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東京農大 スイケン!コミュのニホンザリガニ発見!!

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どうも、大学時代はザリガニの研究を行っていたzakiです。
今回のトピは、ニホンザリガニが生息していないと思われる
地域で、ニホンザリガニが発見されたというものです。
ニホンザリガニは日本の固有種であり、生息地は
東北以北とされています。そのニホンザリガニが、
なんと、栃木県で発見されたようです。

ニホンザリガニは古くは食用や薬用として用いられており、
元来は北海道にのみ生息していたものが、人により本州に
持ち込まれ、それが東北で生息していると考えられます。

発見されたのは、日光市にある田母沢川です。
田母沢には天皇の御用邸があり、大正時代、御用邸内の
いけすで、北海道から持ち込まれたニホンザリガニを養殖
していたという文献があります。
実は、大正天皇、ニホンザリガニが大変
お好きだったようです。そこで、御用邸で養殖していたのでは
ないかと考えられます。今回、発見されたニホンザリガニは、
養殖用に持ち込まれたものの子孫と考えられます。

ニホンザリガニは絶滅危惧種?類であり、私は、
環境条件さえ整っていれば、日本全国で増殖できるのでは?
と思い、がんばれニホンザリガニと思ったのですが、
やはり、栃木県のニホンザリガニは外来種と位置づけられ、
田母沢川の生態系への影響が懸念されるとのことです。
いくら、絶滅危惧種だからといって、本来生息していない
地域での繁殖は、生態系への影響を考える上においては、
好ましいことではないという訳です。
なので、ニホンザリガニの元来の生息地である
北海道での減少を抑える為、北海道における生息地の環境を
守っていくことが、とても大切であると感じました。

このことは、他の生物に関しても言える事で、
減少したからといい、むやみやたらにその生物を養殖し、
放すということは良くなく、とても慎重に対処しなければ
ならないと、改めて感じました。

コメント(3)

栃木でニチザリですか.
最初聞いた時は青森の分布も天然の可能性がないわけではない
(ほぼ移入でしょうけど)みたいなことを聞いていたので
本州の山中には人知れずニチザリが・・・
なんて思ったのですが,やっぱりね.

生態的地位が重なって直接的に競争しそうなのは,
サワガニ(正式和名しりません)かな.やっぱり.
ニチザリとサワガニ.どっちも弱そ〜
でも,ザリガニペストじゃないけど
間接的に生態系に影響を与える可能性も十分考えられるからね.
生き物の移入は故意であれ,善意であれ注意が必要ですね.

最近気にしているのは,
山や川に行った時に車の中に入った虫たち.
昆虫が単独で移動するにしてはかなりな長距離移動を
させてしまってます.
昆虫は羽があるので分布域はかなり広いことが多いので
そんなに神経質になる必要はないかもしれませんが,
峠を挟んで遺伝子に違いがあるとかないとかそんな話も
ありますので,みなさんもご注意を.
>あんなさん
サワガニ、ニッチ重なっていそうですよね。
そうですね、生物の移入は慎重にならないといけませんよね。
虫に関しては、あんまり気にしたことなかった・・・。
峠とか越える時は、気を付けた方がいいのかもしれませんね。

>きれたナイフさん
そうですね、海を渡って来る物には注意が必要ですよね。
とは言っても、なかなか難しい問題です。
特に植物などは、遠くに種が運ばれるよう工夫されていて、
輸入品とか、海外渡航者にまぎれて、どうしても
入ってきてしまいますよね・・・。
それも、自然現象の一つともいえるし・・・難しいですね。

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