「インディーズバンドの憂鬱」コミュのインディーズバンドの憂鬱 18

初出：2004年12月18日　15:10
原作日記＋コメント：http://mixi.jp/view_diary.pl?id=5156757
原作者：CAMEL STUDIOさん http://mixi.jp/show_friend.pl?id=220618

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人気がでてきていろいろなイベント呼ばれるようになった君達は
機材車にのり全国を走破していく。ツアー費などない貧乏ツアーで、車の中で足も伸ばせず眠る日が続く。
つらいツアーを終えた君らを待ち受けているのは賞賛の声などではない。
バイトという現実だ。

「バイト」
一昔前はバンドマンといえばバイトに就くのも一苦労だった。
金髪に穴の開いたジーンズ、鋲つきの革ジャン。
当時、オレが面接官だったらまず雇わない。
"見た目だけで何がわかる？"と昔はオレも考えた。
しかし、今となってはわかる。少なくとも"面接にもちゃんとしたカッコをして来れない奴"だということは一目瞭然だ。

時代は変わりバンドマンでなくとも金髪やらなにやらと
世は自由なファッションで溢れるようになってきた。
そして、バンドマンは逆に地味な服を着るようなってきたと思う。
金がないのだから当然だ。

なのでバイトに就くのもそう難しくはなくなった。
しかし、バイトを続けるのは至難だ。ライブがあればバイトを休む。ツアーがあれば長期で休む。アテにならんとはまさにこの事。

年末に仕事が忙しいときなんかは、不思議とバンドも忙しい。
そんな時期に「ツアーで」などという理由で休んだ日には
帰ってきたら職がない。。。何てこともざらだろう。
ヘタしたら住むところすらないかもしれない。

バンドの為に仕事をしてるのだ。そのくらいの覚悟はあるだろう？