ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

数学科 教師 講師コミュの比の値って、何の意味があるのですか?

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
a:bの比の値は、a/bであって、b/aではないそうです。私自身は学校でこんなことを教わった記憶がありませんが、比の理解には何の支障もありませんでした。教えるようになって「比の値を求めよ」という問題に遭遇して、a/bなのか、b/aなのか覚えられなくて、模範解答を見て教えていました。当時からくだらない問題だと思っていました。

比の値など、3:0で破綻するし、3:4:5でも破綻します。

2:3=1:( )=( ):1 の括弧を埋めるような問題は意味があると思いますが、この問題に「比の値」は不要です。

何のために「比の値」が教えられているのでしょうか?

コメント(30)

確か、ヨーロッパのどこかでは「:」は「÷」の意味で使われてたような気がします。
2:3や4:6や6:9は全て等しい比です。
また、
3:2や6:4や9:6も全て等しい比です。
しかし、
2:3と3:2は等しくないです。
比が等しいとは、比の値が等しいということ。
別にどちらが分母でどちらが分子かなんて本来どうでもいいことですが、どちらかに決めてしまわないと2:3と3:2が等しくなってしまいます。
>>[3]

2:3=1:3/2=2/3:1 ということを理解していればいいだけのことだと思います。わざわざ「比の値」なるものを定義して教える意味が分からないのです。

a:bの比の値がa/bなのかb/aなのか、実際覚えにくいし、覚えたところで何の役にも立たないと思うのですが・・・
>>[1]

私が抱いているのは、比の有用性に対してではなくて、「比の値」の有用性に対しての疑問です。

比は重要で有用な概念だと思っています。
私は小学校の教員ではないので,小学校の実態は分かりませんが,中1で比の「内項の積と外項の積が等しい」ことの根拠を示すとき,比の値が等しいことを既知として扱っています。両辺にbdをかけるだけで証明が完了するので,一定の機能はしていると思います。

なので私の理解では,「『比の値』を定義すること自体は有用であり必要だが,それは実はa/bでもb/aでもどっちでもいい」という感覚です。[2]てるてるさんがおっしゃるような事実(歴史的経緯?)や,日本でも真ん中に棒を1本通せば「a:b」が「a÷b」になる,くらいのどうでもいい理由だと思います。
連投すいません。補足です。
2:3=4:6=……のような等号の関係は,比の値に直せば倍分,約分の概念に帰着されます。
数学では類似する性質から一般性のある概念を抽象することが大きな意味を持っているので,その観点でも「比の値」という概念を規定しておく価値は小さくないように思います。

ただ,繰り返しになりますがそれがa/bでもb/aでもどっちでもいいことは確かです。ただ,どちらか1つに決めておかなければ不具合が生じることも想像に難くないので,指導上は「エライ人(声の大きい人)が一応a/bだと宣言して決めている」くらいの温度で扱えばいいのかな,というのが私見です。どちらかに統一されていないと不便かもな,と生徒に伝わっていれば十分,という発想です。
確かにいらない気もしますが、「比が等しいならば比の値も等しい」ということから、「内項の積=外項の積」が導けるので、その点で必要なのかなと。
「内項の積は外項の積に等しい」なんてのは、「比の値」がなくても簡単に導けますよね。

a:b=c:d
のとき、イコールをまたぐときの倍率が等しいことから、
c/a=d/b
分母を払って
bc=ad

といった感じで。

もしくは、表現法を変えて
a:b=c:d
のとき、nを実数として
c=na
d=nb
と書けるので、
ad=nab
bc=nab
したがって
ad=bc
…とかいう書き方でもいい。
「比の値」一般というと必要性は感じないのですが、特定の分子・分母の組み合わせによるものなら色々と意味はあると思います。

「密度」と「比容積」みたいに、同じ組み合わせでも、時と場合によって逆数を使い分けることもありますが。

逆数的な使い分けという意味では、「速さ」と「ラップタイム」みたいなものもありますかね。

各種「相似則」は、特定の状態変数たちを掛けたり割ったりして組み合わせた「相似比」が同じならば同じように振る舞う、というものですし。

そういう使い道ができる組み合わせなら有用だと思いますが、そうではないものも含めた「比の値」一般だと、あまり意味はないかなと思います。
a:bの比の値がa/bなのかb/aなのか覚えられない子は多いんじゃないでしょうか?私も覚えられなかった。でも比の理解には何の支障もない。


結局、なくてもいいですよね?   教えるのやめましょうよ。
なるほど,「『比の値』を教えるべきかどうか」という問題ですか。

生徒が必要としないなら,教えてはいけないものだと思います。ただ,「比の値」の概念に関していえば,生徒に必要だ,意味がある,と思わせなければ,授業者としては失敗だと思います。理由は[7]で述べたとおりです。

比の等価と分数の等価は同一視できるもの(同一視すべきもの)ですから,a:bという比について学習したとき,分数a/b(もちろんb/aでも可)と「似た性質がある」とか,もっと言えば「同じじゃん」という発言が子どもから出ないようでは,割合の本質にせまれていないわけで,比の指導,または分数の指導,割合の指導に何らかの問題があるはずです。ひいてはそれは,中学校での比例の指導にも影響します。

比と分数を関連付けるという発想が生徒から自然に出ないまま,「これが比の値だ,b/aだ。a/bだと×だぞ」と教え込むのは最悪ですね。そんな指導が行われているなら,すぐにやめるべきです。

それでも,小学校では残念な学習をしてくる小学生が少なからずいる前提で考えなければならないのが現実でしょうから,中1の比例・反比例の内容において,いかに軌道修正するかという部分ですね。自戒をこめて,数学教育に対して専門性を持つべき中学校教員の果たす役割は大きいと思います。
英語が専攻の塾講師です

比で大事なことは

A:B が2:3なら、

AはBの3分の2倍になり
BはAの2分の3倍になること

これは大事、これは中学数学でも、高校数学でも使える考え方だし
理科でも使える

と、塾の数学の師匠に教わりました

その師匠は、相似や三平方も、
比を使って、なるべく、

12掛ける8分の5とか
12掛けるルート3分の2みたいにして出すように指導してました
話の通じない子だけ「泣く泣く」
12:Xイコール8:5 とやるように指導する、と言ってました

ワタシは出来る子だけ教えているわけではないので、8割がた、12:Xイコール8:5で教えてますが
自分で解く時はラクな方で数学も理科も解いています

アルバイトの学生さん達にも
A:B が2:3なら、AはBの3分の2倍って大事なの?
って聞いたら
医学部の学生さん達は、
それはムチャクチャ大事ですよ、高校の理科とかでもムチャクチャ使いますよ
と言ってて
あまり偏差値的に高くない大学の子達はピンと来ない感じでした
↑あっ、これはホントに大事で使えるのですかね〜?高校の理科でもですか?
理数系門外漢なので、以前から疑問なのですよ〜
オフトピックですいませんが、どなたか補足訂正などございましたら、よろしくお願いいたします!
あ,すいません。正しくは,「これが比の値だ,a/bだ。b/aだと×だぞ」ですね。分子と分母の順番は割合の理解上本当にどうでもいいので,素で間違えてしまいました。

蛇足ですが,そもそも関数y=axにおける比例定数 a って,y/xですよね。y=axを式変形(内項の積=外項の積の逆)して「x:y=1:a」という形にすると,生徒は意外と「ああ,そういう発想もあるのか」という反応をするんですが,これ比の値をとると逆数(1/a)になっちゃうので,このときばかりは比の値の定義は分子分母が反対の方がいいのに……と思います。
>>[13]

A:B が2:3なら、
AはBの3分の2倍になり
BはAの2分の3倍になること

これは非常に大事なこと、というか、比の概念を理解するというのはまさにこれを理解することだと思っています。


高校生に、3:6=5:a のaを求めるように言うと、大抵、内項の積=外項の積を使って解きます。

この場合、答えは出せるのですが、比の概念を理解していない可能性があります。なので次に、
1:2:3=4:a:b という問題を出します。これをすんなり答えられると、とりあえずOKとなります。

2:6=4:12 こういうときに、6は2の3倍で12は4の3倍、4は2の2倍で12は6の2倍、という2方向の倍関係が成り立つことを理解することこそが、比の理解の肝だと思っています。

これを理解していれば、内項の積=外項の積というのは敢えて公式として意識しなくても、実質的に同じことを理解していることにもなります。

個人的には、内項の積=外項の積は、比の理解から直感的に出てくるというよりは直感的に出てくる関係式を加工した感じがして、あまり好きではありません。

強いて利点を挙げれば、0が絡んでいても機械的に成り立つということぐらいです。



で、比の値の話に戻ると、


ア A:B が2:3なら、AはBの3分の2倍になり、BはAの2分の3倍になることを理解する。
イ 2:3の比の値は2/3と求められる。

アとイが同義ではないということです。アが出来ても、イを「3/2」と逆にしてしまうこともありえる。イが出来ても、アを理解していないこともありえる。

重要なのは、アであって、イではない。イが出来るように何度も演習問題をやってもアになるとは限らない。

つまり、イは、アが出来るかどうかの判断材料にもならないし、アが出来るための有効な手段でもない。


しかもイは、どっちが分母でどっちが分子かという必然性がないことを暗記しないとならない。


比の値を教えるのは時間の無駄だし子どもに不要な負担を強いることになるので、教えるべきではないと思っています。



>>[15]
>「これが比の値だ,b/aだ。a/bだと×だぞ」
>あ,すいません。正しくは,「これが比の値だ,a/bだ。b/aだと×だぞ」ですね。分子と分母の順番は割合の理解上本当にどうでもいいので,素で間違えてしまいました。


わたしもまさに比の値について議論している最中に、素で間違えました。
https://twitter.com/sekibunnteisuu/status/534292051035029504


数学を教えることを生業にしている人もたまには間違える。しかし、これはとくに間違えやすいんじゃないかな?a/bかb/aかなんて必然性はないわけだし。

それを子どもに教える、しかも教えたところで比の理解そのものにはあまり役立たない、というのなら


教えるのをやめたほうがいいと思います。
かける数・かける数を教えることを一生懸命工夫するTOSSのアホ授業
http://www.eonet.ne.jp/~mnzbo645/kakekakerare.htm


これもそうだけど、どうも

概念を理解するというのと、どーでもいい数学用語やその定義を覚えることを、混同して教えている人が多いようです。


比の値を教えるのも、その類じゃないかと思っています。
>>[16]-[18] 積分定数さん

おっしゃることは大体その通りだと思うのですが,結論だけ違和感があります。

「比の値など教えるべきでない」のではなくて,「比の値なんて分子分母は本当はどっちでもいいんだということを教える(実感させる)べき」なのではないですか?

あと,TOSSは気にしなくていいと思います。本当に美味しいランチを食べたいと思っている人は,コンビニ弁当が不味いからといって批判したりはしません。
>>[019]

> 「比の値なんて分子分母は本当はどっちでもいいんだということを教える(実感させる)べき」なのではないですか?


積分定数さんは、

> 2:3=1:( )=( ):1 の括弧を埋めるような問題は意味があると思いますが、この問題に「比の値」は不要です。


という発言をされてますよ。

蛇足になってしまいますが…


「どちらがどちらの何倍という見方を教えるのは大切だ」ということを前提にして「比の値という用語と、比の値の定義を記憶させること」は必要なのか検討してみたが、やはり不要、むしろ逆効果という結論である。

何故ならば、

・ 比の値という用語、比の値の定義を記憶させなくても指導できる。

・ 生徒側に余計な負担をかける。覚える必要のないことを覚えないといけなくなる。

・ 「比の値を求めなさい」などという問題をたくさん出題するのは無駄。むしろ「比の値の求めかたを覚えるのは大切だ」という誤解を与えるおそれがある。



という話だと思いますが…

>>[19]

鰹節猫吉さんも指摘していますが、「比の値なんて分子分母は本当はどっちでもいいんだということを教える(実感させる)べき」というのであれば、「比の値」などというのを持ち出さなくても、 2:3=1:( )=( ):1 の括弧を埋めるような問題で事足ります。

比の概念を理解することに、「比の値」なるものは必須ではないし、むしろ邪魔ということです。
>>[22]

なるほど,たしかに私の方が論点がずれていたようです。
2:3=1:( )=( ):1
の問題は,括弧の相手がいずれも「1」なのがミソですね。これなら,比と分数の類似性もはっきりします。

