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二十億光年の孤独コミュの『二十億光年の孤独』の孤独

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はじめまして。いきなりやって来ていきなりトピックを作成する図々しい態度、お許しください。
『二十億光年の孤独』が好きな皆様に、どうしても聞きたい事があります。
それは詩の内容についてです。
もちろん、内容の受け取り方は読む人それぞれで。
ですから、色んな方のご意見を聞きたいのです。

僕が『二十億光年の孤独』と出会ったのは高校の国語の時間でした。
当時僕は授業中ずっと寝たふりをしていました。
ふりをしているだけで話はしっかりと聞いていました。
捻くれた嫌な生徒だなと、僕も思います。


「二十億光年の孤独
       谷川俊太郎

人類は小さな球の上で
眠り起きそして働……

(或はネリリし キルルし ハララして……

ときどきに地球に仲間を欲しがったり……

万有引力とは……

二十億光年の孤独に
僕は思わずくしゃみをした」


とても心地よい詩で、何処か可笑しくて、寝たふりをしながらも僕は火星人のネリリキルルハララに混ざりたく思いました。

授業は何事もなく進みます。
もうすぐチャイムがなる頃です。

先生   「はい、○○さん。“僕”はなぜくしゃみをしたのでしょう?」
○○さん 「えぇと…孤独感で寒気がした」

この人は何を言っているんだろう?
僕にその答えは理解できませんでした。
寝ている(ふりをした)僕が混乱していたとしても、やはり授業は何事もなく続きます。

先生  「はい、そうですね。“僕”は二十億光年の孤独に寒気がして、くしゃみをした。」

この教師はいったい何を言っているんだ?
この詩のどこに寒気があるんだ?
どういう事だ?
ネリリもキルルもハララもしたくないのか?
僕は寝たふりをやめて、思わず顔をあげます。
あたりを見回しました。
みんな、普通にノートをとっています。

僕はとても孤独でした。

僕の考えていたのはこうでした。
くしゃみは仲間を欲しがる火星人に対する「ほら!ちゃんと地球人はいるんだぞ!」と言うメッセージだと。
よく噂話をされるとくしゃみが出るなんて言いますよね?
地球に仲間が欲しい火星人は、僕らが火星人の話をするように、きっと地球人を話をしているでしょう?
それに僕にとってこの詩はとてもあたたかく感じられていたから。
寒気なんて言葉は、全然似合わないじゃないか。

今もそう思っています。


ずいぶん長くなってしまいましたが、皆さんはどう思いますか?

コメント(4)

どちらも素晴らしい解釈だと思います。
私は、谷川が「くしゃみをした」で、現実世界に戻して締めたかったのではないかな、と思っています。終わりまで通して想像世界にしないことで、より想像世界を昇華させることが出来た作品に思われます。
ゆーなりさん。コメントありがとうございます。

僕は全然谷川さんに詳しく無いのですが、このトピックを立てた後、少し調べて「生きる」と言う作品を知りました。

 のどがかわくということ
 兵士が傷つくということ
 プラネタリウム
 愛するということ
 泣けるということ
 笑えるということ

等と共に

 くしゃみすること

と谷川さんは書かれています。

眠り起き働くと言う様な事と同じで、くしゃみをするという事は、「生きているという事」なのでしょう。
そしてときどき、他の惑星に仲間を欲しがったり。

そう言う全ての事柄が「現実世界」なのだろうと思います。

現実世界で「僕」は、空を見上げたのでも無く、うつむいたのでも無く、くしゃみをした。
その何気ないアクション(リアクション)で終わらせる事でこの作品が素晴らしい作品になったのだろうと僕も思います。


色々な解釈に触れて、もっと深く楽しみたいと思っています。
最後のくしゃみで現実に帰る、そのたたずまいがすてきだと思います。

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