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歴史逸話集コミュの一族から追放

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 竇嬰は、漢の孝文帝皇后である、竇漪の従兄の子供にあたる人物である。
 竇漪は、劉啓(孝景帝)と劉武(梁王)の二人の子供を生んだ。中でも武を、とても可愛がった。

 孝文帝が崩御し、劉啓が即位して間もない頃、兄弟達や外戚が集まり、宴会を開いた。この時点で孝景帝は、まだ太子をたてていなかった。酒がまわり、孝景帝は、
「わしが死んだ後には、武を次の皇帝にしよう」
 と、口に出した。竇漪は喜ぶが、この時、竇嬰は孝景帝の前に来て、杯に酒をついで孝景帝に差し出すと、こう言う。
「天下は父から子に伝えるのが、漢の規則です。陛下がどうして、勝手に梁王にお伝えして良いものでしょうか」

 これを聞いた竇漪は、竇嬰を憎んだ。そのため嬰は、病気にかこつけて辞職。そして竇漪は、竇嬰を一族から追放し、参内をすることが出来なくしたのである。

 尚、竇嬰が復職するのは、呉楚七国の乱の時である。

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