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高齢者情報コミュの経験、資格より相性

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経験、資格より相性

認知症ケアの原則の中でも、私が最も大切だと思っているのが「一人ひとりの関係づくり」である。なぜなら、人は、最後には人とのかかわりによって落ち着くと思うからだ。

人間関係が大切だ、ということに反対する人はいない。でも、私が言いたいのは「認知症の老人に優しく接してあげなさい」ということとは少し違う。もちろん、優しくないよりは優しいほうがいいのだが、認知症の老人が求めているのはそれほど単純なことではないのだ。

まず、認知症の老人が、どんな人のどんな接し方で落ち着いて笑顔を見せるかを観察してほしい。逆にどんな人がどうかかわると表情が険しくなるかも見てほしい。

どんな人で落ち着くか、老人一人ひとり、みんな違うことに気づくはずだ。資格を持っているかどうか、経験があるかないかは関係ない。関係あるのは相性だけなのだ。

もちろん、かかわり方もいろいろだ。優しく丁寧に接すると喜ぶ老人はもちろんいる。でもそれでは嫌がる人もいるのだ。なかには、少々乱暴な言葉遣いでかかわった方がいい人だっている。
つまり、どんな人がどうかかわればいいかは、一人ずつみんな違っているのだ。だから、それは認知症の老人に決めてもらえばいいのだ。相性が合わない老人にはどうすればいいだろうか。相性のいい人と代わってもらおう。私はなるべく目を合わさない。これが、いろんなスタッフがいる大きな施設のいいところだ。

(三好春樹=「生活とリハビリ研究所」代表)

読売新聞
2007/6/5
YOMIURI ONLINE 医療と介護  介護・老後
★http://www.yomiuri.co.jp/iryou/kaigo/kokoro/20070605ik14.htm

コメント(19)

SilverTreeさん

 「私が最も大切だと思っているのが「一人ひとりの関係づくり」である。なぜなら、人は、最後には人とのかかわりによって落ち着くと思うからだ。」

「人とのかかわりによって落ち着く」これは貴重な証言ですね。認知症でなく健常者でも原理は同じだと思います。
生涯青春会のHP(私の好きな詩・語録 2)に次の言葉を引用してあります。


人は、人と人のつながりの中で生きていく生き物である

                  哲学者スピノザ
http://www.enpitu.ne.jp/usr3/bin/day?id=30290&pg=20060319

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


コミュニケーションで、一番大切なことは、
相手が口にしていない言葉を聞き分ける力である
                                   
                ピーター・ドラッガー       
http://www.enpitu.ne.jp/usr3/bin/day?id=30290&pg=20060320


ゆっくんさん
はじめまして。

私も今回初めて筆者の三好さんの言い回しに?と感じるところがあり、何回も読み直してみたり過去の文章の言い回し方を確認したりしましたが腑に落ちない点が2つあります。それは

1 『どんな人で落ち着くか、老人一人ひとり、みんな違うことに気づくはずだ。資格を持っているかどうか、経験があるかないかは関係ない。関係あるのは相性だけなのだ。』
このフレーズは『〜気づくはずだ。』まででよかったのではないかと思います。『資格を持っているかどうか〜』はその事を強調説明するためのセンテンスだと思います。

2 『相性が合わない老人にはどうすればいいだろうか。相性のいい人と代わってもらおう。私はなるべく目を合わさない。』
このフレーズも? です。相性のいい人と変わってもらって利用者さんにとってストレスのたまらないような介護をするという意味だと思うのですが、その後に記載されている『目を合わさないで』何ができるのか。機械的に作業を『こなす』だけになってしまわないのだろうか。と思います。

今回は『相性』がテーマなので説明を必要とする言葉がかなり割愛されていると思います。
ただ、一つ一つのセンテンスを普段以上に読み直してみてください。筆者の三好さんが相当考えられて選ばれた言葉(説明がされていないのでどちらとも判断できてしまう言葉)がたくさん使われていると思います。

ゆっくんさんの考えておられる事をわかった上で筆者はこの事を述べられているのではないでしょうか。
私も思考中ですのでまたご意見をください。

でもこの文章は難しい…。
相性というのは、人間関係です。
人間関係を作るスキルが高い人は相性が合う人(もしくは合わせられる人)が多いでしょう。

机上の理論や知識をいくら持っていても、人間としての魅力を持っていなければ多くの人に受け入れてもらえない、と言うことだと思います。

まず、人間としての魅力があってこその技術や知識であり、そういう意味では資格の持つ意味は大きくありません。


「私はなるべく目を合わさない」という言葉は、全てのことをやり終えたあとに、どうしても受け入れてもらえなかった時にでる言葉でしょう。しかし、「目を合わさない」のと「見ない」のは違うと思います。
最後の「これが、大きな施設のいいところだ」という言葉を言いたいための「なるべく目を合わさない(お年寄りに選んでもらえる)。」だと思います。


