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シモーヌ・ヴェイユコミュのシモーヌ・ヴェイユの科学について

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「科学について」これは誰かの編集で日本語版が出たのかもしれませんが、みすず書房から1970年代半ばには出版されていました。兄のアンドレ・ヴェイユに、連続な確率分布という概念が出来ていたのにどうして量子論が離散的なエネルギー量子を持って出てきたのか? という質問の手紙を出しているのですが、残念ながら兄のアンドレ・ヴェイユの返事は収録されていません。なかなか好奇心旺盛な哲学者ならではの質問だなと思いました。これを歴史的に解きほぐすということは必要ではないか、と30年近く思ってきたのですがいまだにそのようなものは出ていないようです。

コメント(12)

これを物理学科の学生の量子力学入門の試験問題にしてあげると面白いでしょうね。レオンハルト・オイラーの弦の数学的取り扱い方から・ボルツマンの発想法・エネルゲティクの立場にあったマックス・プランクがどのようにして、ヴィーンの熱力学的発想法とボルツマンの方法を取り入れて、エネルギー量子にたどり着いたか・全面展開をすることになるのかもしれません。
 そうすれば、シモーヌ・ヴェイユは納得したでしょうか。?
シモーヌは、兄にいつもコンプレックスを持っていたんだそうですね。
サルトルたちは立場がないね。
 どうでしょう。そういう問題でもないのではないですか。?
日本にシモーヌ・ヴェイユを紹介したのはサルトルでした。1967年に日本に来たときでしたでしょうか。ボーボワールの『女ざかり』にシモーヌ・ベイユの話が出てきますよね。
 発想法の違いと言えばいいんじゃないでしょうか。
フランスの劇が、渋谷のジャンジャンで10年位前にありました。
そのときの吉本隆明さんの講演です。
<コンプレックス
なるほど。吉本隆明さんですか。この兄妹の尊敬とコンプレックスは他者が立ち入れない何かを感じてしまうのです。それだけ妹の方が独立心が強かったという気もするのですが。兄は数学者ですし、ブールバキの創立メンバーでもありますし、領域は違うのですがね。
大 さま
ジャンルが違ってもコンプレックスを持つなんてざらにありますよ。背が高いとかでさえ。
わたしは詳しくはないのですが、「重力と恩寵」のところをどのように読んでいますか?
ずっと気がかりですので。
大様
全集が倉庫にあります。
数式のところ見て見ますね。
数式のところは、名前の羅列でよくわかりません。
ヴェイユそのものに、興味があってりっぱなお兄さんのことはしりませんでした。フランスのヴェイユ劇団も生い立ち(フランス語でした)から、兄との葛藤にはふれませんでしたね。
赤い処女と言われた時代、ぺラン神父との関係が・・・・入信しないので複雑に見えました。

わたしはヴェイユは自死だと思っています。
ええ。そこは同意しますね。『重力と恩寵』ちょっと待って下さい。もう二十年以上見ていないのです。手元にも今はありませんし。「自己否定」といった方が良いような気はするのです。
アンドレ・ヴェイユの傲慢さというのは問題になったことがあるのです。ヴェトナム戦争の頃でしたが、同僚の宗教社会学者を攻撃して自殺させているのですね。確か。シモーヌ・ヴェイユからは想像もできない行為です。
 この本も今は手元に無くなってしまいましたが、アンドレ・ヴェイユの伝記がシモーヌ・ヴェイユの研究家が翻訳されています。シモーヌ・ヴェイユの全集が出ているのですか。? 数学的な話も載っているのですね。カイエぐらいしか見たことが無いので、見てみたいですね。
図書館で見つけましたのでこの本の書誌的なことを書いておきます。デカルト論はノルマルの卒業論文ですね。
 <<Sur la Science>>par Simone Weil,Edition Gallimard,Paris,1966. 日本語訳版『科学について』1976年、みすず書房、福井純・中田光雄共訳、
・デカルトにおける科学と知覚
・科学について
 ある同志への手紙
 数学教育
 アランの手紙への返事
 ある学生への手紙の断片
 科学とわれわれ
 科学の未来
 量子論についての省察
 A.W.への書簡および書簡草稿からの抜粋
 A.W.への書簡からの抜粋
・断片(科学)
 ギリシャ科学についての夢想
 波動力学について
 断片
 新科学の基礎について
 新科学の基礎について(異本)
解説 
 以上の構成です。

 
 ふと思い出しましたので、シモーヌ・ヴェイユの兄へのコンプレックスの話は、吉本隆明が言い出したことではなくて、1968年の時点で書いたものがありましたね。スペインへ行っている時の服装の写真が表紙にある本でしたが、東北大の仏文の人が書いた本でした。日本語で読める最初のヴェイユ論でしたが。フランス語の全集を読まれているかたは、彼女自身が自分で言っている部分を知っていらっしゃいますか?
 教えて頂けると幸いです。
 
大 さま
「吉本隆明が言い出した」とは言っていません。
そう説明していましたとことまでで。

ヴェイユの本たくさん出ていますね。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/search-handle-form/250-2384101-7406627
大変参考になりました。
全集は人文書院から出ていたと思います。

彼女の神学への傾斜が、少しわかりそうな気がしています。

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