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翻訳者のたまごコミュの私が翻訳本を何冊もだせるようになったきっかけ

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はじめまして。シャアといいます。

現在、外資系ソフトウエア会社で働くサラリーマン、国立大大学院の講師を兼任、ちょっと女性にもてそうな(笑)34歳の独身男性です。ちなみに元ExcelとAccessの開発者でもあります。

私は帰国子女ではありません。

何冊か翻訳本を出していて、今も数冊契約済みですが、これまで個人的なつながりで仕事を請けてきました。このコミュに入って皆さんの記事を見たり、あらためて翻訳というキーワードでいろいろ検索したところ、熾烈な競争の上に翻訳者がいるということがわかりました(自分の自慢しているわけではありません)。そこで、参考になるかわかりませんが、私が仕事を請けられるようになったきっかけをかきたいと思います。ただし、IT系です。


PMPというプロジェクト管理のUS資格をとりました。IT業界ではかなり有名な資格です。この資格はPMIという組織が行っています。ここの東京支部にある日、ボランティア翻訳者募集の公募がありました。PMP問題集の翻訳です。実際に本屋に並ぶものなので(私はこれの初版で試験に合格しました)、興味をもって応募をしました。このときは翻訳経験はなしです。しばらくしてお願いします、というメールが来て、何人かで翻訳をしました。翻訳にはルールがあり、専門用語も決まった用語を使わなくてはなりません。また、数人で行う翻訳プロジェクトという観点からも学ぶところは多かったと思います。

それがきっかけで他の翻訳プロジェクトにもボランティアで参加させていただき、実績を積むことが出来ました。

ボランティアというのがミソです。なかなか本屋で売ってるような本を翻訳する機会はありません。無料でもやって経験をつむべきでしょう。

専門知識があって英語ができる、という人はあまりいないのです。英語ができる、というのは翻訳経験者を意味します。専門知識というのは、日本ではまだ知られていない知識エリアを指します。

PMBOK(今はだいぶはやってますが)というあまり日本でしられていない知識エリアに関する本を翻訳した実績がある、ということで類似の本の翻訳の依頼がいくつもきました。

しばらくすると、訳したい本を上げてほしい、あなたの目から見て、USではやっている分野で日本でしられていないところの本を訳してもらえないか、というレベルになりました。そこで私のほうで提案して翻訳を行うという流れになっています。

出版社の方と話していると、話せるとか英語が得意というよりは、翻訳実績を非常に重視しています。翻訳は別物ということでしょう。

実績を積むのが最初は難しい。私は自分の名前で有名な本を最初から翻訳できた幸運がありますが、とにかくそのチャンスを見つけなくてはなりません。はじめからお金をとると、厳しさを要求されるし、最初からプロの仕事をしなくてはなりません。私の場合、無償のボランティアだったのと、専門性の強すぎる分野だったので逆に専門知識のほうが重視され、運よく翻訳を行う機会に恵まれました。もちろんできたものはきちんとしたものですが、期間は長めにとってもらって勉強しながら翻訳ができました。

けっこうIT系の業界団体でも翻訳募集とかあるのではないでしょうか。そこでささいなところ(本でなくても、記事でも)でも実績積めば、アピールできると思います。そこで一冊だせれば後は出版社との結びつきで定期的に仕事が来るかと。。。

普通は翻訳の学校にいって、トライアルを受けて、厳しい納期で行うんですよね。それは通常のルートです。
その場合、なかなか翻訳までたどりつけません。
でも、お金とらなきゃあいいんですよ。最初のいくつかは。
ボランティアの機会があったらそれで実績を積みましょう。

私は翻訳本の依頼が多すぎてすべてをこなすことが出来ず、断っています。出版社からすると、それほど頼める人がいない、という状況らしいです。でも、それだけの能力のある人はみなさんのようにたくさんいますよね。実績つんでアピールでvisibilityがあがり、出版社の目にとまれば、仕事はきます。

参考になるかどうかわかりませんが、経験を書いてみました。

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