ゆっくんさん
素直なご意見、私もとても勉強になりました。
偉い先生が言うと、ついついよく考えないで「ああ、そうなんだ。」とうなずいてしまったりする自分がいます。
しかし、ゆっくんさんの意見を読んだ後で、この文を読んでみると、確かにいろいろおかしいと思う点が出てきました。

「資格を持っているかどうか、経験があるかないかは関係ない。関係あるのは相性だけなのだ。」
という言葉も断定すべきではないように思いました。

新聞で公表する以上多くの人が読むものなので、深い意味があるのなら、もっとわかりやすく書くべきだと思いますね。

相性が大切だということには賛成ですが、相性が、資格や経験より大切だという書き方は良くないと思います。
在宅や小規模多機能型でも、「お年寄りが選べる」ことが大切であると思います。現時点では、「職員を選ぶ」という点においては大きな施設のほうが勝っている場合があるということでしょう。

ただ、だから大きな施設が良いと言いたいのではありません。一番良いのは「在宅でお年寄りが選べる」状況です。小規模多機能型でもグループホームでも、お年寄りが選んで入所できればその方が良いでしょう。

ゆっくんさんの
「大きな施設だからと言って、魅力ある人間が多くいるとも限りません。」
というのは、その通りだと思います。
ただ、「職員を選ぶ」という点においては、数が多い方が色々な職員がいるため可能性は高いと思います。



「資格を持っているかどうか、経験があるかないかは関係ない。関係あるのは相性だけなのだ。」
この文は、職員のことを考えずに、お年寄りに選んでもらうということだけを考えた場合、その通りだと思います。
「資格を持っているから」と職員のことを選ばれることはないと思います。
僕なら、一緒に暮らす人は、一緒にいて落ち着いたり、楽しかったりする人が良いです。

でも、知識や経験や資格が必要ないと言いたいわけではないです。職員から見たら、より良いケアを提供するために必要なものでしょう。
知識や経験が増えることにより、相性の合う人が増えていくと思います。


長々と書いてしまいました。
ンチャさんの
「新聞で公表する以上多くの人が読むものなので、深い意味があるのなら、もっとわかりやすく書くべきだと思いますね。」
というのは、そうかもしれないと思いました。
僕は、僕の解釈で読み、今回の記事を好意的に受け取っています。しかし、それも、三好氏の本心とはかけ離れているかもしれません。
私もよく三好先生の本は読んでいますが
確かに
時々?????と思う文章表現がある場合も。。。


全体的には
昔ながらの介護をもっと良い介護にしていこうという
お考えなので、参考になる部分は参考にしています。

私も確かに相性はあるけれど
プロである限り
どんな利用者にも対応できる方法を
身につける努力は続けるべきだと思います。

相手に合わせて
対応方法を変えられる力は、プロとして
重要だと思います。

でも、それを強要してしまうと
働くスタッフは、つらくなってしまうので
自分がなぜ、その利用者を苦手だと感じてしまうのかを
自己分析できるようなプロになりたいな、と思っています。
理由がわかれば、対策もわかるのではないかと思うからです。

スタッフの良い部分をよりよく伸ばし
弱い部分は、あんまりそれを深追いはしないで
少しずつ、カバーできれればよいかなと
この頃思うようになりました。
介護のプロとか意味わかりません

ブリコラージュ定期購読していたし、外国人介護士参入に対する考え方は好きだけど


相性はあるけど 万事それを言い訳にするようになってはいけないと思う
僕はこの三好さんの文章に深く共感し賛成します。

身体的なケアに重点を置くのであれば、
相性云々はそこまで重要視されないのかもしれません。

心のケアとなるとどうでしょうか?
あくまで自分の場合ですが、
どうしても人間的に合わない人っているんです。
その人がどんなに優しかろうが、
どんなに親切にしてくれようが、
どんなに楽しませようとしてくれようが、
嫌いな人からはなるべく関わって欲しくありません。

自分をお年寄りに置き換えた場合も、
なるべく相性の良い介助者から援助されたいです。

自分はこの利用者様との相性はどうか?
相性が良くないとしたら、
努力でなんとかなるレベルなのだろうか?
自分が話しかける事すら、
不快に感じているのではないのだろうか?

