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弓道コミュの骨と筋肉から弓道を考えると・・・

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昔、解剖学を勉強していたとき、大学弓道部の部内誌に「解剖学的弓道論」ってのを書いたことがあります。
(私はもう10年も弓道していませんが)
腹筋に力が入らないとなぜ肘で引けないのか?
肩甲骨はくっつけるじゃなく、伸ばす
肩を後ろに落としても意味なし
肘は立てるってなんでなの?
なんてことに自分なりの答えを考えてました。

こういったマニアックな理論が好きな人はかならずいるはず。
骨と筋肉とから考えた技術論について語っちゃってはどうでしょう。

コメント(24)

すごい,是非拝読させて戴きたいですね.

ちなみに私の知人たちが,上丹田だの下丹田だの
について熱く語っているときに,横で聞いていた
おじ様が満面の笑みで
“えー,そこは腹筋じゃないの〜?”
と申しておりました.

是非読ませて差し上げたいです.
そういう理論大好きです!
よく武術系の本とか、体の使い方の書かれた本を立ち読みしてます(笑)

以前同じようなことをしたくて別なコミュを創ったのですが、1年で100人を超える参加者を抱えながらも、自分以外の持論は書き込んでもらえませんでした…
今はもうそのコミュは削除してあります。

Tーshitaさんの理論、是非お聞きしたいです。
私の持論は日記に書いてあります。公開は友人までなので、良かったらマイミクになって読んで下さい。
恐れながら、そのへん私の専門です…。
解剖+運動学、その他色々ありますが、専門知識が無い人に話すのが大変で、未だ完全な確立に至っておりません。

奥が深いです。
面白い★
理論だてて考えるのも良いのかもしれない・・・
私の書いた当時の部内誌はもう手元になく、私も10年弓道と離れているので、あまり語れる立場ではないのですが、あくまで例として述べます。

たぶん研究してる人はおおかた同じ考えと思うのですが、

背中から脇の下を通って上腕についている「広背筋」をいかにに使うかですよね。
この筋は随意筋でありながら呼吸筋の一つで、深呼吸の最後の最後や強く息を吐くときに使う筋肉なんです。
鍛えた人であれば、弓構えをするときに呼吸法によって意識的に脇の下を硬くするすることができるはず。
この筋肉によって大三から会にかけて腕を引きおろし、かつ安定させることができるんですね。なお、この骨は上腕の前側に固定されているのでうまく使うためには肘を立てるほうがよいわけです。

あと弓道で問題になる点としては、肩関節の構造です。
ロボットみたいに胴体に関節が固定されているわけでなく、
肩甲骨がスライドすることで可動範囲を多くしているんです。
肩甲骨含めた肩関節が左右からの力に抗して腕を伸ばそうとする場合、前のほうに肩甲骨が収まっていく感じになります。

わんこさん、けいじゅさん、今のわたしではこんな感じにしか説明できませんが、どうでしょう?
限られた人しか理解できなかったらごめんなさい。

広背筋の作用は上腕骨の伸展・内転・内旋です。補助として大円筋も同じ働きをします。
武道全般では『脇を締める』という表現が一番しっくりくるかと思います。弓道では物を持っているので、そこで脇を締めるという感覚を掴むのは、指導も含めて相当表現力と想像力が必要だと思います。

あと肩関節の動きですが、腕を伸ばす時に肩甲骨まで動くように持っていくと、どうしても安定性が落ちるので、私は大小の菱形筋を意識して脊柱を軸にして安定させ伸びを出す土台とすべきと思います。

以前は弓力は肩甲骨の関節窩と上腕骨頭との中心点を合わせて受けることが良いと思っていました(そうすると確かに肩甲骨は前に収まります)が、一定弓力になると大三以降背骨近くで弓の抵抗力を受けないと、引ききれないのが体感できました。

現状で大雑把にこんな感じです。
これ以上細かく説明しようとすると相当な長文になりそうなのでひとまずこのへんで…(汗)
Tーshitaさん>
ありがとうございます。
やっぱりちゃんと調べていらっしゃいますね。それに引き換え自分のなぞ半端もいいとこです。
仕入れた半端知識と実践での感覚で現在の射を作っただけですので…広背筋が呼吸と関連しているなんて知りませんでした。

ただ、肘を立てる理由の辺りがイマイチ理解できないのですが…
上腕骨は太い一本の骨ですよね?
けいじゅさん>
今、解剖学の本とにらめっこして、おっしゃろうとしていることが判ってきました。
私の場合、大学入ってから弓道を始めた上、自分流理論を煮詰めて実行する時間があまりなかったというのがありますので、けいじゅさんのを読んでまた弓を実際に引きたくてムズムズしています。

今回出てきている筋肉を簡単に書くと

背骨-(大小菱形筋)-肩甲骨-(大円筋)-上腕骨
  -----------(広背筋)--------------

という形で働くことになります。


わんこさん>
広背筋は脇の下の部分で大円筋を下から回り込んで、上腕骨の少し前方に付着しているので、収縮するとき肘を立てようとする方向に働きます。
骨格の形は人によって違いがあるでしょうから、肘が立っているという見た目より、「広背筋が働いている状態」が必要と思います。(で、いいですかね、けいじゅさん?)

