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今日読み終わった本報告部コミュの漫画4

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 前のトピックが一杯になりましたので、次を作らせてください。
 さて、今回はどこまで行けますやら。

コメント(555)

   「天は赤い河のほとり 26」 篠原千絵:著 小学館少コミフラワーコミックス:発行
 決着がついたと思ったら、幽閉されたナキア皇太后が脱走する。
 皇太后の魔力でユーリを、術者でさえどこになるか分からない別の場所に飛ばすことができる。ここに来て魔力に新設定を持ち込ましたか。まあ、面白いからいいですけどね。
 あれやこれや恋愛が進展する。ここはまあ、「少女の恋のバイブル」少女期ミックですものねえ。
 エジプトの姫、ハトホル・ネフェルトは平装は胸を露わにしている。これが簡略な線ながら、乳首の描く壁ところは描いているから、エロい。アニメが長く続いたら、今どきこれをどうするのだろう。
   「天は赤い河のほとり 27」 篠原千絵:著 小学館少コミフラワーコミックス:発行
 皇太后の」陰謀は今度こそ終わり。最初の敵にして最大の宿敵、次々に強い敵が現れるパターンではないのがいい。
 風呂敷を畳みにかかってるな。諸々決着がつく。
   「天は赤い河のほとり 28」 篠原千絵:著 小学館少コミフラワーコミックス:発行
 結婚式で終わりかあ。まあ、この辺で締めるのが華があっていいのかな。
 その後150年でヒッタイト帝国は国然と姿を消すそうだ。そんなの、ありなんだ。歴史を知りたくなるねえ。
 番外編を3本。
  「原作完全版 コメットさん」 横山光輝:著 光プロ作品・国際放映(株) 講談社漫画文庫:発行
 ページの左端にコメントがあるから、連載雑誌から復刻したのか? それにしては画面が綺麗だ。このコメントがかなり鬱陶しい。当時のマーガレットはこれが標準だったのかな。
 悪くはないのだけれど、少女漫画ではない。おてんばな女の子が主役で、格好いいお兄さんに憧れて、と舞台は女の子用なんだけど、肝心の心情表現が、男が想像した可愛い女の子だ。
 巻末の解説によると、これの第1部完で横山氏は少女漫画の長期連載を終えたそうだ。なんとなく、そうなんだろうなあ、と思う。
  「深夜食堂 � 廖^打槎誅此�著 小学館:発行
 絵柄で食わず嫌いしてたけど、面白いじゃないか。
 場末の人情感が出てしみじみと味わいがある。苦労して不幸になって、金がなくてめしを食いに来る。
 出てくる料理が安物ばかりなのがまたいい。いわゆるヘタウマでリアリティーはないのに、美味そうに見える。
 しかし、この食堂には行かないな。喫煙者だらけだもの。
  「アラバスター オリジナル版」 手塚治虫:著 立東社:発行
 巻末の解説によると、陰湿なテーマを描く手塚先生を黒手塚というそうだ。なるほど、真っ黒だ。
 驚くのはこれが1970年に少年誌、「少年チャンピオン」連載だったということ。後年の大人向けの雑誌じゃないんだ。
 美しいものを憎むアラバスターが、この世の美を次々に破壊していく。作者は嫌っていたそうだが、この徹底した悪逆非道さが面白い。改心したり、人間の情に目覚めたりしない徹底した悪がいい。
 やはり、手塚治虫は偉大だ。
  「続 テルマエ・ロマエ 1」 ヤマザキマリ:著 集英社ジャンプ+愛蔵版コミックス:発行
