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歴史逸話集コミュの独断で移動したが

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 1944年5月、連合艦隊は「あ号作戦」を示達し、アメリカ艦隊の行動を探るため、アドミラルティ諸島北方に、七隻の呂号潜水艦を一列に配置した(これをナ散開線と呼ぶ)。この配置は5月22日に終えた。
 しかしアメリカ軍は、日本軍の潜水艦配置のパターンを熟知していて、一隻が発見されると、芋づる式に次々と発見し、撃沈していった。
 ちょうどその頃、
「この配置は、既に敵に知られている」
 という情報が入った。呂109潜水艦は、配置についた時には、既に一日中爆発音を聞いていたという。そのため呂109(潜水艦長菅昌徹昭)と呂112(潜水艦長近藤文武)の二隻は、独断で百カイリほど移動した。そのためこの二隻は、帰還することが出来たが、他の五隻は、5月22日から31日にかけて撃沈されたのである。五隻の中には、第51潜水隊司令 加藤良之助大佐座乗の呂105も含まれている。
 この五隻を撃沈した艦は、全て護衛駆逐艦イングランドである。

 尚、独断で移動した菅昌 近藤両艦長は、帰還した後、
「勝手に哨戒区を離れた」
 という理由で、散々怒られたのであった。

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