ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

潰瘍性大腸炎に克つ。コミュのCCFJセミナー「"働く"ことを中心に」に出席してみて

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
NPO法人日本炎症性腸疾患協会(CCFJ. http://www.ccfj.jp/ )の主催した
「潰瘍性大腸炎・クローン病患者様のためのセミナー
生活支援セミナー(“働く”ことを中心に)」
http://www.ccfj.jp/geeklog/article.php?story=20060201163109192
に出席してきました。

最初にIBD治療の大御所であり会場となった社会保険中央病院の内科・消化器内科(炎症性腸疾患)部長で、CCFJの副理事長、高添先生の挨拶があり、基調講演として日清製粉グループ本社の人事担当者のお話。そして少人数に分かれてのグループ・セッションで主催者側から様々な相談に乗る係りの方が一人着いてグループ・ディスカッションもするという流れでした。

そこでのいくつかのポイント要約しますと・・・。

・できれば「規則正しい生活を維持できるような仕事」が望ましい。(当たり前と言えば、当たり前ですが)

・就職活動(新卒の場合もキャリア採用の場合も)時、履歴書等の初期段階の書類に潰瘍性大腸炎であることを記載すると、書類審査で落とされるケースが多々見られる。

・しかしながら選考が進み、つまり会社側も「その人材を欲しいと検討し始めた段階」での面接で、もし具体的な配慮(例えば「月1回半日の通院日を確保したい」など)を会社に求めたい場合はUCであることをカミングアウトすることも「一つの方法である」。
ただし、やはりUCという難病を理由に落とされるリスクも初期段階より少なくなるとは言え存在するが・・・採用後は「気兼ねなく」仕事とUC緩解維持を両立させるメリットもある。 
企業側としては「端的にUCという病気を説明し、緩解を維持すれば就労に一切の支障がないこと、そのための自己管理をすることを明確に説得・説明することが望ましい」と考えているケースが多い。

・採用後に、通院や再燃入院など、必要があった場合に所属長や産業医にのみカミングアウトすることが一番安全かもしれない。(特に所属長や上司との信頼関係のようなものが築けた後に)

・・・というような内容でした。(他にもありましたが挙げると、キリがないので。もし他に「就職や働くこと」に関して、何かありましたら、このトピに書込み頂くか、私個人宛メッセージ頂ければ、可能な範囲でお答えします)

また、私のグループの事務局からのリーダーは、「ゼネラル・パートナーズ」という、障害者や難病患者の就職・転職サービスを提供する会社の方でしたが、UCなど難病であることを最初からカミングアウトした形でも、例えばAIU保険や、外資系のシスコ、アクセンチュア、HPなど有名・優良企業からの求人もあるそうです。(外資系、特に米国系の企業にUC者の採用に理解があるところが多いのは、米国が日本に比べてもUC患者が多く、UCを持っている人でも活躍している方が多く、UCに対する理解が深いので。)
確かにカミングアウトした上での就職活動は「余計な心配」は無用ですのでこういう就職支援サービスを活用するのも、一つの手だとは思います。
但し、中途採用の場合、最初は契約社員として入社し、緩解状況や業績も加味して、正社員に登用する、という形が多い様です。(最初から正社員での採用はやはり日本企業の場合が多いようですが数は少ないようです。また日本におけるUC者採用の実績企業としては、今回の日清食品グループのように、やはり医薬品関係や健康食品関係など、UCにかかわる医療的な業務にかかわっているところが多いようです。)

ちなみにその「ゼネラル・パートナーズ」のホームページは
http://www.generalpartners.co.jp/
宣伝のつもりはありませんが、ご参考まで。

このコミュでも「病気を抱え職に就くということ」
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=4479832&comm_id=81278
などのトピで活発なカキコがあったように、UCという病気と付き合いながら、仕事や就職に関する悩みを持たれることが多いと思います。

少しでも参考になればと思い、この場を借りて報告させていただきます。

コメント(8)