 再読。面白いのにほとんど話を忘れている。ルシウスは妻のサツキが失踪してから失意の日々を送っている。ローマは繁栄の絶頂期だが、繁栄をもたらしたはずの、ルシウスが愛する浴場は時代遅れとなり、節操のない浴場施設が流行っている。
 温泉で時空を越えて平たい顔部族の浴場で新しい浴場のアイデアを得るパターンは前作のまま。だが、より直球で温泉の効能に皇帝から民衆まで喜ぶようになったと感じる。
 面白い。
  「続 テルマエ・ロマエ 2」 ヤマザキマリ:著 集英社ジャンプ+愛蔵版コミックス:発行
 温泉にまつわる難問が持ち込まれ、その度にルシウスは日本に転生して、既に問題を解決してる温泉を見る。ほとんど日本の本線巡りになっている。このパターンが意外なほど面白い。
 別府のひょうたん温泉は1922年開業だそうだ。最近できた温泉だと思っていた。一度行ってみなければなるまい。100℃の温泉を湯雨竹で45〜50℃まで冷ます。知らなかった。
 役小角まで登場。昔の日本に時代を超えるって、この漫画でありなんだ。

 
  「キングダム 60」 原泰久:著 集英社ヤングジャンプコミックス:発行
 この漫画も長い。60巻で初版発行100万分を達成したそうだ。物凄いね。
 呂不韋が突然に自死。史記にそうあるらしい。なぜ死ぬののか、何となく匂わす程度で、細かくは描かない。こういう漫画の進め方もあるんだ。
 今巻はほとんど楚の什虎城の攻防戦。ひたすら闘いまくる。将軍たちの動きは、いわゆる実況者がいないとわけが分からないだろう。 
  「百姓貴族 9」 荒川弘:著 新書館:発行
 そういや、これが連載されているウイングス誌を見たことがない。くぐってみると少女コミックス誌なんだそうだ。やたらウンコが出てくるこういう漫画を女の子が喜んで読んでるのか。面白いのは性別を問わないのか。
 熊の被害がネタになる。巻末の対談でもあるけど、笑って済ませられる話で抑えてるんだろうなあ。ニュースで死傷者が出てるそうなので、そういうのは読者層を関係なく割けるのだろう。
 『これ(豚丼) おいしく作る秘訣ってあります?』『ありますよ! うまい高級豚肉を使う。』、そりゃ、そうでしょう(笑)
  「深夜食堂 ��」 安倍夜郎:著 小学館:発行
 深夜というより場末感が漂う。割と簡単にくっつく男女は、別れたりよりを戻したり、大喧嘩したり。
 安い食材の料理が、実に美味そう。魚肉ソーセージをそのまま食べるのはいい。皮がついたまま出されて、自分で口で切ってむくなんて食堂がありなんだ。
 バターライスは美味いのかねえ。ご飯にそのまま入れて、作中では30秒ほど蒸らす。これで混ざるのか? それに醤油を垂らす。食堂で出す料理じゃない。それがいいんだな。
 時々、マスターが読者に目線を向けて語りかける。こういうのもありなんだ。
  「キングダム 61」 原泰久:著 集英社ヤングジャンプコミックス:発行
 什虎城、陥落する。過去の経緯に大きなドラマがあるのを、割と簡単に回顧して終わるのがこの漫画だ。例によってどこまでかは史実なのだろう。
 巻末になって、ようやく主人公の信が登場する。といっても、あまり活躍せず、羌かいの縁者、礼との死闘になる。面白いからいいけど、ただでさえ長くなるはずの歴史物が、こういう脇の話でドンドン長くなるんだ。
 それにしても、古代中国だからしょうがないけど、現代日本では使わない漢字の人名がドンドン出てくる。どうやって活字にしてるんでしょうねえ。
  「深夜食堂 �ぁ廖^打槎誅此�著 小学館:発行
 巻末に著者が登場する。『できれば麺類は注文しないでほしかったな……』『どうしてだい、安倍チャン』『描くのが大変なんだよ 麺一本一本描かなきゃいけないから……』
