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東京農大 スイケン!コミュのグリーンレター(美幌博物館ニュース)第132号(2006.11発行)より

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私zakiは、美幌博物館のグリーンレターを愛読しています。
そこに、ヤチウグイについての記事が載っていました。

美幌町の水田の用水路にはヤチウグイが生息していますが、
用水路は夏の間しか水が供給されません。
秋から冬の間の用水路は干上がった状態となり、
ヤチウグイの姿は見られなくなります。
そして、春の雪解けと共に、ヤチウグイは再び姿を見せます。
つまり、ヤチウグイは干上がった用水路で冬を越している
可能性があるということです。
しかし、どの様に越冬しているのかは、
未だ、知られていないらしいです。

ヤチウグイといえば、北海道の固有種であり、主に、
湿地や沼などに普通に生息している、
北海道では身近な魚であります。
しかしながら、近年、環境の悪化から、
絶滅が危惧されています。
身近でいて、絶滅が危惧されているヤチウグイ・・・。
その、生態は謎の部分が多いらしいです。
今後、私たちの後輩が、その謎を解き明かし、
ヤチウグイが保護されることがあればと願います。

コメント(2)

ヤチウグイについてちょっと調べてみました.

ヤチウグイ
コイ目コイ科ヒメハヤ属
Phoxinus percnurus sachalinensis

以下,環境省RDBより引用
日本では北海道の石狩低地帯以東に位置する石狩川水系、天塩川水系、および勇払原野と釧路原野のみに分布し、国外ではサハリンに分布する。朝鮮半島東部から中国東北部、およびロシア極東域には別亜種のダルマハヤ(P. p. percnurus)が分布する。体長は90〜110mm程度。体高が頭長より長く、ずんぐりした体型を呈する。体側の鱗は小さく、側線は完全で体側のほぼ中央を縦走する。臀鰭基底は背鰭基底後端とほぼ同じ位置にある。上顎の先端は吻端より前か同じ位置にある。湿地帯や平野部の緩やかな流れの細流や池沼などで一生を送り、成魚はとくに水草の繁茂する場所を好む。産卵期は6〜7月で、浅い岸辺でオスがメスを待ち、ペアを形成して岸辺の水草の根もと付近に産卵する。卵は受精後4〜6日で孵化し、孵化後約2週間で全長6mm、6週間で全長約20mmに達する。オスは全長約40mm、メスは約50mmで成熟する。成魚は小動物を主な餌とする。本亜種の生息地はもともと湿地帯や低地帯に限られているうえ、各生息地は山地により分断されている。近年の埋め立てや河川改修にともなう生息環境の悪化によって生息域は減少傾向にあり、それにともない個体数も減少しつつある。特別な保護対策はなされていない。
準絶滅危惧種(NT)

オホーツク海側では生息していない事になってるね.
そのことで美幌博物館の人も興味があるのでしょう.
また,越冬生態など知られていない事も多いようです.
湿原の中では深い淵とかで越冬するんでしょうけど,
畑の用水路ではどうしているんでしょうかね
あのヒメハヤ属に特有のヌルッとした体表の粘液が
関係していそうですね.

スイケン単体での研究は難しいですが,
美幌博物館とは連絡とれるので
興味のある人,卒論でやりたい人はどうぞ,
>あんなさん
色々と調べてくれてありがとうございます。
オホーツク海側では生息していない事になっている・・・
分布調査もあんまりされていないようですね。
研究のしがいがありそうだが・・・
生物生産に結び付けるのが難点ですね。

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