このセミナーに申し込みをしたのですが悪化してしまって入院してしまい参加できなくなってしまいました。今も入院中です。
休職も長くなったので規定で退職しないといけない状況になりつつあります。参考にしたかったんですけど…。再就職は厳しい(隠せないからなぁ)感じですね…。
>arrayさん
大変ですね。お見舞い申し上げます。
もし、万一、退職しなければならないような状況になってしまった場合は、上記のゼネラル・パートナーズなどの、ある種得意分野を持った会社に相談するのも一案だと思います。私がその担当者から昨日聞いた話では、UCを持つ方を積極的に採用している会社や、大学病院など時間のかかる定期通院に、休暇を使わず通院させてくれる配慮をしている会社などもあると言っていましたので。
お大事に。
そうですねぇ・・・
私はこの間内定を頂きましたが、UCのことは言ってません。
働き出して、私のことをよく理解してくれて、必要だと感じてくれるようになってから言った方がいいと考えてます。
飲み会や食事会くらいなら何とかなるかと思っていますし、
大学院に在学していますが支障はないので・・・やっぱり何とかなると思ってます☆
>ちょこさん
まずは、内定おめでとうございます。
職場でのカミングアウトのタイミングは、なかなか難しい問題ですが、ちょこさんの考えているタイミングで一番良いと思います。(但しご存知とは思いますが、必要最小限の範囲が良いと思います。変な形で誤解が広まっても困り者ですし。)

私はUCを持ちながら仕事をして20年近くになりますが、飲み会や接待(営業なので)も含め「何とかなってます」。
だから、ちょこさんも「何とかなります」よ。

就職して、具体的に心配なことが出てきたら、その時にでもこのコミュの場でも結構ですし、メッセージでも結構ですから、その心配や不安を相談し、分かち合って、解決してゆきましょう!!
応援しています!!
>カトタクさん
ありがとうございます(^^)v
ちょくちょくお邪魔してコメントを残して行こうと思います。頑張ります〜!
仕事をして1年2ヶ月になります。
病気のことは隠して入社しましたが、隠し通すことはかなりの苦痛で入社1ヶ月で悪化し入院しました。
クビも覚悟しましたが、会社に頑張りたいとやる気ある人をクビにはしないと言って頂いて入院1ヶ月半で会社に戻りました。
会社に病院の日、具合の悪い時、トイレなどよくわかって頂いて楽に仕事をできました。
しかし今また悪化してきてます。入院もあるかもしれません…。
仕事内容も、会社の理解も、人間関係も好きで、仕事頑張りたいのと一緒に、体がだるい、トイレを思うと通勤など外にでるのがこわい、何もしたくないってのがあって、
好きな仕事を自分の病気で辞めたくない。あきらめたくない。ってのがあるくせに、ちょっと今体がきついのであきらめたくなってます。
悪化して何もしたくない時、皆さんはどうやって自分を奮い立たせてますか?
1年に2度も入院って会社の反応はどうなんでしょうか?
教えて下さい。
長いトピ、個人的なことですいません。
>リカさん
最近また再燃傾向とのこと。大変ですね。
私も入院までにはならないけど再燃で症状がある時(私に場合は、粘血便や腹痛、下痢、下痢による頻回の便や漏便など)は、正直、特に朝、つらい思いをしながら出勤していますが、介護用の大人用の紙おむつを着用したりして仕事に出ています。

「悪化して何もしたくない時、皆さんはどうやって自分を奮い立たせてますか?」
→私の場合本当に症状でつらい時は会社を休んで休養にあてます。あまりにつらくて症状の強い時は、仕事にならないので。でもどうしても出勤しなければならないアポや会議のある時は、上記のような万全の準備をした上で、出勤直前に大きく深呼吸して、簡単な座禅のような感じでゆっくり座り(あるいは横になり)、お腹をゆっくりさすって、自律神経の訓練をしながら気持ちを落ち着け(所要時間10分くらい)出かけます。前向きに気持ち的を持ってゆく時は「働かざるもの、食うべからず!」と自分に気合を入れて仕事に出ます。^^/

「1年に2度も入院って会社の反応はどうなんでしょうか?」
ウチの会社の場合も、正直、人事的には反応は良くないです。私の会社は成果主義を標榜し徹底ている外資系IT会社ですが、入院による休職期間があった場合は、継続的な成果も下がりますし、評価も正直悪くなります。
ただ、そのくらいで仕事を辞めるわけにはいきませんものね。
安定した仕事や収入があって、安心して治療にも専念できるわけですから。

長くなりましたが、リカさん、どうかお大事に。
早く良くなることを願ってます。
丁寧にありがとうございました!
ひとまず私も10分早起きしてみます。
いつももう少し寝れると余裕なくバタバタしてましたから。

ログインすると、みんなのコメントがもっと見れるよ

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

潰瘍性大腸炎に克つ。 更新情報

潰瘍性大腸炎に克つ。のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。