 なるほどねえ。
 さほど上手い絵とは思わないが、出てくる料理はみんな美味しそう。
 インド人にカレーうどんを食わせる。うどんに飽きたと言われて怒った讃岐出身者がうどんを食わせる。二人は結婚してインドでカレーうどん屋を始める。直球のシャレが面白い。
 出てくる人物はたいがい下半身が緩い。くっついたり別れたり。
  「キングダム 62」 原泰久:著 集英社ヤングジャンプコミックス:発行
 秦は六大将軍を復活させる。これ、史実なの? 始皇帝を描いた多くは猜疑心が強い、人を信用しない王なのだが、そういう人物が自由裁量権を将軍に与える制度を認めるものだろうか。この漫画はそうではないから、あまり違和感がないのだが。
 実際には五人しか任命できないってのも、史実なの? この5人が癖の固まりで、大王の命を素直に聞くとは思えないのが、またこの漫画か。
 これはたぶん史記とかもそうなんだろうけど、戦死者が多い。万単位で戦死者が出る合戦がちょくちょく起こる。白髪三千丈の国だから、実際よりも多いのかもしれないけれど、それにしても多い。人口が枯渇しないのが、中華の大きさでしょうねえ。
  「深夜食堂 �ァ廖^打槎誅此�著 小学館:発行
 相変わらず安いけれど美味そうな料理が続く。サンマの蒲焼きは缶詰って、むかし飲み屋で実際に食べたなあ。
 惚れっぽい女がいて、女好きの男がいて。出会って別れて、喧嘩したり仲直りしたり。ほのぼのと言うにはハードな人生経験なんだけど、絵柄のせいでしょう、しんみり読める。
 
  「こちら葛飾区亀有公園前派出所 第199巻」 秋本治:著 集英社ジャンプコミックス:発行
 2016年6月8日第1刷発行。10年前か。あまり時代の流れを感じない話が多い。両さんが東京オリンピックで儲けようとする時事ネタが面白い。『オリンピックとつくと補助金が出やすい』、終わった後は不正で大問題になったのを知ってると、強烈な嫌みに聞こえる。
 やはり、「こち亀」は連載で読みたい。
  「深夜食堂 �Α廖^打槎誅此�著 小学館:発行
 トマト巻きは食べたことない。トマトは苦手だけど、焼くと甘みが出るだろうから、豚バラでまくと油と合わさって美味いのかもしれない。この漫画は安くて美味そうな料理ばかりで楽しい。
 ゲソ揚げが食べたくなってきた。
  「深夜食堂 �А廖^打槎誅此�著 小学館:発行
 男と女がくっついたり離れたり、割とサクサク描かれているのがいい味を出している。
 出てくる料理がどれも上手そうでいい。いま気が付いたけど、料理の作り方がほとんど描かれていない。大体は誰もが知っているような安い料理だからというのもあるだろうが、それで美味そうなのだから、絵が上手いのだろう。この漫画もグルメ漫画に入るのかな。
 カバーにも描かれているお子様ランチがいい。
 それはそうと、目次にもない章の扉に柱時計と時刻が出てくるけど、何か意味があるのだろうか。
  「キングダム 63」 原泰久:著 集英社ヤングジャンプコミックス:発行
 予想以上の大勝で制御できぬほどの捕虜を得てしまった。秦は趙軍10万人の首を切った。と、史記にあるそうなので、そうなのだろう。ほとほと、中国はスケールが大きい。
 それに大王、政が怒ったのは、史実なのかこの漫画の創作なのか。
 次巻、決戦。期待大である。  
  「こちら葛飾区亀有公園前派出所 第198巻」 秋本治:著 集英社ジャンプコミックス:発行
 やはり「こち亀」は面白い。
 分冊の本で戦艦大和、ありましたなあ。実際の「戦艦大和を作る」は1/250だから、もっと大きな1/200プラモデルがある。作中ではその10倍の1/20ときた。大和ミュージアムの半分か。これは笑える。と思ったら、更に凄いネタを突っ込んできた。
 漫画ってのは、このくらい馬鹿馬鹿しいことやらなきゃね。
  「キングダム 65」 原泰久:著 集英社ヤングジャンプコミックス:発行
 秦の趙への侵攻が続く。中華統一の理想を掲げているけど、攻め込まれる方は「侵略者を撃て」となるのは当たり前。その当たり前をちょこちょこ入れるのがいい。
 攻め手の桓騎(お、変換できた。一太郎、偉い)が残虐非道で、盗賊上がりの兵は略奪を楽しみにしてるって連中。それでも目的を貫こうとする大王・政ってのは、相当な意思の持ち虫であろう。
 この描き方が面白いし、人気の理由なんだろう。
  「キングダム 66」 原泰久:著 集英社ヤングジャンプコミックス:発行
 周到な李牧の策に絶体絶命の秦軍、信は右翼から左翼に前線を横断して包囲網の突破を図る。毎回のことながら、死屍累々。兵の補充が利くのが中華の恐ろしさであろうか。
 李牧が言う桓騎将軍の弱点とは、正攻法の戦い方を知らないこと。なるほどなあ、この辺の理詰めはいかにも中国っぽい。
 包囲される中、何も動かなかった桓騎が取った陣形は十字型。もしかして車掛かり?
  「キングダム 66」 原泰久:著 集英社ヤングジャンプコミックス:発行
 十字型の布陣は趙軍の動きが鈍い箇所を探るための計略だった。ううむ、理にかなっているような、無茶苦茶のような。これはどこまで史実なのだろうか。
 飛信隊は敗走しながら宜安城を落とす。その前後に桓騎の幼少期が語られる。こんなのアリなんだ。
  「キングダム 68」 原泰久:著 集英社ヤングジャンプコミックス:発行
 赤麗場を死守しようとした壁将軍の部隊は、住民が井戸に毒を入れる策で全滅する。例によってどこまで史実かは分からないけれど、凄まじい殺し合いが続く。
 李牧耐桓騎の死闘はついに決着か? と思わせて話を引っぱる。
 それはそうと、この漫画で字を横に書くと左から右にしている。逆じゃないの? それとも、この時代の中国は後の日本とかと違って左から右なの? あるいはそんな考証は無視して、分かりやすさ優先なの?
  「こちら葛飾区亀有公園前派出所 第197巻」 秋本治:著 集英社ジャンプコミックス:発行
2015年の連載。東京コーヒーはこの巻だったか。コーヒーベルトのギリギリに沖ノ鳥島ある、って。くぐってみたら北緯20度25分、本当にちょっと外側なんだ。現実にはコーヒーの栽培は無理なんだろう。けど、そこは「こち亀」、強引に栽培してしまう。ギャグとはいえ、考証に手を抜かない。
 さすがです。
  「紫電改のマキ 1」 野上武志:著 秋田書店チャンピオンREDコミックス:発行
 女子高の通学に爆撃機を使う。縄張り争いで隣接の高校の戦闘機が攻撃してくるから、護衛の戦闘機を飛ばす。そうだった、そういう無茶苦茶な設定だった。
 「紫電改のタカ」の最後の舞台が大分だから、この漫画のヒロインのマキは大分弁を話すんだった。これが微妙に違う言葉なのが、イラッとくる。そうだった、思い出した。
 最初の頃の絵はぎこちないのは忘れていた。
  「こちら葛飾区亀有公園前派出所 第193巻」 秋本治:著 集英社ジャンプコミックス:発行
 2014年掲載の携帯電話の変遷の話は、10年以上経つとそれ自体が歴史的な話だろう。ガラケーがもうすぐ使えなくなる時代の話か。新しいスマホなんか知らないから、わからないけど。
 艦これが流行りだした頃にラジコン戦艦の話。ムキになって勝とうとする両さんがいい。
  「漫画家たちの戦争 引き揚げの悲劇」 村上もとか、ちばてつや、石坂啓、巴里夫、矢島正雄・広兼憲史、おざわゆき、望月三起也:著 金の星社:発行
 昭和20年8月、日本の敗戦で旧満州の日本人は酷い目に遭う。このパターンの身かと思ったら、ソ連が攻めてくるのがあった。あと、シベリヤ抑留漫画もあるけど、それは引き揚げではないだろう。
 と思ったら、望月三起也さんの「最前線」が最後に収録されていた。これはアメリカ軍の日本人二世部隊がドイツと戦う話だろ。学校を守ろうとする先生と生徒が親衛隊と戦闘になるって、引き揚げじゃないよねえ。漫画としてはフィクションだから一番面白いけど。
 他のは悲惨すぎて正視に耐えない。だからこそ残すべき漫画なのだが。
  「紫電改のマキ 2」 野上武志:著 秋田書店チャンピオンREDコミックス:発行
 女子高生が対戦中の兵器で戦う。学校ごとに国別の装備でそろえる。死ぬような戦闘してるのに、ほとんど無傷で活躍する。
 ほとんどガルパンです。作者もガルパンのキャラクター原案だし。
 けど、この漫画は面白くない。態とらしく太ももを強調したポーズの女子高生がステレオタイプの台詞を吐くことか、悪い意味でのオタク趣味が鼻につく上にストーリーの繁栄されていないというか。
 二式戦鍾馗の二人組が、最初は敵対しているけど仲間になる。態とらしいと感じてしまう。
  「紫電改のマキ 3」 野上武志:著 秋田書店チャンピオンREDコミックス:発行
 B29の爆撃まで出てきた。普通、死人が出るよねえ。もしかして、これギャグ漫画だから、銃撃されても吹き飛ばされても死なないの?
 爆弾代わりにぬか漬けの大根で爆撃したら、お返しに米俵で爆撃する。笑うべきところなんだろうけど、笑えない。
  「紫電改のマキ 4」 野上武志:著 秋田書店チャンピオンREDコミックス:発行
 胸の大きな女の子が入浴して、女の子たちからうらやましがられるのが3巻。4回は大きく胸の空いたドレスを着用するサービスに続く。しかしこの漫画は、人物を描くのが下手では無いけれど、態とらしいアングルの割には女の子のエロさが足りない。
 敵はイタリアの装備。そんなに強いの? とかを深く考えちゃいけないんだろうな。
  「紫電改のマキ 5」 野上武志:著 秋田書店チャンピオンREDコミックス:発行
 女の子の顔が馴染めない。絵が下手ではないのだろうし、デッサンが狂っているのはさほどではないのだろうが、どうにも気持ち悪い。何が悪いのか分からないんだが、この表情の付け方は嫌い。
 相変わらずの意志薄弱の空戦が続く。大戦機でファンが多いであろうドイツ機が騎士団の扱いで登場ってのは、いかにもの設定を喜ぶべきなのだろうか、どうにも弱い。
  「紫電改のマキ 6」 野上武志:著 秋田書店チャンピオンREDコミックス:発行
 謎の雷電を操縦するのは赤いランドセルを背負った小学女子。自分で残骸を修理したそうだ。まあ、いいですけどね。この世界でも飛行機免許はあるそうなのだが、その辺も言うだけ野暮なんだろう。
 雷電は西郷隆盛の薩摩弁だそうです。まあ、作者のイメージだそうで、いいですけどね。
 ここまで読んでやっと気が付いた。パイロットが女子だから、それを乗せている飛行機は男にしてるのね。いやまあ、単純でいいですけどね。
  「キングダム 63」 原泰久:著 集英社ヤングジャンプコミックス:発行
 急な山を登って攻めようとすると、上から石を落とされる。それを避けるためには更に急な山に回り込む。並の兵なら登れないが、鍛え上げられた飛信隊の歩兵なら可能になる。こういう単純な話もありだな。
 早いだけでなく妙な動きに翻弄される。想い矛をやめて剣で戦う。これまた単純な話だが、それを押し通すと漫画になる。
 いつものごとく死屍累々。ほんと、中華はこれでよく滅びなかったものだ。白髪三千丈の国とは云え、スケールが大きい。
  「紫電改のマキ 7」 野上武志:著 秋田書店チャンピオンREDコミックス:発行
 ドイツっぽい騎士団が西東京の秩序を守るために、飛行する者はすべて墜とすと宣言する。この漫画のリアイリティーレベルはどうなっているのか、読みながら頭が混乱する。
 大戦中の飛行機が描かれているのを喜ぶ、かつミススカートの制服美少女が空を駆けるのに鼻の下を伸ばすオタクに徹しないと、面白さが分からないんだろうな。
 それにしてもこの漫画、撃墜された飛行機がすぐに修理される。部品をどんどん交換しろって。小学生が部品を買い揃えてレストアするぐらいだから、対戦中の飛行機の部品が自転車のパーツ以上に安価で大量に出回っているんだろうな。しかし、その割には登場する飛行機の数が少ない。ってなことも、考えちゃいけないのだろう。
  「こちら葛飾区亀有公園前派出所 第192巻」 秋本治:著 集英社ジャンプコミックス:発行
 2013年47号掲載はガルパンが映画化のころの連載か。『ガルパンが流行ったのは驚きましたね。「メカ+美少女物」はことごとく外れてましたから(笑)。』。そう言われてみればそうなのか。
 プラモのネタはやはり濃い。でも、一般人が分かるように手綱を緩めているように感じる。チラチラと出てくる聞いたこともない戦車、作者が本気でマイナーな戦車を語り出したら、ほとんどの読者がついて行けなくなるだろう。
 3Dプリンターで美少女モデルを作る話も楽しい。
  「キングダム 69」 原泰久:著 集英社ヤングジャンプコミックス:発行
 桓騎死す。引っぱるだけ引っぱっただけのことはある、主要な手下のほとんどが討ち死にする重厚な話。最後まで、逆転があるのではないかと思わせる。
 六大将軍の最強と10万の兵を失った秦の次の戦略は韓への使節派遣。ここで韓非子が登場する。歴史が動き出したように感じる。なにせ有名人だ。
 秦王政は厳格な法治主義をしいて、なおかつこの漫画では人間くささを貫けるのか。
 ところで、この時代の中国は言葉がどのくらい通じていたのだろうか。まさか、中華はずべて同じ言葉ではあるまいし。
  「キングダム 70」 原泰久:著 集英社ヤングジャンプコミックス:発行
 秦王に評価され、招かれた韓非子は服毒自殺する。軽くくぐってみたら、これは史実らしい。脚色はどこまで事実なのかは知らないが、面白い。派手な戦争よりも、こういう情報戦を絡めた人間ドラマの方が面白いのではないか。作者はこういう駆け引きも描けるのか。驚いた。
  「こちら葛飾区亀有公園前派出所 第191巻」 秋本治:著 集英社ジャンプコミックス:発行
 2013年の連載。アベノミクス、サクラサイト、DJポリス、歩き携帯と時事ネタが散見される。その時の流行をあり得ないんだけどリアルに拡大して面白くする。
 やはり「こち亀」は連載で読みたい。
 
  「紫電改のマキ 8」 野上武志:著 秋田書店チャンピオンREDコミックス:発行
 紫電改を修理した。他のパーツはそんなことないけれど、プロペラの新調でお姉言葉になった。この辺の感覚がどうにも理解出来ない。だいたい、プロペラって職人芸なの?
 騎士が東東京統一にこだわる、零観のOGが恐ろしく強いとか、ドラマは盛り込んでいるのに面白くない。表情の描き方のヘタクソで感情移入できないのが大きいと思う。

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