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ラパスB級グルメコミュの頭を食べる。(今回はちょっとグロテスク)

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かぶと焼きってありますよね。

マグロの大きな頭をそのまま焼いたシンプルかつ豪快な料理。

頭を切って焼いたという何の技もいらない料理。

食品の中で頭にいいDHAが一番多いといわれる料理。


ラパスにもあります。

でもマグロではなく羊。

羊の頭を煮た料理。

その名も「Cabeza de Cordero(羊の頭)」、そのままです。


これを食べに行ってきました。エルアルト市に。

これとフリカセのみを出すという、ラパスでも評判の店。

入ると人がいっぱい。

ラパス人がこの頭をむしゃむしゃとひたすら食べておりました。
ある意味、変な光景です。

早速頼んで待ち構える。

待っている間隣の人のをのぞき見する。
うーん何だろう。よくわからない。



10分ほどして来ました来ました。


「?」


これか本当に?

ゆでたキャベツに千切りたまねぎ、トマト、香草、チューニョ(黒いほしいも)にご飯。(写真左)

お待ちかねの頭が見つからない。

周りの人を観察。

食べている・・・

あわててもう一度探すと、ありましたありました。
野菜の下に顔らしきものが・・・

心臓の悪い人用にわざと下に隠すという心憎い気配り。

ひっくり返すとさらに!!(写真右)

虫歯までわかります。

見た目で食欲がうせるが、ここでやめたらグルメの名に恥じる。
思い切ってGO! です。

しかしどこから手をつければいいのか。

とりあえずほおの部分から。


おっとやわらかい。
骨から肉がすぐに外れる。
ベロって。

味は思っていたほどきつくなく、普通の肉と同じ味で臭みがない。
しっかり煮込んであるから肉の味がよくわかる。

唇は歯ごたえがゴムのようで、魚の脂身にも似た味。

別段変わりなく、普通に食べていく。

あれですね解体作業をしているような感覚。

ほじくっては食べ、はがしては食べ、遊び心をくすぐられます。

肉の部分を大体食べ終わると、ようやくメインの部分。


脳みそです。

美味しんぼでは主人公山岡がフグの白子の代わりになるものとして、
中東から子羊の脳みそを持ってきて、雄山を「ぬう」とうならせた。(美味しんぼ11巻より)

そんな美味がたった15ボリで味わえるとは。

早速食べてみましょう。

見た目はやはり脳みそ、食べると。

味がない。

「ポン酢」

という言葉が脳裏に浮かぶ・・・

こってりしてるといえばしてるが、いかんせん味がない。

とりあえずヤファ(辛いソース)でごまかす。

むむむ、味がないっていうのはさびしいな。


お次は目。

目玉です。

マグロ同様、ぐりっとくりぬく。

トロットとした部分も一緒に引っ付いてくる。

これは魚の目と同じく目の周りのやわらかいところを頂く。

周りを見てもやはり皆最後に食べている。

大事なものを最後に取っておく性格なのか・・・

ちゅるっと吸う。

これはうまい。

マグロの目とはまた違った味わいで、メリーさんの羊がよく合いそうな

やわらかくて濃い味。




ここでふーっと一息。

見た目が変わっていても味はよかったな。

見た目だけで判断したら損することがあるな。

人間もそういうものなのかな。

哲学させてくれる料理。

人は頭を食べながら頭を使うのであった。

コメント(3)

そこ!
そこですよ。その店のフリカセが、私はラパスで一番
美味しいと思うのです。
まだでしたらぜひ、もう一回行って食べてみてー。

羊の頭といえば、オルーロに行ってRostro asado(まさに
かぶと「焼き」)を食べるのが夢です…。
そこ!
そこのフリカセが、たべたかったあああああ。
今度行った時、連れてってくださいよ。

オルロの「かぶと焼き」は、半身じゃなくて、頭一個と聞きましたが、お店にもよるのでしょうか・・・

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