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雑学ROOMダイアリーコミュの死刑って怖いよね〜〜

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先日、麻原被告の死刑判決がほぼ確定したらしい。麻原被告は「自分に傾倒していた配下の者らにことごとく責任を転嫁し、刑事責任を免れようとする態度に終始。現実から目を背けて、閉じこもって隠れている」と判決文で断罪された!

自分が神仏にも等しい絶対的な存在であると空想をふくらませ、集団の勢力拡大を図り、日本の王になろうとした男が、死刑の恐ろしさに慄き、本来愛すべき信者たちを見捨てたのだ。

宗教を語っていたくせに何なのだ!と腹が立つが死刑とは余程怖いものなのだろう。そこで、以下の本を少し読んだ。

村野薫著「死刑はこうして執行される」

死刑囚は傍目には異常とも思えるほど多弁で、陽気に歌い笑い、かつ大声で冗談を飛ばしたりするが、この明るさは健全な健康状態に根ざしたものでないことはいうまでもない。食事をしていても、入浴をしていても、誰かと話をしていても、それがいつこの世の最後になるのか全く分からない緊張と不安の日々。
したがって、「死」を心の奥底にしまいこんでいるように見えても、あるとき突然、精神のバランス状態がおかしくなる。
いままで陽気だったのに、突如泣きじゃくったり、怒ったり。時には泣き笑いといった躁と鬱の混合状態に陥ることさえある。ほとんどの死刑囚は時間が非常に早く過ぎていくと感じ、あたかも何もしないでいることが恐怖そのものであるかのごとく、その日その日を多忙に生きるケースも結構ある。←死の恐怖から目を背けたいという心理か・・・

死刑囚の60%以上が精神に何らかの変調をきたすという。独房という狭い空間での束縛にもまして、近い未来は死しかないという「時間」に対する“閉所恐怖”が彼らをして突然の無自覚な大暴れや自傷行為、あるいは死んだような無反応状態、ヒステリー、幻聴や幻覚をともなった被害妄想、無罪妄想、失語症といったさまざまな病状に陥らせる。
いわゆる拘禁反応といわれるものだが、確定した死刑囚だけでなく、起訴後1〜2ヶ月頃から精神的に不安定になり、それが一審判決時あたりでピークに達するらしい。

ぶつぶつと独り言をいうだけで、意思疎通は弁護団さえ不可能。しかも大小便は独房に垂れ流しという麻原被告の一審時の症状などもこれに近いものだった。

⇒死刑制度そのものの是非については賛否両論あると思う。ただ、死刑がこんなにも恐ろしいものだということを、もっとリアルに世の中に知らしめたほうが、重大犯罪が少しでも減るのではないと期待する。大学の刑法の授業で、「死刑があってもなくても重大犯罪は減らないだろう。社会からの落伍者は必ず出るし、犯罪を犯すときは自分は捕まらないと甘く考えている“おバカ”が多い」という話があった。

でも、日本が死刑を続けるのであれば、死刑の本当の恐ろしさをリアルに知らせることで、重大犯罪を一歩手前で思いとどまる人も中にはいるんじゃないかと考える。人間、追い詰められても損得判断はするものだからねーー。 

「ショーシャンクの空に」という映画をご覧になった方も多いのでは。妻とその愛人殺しの容疑で終身刑の判決を受ける、銀行マンのアンディ。無実の罪ながら投獄されるが、決して希望を捨てず、自由を得られる明日を信じ続け、30余年後に・・・。

確かに冤罪で死刑にでもなったら大変だ。(´Д` ) 私は冤罪で30年以上も自由を失うなんてこと、ゆめにも想像できませんが、人間のやることなので中にはあるらしい・・・ ショーシャンクでは終身刑だったので良かったが、そこが死刑存廃の重要な論点。結論は出ないが、また考えることしたい!! 

コメント(7)

『ショーシャンクの空に』は大好きな映画の1つです。裁判だけは慎重に慎重を重ねて実施してもらいたいですよね(あまり遅くなるのも問題だと思いますが・・・)。“大雑把”や“適当”が一番怖い!!そういう意味で陪審員制度って少し怖いですよね?専門家ですら大雑把な事を言うんですから・・・。日本でも導入されるんでしょうか!?
かっぱさん、死刑執行は大抵は朝に看守がコツコツと歩いてきて、自分の部屋の前で止まった時が執行の時だそうです。ですから、朝方は毎日、怯えて過ごさなければなりません。

その恐怖といったら半端じゃないようで、精神が錯乱してしまう人も結構いるみたいですよ。芸術にのめりこんだり、何かを見つけた人はなんとか精神を維持できるみたいですが、それでもふと我に返ると恐くて恐くて仕方がないようです。そうやって、毎日、毎時間、自分がやってしまったことの罰を受けるのでしょうね。

フランス革命の時にギロチンが発明したギロチン刑は、最も苦痛の少ない死刑と聞いたことがあります。一瞬ですからね!絞首刑はそれよりはずっと辛いでしょうね。マリーアントワネットを今度、大地真央が舞台で演じますが興味あります^^

泣き蛙さん、陪審員制度は不安がいっぱいの制度ですねぇ。もっと考えてみたいと思います。自分が人を裁くかもしれないと考えるだけで身が引き締まります。皆がしっかりした自覚を持てば良い制度になるのかも知れませんね・・・
日本に導入されるのは、裁判員制度でした。平成21年までには実施されます。 いずれにしろ、良い制度になるように、政府の啓蒙などの努力と、国民の十分な理解が絶対必要ですね!

http://www.saibanin.courts.go.jp/introduction/
かっぱさん、ありがとうございます。
ギロチンに関しては、ある人が首を切られてからも人間の意識がしばらくあるはずだと主張したのですが、信じてもらえなかったために、自らギロチンにかかって、首を切られてから何百回?か、目をパチクリさせて首を切られてからも意識はしばらく続くことを証明した話を聞いたことがあります。その時、痛みを感じているかは不明です〜 怖・怖

あと、裁判員に選ばれたら、マスコミから遮断させられるかも知れませんね!

あすわんさん、ありがとうございます。
刑務官の心理、確かに辛いことでしょうね。複数のボタンにより心理的軽減もなるほどな!!と頷けます。死刑問題に関しては、これからも是非考えていきたいですね^^ 

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