ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

ウラジーミル・ナボコフコミュのランキング ナボコフ

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
ナボコフ。ぼくのランキングでは、
1位自伝。今は無き晶文社。いい出版社だったのに潰れた。
2位悔しいがやはりロリータ。いろんな場面でナボコフの創作レベルの高さが出ている。
3位セバスチャン・ナイトの真実の生涯。
4位ロシアに届かなかった手紙(これは読んでないけど)直感でクリンナップはくる。装丁がナボコフの人生を感じさせる。
5位ベンドシニスター。水たまりの描写が良かった。
6位ヨーロッパ文学講義。ジョン・アップダイクの序文がいい。文学っていいなあ、とおもう。良き読者良き作者というナボコフの論文は、姿勢を正して小説の細部までも読めというものであり、なんか文学する事に力が沸いてくる。だれもが手に持っていたい本。ロシア文学講義は背表紙だけ見たことがある。偉い編集者の書庫にあったが、あのこれは? とは聞けなかった。
7位青白い炎。読んでないけど発想が大胆だから。
8位ドン・キホーテ講義。くせのある作家ナボコフが世界一にセルバンテスに挑む。こうやって小説って読むんだなと目を開かせられる。
9位絶望。
10位賜物。
9、10位は読んでない。いずれもかなりの額がついていて今のところあっても見るだけ。古書店にちらほらならぶが、店員は、なんだ買わんのかい? と思ってるかもしれない。来週お金を作っていくと誰かが決まって買っていってなくなってる作品。あれはすごいよ。だから、ぼくはブロッホよりは売れると見てるんだけどな。

というわけで、ナボコフ作品のランキングを教えてくださいませんか?
3〜5位までで結構です。もちろん10位まで書いても結構です。
意図は、ぼくの見解ではナボコフは癖があるし、失敗作も多くないか? ということです。逆に失敗作と思いきや、ここはすごいなと思えるかもしれませんから?

コメント(9)

晶文社は潰れてないと思うんですが、潰れたんですか?吃驚しました。
大変失礼しました。ただいま、TELにて確認したところ晶文社は存続しておりました。
これは、ぼくが有名な出版人に聴き、驚愕したわけですがよくたしかめもせず、書き込みをしてしまいました。ご迷惑おかけしました。
ただ、晶文社の先代の社長が亡くなられた時、出版事情のあおりを受けてそのような噂が立ったのは、事実だと言うことです。とにかく、電話はつながりました。
 切る時にがんんばってくださいとお伝えしました。ナボコフ自伝は、この出版社からでましたからね。自分の人生に影響を与えた出版社ということになります。潰れてないのは確かでした。関係者の方々に深くお詫び申し上げます。
ランキングにならないかもしれませんが……。
ナボコフとの出会い(高校生のころ)という意味で忘れがたいのが、やはり『ナボコフの1ダース』です。
収録されている短編はどれも粒ぞろいですが、特に『フィアルタの春』に魅了されました。
そのすぐ後ぐらいに『ロリータ』を読みましたが、当時はそのおもしろさが理解できませんでした(いま読み直してもわからないかも。新訳もまだ読んでいませんし)。
小説は、当時古書で手に入るものをはじめいろいろ読みましたが、「好きなもの」ということならば、『記憶よ、語れ』あたりになってしまうあたりがヘタレですね。
小説以外では、なんといっても『ヨーロッパ文学講義』『ロシア文学講義』に感銘を受けました。小説とはこのように読むものであるか、ということを教えられた思いです。
当時、自由になる金があまりない高校生だったので、この二冊を新刊書店で定価で買ったことは懐にとってはかなり打撃でしたが、内容にはじゅうぶん満足しました。
現在、この二冊が絶版で、古書としてもずいぶん立派な値段がついてしまっていることは、まったく残念なことです(というか、今手元にないので買いなおしたいのだけれど、あの値段では手が出ないのがつらいw)。
高いですよね! ヨーロッパ文学講義持ってますよ。フローベールとプルースト、ジョイスの箇所が素敵ですよね。

記憶よは でも素敵じゃないですかね。少なくともペール・ファイヤーよりは分かりますね。短編まだ読んでません。。
やぎさま  fromマサコ(モニカは入力代理人です)

ナボコフ作品を全部読んでいないので、今の所のベスト3は
1.「アーダ」、
2.「ロリータ」、
3.「記憶よ、語れ」 です。
1 『ロリータ』

特にホテル“魅せられた狩人”での一夜。

「…公園は、そのなかにかくされた罪悪のように暗かったが、しかし心地よいゆるやかな勾配のついたカーブの魅力に誘われてしばらく行くと、靄をとおしてダイヤモンドのきらめきが見え、やがて湖水の輝きがあらわれ――奇怪な形の樹木にかこまれたあたり、砂利を敷いた車道のさきに、崇高かつ峻厳に、かの“魅せられた狩人たち”の薄暗い宮殿があった。」(大久保康雄訳)

など、好きな場面(描写)がいっぱいなので。

2 『記憶よ、語れ』

中でも『マドモアゼルO』としてそっくり短篇にもなっているスイス人女家庭教師の章が好きです。

3 『ディフェンス』

『セバスチャン・ナイト…』と迷いますが細部の充実度はこちらの方がわずかに上?(特に前半の主人公の少年時代)

と、3つを挙げて見ましたが、まだまだ読んでない作品が多いです。
過去を再現する際のナボコフの文章の、何て言うか、魔術的なところが堪らなく好きです。
 ん・・・『ヨーロッパ文学講義』が手に入らない。
 ナボコフの作品って、それほど読んでいないんですが。

 読んだ本から選べば、

 『ドン・キホーテ講義』
 『自伝』
 『セバスチャン・ナイトの真実の生涯』
 『ロリータ』
 『ナボコフの一ダース』
 
 『ニコライ・ゴーゴリ』と書簡集も入れてもいいかも。

 ナボコフ全集なり選集なりの翻訳企画が立ちあがらないかなあ。版権取得関連で無理なのかも。『アーダ』と『道化師をごらん』の新訳を若島正あたりがやってくれたらいいのだが。
 ナボコフのいくつかの詩集の翻訳、実は、これを一番望んでいるのだけど。小説の中でも異常に詩法講義を続ける人なのだし、詩に対するこだわりは尋常ではないはず。
「読んでない」のにランクインというのがまったく理解不能です。ジョークですか?

読み手としては、ナボコフには「失敗作」はないように思いながら読んでいるのですが。例えば『アーダ』などでも、おそらくは読んでいる側がナボコフの意図を認識するに至っていないためにわからないのだと思ったりします。『道化師を見よ!』や『マルゴ』は、翻訳がよくない気がしますし。

『断頭台への招待』
『青白い炎』
『セバスチャン・ナイト』
『目』
『賜物』
『絶望』
『ベンドシニスター』
『キング、クイーンそしてジャック』
『プニン』
『ロリータ』
などが順不同でいいです。

ログインすると、みんなのコメントがもっと見れるよ

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

ウラジーミル・ナボコフ 更新情報

ウラジーミル・ナボコフのメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング