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信長「最愛の女性」菩提寺取り壊しへ 630年以上の歴史に幕
8/28(土) 7:30配信 毎日新聞
戦国武将・織田信長の最愛の女性で、信長との間に後の岐阜城主となる信忠らをもうけたとされる側室、吉乃（きつの）の墓がある久昌寺（きゅうしょうじ）（愛知県江南市田代町）が近く取り壊されることが分かった。老朽化に伴い維持管理が難しくなったためで、跡地は市に売却され、公園として整備される見込み。市民や歴史ファンらからは「貴重な歴史遺産を残してほしかった」と惜しむ声が上がるが、630年以上とされる歴史に幕を下ろすことになる。【川瀬慎一朗】
【写真】黄金の信長像も感染予防
「江南市史」などによると、吉乃は地元有力者だった生駒氏の娘。寺は1384年創立で生駒家の菩提（ぼだい）寺にあたる。吉乃は生駒家の屋敷で暮らしていた時に信長と出会い側室となった。長男信忠、次男信雄、後に徳川家康の長男信康の妻となった徳姫をもうけたとされる。信長は正室、濃姫との間に子どもがおらず、吉乃は織田家の中で存在感があったとみられる。若くして亡くなったとされ、冷酷非情とされる信長がその死に涙を流して惜しんだと伝わる。信長は香華料として660石を寺に与えたという。
寺の現在の本堂は1925年建築。庫裏は不明だが、江戸期とみられる。寺の西側にある吉乃の墓は、生駒家歴代当主の墓と共に市文化財に指定されており、今回の取り壊しや売買の対象にはならない。しかし、寺がなくなった後にも墓標は立ち続けることになり、どのように保存、継承していくかが課題となる。
寺を所有する宗教法人役員の19代生駒家当主、生駒英夫さん（48）によると、寺には約60年前から専属住職はおらず、檀家（だんか）も約10軒という。長年維持管理が課題になっており、約5年前から取り壊しを検討。耐震化や雨漏りの問題があるが、費用面から改修は困難だったという。本堂内にあった吉乃や信長の位牌はすでに別の寺などに移しており、英夫さんは「信長ゆかりで先祖の菩提寺でもある歴史的な寺なので残したい思いはあったが、檀家も少なく財政的にやむを得ない」と話した。
市によると、寺の境内南側は92年、北側は2012年から市に無料貸与され久昌寺公園として整備。20年8月、所有者側がこの無料貸与している土地を無償で市に譲渡し、本堂と庫裏の取り壊し後の跡地約1600平方メートルの買い取りを要望。市は所有者側と交渉を重ね購入の方針を決めた。
9月2日開会の9月定例議会に土地鑑定、測量予算約59万円を計上する。22年度中に取り壊し・購入、23年度に公園として整備するという。
同寺の案内もするボランティア団体「市歴史ガイドの会」の川田圭一会長は「歴史を伝える寺が無くなることは寂しい。皆で維持費を集められれば良かったが」と肩を落とした。その上で、「忘れ去られてしまわないよう、どこかに寺のことを伝える場を作ってほしい」と望んだ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/827ec400e767b88cea6dedff1946c4c88fab7a5e
8/28(土) 7:30配信 毎日新聞
戦国武将・織田信長の最愛の女性で、信長との間に後の岐阜城主となる信忠らをもうけたとされる側室、吉乃（きつの）の墓がある久昌寺（きゅうしょうじ）（愛知県江南市田代町）が近く取り壊されることが分かった。老朽化に伴い維持管理が難しくなったためで、跡地は市に売却され、公園として整備される見込み。市民や歴史ファンらからは「貴重な歴史遺産を残してほしかった」と惜しむ声が上がるが、630年以上とされる歴史に幕を下ろすことになる。【川瀬慎一朗】
【写真】黄金の信長像も感染予防
「江南市史」などによると、吉乃は地元有力者だった生駒氏の娘。寺は1384年創立で生駒家の菩提（ぼだい）寺にあたる。吉乃は生駒家の屋敷で暮らしていた時に信長と出会い側室となった。長男信忠、次男信雄、後に徳川家康の長男信康の妻となった徳姫をもうけたとされる。信長は正室、濃姫との間に子どもがおらず、吉乃は織田家の中で存在感があったとみられる。若くして亡くなったとされ、冷酷非情とされる信長がその死に涙を流して惜しんだと伝わる。信長は香華料として660石を寺に与えたという。
寺の現在の本堂は1925年建築。庫裏は不明だが、江戸期とみられる。寺の西側にある吉乃の墓は、生駒家歴代当主の墓と共に市文化財に指定されており、今回の取り壊しや売買の対象にはならない。しかし、寺がなくなった後にも墓標は立ち続けることになり、どのように保存、継承していくかが課題となる。
寺を所有する宗教法人役員の19代生駒家当主、生駒英夫さん（48）によると、寺には約60年前から専属住職はおらず、檀家（だんか）も約10軒という。長年維持管理が課題になっており、約5年前から取り壊しを検討。耐震化や雨漏りの問題があるが、費用面から改修は困難だったという。本堂内にあった吉乃や信長の位牌はすでに別の寺などに移しており、英夫さんは「信長ゆかりで先祖の菩提寺でもある歴史的な寺なので残したい思いはあったが、檀家も少なく財政的にやむを得ない」と話した。
市によると、寺の境内南側は92年、北側は2012年から市に無料貸与され久昌寺公園として整備。20年8月、所有者側がこの無料貸与している土地を無償で市に譲渡し、本堂と庫裏の取り壊し後の跡地約1600平方メートルの買い取りを要望。市は所有者側と交渉を重ね購入の方針を決めた。
9月2日開会の9月定例議会に土地鑑定、測量予算約59万円を計上する。22年度中に取り壊し・購入、23年度に公園として整備するという。
同寺の案内もするボランティア団体「市歴史ガイドの会」の川田圭一会長は「歴史を伝える寺が無くなることは寂しい。皆で維持費を集められれば良かったが」と肩を落とした。その上で、「忘れ去られてしまわないよう、どこかに寺のことを伝える場を作ってほしい」と望んだ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/827ec400e767b88cea6dedff1946c4c88fab7a5e
「比叡山焼き打ち」450年法要に信長と光秀の子孫 敵味方分けず慰霊
9/12(日) 12:09配信
天台宗総本山・延暦寺（滋賀県大津市）を織田信長軍が攻めた「比叡山焼き打ち」から450年となる12日、同寺で織田軍も含めた犠牲者の慰霊法要が営まれた。敵味方を分けない「怨親[おんしん]平等」の仏教精神で今年は信長と明智光秀の子孫も初めて参列し、恩讐[おんしゅう]を超えて新しい歴史の一ページを刻んだ。
比叡山焼き打ちは1571（元亀2）年9月12日、浅井・朝倉連合軍と組んだ延暦寺を、信長が大軍で攻めた出来事。延暦寺は1992年に境内の国宝殿横に鎮魂塚を設けて以来、毎年焼き打ちの犠牲者とともに信長や戦没者の霊を殉難者として供養してきた。
今年は宗祖最澄の1200年大遠忌にもあたり、信長の子孫、織田茂和氏（43）と、焼き打ちに関わった光秀の子孫、明智憲三郎氏（74）も招いた。阿弥陀堂で慰霊法要を行い、鎮魂塚も訪れて静かに手を合わせた。
延暦寺の水尾寂芳執行は法要後、最澄が遺した「怨[うら]みをもって怨みに報ゆれば、怨みは止まず。徳をもって怨みに報ゆれば、怨みはすなわち尽[つ]く」との言葉を紹介。「宗祖の言葉によって鎮魂塚が築かれた。その当事者の末裔にお越しいただいて大変よかった。新しい関係が始まればと願っている」と語った。
また水尾氏は焼き打ちの歴史について「襲った方々もその後、豊臣に、徳川に敗れた。ただ比叡山は豊臣、徳川家によって復興されたことを思うと、怨親は定まったものではないとつくづく思う」と語った。
法要後には記念対談も行われ、織田氏は「お話しをもらい当初は信じられなかった。今後、延暦寺や坂本地域に何かお役に立ちたい」と語った。明智氏は「光秀も感慨無量だと思う。現在も世界各地で戦国時代が存在している。戦のない世を追求し続けていくことが怨親平等の教えにもかない、歴史に学ぶ実践にもなる」と話した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/cdb112fd58327cdd00a5eae38e669392871ec698
9/12(日) 12:09配信
天台宗総本山・延暦寺（滋賀県大津市）を織田信長軍が攻めた「比叡山焼き打ち」から450年となる12日、同寺で織田軍も含めた犠牲者の慰霊法要が営まれた。敵味方を分けない「怨親[おんしん]平等」の仏教精神で今年は信長と明智光秀の子孫も初めて参列し、恩讐[おんしゅう]を超えて新しい歴史の一ページを刻んだ。
比叡山焼き打ちは1571（元亀2）年9月12日、浅井・朝倉連合軍と組んだ延暦寺を、信長が大軍で攻めた出来事。延暦寺は1992年に境内の国宝殿横に鎮魂塚を設けて以来、毎年焼き打ちの犠牲者とともに信長や戦没者の霊を殉難者として供養してきた。
今年は宗祖最澄の1200年大遠忌にもあたり、信長の子孫、織田茂和氏（43）と、焼き打ちに関わった光秀の子孫、明智憲三郎氏（74）も招いた。阿弥陀堂で慰霊法要を行い、鎮魂塚も訪れて静かに手を合わせた。
延暦寺の水尾寂芳執行は法要後、最澄が遺した「怨[うら]みをもって怨みに報ゆれば、怨みは止まず。徳をもって怨みに報ゆれば、怨みはすなわち尽[つ]く」との言葉を紹介。「宗祖の言葉によって鎮魂塚が築かれた。その当事者の末裔にお越しいただいて大変よかった。新しい関係が始まればと願っている」と語った。
また水尾氏は焼き打ちの歴史について「襲った方々もその後、豊臣に、徳川に敗れた。ただ比叡山は豊臣、徳川家によって復興されたことを思うと、怨親は定まったものではないとつくづく思う」と語った。
法要後には記念対談も行われ、織田氏は「お話しをもらい当初は信じられなかった。今後、延暦寺や坂本地域に何かお役に立ちたい」と語った。明智氏は「光秀も感慨無量だと思う。現在も世界各地で戦国時代が存在している。戦のない世を追求し続けていくことが怨親平等の教えにもかない、歴史に学ぶ実践にもなる」と話した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/cdb112fd58327cdd00a5eae38e669392871ec698
キムタク信長、出陣じゃ！！
レッドカーペットから武者行列スタート、沿道大歓声【ぎふ信長まつり】
中日スポーツ 11/6(日) 13:42配信
岐阜放送（愛称ぎふチャン）は6日、俳優の木村拓哉（49）と伊藤英明（47）が出演する「ぎふ信長まつり」の「信長公騎馬武者行列」をテレビ放送で生中継した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/5e2d625da5eb33beff614df50503dd036c530824
--------------------------------------------------------------------------
この記事自体にさしたる関心はなかったのですが、「木村拓哉（49）」という箇所を見て、キムタクも本能寺の変での織田信長と同じ年になったかと思いました。
写真をジッと見ましたが、本能寺の変での織田信長、を演じるにはまだ若いかと思ってしまいました。
レッドカーペットから武者行列スタート、沿道大歓声【ぎふ信長まつり】
中日スポーツ 11/6(日) 13:42配信
岐阜放送（愛称ぎふチャン）は6日、俳優の木村拓哉（49）と伊藤英明（47）が出演する「ぎふ信長まつり」の「信長公騎馬武者行列」をテレビ放送で生中継した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/5e2d625da5eb33beff614df50503dd036c530824
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この記事自体にさしたる関心はなかったのですが、「木村拓哉（49）」という箇所を見て、キムタクも本能寺の変での織田信長と同じ年になったかと思いました。
写真をジッと見ましたが、本能寺の変での織田信長、を演じるにはまだ若いかと思ってしまいました。
ウィキペディアで町おこし、ご当地ネタをネット発信 各地で取り組み
2022年12月1日 6時30分 朝日新聞デジタル
誰でも書き込みができるインターネット上の巨大な百科事典「ウィキペディア」に、隠れた観光名所などを紹介するページを作ることで、町おこしにつなげようとする取り組み「ウィキペディアタウン」が全国で広がっている。各地の図書館や資料館などが市民に参加を呼びかけ、書き込みを充実させることで、地域の魅力を発信する試みだ。
10月1日には福井県美浜町で「ウィキペディアタウン in 美浜」があった。町立図書館の司書や市民に交じって記者も参加。戦国時代に城下町として築かれた町内の佐柿（さがき）集落に焦点を当て、下調べに取りかかった。
午前中は地元資料館の館長と、木の葉が色づき始めた集落を散策。織田信長が越前を攻めた際に使ったと伝わる山城「国吉城」や、藩主が植えたとされる町指定天然記念物の大イチョウの由来などを学んだ。
午後には図書館に戻り、ページの編集作業に詳しい「ウィキペディアン」と呼ばれる講師の手ほどきを受けて「佐柿」のページを新設。集落の地理や名所などを分担して書き込んだ。
記者は名所のうち、江戸幕府の決めごとを掲げていた集落中心部の「高札場」や、弘化3（1846）年の銘がある鬼瓦が残る町屋「小畑家住宅」の項目を担当した。
その際、頼りになったのは図書館にある文献だ。郷土の歴史をまとめた福井県史や美浜町教育委員会の冊子などを照らし合わせ、引用した。引用元を脚注で明示し、閲覧者が情報の確からしさを検証できるようにした。こうした心がけによって臆測や恣意（しい）的な記述を排し、情報の信用性を高めようと申し合わせた。
【記事全文を読む：有料記事↓】
https://www.asahi.com/articles/ASQCX32GHQCCPISC007.html
・美浜町 (福井県)_wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%BE%8E%E6%B5%9C%E7%94%BA_(%E7%A6%8F%E4%BA%95%E7%9C%8C)
・佐柿_wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BD%90%E6%9F%BF
2022年12月1日 6時30分 朝日新聞デジタル
誰でも書き込みができるインターネット上の巨大な百科事典「ウィキペディア」に、隠れた観光名所などを紹介するページを作ることで、町おこしにつなげようとする取り組み「ウィキペディアタウン」が全国で広がっている。各地の図書館や資料館などが市民に参加を呼びかけ、書き込みを充実させることで、地域の魅力を発信する試みだ。
10月1日には福井県美浜町で「ウィキペディアタウン in 美浜」があった。町立図書館の司書や市民に交じって記者も参加。戦国時代に城下町として築かれた町内の佐柿（さがき）集落に焦点を当て、下調べに取りかかった。
午前中は地元資料館の館長と、木の葉が色づき始めた集落を散策。織田信長が越前を攻めた際に使ったと伝わる山城「国吉城」や、藩主が植えたとされる町指定天然記念物の大イチョウの由来などを学んだ。
午後には図書館に戻り、ページの編集作業に詳しい「ウィキペディアン」と呼ばれる講師の手ほどきを受けて「佐柿」のページを新設。集落の地理や名所などを分担して書き込んだ。
記者は名所のうち、江戸幕府の決めごとを掲げていた集落中心部の「高札場」や、弘化3（1846）年の銘がある鬼瓦が残る町屋「小畑家住宅」の項目を担当した。
その際、頼りになったのは図書館にある文献だ。郷土の歴史をまとめた福井県史や美浜町教育委員会の冊子などを照らし合わせ、引用した。引用元を脚注で明示し、閲覧者が情報の確からしさを検証できるようにした。こうした心がけによって臆測や恣意（しい）的な記述を排し、情報の信用性を高めようと申し合わせた。
【記事全文を読む：有料記事↓】
https://www.asahi.com/articles/ASQCX32GHQCCPISC007.html
・美浜町 (福井県)_wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%BE%8E%E6%B5%9C%E7%94%BA_(%E7%A6%8F%E4%BA%95%E7%9C%8C)
・佐柿_wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BD%90%E6%9F%BF
柳川藩伝来、国宝の刀など含む5千点を移管 国元離れ「苦渋の決断」
2022年12月1日 21時15分 朝日新聞デジタル
【記事全文を読む：有料記事↓】
https://www.asahi.com/articles/ASQD16THLQCPTGPB001.html
福岡県柳川市の立花家史料館が、収蔵する全ての美術工芸品を、小郡市にある県立九州歴史資料館に移管した。旧柳川藩主・立花家に伝わる貴重な品々で、国宝の刀なども含め計約5千点にのぼる。収めていた蔵の劣化に財政難が重なったためで、展示は続けるが、植野かおり館長は「貴重な品々が柳川を出るのは恐らく初めてで、苦渋の決断」と説明する。
館は国指定の名勝・立花氏庭園の敷地内にあり、立花家17代当主の宗鑑（むねあき）さんが理事長の公益財団法人「立花財団」が運営。工芸品は、国宝「吉光の短刀」や重要文化財「長光の剣」、初代藩主・宗茂の甲冑（かっちゅう）、茶道具、書画など多岐にわたる。
旧大名家の収蔵品は、明治維新や第2次世界大戦前後の混乱などで流出することも多かったが、立花家は伝来の品々を国元の柳川で守り続け、散逸を防いだ珍しい例とされる。
2022年12月1日 21時15分 朝日新聞デジタル
【記事全文を読む：有料記事↓】
https://www.asahi.com/articles/ASQD16THLQCPTGPB001.html
福岡県柳川市の立花家史料館が、収蔵する全ての美術工芸品を、小郡市にある県立九州歴史資料館に移管した。旧柳川藩主・立花家に伝わる貴重な品々で、国宝の刀なども含め計約5千点にのぼる。収めていた蔵の劣化に財政難が重なったためで、展示は続けるが、植野かおり館長は「貴重な品々が柳川を出るのは恐らく初めてで、苦渋の決断」と説明する。
館は国指定の名勝・立花氏庭園の敷地内にあり、立花家17代当主の宗鑑（むねあき）さんが理事長の公益財団法人「立花財団」が運営。工芸品は、国宝「吉光の短刀」や重要文化財「長光の剣」、初代藩主・宗茂の甲冑（かっちゅう）、茶道具、書画など多岐にわたる。
旧大名家の収蔵品は、明治維新や第2次世界大戦前後の混乱などで流出することも多かったが、立花家は伝来の品々を国元の柳川で守り続け、散逸を防いだ珍しい例とされる。
「日本城郭史学会 2023年2月度 見学会開催 下野 鹿沼城」のお知らせです。
案内講師：笹崎 明 氏（日本城郭史学会委員）
日時・集合場所：2023/2/25（土） 午後0:40 JR鹿沼駅改札口前
東武日光線新鹿沼とは異なるのでご注意ください。
必ず昼食をお済ませください。
参加費：会員 1,000円、会員外1,500円
見学地：御殿山公園、坂田山、千手山公園、雄山寺
関心のある方はイベント欄および下記の関連ページをご参照ください。
★イベント欄
https://mixi.jp/view_event.pl?comm_id=396416&id=99705567
★関連ページ：
https://castle-history.jp/news/20230121-2/
案内講師：笹崎 明 氏（日本城郭史学会委員）
日時・集合場所：2023/2/25（土） 午後0:40 JR鹿沼駅改札口前
東武日光線新鹿沼とは異なるのでご注意ください。
必ず昼食をお済ませください。
参加費：会員 1,000円、会員外1,500円
見学地：御殿山公園、坂田山、千手山公園、雄山寺
関心のある方はイベント欄および下記の関連ページをご参照ください。
★イベント欄
https://mixi.jp/view_event.pl?comm_id=396416&id=99705567
★関連ページ：
https://castle-history.jp/news/20230121-2/
「日本城郭史学会 令和５年度総会・大会」のお知らせです。
テーマ： 注目される各地の発掘調査から
発 表�� 「豊臣秀吉の京都新城について」
福島 克彦氏（京都府大山崎町歴史資料館長）
発 表�� 「岡山県南山城跡の発掘調査から」
米田 克彦 氏（岡山県古代吉備文化財センター）
発 表�� 「戦国 佐竹氏の城を掘る」
谷 旬 氏（日本考古学協会会員 （株）勾玉工房専務）
発 表�� 「駿府城跡天守台の発掘調査から」
松下 高之 氏（静岡市歴史文化課駿府城エリア活性化係長）
日時：4月22日（土） 総会 午前11：00〜、大会 午後12：30〜17：00
会場：板橋区立志村グリーンカレッジホール３階教室１
東京都板橋区志村3-32-6 TEL:03-3960-7701
参加費：会員2,500円、会員外3,000円 ※総会は会員のみです。
事前のお申し込みが必要です。
大会終了後に親睦交流会を予定しています。
会場予約の関係上、参加を希望される方は事前にお申込みください。
17:15〜19:00 会費5,500円
関心のある方はイベント欄および関連ページをご参照ください。
★イベント欄
https://bit.ly/40UtHpB
★関連ページ
https://castle-history.jp/news/20230226-2
テーマ： 注目される各地の発掘調査から
発 表�� 「豊臣秀吉の京都新城について」
福島 克彦氏（京都府大山崎町歴史資料館長）
発 表�� 「岡山県南山城跡の発掘調査から」
米田 克彦 氏（岡山県古代吉備文化財センター）
発 表�� 「戦国 佐竹氏の城を掘る」
谷 旬 氏（日本考古学協会会員 （株）勾玉工房専務）
発 表�� 「駿府城跡天守台の発掘調査から」
松下 高之 氏（静岡市歴史文化課駿府城エリア活性化係長）
日時：4月22日（土） 総会 午前11：00〜、大会 午後12：30〜17：00
会場：板橋区立志村グリーンカレッジホール３階教室１
東京都板橋区志村3-32-6 TEL:03-3960-7701
参加費：会員2,500円、会員外3,000円 ※総会は会員のみです。
事前のお申し込みが必要です。
大会終了後に親睦交流会を予定しています。
会場予約の関係上、参加を希望される方は事前にお申込みください。
17:15〜19:00 会費5,500円
関心のある方はイベント欄および関連ページをご参照ください。
★イベント欄
https://bit.ly/40UtHpB
★関連ページ
https://castle-history.jp/news/20230226-2
「日本城郭史学会 2023年5月度 見学会開催 武蔵 滝山城」のお知らせです。
案内講師：村山 修 氏（八王子市教育委員会文化財課）
日時・集合場所：2023/5/27（土） 午後0:30 滝山城址バス停（近くの市営駐車場）
JR八王子駅北口よりバス停12番乗り場
京王八王子駅北口よりバス停4番乗り場
共にひよどり山トンネル経由、戸吹行・秋川行に乗車後19分
※必ず昼食をお済ませください。
参加費：会員 1,000円、会員外1,500円
関心のある方はイベント欄および下記の関連ページをご参照ください。
★イベント欄
https://bit.ly/42ncRzP
★関連ページ：
https://castle-history.jp/news/20230408-2
案内講師：村山 修 氏（八王子市教育委員会文化財課）
日時・集合場所：2023/5/27（土） 午後0:30 滝山城址バス停（近くの市営駐車場）
JR八王子駅北口よりバス停12番乗り場
京王八王子駅北口よりバス停4番乗り場
共にひよどり山トンネル経由、戸吹行・秋川行に乗車後19分
※必ず昼食をお済ませください。
参加費：会員 1,000円、会員外1,500円
関心のある方はイベント欄および下記の関連ページをご参照ください。
★イベント欄
https://bit.ly/42ncRzP
★関連ページ：
https://castle-history.jp/news/20230408-2
「戎光祥ヒストリカルサロンvol.1
戦国大名北条氏と多摩・町田」のお知らせです。
開催日／2023年6月4日（日）
講師／黒田基樹 先生
開場／13：30〜 開演／14：00〜（16:00閉場）
※13：30までは入場できません。
参加費／3,300円（税込） ※資料代込
参加人数／定員40名（先着順）
開催場所／旧白洲邸 武相荘 能ヶ谷ラウンジ（https://buaiso.com/）
東京都町田市能ヶ谷７丁目３番２号
アクセス／小田急小田原線鶴川駅 北口 徒歩15分
(https://buaiso.com/access_guide/access.html)
申込締切／2023年6月1日（木）17時まで
※定員に達し次第締め切らせていただきます。
関心のある方はイベント欄および関連ページをご参照ください。
★イベント欄
https://bit.ly/3Mr16C4
★関連ページ
https://www.ebisukosyo.co.jp/app/Blogarticleview/index/ArticleId/50
戦国大名北条氏と多摩・町田」のお知らせです。
開催日／2023年6月4日（日）
講師／黒田基樹 先生
開場／13：30〜 開演／14：00〜（16:00閉場）
※13：30までは入場できません。
参加費／3,300円（税込） ※資料代込
参加人数／定員40名（先着順）
開催場所／旧白洲邸 武相荘 能ヶ谷ラウンジ（https://buaiso.com/）
東京都町田市能ヶ谷７丁目３番２号
アクセス／小田急小田原線鶴川駅 北口 徒歩15分
(https://buaiso.com/access_guide/access.html)
申込締切／2023年6月1日（木）17時まで
※定員に達し次第締め切らせていただきます。
関心のある方はイベント欄および関連ページをご参照ください。
★イベント欄
https://bit.ly/3Mr16C4
★関連ページ
https://www.ebisukosyo.co.jp/app/Blogarticleview/index/ArticleId/50
戦国史研究会 第512回例会（ハイブリッド）
日 時：2023年6月10日（土）15:00〜17:00
報告者：浜口誠至氏
論 題：本願寺顕如妻如春の実父―「三条三姉妹」説の再検討―
参考文献：神田千里『顕如』（ミネルヴァ書房、2020年）
会 場：駒澤大学 駒沢キャンパス３号館（種月館）3−705教場
◎対面とZoom配信のハイブリッド形式で開催します。配信は申込必須（会員優先）ですが、対面参加は申込不要です。
関心のある方はイベント欄および関連ページをご参照ください。
★イベント欄
https://00m.in/HJCHV
★関連ページ
http://www.sengokushi-kenkyukai.jp/index.html
日 時：2023年6月10日（土）15:00〜17:00
報告者：浜口誠至氏
論 題：本願寺顕如妻如春の実父―「三条三姉妹」説の再検討―
参考文献：神田千里『顕如』（ミネルヴァ書房、2020年）
会 場：駒澤大学 駒沢キャンパス３号館（種月館）3−705教場
◎対面とZoom配信のハイブリッド形式で開催します。配信は申込必須（会員優先）ですが、対面参加は申込不要です。
関心のある方はイベント欄および関連ページをご参照ください。
★イベント欄
https://00m.in/HJCHV
★関連ページ
http://www.sengokushi-kenkyukai.jp/index.html
生きざま感じる145件 「織田有楽斎」特別展
6/6(火) 10:01配信 大阪日日新聞
織田信長、豊臣秀吉、徳川家康に仕えた武将で、文化人としても知られる織田有楽斎（うらくさい）（1547〜1621年）の400年遠忌記念特別展「大名茶人 織田有楽斎」が京都市中京区の京都文化博物館で開かれている。有楽斎直筆の書状や茶道具、肖像画など145件を展示している。6月25日まで。
有楽斎は信長の弟として生まれ、武将として活躍。晩年に自ら再興、隠せいした建仁寺の塔頭（たっちゅう）である「正伝院」は、近代化の中で寺名を「正伝永源院」（同市東山区）と改め、現在も有楽斎ゆかりの文化財を多く残す。
特別展は、400年遠忌にあたり同院の文化財を再度調査し企画。有楽斎の交友関係が分かる書状や歴史資料などを通して、本能寺の変を生き延びた「逃げた男」のイメージが正しい評価なのかを問う。
【記事全文を読む↓】
https://news.yahoo.co.jp/articles/d2440da831da544e3d4e1dad13d7c2645c9cbdea
※京都文化博物館
6/6(火) 10:01配信 大阪日日新聞
織田信長、豊臣秀吉、徳川家康に仕えた武将で、文化人としても知られる織田有楽斎（うらくさい）（1547〜1621年）の400年遠忌記念特別展「大名茶人 織田有楽斎」が京都市中京区の京都文化博物館で開かれている。有楽斎直筆の書状や茶道具、肖像画など145件を展示している。6月25日まで。
有楽斎は信長の弟として生まれ、武将として活躍。晩年に自ら再興、隠せいした建仁寺の塔頭（たっちゅう）である「正伝院」は、近代化の中で寺名を「正伝永源院」（同市東山区）と改め、現在も有楽斎ゆかりの文化財を多く残す。
特別展は、400年遠忌にあたり同院の文化財を再度調査し企画。有楽斎の交友関係が分かる書状や歴史資料などを通して、本能寺の変を生き延びた「逃げた男」のイメージが正しい評価なのかを問う。
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https://news.yahoo.co.jp/articles/d2440da831da544e3d4e1dad13d7c2645c9cbdea
※京都文化博物館
本能寺の変で織田信長が最期まで帯刀した「実休光忠」に残る傷とは。
大坂夏の陣でも自刃の炎に焼かれるという数奇な運命を辿った名刀の物語
7/1(土) 19:01配信 集英社オンライン
・・本能寺の変で信長が最期まで腰に帯びていたと見られているのが、実休光忠と薬研藤四郎の大小だ。愛刀家の信長は多くの名刀を蒐集したが、なかでも好んだのが備前長船派の祖・光忠の刀だ。光忠の後継者には子の長光、孫の景光（長光の子）、曾孫の兼光（景光の子）がおり、いずれも名工として知られている。
・・信長は実休光忠とともに本能寺の変の炎のなかで運命をともにした。焼け跡から信長の遺骸は見つからず、その後、信長生存説さえ語られるようになった。一方、実休光忠も焼け身になったが、こちらは信長の後継者・羽柴（豊臣）秀吉の手に渡った。
秀吉はこの名刀を焼き直し、愛刀の一振とした。秀吉の死後、実休光忠は秀吉が蒐集した膨大な刀剣とともに遺児の秀頼に引き継がれ、大坂城に保管された。ところが、大坂の役（夏の陣）で大坂城は落城。秀頼が自刃の際に放った火によって、実休光忠は再び焼け身となった。大坂落城後、家康の手に渡ったが、その後の行方はわかっていない。
【記事全文を読む↓】
https://news.yahoo.co.jp/articles/8c4419b0c2cb514827b08c6b0998941af925f225?page=1
※指定名称「太刀 金象嵌銘光忠本阿（花押）」
本阿弥光忠が長船光忠作と極めた太刀を磨上げた打刀で徳川将軍家に伝来した
東京国立博物館蔵、重要文化財
大坂夏の陣でも自刃の炎に焼かれるという数奇な運命を辿った名刀の物語
7/1(土) 19:01配信 集英社オンライン
・・本能寺の変で信長が最期まで腰に帯びていたと見られているのが、実休光忠と薬研藤四郎の大小だ。愛刀家の信長は多くの名刀を蒐集したが、なかでも好んだのが備前長船派の祖・光忠の刀だ。光忠の後継者には子の長光、孫の景光（長光の子）、曾孫の兼光（景光の子）がおり、いずれも名工として知られている。
・・信長は実休光忠とともに本能寺の変の炎のなかで運命をともにした。焼け跡から信長の遺骸は見つからず、その後、信長生存説さえ語られるようになった。一方、実休光忠も焼け身になったが、こちらは信長の後継者・羽柴（豊臣）秀吉の手に渡った。
秀吉はこの名刀を焼き直し、愛刀の一振とした。秀吉の死後、実休光忠は秀吉が蒐集した膨大な刀剣とともに遺児の秀頼に引き継がれ、大坂城に保管された。ところが、大坂の役（夏の陣）で大坂城は落城。秀頼が自刃の際に放った火によって、実休光忠は再び焼け身となった。大坂落城後、家康の手に渡ったが、その後の行方はわかっていない。
【記事全文を読む↓】
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※指定名称「太刀 金象嵌銘光忠本阿（花押）」
本阿弥光忠が長船光忠作と極めた太刀を磨上げた打刀で徳川将軍家に伝来した
東京国立博物館蔵、重要文化財
膳所藩士 羽太家 史料展
7/2(日) 18:40配信 BBCびわ湖放送
大津市の膳所市民センターでは幕末の膳所藩士が残した史料展が開かれています。
開催中の「膳所藩士・羽太家史料展」では、幕末の膳所藩で、家老の秘書を務めた羽太家の当主らが残した藩による政の記録文書などが展示されています。膳所藩は徳川将軍家を支える譜代の藩であった一方、幕末には天皇の暮らす御所の「火の番」を務めていたことから、藩内は、佐幕・勤皇それぞれの考えに揺れていました。展示資料にはそんな独特な事情を背景に起きた「膳所城事件」という歴史的事件などの記録も含まれています。
膳所藩に関する文書は廃藩置県前にすべて焼却処分されたとされ、羽太家の資料は極めて重要だということです。この史料展は7月9日（日）まで開かれています。
【記事全文を読む↓】
https://news.yahoo.co.jp/articles/02f3eb7e9bb67815bb7aae8287b31bace7377dbf
7/2(日) 18:40配信 BBCびわ湖放送
大津市の膳所市民センターでは幕末の膳所藩士が残した史料展が開かれています。
開催中の「膳所藩士・羽太家史料展」では、幕末の膳所藩で、家老の秘書を務めた羽太家の当主らが残した藩による政の記録文書などが展示されています。膳所藩は徳川将軍家を支える譜代の藩であった一方、幕末には天皇の暮らす御所の「火の番」を務めていたことから、藩内は、佐幕・勤皇それぞれの考えに揺れていました。展示資料にはそんな独特な事情を背景に起きた「膳所城事件」という歴史的事件などの記録も含まれています。
膳所藩に関する文書は廃藩置県前にすべて焼却処分されたとされ、羽太家の資料は極めて重要だということです。この史料展は7月9日（日）まで開かれています。
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人気の名刀「山姥切」取得へ 取得額は３億円 栃木県足利市
7/21(金) 17:27配信 下野新聞SOON
安土桃山時代の刀工・堀川国広（ほりかわくにひろ）が足利領主の依頼で鍛えた名刀「山姥切（やまんばぎり）国広」（国重要文化財）について、栃木県足利市と足利市民文化財団は21日、同財団が所有者から取得すると発表した。取得額は3億円。同財団が資産から2億円を捻出するほか、1億円は市が寄付やクラウドファンディングなどを活用して募る。本年度中に売買契約を締結し、来年度末ごろには「山姥切国広展」を開催する方針という。
山姥切国広は長さ70・6センチ、反り2・8センチ。1590年、足利を治めた足利長尾氏6代目当主顕長（あきなが）が国広に命じて作らせた。刀剣を題材にしたオンラインゲーム「刀剣乱舞」でも人気を博しており、市美術館で昨年展示した際は、全国から2万5千人余りが訪れた。
取得を巡っては、所有者の「信頼できる足利市にお任せするのが一番良いのではないか」との意向を受け、市などが対応を検討していた。市は「本市の歴史文化を語る上で欠くことのできない重要な史料で、市ゆかりの歴史遺産として後世に守り伝えていくことが重要な責務」と判断し、購入を決めた。
市の外部評価委員会は「国広の最高傑作で国宝級。経済波及効果も考えれば、3億円は妥当」としているという。
市は取得に向け「山姥切国広 縷縷（るる）プロジェクト-美しき名刀に魅せられた人々の想いを未来へ-」を立ち上げ、支援を得るための取り組みをスタートさせる。9月1日からクラウドファンディングなどの募集を行う予定。
同財団は貴重な文化財などの市外への散逸を防ぐため、市ゆかりの貴重な美術品・文化財の保護に努めている。国広が作刀した脇差「布袋国広」（国重要美術品）や古文書など2500点以上を所蔵する。
【記事全文を読む↓】
https://news.yahoo.co.jp/articles/029577ce125eaab4a0291398b22a5accbf359e70
※足利市立美術館で展示された「山姥切国広」（2022）
7/21(金) 17:27配信 下野新聞SOON
安土桃山時代の刀工・堀川国広（ほりかわくにひろ）が足利領主の依頼で鍛えた名刀「山姥切（やまんばぎり）国広」（国重要文化財）について、栃木県足利市と足利市民文化財団は21日、同財団が所有者から取得すると発表した。取得額は3億円。同財団が資産から2億円を捻出するほか、1億円は市が寄付やクラウドファンディングなどを活用して募る。本年度中に売買契約を締結し、来年度末ごろには「山姥切国広展」を開催する方針という。
山姥切国広は長さ70・6センチ、反り2・8センチ。1590年、足利を治めた足利長尾氏6代目当主顕長（あきなが）が国広に命じて作らせた。刀剣を題材にしたオンラインゲーム「刀剣乱舞」でも人気を博しており、市美術館で昨年展示した際は、全国から2万5千人余りが訪れた。
取得を巡っては、所有者の「信頼できる足利市にお任せするのが一番良いのではないか」との意向を受け、市などが対応を検討していた。市は「本市の歴史文化を語る上で欠くことのできない重要な史料で、市ゆかりの歴史遺産として後世に守り伝えていくことが重要な責務」と判断し、購入を決めた。
市の外部評価委員会は「国広の最高傑作で国宝級。経済波及効果も考えれば、3億円は妥当」としているという。
市は取得に向け「山姥切国広 縷縷（るる）プロジェクト-美しき名刀に魅せられた人々の想いを未来へ-」を立ち上げ、支援を得るための取り組みをスタートさせる。9月1日からクラウドファンディングなどの募集を行う予定。
同財団は貴重な文化財などの市外への散逸を防ぐため、市ゆかりの貴重な美術品・文化財の保護に努めている。国広が作刀した脇差「布袋国広」（国重要美術品）や古文書など2500点以上を所蔵する。
【記事全文を読む↓】
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※足利市立美術館で展示された「山姥切国広」（2022）
戦国史研究会 第514回例会（ハイブリッド）
日 時：2023年8月19日（土）15:00〜17:00 ※今回は、第3週の開催です。
報告者：功刀俊宏氏
論 題：丹羽長秀の越前支配―知行宛行状を通じて
参考文献：同氏「織田権力の若狭支配」（戦国史研究会編『織田権力の若狭支配』岩田書院、2011年）
会 場：日本大学通信教育部１号館５１講堂
◎対面とZoom配信のハイブリッド形式で開催します。配信は申込必須（会員優先）ですが、対面参加は申込不要です。
◎戦国史研究会では、毎月の例会報告者を随時、募集しております。
詳細につきましては事務局までご一報下さい。
関心のある方はイベント欄および関連ページをご参照ください。
★イベント欄
https://00m.in/TqpWQ
★関連ページ
http://www.sengokushi-kenkyukai.jp/index.html
日 時：2023年8月19日（土）15:00〜17:00 ※今回は、第3週の開催です。
報告者：功刀俊宏氏
論 題：丹羽長秀の越前支配―知行宛行状を通じて
参考文献：同氏「織田権力の若狭支配」（戦国史研究会編『織田権力の若狭支配』岩田書院、2011年）
会 場：日本大学通信教育部１号館５１講堂
◎対面とZoom配信のハイブリッド形式で開催します。配信は申込必須（会員優先）ですが、対面参加は申込不要です。
◎戦国史研究会では、毎月の例会報告者を随時、募集しております。
詳細につきましては事務局までご一報下さい。
関心のある方はイベント欄および関連ページをご参照ください。
★イベント欄
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★関連ページ
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日本城郭史学会 2023年8月度 セミナー
古代山城の城壁構造 -版築・石築・城門-
今回は古代山城について、近年の発掘調査に基づいて特に城壁のつくり方を中心に解説したい。また、城門周辺の防御の工夫についても触れたいと考えている。
講師：向井 一雄 氏（古代山城研究会代表）
日時：2023/8/26（土） 15:00-17:00
会場：板橋区立志村グリーンカレッジホール３階教室２
都営三田線志村三丁目駅徒歩５分
東京都板橋区志村3-32-6 TEL:03-3960-7701
参加費：会員 1,000円、会員外1,500円
関心のある方はイベント欄および関連ページをご参照ください。
★イベント欄
https://00m.in/BMKFS
★関連ページ
https://castle-history.jp/news/20230705-2/
古代山城の城壁構造 -版築・石築・城門-
今回は古代山城について、近年の発掘調査に基づいて特に城壁のつくり方を中心に解説したい。また、城門周辺の防御の工夫についても触れたいと考えている。
講師：向井 一雄 氏（古代山城研究会代表）
日時：2023/8/26（土） 15:00-17:00
会場：板橋区立志村グリーンカレッジホール３階教室２
都営三田線志村三丁目駅徒歩５分
東京都板橋区志村3-32-6 TEL:03-3960-7701
参加費：会員 1,000円、会員外1,500円
関心のある方はイベント欄および関連ページをご参照ください。
★イベント欄
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★関連ページ
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2023.08.09
長野県立歴史館 県民が購入した“文化財”を次の世代に伝えるために
長野県民にはなじみ深い、武田信玄（晴信）と上杉謙信が戦った川中島合戦。その戦況の経過や最前線で戦う武士の様子をうかがい知ることができる「武田晴信書状」を、このほど、長野県のふるさと納税を利用したクラウドファンディングによって長野県立歴史館が購入しました。信州の歴史を振り返る際に重要な史料であり、長野県にとって貴重な文化財が新たに所蔵されます。
川中島合戦では、甲斐の武田信玄と、越後の上杉謙信が北信濃領有を巡って数度にわたって戦っています。主な戦いとされる5回のうち、最も有名なのが、武田勢2万人と上杉勢1万3千人が激突したという第4次（1561年）。この書状はそれより以前に書かれたものと推定されています。
書状は縦26センチ、横37センチ。晴信の名前と花押があり、一番左にある宛名には、埴科郡寺尾郷（現在の長野市松代町東寺尾）を拠点とした寺尾刑部少輔とあります。
記されているのは、山田城（上杉勢の城）を攻め落として、多くの敵を討ち取ったことについて、「忠節誠無比類次第候（その忠節は誠に比類ないもの）」とし、名を挙げた者へは感状を作って渡す、という内容。さらに、上杉勢の出陣に備えて自身は諏訪郡に移動して進軍する、より一層戦功に励むことが重要と書かれています。
「武田晴信書状」特別公開
長野県立歴史館 常設展示室
8月12日（土）〜 20日（日）
開館時間：9:00〜17:00（入館は16:30まで）
常設展示室の観覧料（一般300円、大学生150円）が必要です。
【記事全文を読む↓】
https://www.culture.nagano.jp/special/9770/
※武田晴信書状
長野県立歴史館 県民が購入した“文化財”を次の世代に伝えるために
長野県民にはなじみ深い、武田信玄（晴信）と上杉謙信が戦った川中島合戦。その戦況の経過や最前線で戦う武士の様子をうかがい知ることができる「武田晴信書状」を、このほど、長野県のふるさと納税を利用したクラウドファンディングによって長野県立歴史館が購入しました。信州の歴史を振り返る際に重要な史料であり、長野県にとって貴重な文化財が新たに所蔵されます。
川中島合戦では、甲斐の武田信玄と、越後の上杉謙信が北信濃領有を巡って数度にわたって戦っています。主な戦いとされる5回のうち、最も有名なのが、武田勢2万人と上杉勢1万3千人が激突したという第4次（1561年）。この書状はそれより以前に書かれたものと推定されています。
書状は縦26センチ、横37センチ。晴信の名前と花押があり、一番左にある宛名には、埴科郡寺尾郷（現在の長野市松代町東寺尾）を拠点とした寺尾刑部少輔とあります。
記されているのは、山田城（上杉勢の城）を攻め落として、多くの敵を討ち取ったことについて、「忠節誠無比類次第候（その忠節は誠に比類ないもの）」とし、名を挙げた者へは感状を作って渡す、という内容。さらに、上杉勢の出陣に備えて自身は諏訪郡に移動して進軍する、より一層戦功に励むことが重要と書かれています。
「武田晴信書状」特別公開
長野県立歴史館 常設展示室
8月12日（土）〜 20日（日）
開館時間：9:00〜17:00（入館は16:30まで）
常設展示室の観覧料（一般300円、大学生150円）が必要です。
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https://www.culture.nagano.jp/special/9770/
※武田晴信書状
「本能寺の変」6日後には毛利家知っていた…「能島村上家文書」など山口県に寄贈
9/10(日) 9:30配信 読売新聞オンライン
山口県は、萩藩一門・右田毛利家の子孫にあたる毛利祥元さん（山口市在住）が所有する古文書1682点の寄贈を受けた。戦国時代に瀬戸内海で活動した水軍の「能島村上家文書」（国重要文化財）など中世を中心とした貴重な史料で、県は年内にも一般公開する予定だ。
県によると、寄贈された古文書は毛利さんから寄託を受けて県が保管していたが、60歳を過ぎた毛利さんから「全て委ねて安心したい」との意向が示され、8月16日付で所有権を譲る寄贈が成立した。
寄贈品は右田毛利と能島村上のほか、別の萩藩一門・阿川毛利の3家に伝わる古文書。最も古いのは、山口市を拠点にした守護大名・大内義弘が配下の領主に宛てた土地保有の「安堵状」（1390年）という。
村上家文書には、国の重要文化財204点が含まれる。厳島神社の神官に与えた航海の安全を保障する通行証の旗（1581年）や戦国大名の毛利家が「本能寺の変」の発生6日後には事件を認識していたことを示す書状（82年）もある。
県は11月以降、山口市後河原の県文書館で寄贈品の一部を紹介する展示会を開く。文書館の山崎一郎副館長は「寄贈をきっかけに中世日本を物語る貴重な史料を県民に知ってもらいたい」としている。
【記事全文を読む↓】
https://news.yahoo.co.jp/articles/8d66a4b583718e6ae10d5a88e5877ea74be83426
【参考サイト】
山口県文書館
http://archives.pref.yamaguchi.lg.jp/
9/10(日) 9:30配信 読売新聞オンライン
山口県は、萩藩一門・右田毛利家の子孫にあたる毛利祥元さん（山口市在住）が所有する古文書1682点の寄贈を受けた。戦国時代に瀬戸内海で活動した水軍の「能島村上家文書」（国重要文化財）など中世を中心とした貴重な史料で、県は年内にも一般公開する予定だ。
県によると、寄贈された古文書は毛利さんから寄託を受けて県が保管していたが、60歳を過ぎた毛利さんから「全て委ねて安心したい」との意向が示され、8月16日付で所有権を譲る寄贈が成立した。
寄贈品は右田毛利と能島村上のほか、別の萩藩一門・阿川毛利の3家に伝わる古文書。最も古いのは、山口市を拠点にした守護大名・大内義弘が配下の領主に宛てた土地保有の「安堵状」（1390年）という。
村上家文書には、国の重要文化財204点が含まれる。厳島神社の神官に与えた航海の安全を保障する通行証の旗（1581年）や戦国大名の毛利家が「本能寺の変」の発生6日後には事件を認識していたことを示す書状（82年）もある。
県は11月以降、山口市後河原の県文書館で寄贈品の一部を紹介する展示会を開く。文書館の山崎一郎副館長は「寄贈をきっかけに中世日本を物語る貴重な史料を県民に知ってもらいたい」としている。
【記事全文を読む↓】
https://news.yahoo.co.jp/articles/8d66a4b583718e6ae10d5a88e5877ea74be83426
【参考サイト】
山口県文書館
http://archives.pref.yamaguchi.lg.jp/
明治時代にお城がたくさん破壊されてしまったって「廃城令」って？
ー超入門！お城セミナー 【歴史】
9/10(日) 20:58配信 城びと
城激減の大きな理由の一つは、豊臣家の滅亡後に出された「元和の一国一城令（本城以外の城が廃城となる）」と「武家諸法度（城の新築禁止。修理も許可制となる）」です。このお達しで、この時なんと95%もの城が消滅したといいます。
その後長い江戸時代を経て明治維新を迎えると、城激減のもう一つの波がきます。これが「廃城令」（または「城郭取壊令」「存城廃城令」）です。実際にはもっともっと長〜いお達し名なのですが、略してこう呼ばれています。
まだ廃城令が出される前、明治維新の時点で日本に存在していた城は193、城持ちではない大名の本拠地・陣屋は127、これ以外の重要拠点である要害が20で、合計340城あったといいます。しかし、幕末維新の動乱による財政悪化で、多くの城が荒廃し始めていました。版籍奉還によって大名所有の土地と人民、そして城も明治政府のものとなりましたが、管理を委託されたのは旧藩主の知藩事。城は巨大建築であるがゆえに老朽化が激しく、屋根は波打って瓦がずれ落ち、壁の漆喰は剥落、板戸や窓枠は外れ、草がぼうぼうに生い茂るといった有り様。また、新政府への反抗運動の拠り所となるのを防ぐために取り壊された城もありました。そして、明治4年（1871）の「廃藩置県」で知藩事という職がなくなり、彼らが東京移住を命じられると、主がいなくなった城はさらに荒廃していきました。
そして明治6年（1873）、廃城令が発せられます。簡単にいうと、「城の土地建物は陸軍省の財産だったが、今後陸軍が軍事に使用するものは存城処分。それ以外は廃城処分として大蔵省に引き渡し、売却用の普通財産とする」ということでした。存城処分となったのは、東京城（江戸城／東京都）、仙台城（宮城県）、名古屋城（愛知県）、大阪城（大阪府）、広島城（広島県）、熊本城（熊本県）などをはじめとする43城1要害のみ（諸説あり）。残りはほとんどが廃城処分となりました。
存城・廃城と運命が分かれた城たちですが、ここで大切なのは、存城＝保存ではないということです。あくまでも軍用地としての存続なので、存城となっても、広い場所を確保するために堀を埋めたり、石垣を破壊したり、建造物を取り壊したりという例が少なくありませんでした。逆に、本丸や二の丸など主要部以外の広い曲輪を軍用地としたため、天守などの建造物は残されたという例も。会津若松城（福島県）は前者の例で、存城となったものの、すべての城郭建造物が取り壊されました。姫路城（兵庫県）は、典型的な後者の例です。現在三の丸を囲む堀の外側に建つ市立美術館は、元は明治時代に建てられた軍の倉庫でした。存城となっても、遺構の残り方は一様ではなかったということですね。
そして廃城処分になった城の中でも、紆余曲折を経て残された例も。上で古写真を紹介した備中松山城（岡山県）天守は、廃城令後に商家に売却されたものの、その後放置されて荒廃。しかし昭和に入って地元の人たちの努力で修復され、今や山城にある唯一の現存天守として多くの観光客が訪れています。
さて、明治10年前後には、存城処分となり軍用地として存続していても、老朽化によって取り壊しの危機を迎える城が続出しました。この時軍内部や庶民に、初めて城を文化財として残そうと考えた人たちが現れ、これによって姫路城、名古屋城、彦根城（滋賀県）、松本城（長野県）、松江城（島根県）などが取り壊しを免れています。
ところが、昭和4年（1929）の「国宝保存法」公布当初、国宝に指定される城は一つもありませんでした。まだ文化財として真っ先に保存すべきものとしては認識されていなかったようです。しかし翌5年、ついに名古屋城が、そして翌6年に姫路城、岡山城（岡山県）、広島城、福山城（広島県）、仙台城大手門が国宝（旧国宝）に指定されました。一国一城令と武家諸法度、そして廃城令を乗り越えて残った城たちは、やっとどうにか文化財として認められるようになったのです。
しかしこの後、城激減の3つ目の波・第二次世界大戦の空襲によって、広島城・和歌山城（和歌山県）・名古屋城・水戸城（茨城県）など7城もの城の天守、名古屋城本丸御殿、宇和島城（愛媛県）・大阪城・府内城（大分県）などの櫓や城門が焼失してしまったのです。
【記事全文を読む↓】
https://article.yahoo.co.jp/detail/de8d98e39aa25f4e26512a10a88d91a8754482f1
ー超入門！お城セミナー 【歴史】
9/10(日) 20:58配信 城びと
城激減の大きな理由の一つは、豊臣家の滅亡後に出された「元和の一国一城令（本城以外の城が廃城となる）」と「武家諸法度（城の新築禁止。修理も許可制となる）」です。このお達しで、この時なんと95%もの城が消滅したといいます。
その後長い江戸時代を経て明治維新を迎えると、城激減のもう一つの波がきます。これが「廃城令」（または「城郭取壊令」「存城廃城令」）です。実際にはもっともっと長〜いお達し名なのですが、略してこう呼ばれています。
まだ廃城令が出される前、明治維新の時点で日本に存在していた城は193、城持ちではない大名の本拠地・陣屋は127、これ以外の重要拠点である要害が20で、合計340城あったといいます。しかし、幕末維新の動乱による財政悪化で、多くの城が荒廃し始めていました。版籍奉還によって大名所有の土地と人民、そして城も明治政府のものとなりましたが、管理を委託されたのは旧藩主の知藩事。城は巨大建築であるがゆえに老朽化が激しく、屋根は波打って瓦がずれ落ち、壁の漆喰は剥落、板戸や窓枠は外れ、草がぼうぼうに生い茂るといった有り様。また、新政府への反抗運動の拠り所となるのを防ぐために取り壊された城もありました。そして、明治4年（1871）の「廃藩置県」で知藩事という職がなくなり、彼らが東京移住を命じられると、主がいなくなった城はさらに荒廃していきました。
そして明治6年（1873）、廃城令が発せられます。簡単にいうと、「城の土地建物は陸軍省の財産だったが、今後陸軍が軍事に使用するものは存城処分。それ以外は廃城処分として大蔵省に引き渡し、売却用の普通財産とする」ということでした。存城処分となったのは、東京城（江戸城／東京都）、仙台城（宮城県）、名古屋城（愛知県）、大阪城（大阪府）、広島城（広島県）、熊本城（熊本県）などをはじめとする43城1要害のみ（諸説あり）。残りはほとんどが廃城処分となりました。
存城・廃城と運命が分かれた城たちですが、ここで大切なのは、存城＝保存ではないということです。あくまでも軍用地としての存続なので、存城となっても、広い場所を確保するために堀を埋めたり、石垣を破壊したり、建造物を取り壊したりという例が少なくありませんでした。逆に、本丸や二の丸など主要部以外の広い曲輪を軍用地としたため、天守などの建造物は残されたという例も。会津若松城（福島県）は前者の例で、存城となったものの、すべての城郭建造物が取り壊されました。姫路城（兵庫県）は、典型的な後者の例です。現在三の丸を囲む堀の外側に建つ市立美術館は、元は明治時代に建てられた軍の倉庫でした。存城となっても、遺構の残り方は一様ではなかったということですね。
そして廃城処分になった城の中でも、紆余曲折を経て残された例も。上で古写真を紹介した備中松山城（岡山県）天守は、廃城令後に商家に売却されたものの、その後放置されて荒廃。しかし昭和に入って地元の人たちの努力で修復され、今や山城にある唯一の現存天守として多くの観光客が訪れています。
さて、明治10年前後には、存城処分となり軍用地として存続していても、老朽化によって取り壊しの危機を迎える城が続出しました。この時軍内部や庶民に、初めて城を文化財として残そうと考えた人たちが現れ、これによって姫路城、名古屋城、彦根城（滋賀県）、松本城（長野県）、松江城（島根県）などが取り壊しを免れています。
ところが、昭和4年（1929）の「国宝保存法」公布当初、国宝に指定される城は一つもありませんでした。まだ文化財として真っ先に保存すべきものとしては認識されていなかったようです。しかし翌5年、ついに名古屋城が、そして翌6年に姫路城、岡山城（岡山県）、広島城、福山城（広島県）、仙台城大手門が国宝（旧国宝）に指定されました。一国一城令と武家諸法度、そして廃城令を乗り越えて残った城たちは、やっとどうにか文化財として認められるようになったのです。
しかしこの後、城激減の3つ目の波・第二次世界大戦の空襲によって、広島城・和歌山城（和歌山県）・名古屋城・水戸城（茨城県）など7城もの城の天守、名古屋城本丸御殿、宇和島城（愛媛県）・大阪城・府内城（大分県）などの櫓や城門が焼失してしまったのです。
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https://article.yahoo.co.jp/detail/de8d98e39aa25f4e26512a10a88d91a8754482f1
戎光祥ヒストリカルセミナーvol.37
新名一仁先生「島津四兄弟とライバルたちの激闘」
開催日／2023年10月28日（土）
講師／新名一仁 先生
開場／13：30〜 開演／14：00〜（16:45閉場）
※13：30までは入場できません。廊下や階段での待機はお控えください。
開催場所／エッサム神田ホール2号館
東京都千代田区内神田3-24-5
参加費／3,000円（税込） ※資料代込
参加人数／定員120名（先着順、座席指定制）
申込締切／2023年10月26日（木）17時まで
※定員に達し次第締め切らせていただきます。
関心のある方はイベント欄および関連ページをご確認ください。
★イベント欄
https://00m.in/8OrM8
★関連ページ
https://www.ebisukosyo.co.jp/app/Blogarticlelist/index/ArticleCatgId/22
新名一仁先生「島津四兄弟とライバルたちの激闘」
開催日／2023年10月28日（土）
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開場／13：30〜 開演／14：00〜（16:45閉場）
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東京都千代田区内神田3-24-5
参加費／3,000円（税込） ※資料代込
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申込締切／2023年10月26日（木）17時まで
※定員に達し次第締め切らせていただきます。
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日本城郭史学会
2023年11月度 見学会開催 下野 飛山城
案内講師：笹崎 明 氏（日本城郭史学会委員）
日時：2023/11/25（土）午後0:20から17:00まで
集合場所：午後0:20 JR宇都宮駅改札口前 解散は壬生駅
※必ず昼食をお済ませください。
見学コース：宇都宮駅 – 飛山城跡駅 – とびやま歴史館 – 飛山城址 – 飛山城跡駅 – 宇都宮駅 – 石橋駅 – 壬生城址公園（壬生町立歴史民俗資料館で企画展と今回非展示の壬生城大手門模型・本丸御殿模型を見学）
参加費：会員 1,000円、会員外1,500円 別途交通費2,000円程度
ご参加にはお申し込みが必要です。イベントお申込み受付からお申し込みください。
関心のある方はイベント欄および関連ページをご確認ください。
★イベント欄
https://00m.in/22laf
★関連ページ
https://castle-history.jp/news/20231009-2/
2023年11月度 見学会開催 下野 飛山城
案内講師：笹崎 明 氏（日本城郭史学会委員）
日時：2023/11/25（土）午後0:20から17:00まで
集合場所：午後0:20 JR宇都宮駅改札口前 解散は壬生駅
※必ず昼食をお済ませください。
見学コース：宇都宮駅 – 飛山城跡駅 – とびやま歴史館 – 飛山城址 – 飛山城跡駅 – 宇都宮駅 – 石橋駅 – 壬生城址公園（壬生町立歴史民俗資料館で企画展と今回非展示の壬生城大手門模型・本丸御殿模型を見学）
参加費：会員 1,000円、会員外1,500円 別途交通費2,000円程度
ご参加にはお申し込みが必要です。イベントお申込み受付からお申し込みください。
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★関連ページ
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日本城郭史学会 2023年12月度 セミナー
小牧山城の最新の発掘調査から
講師：田中 芳樹 氏（小牧市教育委員会小牧山課）
日時：2023/12/9（土）午後3:00から5:00まで
例年ですと12月第3週に開催していましたが、今年は会場の都合上12月第2週の開催となっておりますので、お間違いのないようご注意ください。
会場：板橋区立志村グリーンカレッジホール３階教室1A
都営三田線志村三丁目駅徒歩５分
参加費：会員 1,000円、会員外1,500円
セミナー終了後懇親会（忘年会）開催一人5,000円を予定
ご参加にはお申し込みが必要です。イベントお申込み受付からお申し込みください。
お電話、メールでもお申し込み可能です。こちらをご覧ください。
関心のある方はイベント欄および関連ページをご確認ください。
★イベント欄
https://00m.in/oplNY
★関連ページ
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小牧山城の最新の発掘調査から
講師：田中 芳樹 氏（小牧市教育委員会小牧山課）
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会場：板橋区立志村グリーンカレッジホール３階教室1A
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参加費：会員 1,000円、会員外1,500円
セミナー終了後懇親会（忘年会）開催一人5,000円を予定
ご参加にはお申し込みが必要です。イベントお申込み受付からお申し込みください。
お電話、メールでもお申し込み可能です。こちらをご覧ください。
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★関連ページ
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■戦国史研究会 第520回例会
日 時：2024年2月17日（土）総会（対面）14:00〜 例会（ハイブリッド）15:00〜
会 場：駒澤大学 駒沢キャンパス３号館（種月館）７階３−７０５教場
報告者：磯川いづみ氏「足利将軍義輝の芸・雲和平調停―戦国末期に於ける室町幕政―」
論 題：永禄年間「雲芸豊和睦」の再検討―付・河野左京大夫通宣の桐紋拝受―
参考文献：宮本義己「足利将軍義輝の芸・雲和平調停―戦国末期に於ける室町幕政―」
（木下昌規編著『足利義輝』戎光祥出版、2018年。初出1974年）
関心のある方はイベント欄および関連ページをご確認ください。
★イベント欄
https://mixi.at/w3irxEm
★関連ページ
http://www.sengokushi-kenkyukai.jp/index.html
日 時：2024年2月17日（土）総会（対面）14:00〜 例会（ハイブリッド）15:00〜
会 場：駒澤大学 駒沢キャンパス３号館（種月館）７階３−７０５教場
報告者：磯川いづみ氏「足利将軍義輝の芸・雲和平調停―戦国末期に於ける室町幕政―」
論 題：永禄年間「雲芸豊和睦」の再検討―付・河野左京大夫通宣の桐紋拝受―
参考文献：宮本義己「足利将軍義輝の芸・雲和平調停―戦国末期に於ける室町幕政―」
（木下昌規編著『足利義輝』戎光祥出版、2018年。初出1974年）
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