・フォード・コッポラ Francis Ford Coppola
フレッド・ルース Fred Roos
原作： マリオ・プーゾ Mario Puzo
脚本： フランシス・フォード・コッポラ Francis Ford Coppola
マリオ・プーゾ Mario Puzo
撮影： ゴードン・ウィリス Gordon Willis
音楽： カーマイン・コッポラ Carmine Coppola
ニーノ・ロータ Nino Rota
出演： アル・パチーノ Al Pacino ドン・マイケル・コルレオーネ
ロバート・デュヴァル Robert Duvall トム・ヘイゲン
ダイアン・キートン Diane Keaton ケイ・アダムス・コルレオーネ
<ロバート・デ・ニーロ Robert De Niro ドン・ヴィトー・コルレオーネ
ジョン・カザール John Cazale フレデリコ・フレド・コルレオーネ
タリア・シャイア Talia Shire コニー・コルレオーネ・リッジ
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