骨のどこに筋肉が付着しているかによって関節は微妙な動きをします。
例として上腕二頭筋を挙げます。
まず会の右手の形を作ってみてください。
弦をかけるためひねっている手首を、逆側にひねってみてください。
そうすると力こぶができますね。これが上腕二頭筋です。
この筋肉は肘関節の先やや小指側に付着しているので、手首を逆側にひねるときに収縮します。
この筋肉は弓道には明らかに不要なので、その力が働かないようにするには、弦をかける方向に手首をひねることでこの力を消してあげます。この方向にひねる時には上腕三頭筋(肘を伸ばす筋肉)も働きますので一石二鳥です。

わんこさんの持論も拝見したいです。

また、他にも足跡いただいた方で、そうそうたる経歴お持ちのかたもいらっしゃいますし、マニアックな射法八節ができそうですね。
うーん,やっぱり素人には
判らないかもしれません.筋肉名が...

私が意識している筋肉が広背筋なのかどうか
イマイチ自信ありませんが,肩の裏の方を,
大三までにゆっくりしめます.
と同時に腕の裏側(上腕三頭筋?)も軽くしめます.

軽く,というのは,どうも手の内が悪いせいか,
あまり肘を立てようとしすぎると上押しが強く
なってしまいます...

打ち起こし直後から大三に至るまでの
手の内が上手くいくと,肩根で弓力を受けた状態を
上腕三頭筋に軽い緊張を持った状態で保持できます.

一方で失敗するときは

・肩を落とそうと意識して肩甲骨を後ろに落としてしまう,
 多分広背筋の働きを削いでしまっているのだと思います.
・肩甲骨が落ちた状態を押手一本で支えるために
 肘を立てようとして,結果として上押しが強くなる.

ことが多い気がします.

尤も,このあたりがそれなりに上手くいっても,
勝手がぼろぼろだったりするので,結局弓構えから
見直したりと色々迷子になり続けてます.

いずれにしてもまだまだ下手っぴなので,
根本的に勘違いかもしれませんが...
はじめまして。
まったく知識がないのですが、非常に興味があります。
なぜなら、先日地元の講習会で範士八段の先生が、私の打ち起こしを後ろから見ていて「背中がゆがんでる」とおっしゃいました。
で、私の前に来て「手はこうやって腕はこうで、肩は。。。」とちょこちょこっと直していただき、そして後ろに回って「うん、まっすぐになった」と。
そのときの射は、非常に楽でした。

和服姿の背中でダメなところがわかるなんて、失礼な物言いですが「さすが」としか表現できません。
その後も「人それぞれの骨格、筋肉をうまく組み合わせていきましょう」とのお言葉がありました。
はじめまして。
現役医学生ですが、私もこの話題にとても興味があります。
未熟ながら、持論を述べさせてください。

皆さん言われてるとおり、腕は可動域がとても広く、同時に不安定でもあります。
だから、骨法といわれるように、筋肉ではなく、骨でうまく力を支える必要があります。
(あくまで筋肉は、力を一直線につなげ、それを保つ程度に使うものだと考えます。)
それで、腕と体が唯一つながっている骨が、鎖骨と胸骨なんです。
胸骨とは、体の前面中央にある骨です。
そして、胸骨は肋骨ともつながっているため、呼吸によって動きます。
だから、呼吸が大切なんです。
また、肘入れをするのは、親指がくっついている、とう骨、という骨を、鎖骨のほうへ向けて、一直線にしてやるためだと思います。
以上が持論なんですが、わかりにくく&長々とすみませんでした。

☆T-shitaさんへ質問なんですが☆
後背筋は腕と背骨をつないでいて、呼吸筋ではない気がするのですが・・・わたしの思い違いでしょうか?
Tーshitaさん>
 図の説明ありがとうございます。私の文章だけの説明よりよほど解りやすいです。しかも非常によく私の書いた内容を理解していただけてるようで、ありがたい限りです。

わんこさん>
 おおよそおっしゃりたいことは理解できましたが、筋肉を少し伸ばしてというのは、文章にすると多少誤解をまねきやすいと思います。
 確かに筋肉は収縮が一番の働きですが、伸ばして収縮させようという表現そのものがエキセントリックな力のかかり方(伸張性筋収縮)になりやすく、それが損傷の原因となりうる場合が多く、現代弓道で多く言われる『大きく引け』『大三で肘を流せ』『矢を多く引き込め』などの非常に誤った指導へと繋がっている場合が多いです。
 力が出るのはコンセントリック(短縮性筋収縮)なほうが出るはずです。


 やはり文章のみで説明するのは難しいですね。
 呼吸はまたかなり内容が広がるのでまずは筋・骨ですが、私が最初に書いた細かい筋(主にインナー)は、メインとしてあくまでも関節の安定性を高める為、強い力を出すにはやはり広背筋など大きな筋の働きが無いとダメだというのが私の中での基本です。
 それと、現代弓道で用いてる程度の弓では手先でどうにでもなってしまう部分が多いので、深く追求される方(限定)には、素引き程度で体がきしむ強さの弓を引いてみていただくことをお勧めします。

 
けいじゅさん>
確かに体でわかっている自分はともかく、この文だけ読んだら誤解を招くかも知れませんよね…。
人に教えるとしたらここまで筋肉を語るつもりはありませんが…
誤解を招きやすいからこそ小笠原流は伝承に書を用いないわけですし。
やっぱり文章だけで万人に正確に伝えるのは至難の業ですね。
かとやすさん>
私解剖学を勉強したのは遥か昔なので言葉の間違いはあるやもですが、通常の呼吸筋というのは、肋間筋という小さな筋ですね。(横隔膜もありますが)
これで肋骨を上げたり下げたりすることで
中の風船(肺)を間接的に膨らませたり縮めたりしています。しかし、より大きな力で吐くとき、つまり風船を膨らませたり、大きな声を出したり、出産のときの呼吸とかには、普段呼吸に使わない筋を総動員するわけです。それが腹筋であったり広背筋であったりするわけです。主たる呼気筋ではないですから、あくまでも腹筋や横隔膜の動きとも合わせてです。で、この広背筋を使うために、丹田を用いる腹式呼吸を意識させるものと考えます。なので腕の力がいくら強くても腹筋や広背筋がない人は軽い弓を使うべきだし、腹筋のトレーニングをすべきなんです。大三あたりで腹筋に力を入れておき、引き分けつつ、ゆっくりと強く息を吐き続ける(実際にはあまり息を吐いていなくても)ことで、「広背筋を使わざるを得ない状況」にしているのです。

わんこさん>
実際の引き方では意識の仕方は人それぞれになると思います。仕事の途中なのでまた後でじっくりと(笑)
申し訳ありませんが、予告どおり14・15のコメントは削除させていただきました。
先のコメントでも申しましたように、コミュを作ったときは反応がなく、自分だけが手の内を晒す形になってしまったので
公開しておきたくないのです。
もしこのトピが大盛況になったらまた載せようと思います。
ご理解のほどをm(_ _)m

T-shitaさん>
14・15の内容はコピーして日記に書きました。
申し訳ありませんが、続きは日記の方でお願いします。
かとやすさん>

補足です。

会から離れにいたる部分は、吐く息を持続するわけですが、空気を吐ききってしまう、つまり広背筋を収縮させきってしまうと、離れにいたる瞬間的な一伸びが出せません。息を吐き続けつつも、横隔膜を下げることで、肺の容量は残しつつ、吐ききる直前の広背筋(と腹筋)がもっとも働く状態を持続的に作り出す。そしてある瞬間、さらに腹筋を意識することによって対側の広背筋がより力を強める・・・

それが会の完成→離れなのかなと思います。
皆さまの理論大変参考になります。

私は弓道を始めて八年目になりますが、今更弓道読本を読み始め、自分の無知を痛感している所です。

さて、読本に書いてある胴造りでは、両足の親指の付け根に体重をかけ、そこから腰までは裏筋(ひかがみや尾ていこつ)を張る(伸ばす)。腰より上は胸を張り、背中を締める。そして、上腕の下筋(三頭筋)を伸ばすとなっています。

(これは私が読本を読み私なりの解釈でまとめたものです。間違っていたら指摘をお願いします。)

このことを考えると、弓を引く際に力を入れる(筋肉を伸ばす)部分は両足親指の付け根より始まり、足の裏筋、胸、両腕の下筋と螺旋を描くようにつながっているのではないのかと思います(分かりにくいと思います。すみません)。

読本を読む前までは単純に手首の力を抜くとか、その部分単体で考えてましたが、体は繋がっているのだから、総体として考えるべきだという考えに至りました。

長文すみません。
弓道本が一切手元に残っていないのですが、昔からある射法八節の表現は奥深く、真実が隠されていると思います。弓構えの姿勢ひとつとっても、ですね。腹筋から上の上半身だけで引けるわけではなく、実際には動かない下半身も、丹田という核を中心として筋肉が働いているものと考えます。特に各関節を伸ばすための筋肉を意識させることによって、足先から、手先まで連続した「力の流れ」を作っていると思います。この辺は現役で引かれている方々のほうがいい言葉で表現していただけそうですね。
いずれにしろ「東洋医学的表現の西洋医学的な理解」がこのトピック立てた目的であります。

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