ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

霊的共同体コミュの「召命感」

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
Tillichは、「それに類似した形体を中国にも、エジプトにも、バビロンにも発見する」と述べて、その例を挙げている。

1.ギリシアの使命感はギリシア人と未開人との区別によって表現される。2.ローマの使命感はローマ法の優越性に基づいている。

3.中世ドイツの使命感はゲルマン民族による神聖ローマ帝国のシンボルに基づいている。4.イタリアの使命感はルネサンスにおける文明の「再生」(rebirth)に基づいている。

5.スベインのそれはカトリックによる世界統一の理念に基づいている。6.イギリスのそれはすべての国民をキリスト教的人道主義に服せしめるという課題に基づいている。

7.ロシアのそれは西方世界をギリシア教会の伝統またはマルキストの預言によって救うということにある。8.合衆国のそれは新しいものの始まりに対する信仰であって、そこでは古き世界の呪いが克服され、民主化運動の課題が成就されるというのである。

このような召命感が民主的に十分に発展しないならば、19世紀のドイツやイタリア等が、侵略的意味において、また防衛的な意味においても、力の要素が優勢になる。

この時代、狂った召命感が非常に強くて、ナチ民族主義(Nazi-racism)という不条理が受容された。その時代、彼らの空虚を満たすものはその召命感しかなかったからである。

アブラハムの召命、それはすべての者が彼を通して神の祝福を受けることである。彼の使命は歴史の水平方向へと進行している。

コメント(0)

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

霊的共同体 更新情報

霊的共同体のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング