ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

今日読み終わった本報告部コミュの小説5

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
 どなたも次のトピックを作成されていいないようなので、僭越ながら作らせてください。

コメント(62)

  「ハヤブサ消防団」 池井戸潤:著 集英社:発行
 ハヤブサは地名なんですね。田舎の集落だと住人が消防団に所属する。最後にそれの意味が発揮される。
 後半、特にオチはやや強引かな? ミステリは物理的に不可能でなければ、少々心情描写に無理があっても問題ないのかな。
 
『ゴブリンスレイヤー12」 著者:蝸牛くも 発行:SBクリエイティブ
 読み始めてから、既読だと思い出した。けど、内容はほぼ忘れている。まあ、その程度の内容ということだろう。
 存在しているかどうかの禅問答とか、前は面白く読んだと思うのだが、今回はそうでもない。
 ラノベは人気があると長くなるから、こういう巻もあろう。
  「ガチャガチャの経済学」 小野尾勝彦:著 プレジデント社:発行
 正確な統計ではないものの、ガチャガチャ市場は610億円に成長しているそうだ。そう云われてみれば、色々なところでガチャガチャの販売機を目にするし、種類も多い。
 20年ぐらい前の、フィギアがまだ彩色される前はアニメキャラのとか、そこそこ買ってたなあ。段々と高度化、細分化していくに従って興味を失っていったけど、世間はその逆らしい。
 これからは更に、ヒットするには面白いアイデアが求められる、ということらしい。
  「わたしの幸せな結婚」 顎木あくみ:著 富士見L文庫:発行
 富士見ってKADOKAWAの中になってたのね。ラノベ業界も大変だなあ、と今更に思う。
 それはともかく。アニメで気になっていたので読んだ。美世は名家の生まれだけど、虐待されて行儀作法や教育を受けさせてもらってないとか、アニメより分かりやすい説明があるのは助かる。
 この小説はざっくりまとめると、虐げられて引っ込み思案になった美少女が、優しい美青年に愛されて自分を取り戻していく、となろう。そんな少女漫画黎明期のようなベタなのを今どき、と思いつつ、読みやすさもあって引き込まれる。
 心情表現が共感しやすいからだろう。
  「高速戦艦「赤城」1 帝国包囲陣」 横山信義:著 中央公論新社:発行
 史実では戦艦として建造されたのが空母に変更された「赤城」が、戦艦として建造されたとしたらどうなるか? 荒唐無稽な架空戦記を成り立たせるための史実の改変が凄い。
 軍縮条約がワヤになって戦艦の建造が可能になるのは必然として、周辺国の変動が凄い。ソ連は反乱が起きて赤軍はワヤになってスターリンは行方不明、ドイツはミュンヘン一揆でヒトラーが死亡。あおりを喰らって日英同盟は堅持されたまま。ここまでやって、アメリカの大艦巨砲主義と日本の航空主力主義が対抗しうる。
 派手な海戦よりも、こういった世界情勢の方が興味深い。
  「「宇宙戦艦ヤマト」の真実 −いかに誕生し、進化したか」 豊田有恒:著 祥伝社:発行
 ヤマトのSF設定の作られた方は興味深い。
 かなりの分量で西崎義展プロデューサーの悪口がある。よほどひどい目になったんだろうなあ。
  「お役所仕事が最強の仕事術である」 秋田将人:著 星海社:発行
 保育所を民間委託するのに住民説明会を開くが、反対意見が強くて事業が進まない。ではどうするか? そうなんだろうけど、搦め手というか、有効なんだろうけど、取りようによっては姑息な手段だとも思える。
 そうでもしないと公共の仕事は動かないのかと思うと、世の中こんなでいいのかと、気が塞いでくる。
  「高速戦艦「赤城」2 「赤城」初陣」 横山信義:著 中央公論新社:発行
 戦闘描写で距離や角度の数値が細かいこと。知識が無くて確認出来ないのだけれど、たぶん艦艇や航空機の動きは合っているんだろう。それに加え、将兵の氏名が細かく出てくる。これも、その時期の部隊編成や階級は合ってるんだろうなあ。
 そこまでの考証が必要なのか、とも思うけど、史実では空母になった「赤城」が戦艦である架空戦記を成立させるためには必要なんだろう。
 米軍の方が戦艦の戦力は圧倒時に優位という状況で、緒戦は日本軍が優性ってのは面白い。史実では泣きたくなるほど失策続きの日本海軍が、本作では頑張ってます。こうなると先が読みにくい。
  「小説家になって億を稼ごう」 松岡圭祐:著 新潮新書:発行
 「万能鑑定士」等のベストセラーの作者が説明する小説の書き方は、成功者なだけに説得力がある。
 受ける小説が書けるものかとも思いながら、失敗した場合の対処もちゃんと書いてあるのに納得がいく。
 それに留まらず、編集者や出版社との付き合い方、映像化された場合の対応、確定申告にまで話が及ぶ。
 なるほどなあ、と思う。
  「晴れ、そしてミサイル」 渡部陽一:著 ディスカヴァー・トゥエンティワン:発行
 戦場カメラマンの渡部氏が見聞きしてきた戦場の実態を通じて、平和についての考えを綴ったもの。
 日本の得意技は白黒つけないでいること。それでギリギリの一線を越えずに戦争を避けていく。自民党が強権を発動して憲法改正しても、すぐに戦争になるわけではない。その次のデットラインを探って戦争を避ける。
 際どい方法だけど、説得力がある。
 テレビのバラエティーに出演すると、ほとんどお笑い芸人のあつかいで、渡部氏の真摯な考え方が伝わらない。家族を大事にするとか、戦争でも日常の生活があって、むしろそれが大半だとか、もっと伝えられるようになるといい、と思う。
  「神の呪われた子 池袋ウエストゲートパーク�将宗廖\佚聴疥鼻�著 文藝春秋:発行
 人気シリーズの19冊目。次々に時節ネタを取り上げる石田さんの取材は大したものだと思う。宗教二世、子供食堂、推しのアイドルの個人情報流出。だから、いい加減パターンではあるのだが、話が尽きない。
 長いことやってるから、マコトもタケシもガキとはいえないいい年になってるはずだが。まあ、そういう突っ込みは野暮ですな。
 
  「ヘルメス」 山田宗樹:著 中央公論新社:発行
 小惑星が地球に落ちてくる。そこから生き延びるには地下深くにシェルターを建設する。
 大がかりな舞台装置よりも、そうなったら人はどういう言動をするのかがリアルで引き込まれる。
 小惑星が地球に激突するか、軌道が分からないってのは、科学的にどうなんですかねえ。
  「大正浪漫 YOASOBI『大正浪漫』原作小説」 NATSUMI:著 双葉社:発行
 百年の刻を越えて文通する二人の恋、ってのは確かに浪漫だ。大筋は悪くはない。
 とはいえ、大正時代の手紙が減災の中学生に判読できるものなのか。漢字は旧字、旧仮名遣いで、仮名はカタカナかもしれない。
 そういう設定の甘さをつくのは野暮ではあろう。が、気になって楽しめない。
  「物語の種」 有川ひろ:著 幻冬舎:発行
 コロナ禍で外出できない時期に、読者から寄せられてお題で小説を編む企画で出来上がった短編を集めたもの。
 キツイ時期だからエンターテイメント性が強い、楽しい話にする心意気に共感する。なるほど、面白くて憂さを忘れるような話だ。
 とはいえ、読みにくい。固有名詞を設定せず三人称を主語にしているのに、心情説明は主人公の観点だから、「「彼女」って誰よ?」になる。まあ、慣れたら、そうまで苦ではないけれど、日本語としてどうなのよ?
 「恥ずかしくて見れない」。あとがきで、ら抜き言葉は方言として昔からあるとの主張はそのとおりではある。とはいえ、作中で説明してくれないと引っかかるなあ。
  「日本一の農業県はどこか 農業の通信簿」 山口亮子:著 新潮新書:発行
 交付金でコメ作を維持してきた結果、零細で儲からないな農家が農業を続けることになり、農地の集約が進まず、農業が衰退していった。
 自民党は票田の農家が喜ぶ米の買い取り制度を続ける。
 農林水産省は食料自供率の向上を理由に財務省から予算を取る。取った予算でやってるのは交付金のばらまきで、農業は衰退する。
 まあ、大体そんなもんでしょう。都道府県の都合の良い発表だけだと実態は分からないと書きつつ、疑ってかかる姿勢が弱いし、思慮も足りないとは思うが。
 「本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられません 第五部 女神の化身�将供廖々畄酥�夜:著 TOブックス:発行
 完結しました。本編通巻33巻、10年と、長すぎる気もする。けど、いつまでも完結せずに、いつの間にか消えているラノベが多い昨今では、完結自体が偉いともいえましょうか。
 ただ、最終刊は多くなったキャラクター(もはや、誰が誰だか名前だけだと分からない人物が多数)の落ち着き先を書くのに奔走し、文章が長い割にはイベントが少ない。まあ、それでも読めてしまうから、作者は大したものだ。
 最後は落ち着くべき所に落ち着きました。後書きによるとこの結末は(最初から?)考えていたそうで、だとしたら大した構成力です。
  「MI6英国秘密情報部 スパイ秘密読本」 レッド・ライリー:著 木下薫:訳 原書房:発行
 普通に出版して、著者は仮名ながら略歴まで記載しておいて、「秘密」はないだろ。これも本編と同じく、イギリス流のユーモアなのかな。
 面白い。ヘリコプターで潜入する際の留意点とか、普通に生活していれば、まず役に立たない知識に混じって、毒蛇への対処とか、一般人にも意義のある項目がある。
  「ガメラ監督日記完全版」 金子修介:著 小学館クリエイティブ:発行
 日記というよりは経緯をまとめた読み物になっている。面白い。
 ゴジラを監督したかったのが、ガメラの声がかかる。引き受けたものの、あれこれ問題が起こる。脚本の伊藤氏、特撮の樋口氏と、優秀な人材を得たものの、低予算に苦労する。平成ガメラは面白かったけど、興行的にはさほどの成功ではなかったのか。
 
  「腐ったテレビに誰がした? 「中の人」による検証と考察」 鎮目博道:著 光文社:発行
 テレビ朝日の報道部から、アベマテレビの立ち上げなどに関わった著者の記述は実体験が元になっているから説得力がある。
 発行は2023年2月。昨今のテレビは面白くなく、ほとんど見なくなっていたけど、ここまで酷い状況とは。報道はまともに取材できない。制作費はない。ブラックな労働環境と旧態依然として仕事をしない年寄りのおかげで有能な人材はやめていく。
 落ちるところまで落ちたら、少しはまともになるのかな?
  「塞王の楯」 今村翔吾:著 集英社:発行
 面白い。592ページある本を、ほとんど続けて読み切ってしまった。
 時代劇っての昔を扱っているようで、実は現代人の心情を反映していると思う(遠い未来を扱うSFもそうだけど)。この本の場合は戦国時代末期に、戦をなくすためにはどう責められても崩れない城の石垣を作ろうとする穴太集と、どれほどの城壁も粉砕する砲を互いに持てばお互い攻められないから戦はなくなると考える国友集の切磋琢磨を描く。この感覚は平和を享受している現代の日本人だろう。戦乱で人死にが日常茶飯事の戦乱の世ならば、たぶん違った「常識」になるだろう。
 まあ、そんなことは関係なく、信頼しあってると云ってよい敵対、駆け引き、使命感、情熱に引き込まれる。構成もうまい。
  「ビブリア古書堂の事件手帖�検 組盪劼燭舛鳩僂�れる道〜」 三上延:著 メディアワークス文庫:発行
 今回のお題は夏目漱石。短編集「鶉籠」を、恥ずかしながら知りませんでした。今でも復刻版が売られているんですねえ。
 鎌倉文庫(これも恥ずかしながら知らなかった)に初版本、しかも漱石の蔵書があったというのは、この小説の創作なんだろうけど、考証が細かいから違和感が薄い。
 これに3代の女の子が、三者三様に絡んでいく。話がうまい。面白い。
  「夏目家のそれから」 半藤末利子:著 PHP研究所:発行
 著者は夏目漱石のお孫さん。母は漱石の長女筆子さん、父は漱石の弟子で「漱石の思いで」(夏目鏡子:著)の筆記者である松岡譲さん、夫は歴史探偵で昭和史研究者の半藤一利さん。こう並べるだけで凄い。
 夏目家に関するこれまでの随筆をまとめ、一利氏の死後のことをあとがきに加えたもの。新味はないが、まとめて読むと感慨がまた違う。
  「田舎ビジネス『イナビジ』のススメ 〜”ドラゴンボール世代”の新しい働き方〜」 林直樹:著 カナリアコミュニケーションズ:発行
 鳥取で確約する著者が、地域で成功したビジネスの事例を紹介し、その心構えを説明する。
 今は都会よりも田舎の方がビジネスチャンスがある。成功事例を元に語ると説得力がある。『スタバはないけどスナバはある』で名をはせた鳥取県。鳥取市にスターバックスは出来たけど、著者が住む倉敷にはまだない。だからカフェは競合しない。
 そりゃそうだ。けど、田舎だからお客さんも少ないだろう。との疑問にちゃんと答える。地域密着型って奴ですね。
  「求人広告をしても募集がない採用できない会社に欲しい人材が集まる方法」 現代書林:発行 関根コウ:著
 長いタイトルだ。表紙には更に、「他社よりも条件が悪くても、広告費が0円でも、採用できる」とある。
 今はどこも人手不足だから、求人募集しても人は集まらない。それを打開するには工夫がいる。この長いタイトルも、注目してもらうための手段で、そういう、成る程と思う手段が並べられている。
  「トヨタの子」 吉川英梨:著 KADOKAWA:著
 トヨタ車が大嫌い、というか運転は危険で気持ちが悪くなる。よくこんな酷い車を売れるなあ、と思う。
 そう言う私読んでも面白いのだから、これは良い小説なのだろう。豊田佐吉から現代に至るまでのトヨタ社長の歴伝、というか時空を越えた――分類するとSFになるのかな。
 日本の自動車創設時に、軍の意向に沿わねば製造できなくなるのでトラックを作らざるを得ず、無理を重ねるものだから酷いものになる。時代や状況はまったく違うけど、ホンダが四輪製造に参入する際に、やはりトラックを作らざるを得なくなったのと同じなのが面白い。この小説ではトヨタに同情的な書き方だけど、豊田は嫌いだと思う、ホンダの方が確信犯で曲がらない止まらない無茶なトラックを作ってるのに、ホンダだからしょうがないなと苦笑いする。あっ、やはり、ひいき目の偏見がある。
  「サイバースペースの地政学」 小宮功一郎・小泉悠:著 早川新書:発行
 知らないことだらけだ。千葉に大規模なデータセンター群がある、通信のほとんどは海底ケーブルを使っており衛星中継は極一部、エストニアはソ連崩壊後にロシアから離れるべく通信網を整備してきた、等々。
 通信を廻っての国際競争は激しく、多額の軍事気も投入されている。海底ケーブルはもろい。
  「2028年 街から書店か消える日 識者30人からのメッセージ 本屋再生!」 小島俊一:書 プレジデント社:発行
 近所でも書店が次々になくなっていく。本屋が儲からずに閉店するのは、単に本が売れなくなったからだけでなく、再販売開示制度と委託制度で時代の変化に対応してこなかったから、だそうだ。
 説明はあるのだが、すんなり頭に入ってこない。
  「モノ」 小野寺史宣:著 実業之日本社:発行
 面白くない。
 モノは東京モノレール。モノトーン、モノラルや、ミニマリストと重ねている。東京モノレールに勤める複数の登場人物たちの日常を描く、分類するとお仕事小説になるのですか。
 日常を描くから、大事件は起こらない。深夜ドラマにモノレールが取り上げられるところから始まるので、強行軍のドラマ作りと忙しい通常業務とのドタバタが描かれるのかと思ったら、ほぼドラマはなし。リアルと云えばリアルだけど、エンターテイメントして、それはいかがなものか。さりとて純文学的に心情や哲学が描かれるわけではない。読んで退屈である。
 取材で仕入れたらしいモノレール業務のウンチクは興味深いが、それだけ。
 実につまらない小説だ。
  「探偵 明智小五郎 江戸川乱歩傑作選」 江戸川乱歩:著 本の泉社:発行
 D坂殺人事件、心理試験、黒手組、幽霊、屋根裏の散歩者、何者、凶器、月と手袋、を収録。
 少年向けに書き直された「心理試験」以外は読んだことがないことに気が付き、読んでみた。――「心理試験」以外は面白くない。無理もない、大正時代の小説だから、長い間に手垢をつけまくられ、トリックや仕掛けに珍しさがなくなってしまっているのだ。逆に云うと、それほどネタにされるほどに、これらの小説蓮くれている、と言うことだろう。
 犯行を先に書いて、完璧に見えるトリックを探偵がどう崩していくかの形式を「倒叙(とうじょ)探偵小説」と云うのですか。

ログインすると、残り33件のコメントが見れるよ

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

今日読み終わった本報告部 更新情報

今日読み終わった本報告部のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。