観察し見極め行動する事が大切だと思います。
ゆっくんさんのコメントに感銘しています。私達は施設を利用している者ですが、相性が逢わないから、(眼をそらして他の方に委ねる)なんて少し介護者として甘えがあると感じます。介護要員として、ブロとして如何に接し介護するべきか切磋琢磨して頂くべきだと思います。

私も主人の介護を如何にすべきかいろいろ偉い人の書いた本を参考にしていますが、時々解釈に戸惑い言い回しの専門知識に疑問を感じています。「本当の介護は実際に24時間している現場にあり」です。
実際の現場に委ねた中からのコメントを判りやすく文章表現して頂けると有りがたいですね。
文章能力がないために、色々とうまく説明できていないのかもしれません。
もしくは、僕の考え方が良くないのかもしれません。


決して、相性があわないからまかせる(ゆだねる)とか、努力をやめるということが言いたいわけではないのです。


実際に経験した話です。

ある介助者とある利用者の関係がうまくいかず、介助者は悩み、努力を続けましたが、結局一年経ってもその関係がうまくいくことはありませんでした。
ただ、その介助者の情報から、他の介助者はその利用者とうまく関係が築けました。
施設として、結局介助者と利用者の距離を一旦置くこととしました。
ただ、その介助者は、その利用者について一番知識があったので、何かあるとアドバイスを求められ、そのアドバイスにより落ち着かれたり、笑顔になられたりします。
そして、その介助者は、常にその利用者のことが頭にあり、接したりはしないのですが見守っている状態です。
見方によっては、周りの介助者にアドバイスすることにより、間接的に接しているといえるのではないでしょうか。


うまく伝わっているかどうか分かりませんが、どうしても努力ではうまくいかないときもあります。
その時に、違う方法で、利用者の幸せを考えるということもあると思うのです。

一年間努力しても、直接に接すると利用者に悪感情を抱かしてしまう場合、そのまま努力し続けても利用者にとってはたしてどうなのか、そう考えた場合に「目を合さないようにする」という選択肢もあるのではないでしょうか。
ただ、それは、決して「見ない」ことではなく、違う方法を探し、利用者にとって何が良いのかと言うことを考えることであるはずです。



再び、長々とすみませんでした。

>siropenguin さん
 「見ない」を多角度的に捉えることのできた、その介助者に敬意を払いたいです。それを受け止め活かす事のできた周りのスタッフも尊敬できます。

貴重な体験談を聞かせていただき、ありがとうございました。
siropenguin さん
よいお話をありがとうございます。
知りたいのですが、その技能や経験ではなかなか習得できない「相性」というものは、いったい何なのでしょうね。
もし、その正体がわかれば、今後の介護活動に大きな益になるように思います。

実は、教育現場でも、生徒と教師の相性というものはあり、生徒には全く選択権がないので、「相性」については、学校に関してはほとんど研究されていません。

介護現場では、少なくとも学校よりは選択できる余地があるので、この「相性」について知る必要はあるように思います。

相性があるから、仲の良い友達がいる反面、仲の悪い人もいるのだと思います。

人間の感性の問題だと思いますが、2007年ミス・ユニバース世界大会で優勝した森理世についても、とても魅力的だという人もいる反面、女性としては、ほとんど魅力を感じないという人もいます。

また、異性が好きだという人が圧倒的に多い反面、同性しか好きになれないという人たちもいます。

これは、「こうすべきだ」とか「こうあるべきだ」といったことでは片付けられない問題だと思います。

「相性」・「人間の感性」については、今後勉強していく価値はありそうですね。
すべてにあてはまることではありませんが、
過去、自分が嫌いだった人に
顔や体格、声、雰囲気などが似ている人に対しては
その人が、どんなに良い人であっても
第一印象で嫌な人と決め付けてしまうことがあるように思えます。
レッテルをはってしまうということですね。

スタッフと利用者の関係でもそうですし
利用者同士でも同じことがよくおこります。

もうひとつは
自分が好きだった人と正反対の行動をとる人に対して
嫌悪感を感じることもあるようです。
病気を持っていても前向きに努力をしていた
親戚などがいたスタッフは、
病気でできないことを、本当はできるのに甘えて
できないふりをして、介助してほしい態度をとる
利用者と対応するときにイライラしてしまうことが
あると話してくれました。

このような場合もあると思います。

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