逆説的に言えば,「比の値なんて言葉の定義に振り回されてるのは本質的じゃないでしょ」という意見を子どもがきちんと持てるような授業をすべきだ,ということかもしれません。それなら同感ですし,すでにここに焦点を当てた実践も結構行われていると思います。
ここまでのコメントを見ていると「比の値」的なものに意識を持ちすぎると、その分母と分子がどっちであれ、「イコールをまたぐときの倍率」を忘れがちになっちゃうんじゃないかという気が。

a:b=c:d
を見たときに、
a:b
しか見えていないんじゃないかと気になる、というか。


2:3=4:6=6:9…
といったものを見たとき、「aとbを外から見ている第三者からの見え方が、その第三者のサイズやabからの距離によって変化して見える」みたいな感覚。

ドラえもんのスモールライトを当てられた人から見た景色の変化みたいに。

電車の先頭車両から見える景色の流れみたいに。
>>[23]

そもそも「比の値を教えなさい」なんて指導要領に書いていないのだから、最初から教えなければいいと思うのですが。

「比の値なんて言葉の定義に振り回されてるのは本質的じゃないでしょ」

れこは

「×や+という記号は本質的ではない。かけるの意味で+、足すの意味で×としても数学の体系そのものは何も変わらない」

というのに相当すると思います。

しかし、一般に流布している記号をわざわざ変える必要はない。必然性はないけど、かけるを×、足すを+と教えればいい。

「比の値」はそもそも全く役立たないのだから教えるのをやめればいいと思います。
まずは、比の値を教えることにしている現行の学習指導要領を作った奴に「意味あんのか」と小一時間問い詰めたい。

さて、
a:b=c:dならばbc=adを示すとき、

まず、a:b=c:dより、
b/a=d/cってやるのは、だからそもそもソレなんでできんだよ?ってツッコミが入り、
a/c=b/dってやるのも、だからそもそもソレなんでできんだよ?ってツッコミが入り、
c/a=d/bってやるのも、だからそもそもソレなんでできんだよ?ってツッコミが入る。

ということになるけど、
a/b=c/dってやるのは「比の値が定義されているからOK」ってツッコミが入らないことになるんじゃないでしょ〜か・・・。

だから比の値ってのがあるんじゃないでしょうか?

違いますかね?

私も積分定数さんと同じく、比の値を教えることに何の意味があるのか疑問です。無理矢理理由つけるとしたら、これくらいしか思いつきません。これどうでしょうか?
>>[26]
それも理由になっていないように思います。
a:b は、ad:bd とおなじ。
c:d は、bc:bd とおなじ。
こうすれば、ad=bc であると言えるわけで、ひのあたいは、全く意味不明です。
仰ってるのはわかります。私もそう思うんですよ。
ところが、比を初めて学習する中学校の教科書を調べてみたんですが、
証明にn倍したものとかb倍、c倍したのを使っていないんですよね。不思議なことに。疑問です。

じゃあどうやって証明すんだよ?って思いますよね?

a:b=c:dから比の値
a/b=c/dとして(←これが問題だと思うけど。わけわからん。)(そもそもbとdってゼロのときどうすんのとか色々)
両辺bd倍して
ad=bcと証明してんです。もう馬鹿かと。n倍とかb倍とかc倍とかつかえよと。

つまり、比の値を定義するのは循環論法を防ぐためってのが【あえて無理矢理】理由をつけるならこうかなと。

ここで、比の値を定義しておかないと、
a:b=c:dから
a/b=c/d
という【明らかでない変形】を無理矢理明らかとするための口実じゃないですかね?
(※もちろん、比の値を定義したところで、明らかになるわけないんですが。)

言ってしまえば、中学生向けの【ごまかし】。

中学生にはb倍とかc倍とかつかっちゃいけない って決まりがあるんじゃないでしょうか?
推測ですが。

学習指導要領ってのがあって、中学生には教えることをここまでにとどめる、みたいな記述があるんじゃないですかね。n倍つかっちゃいかんとか。

推測ですが。

違うかな・・・?

ログインすると、残り3件のコメントが見れるよ

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

数学科 教師 講師 更新情報

数学科 教師 講師のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング